2008年06月08日

夢の中へ(M)

遠ざかる探しもの

この間の休日、「海ふれ」にリベンジに行くことになった。
前回、到着時間が遅くすぎて入れなかったため、この日は張り切って午前中に出かける。

張り切って狩られる

天気が良いのでたくさんの人が来ていたが、とにかく日向が暑い。ハルさんもドッグランで2、3度走った後は、あまりの暑さに早々にヘバる。

「暑いのでオヤツをください」(←ナゼ)

私たちもジリジリと焦がされる一方だったので、ハアハアとあえぐハルさんと共に日陰を求めて彷徨う。

日陰はいねがー

しかし、かねがね噂には聞いていたけれど、「海ふれ」には直射日光をさえぎるものが全くと言っていいほどない。
まるでアフリカのサバンナだ。
容赦なく照りつける日光を全身に浴びながらぽてぽて歩いていると、「むしろ太陽とふれあいなさい」と上から命じられているような気持ちになってくる。

だが幸運なことに、しばらく歩いたところで、荒涼としたサバンナにすっくと立つ一本の木を見つける。

そこには小鉄くんという2歳半、体重18キロ(!)の巨大コギさんがいたが、この小鉄くんがとにかくなつっこくて、可愛くて仕方がなかった。
小鉄くんの体はぷるんぷるんの丸太のようで、抱きしめるととても幸せな気持ちになる。私はとにかく大きい犬が好きなのだ。
反対に大きい犬が苦手なハルさんだが、小鉄くんは大丈夫だったようだ。近頃分かったことだが、多少大きくても天真爛漫な年下のオトコはわりと得意らしい。

小鉄君の写真を撮り忘れたそうです

思えば先日お会いしたモモちゃんもそうであった。
そんなわけでこの日もハルさんは

「若造ね」

といったやや上から目線で(←オイ)小鉄くんの横でのんびり寛いでいた。

木陰にシートを敷き、潮風に吹かれつつハルさんと夫と川の字になって昼寝をしたあと「海ふれ」をあとにする。
この日「海ふれ」では犬の運動会が行われており、小鉄くん以外にもたくさんのコギさんと遭遇する。
梅吾郎くん、ぱっぴぃちゃん、ドロンくん、他にもいたけれどお名前は聞けなかった。

梅吾郎くんと記念写真

その後、堀江のDogPeaceBeでハルさんのキャミソールを買い(←「ギャル!?」と二人して失笑)、

意外とフィットしたのと安かった(←ココ重要)ので購入決定

堀江のMOTHERSへリベンジに行こうとしたが見つからず(←もう3度目の失敗)、

代わりに見つけたカフェで遅いランチを取り(←コレがなかなかいいカフェだった)、

犬連れ客は誰もいない、普通のカフェでした

FIQとマリメッコをまわってファブリックを買い、

ウニッコ!ウニッコ!

厚生年金会館前でしょこたんのコンサートに集まる方々を見学する。

老若男女色彩様々

しょこたんのカバーする範囲が広いのか、いろいろなコスプレを一度に見れて得した気分であった。彼らは円陣を組み、気合も十分である。

ちなみに、もの珍がっているのは私たちだけではなかった。
道行く人たちも足を止め、携帯カメラを構えている。

そんな人たちを撮影する夫

その後、尼崎で夫オススメのラーメンを食べようとしたら駐車場が満杯で、かわりに夫オススメ(←またか)のかすうどんを食べようとしたが、またしても店が見つからない。

この日は夫の地図レーダーがとにかく不発で、MOTHERSもFIQもマリメッコもかすうどんの店も見つけられなかったのだ。
ちなみにFIQとマリメッコは私が電話で店に問い合わせて発見した(←分野によっては熱心)。

それでも夫はまだグズグズとかすうどんの店を探し回ろうとする。
食にたいしては、ほんとうに頑張り屋さんなのである。

しかし、いいかげん空腹が辛くなってきたので、助手席で「夢の中へ」を歌い上げる。

探し物はなんですか
見つけにくいものですか
かばんのなかも、机のなかも
探したけれど見つからないのに
まだまだ探す気ですか
それよりぼくと踊りませんか
夢の中へ
夢の中へ
行ってみたいとおもいませんか
ウフッフ〜
ウフッフ〜
ウフッフ〜
さ〜あ〜


歌い終えると、夫は通りかかったセルフのうどん屋に入ってくれた。
近頃、引き返すことと諦めることを覚えてくれて、とても助かる。
うどん屋で夫は醤油うどんとカレーうどん、それからいつもは飲まない発泡酒を2缶も飲んだ。
食べたかったというよりヤケが入っていたらしく、帰りの車中では助手席で疲労と敗北感と胸ヤケにあえいでいた。

見果てぬ夢

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2008年06月05日

獲物(Y)

飼い主ハンティング

やれ鼻が効かない、やれドン臭い、やれ腹黒い・・・・・・。
ハアやれやれだ。
と、犬としての能力(?)に随分な言いがかりをつけられているハルさんであるが、飼い主よりは足が速い(当たり前だ)。

もちろん、人間より足が遅い犬なんて、それはそれで困ったことではある。
けれど、スピードでハルさんに置いていかれた瞬間、心の隅に小さなモヤッとボールが誕生してしまうのもまた事実である。(←なんという心の狭さ!)

幼少の頃から徒競走というものが苦手で、運動会などでは懸命に走っているのに

「Mちゃん!もっとやる気出してほしいわー」
「みんな一生懸命やってるのに」

と、なまじ球技が得意で運動神経がよいと見られがちだったため、いわれのないダメ出しをくらってきたMなどは、ハナからハルさんとのスピード勝負を諦めているフシがある。
けれど、ここで私(Y)まで勝負を捨てては、飼い主のプライドはズタボロだ。

置いていかれるMさん

そんな折、生垣などの障害物の周りをぐるぐると走ると、スピードの差が出にくいことに気がついた。
ハルさんに狩られ追われても、すぐに追いつかれることがなくなったのである。
もちろん、最後にはスタミナの差が出て追いつかれるのだが、普通に走るよりは白熱した勝負ができるようになった。
こうしてベンチやトンネルなどの障害物を見かける度にハルさんとの追いかけっこが始まるようになった。

ドッグランのトンネルを挟んで対峙する

追いかけっこが大好きなハルさんも楽しそうだ。

狩りね!

けれど、もちろん、これはこれでいいことばかりではない。
そのうちにハルさんもこの障害物パターンを学習するようになった。
単純に飼い主の後を追いかけるだけではなくなってきたのだ。
急激に反転して飼い主の行く手を塞いだり、フェイントをかまして 獲物 飼い主を揺さぶったりと、頭脳的なプレイを駆使するようになってきたのである。

なめるんじゃないですよ

体験していただくとお分かりになるかと思うが、実はこのように真綿でじわじわと首をしめられるような追われ方というのは、精神的にかなり消耗するものである。
まるで自分がサバンナのインパラになったような気分にさせられる。
草食動物の過酷さが身にしみる。
けれど、ここで簡単に追いつかれては飼い主のプライドはどうなる・・・・・・。

逃げるプライド

そんな悲壮な決意を持ち、全力で逃げきろうとするのだが。
やがて肉体的にも精神的も追い詰められた体が悲鳴を上げ、飼い主は転倒する。
ある意味、ハルさんの毒牙にかかったともいえるだろう。
時には会社帰りにスーツ姿で転倒したこともあった。
派手に手の甲を擦りむいたこともあった。

しかし、ここまで体を張って飼い犬と遊んであげたのだ。
「Y、大丈夫?」という気持ちを込めて飼い主の顔をペロペロと舐めたり、そっと寄り添ったりするのが正しい愛犬のあり方ではないだろうか。

ところが、ハルさんときたら

「にゃはー!こけた!やった、やった!」

とばかりに、大の字で横たわる飼い主(もはやガス欠で動けない)の周りを満面の笑顔でピョンピョンと跳ね回るのである。

屈託のない笑顔

全力で遊んであげた結果がこの仕打ちか・・・・・・。
飛び跳ねるハルさんの笑顔が涙で霞んでよく見えなくなってきたことは言うまでもない。

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飼い主が全力で逃げれば逃げるほどハルさんは楽しそうです。
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けれど、私たちは何だかやるせない気持ちでいっぱいです。
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2008年06月02日

課題(Y)

新たな課題が出現

近ごろ、ハルさんを叱ることがめっきり少なくなった。
激動(?)のパピー時代を経て、年齢を重ねるごとに落ち着きを醸し出しつつハルさんは、飼い主に叱られるような行動をとらなくなっている。

エエ顔中

自慢のゴルア砲もここ1年以上稼動していない。
それは、ゆっくりとしかし確実に錆付きつつあるように思える。
けれど、それもまた良し。
私たちは、まるでロッキングチェアで寛ぐ老夫婦のようにゆったりと、ハルさんの行動を見守りさえすればよかった。

はずだった・・・・・・。

そう、そんな穏やかな日常を、ハルさんのとある行動が引き裂いたのである。
今から思えば、それはある日突然現れ出たというわけではなく、ハルさんの中で密やかに育まれていたのだろう。
気が付いたときには、もはや手遅れだったというわけだ。

それは、ドッグランの中での出来事。
ドッグランでは大勢の人と犬が入り混じり、それぞれに思い思いの行動をとっている。
ハルさんのように無駄走りをする犬もいれば、

無駄無駄無駄無駄無駄!

ボール遊びに興じる犬もいる。
ゆっくりと寛ぐ犬もいれば、ちょっとしたアジリティの練習をする犬だっている。

アジリティの練習をしている犬の飼い主さんは、たいていオヤツを持っている。
アジリティのことはよく知らないけれど、オヤツで犬の行動をコントロールし、様々な動きを覚えさせるのが一般的なのだろうか。

ところが、オヤツを愛犬の鼻先に持ち、さあ今から練習をスタートしようかと思ったその時、愛犬の鼻先を押しのけるようにして別の犬が現れる。

ハルさんだ。

アタシのオヤツ!

そう、ハルさんは誰かオヤツを持っている人を見つけると、一目散にその人の下へ馳せ参じ、必死にオヤツをおねだりするのだ。
これからアジリティの練習をしようとしている飼い主さんにとっては邪魔で仕方がないだろう。

「ハルー!おいでーっ!!」

と叫ぶと、ハルさんは渋々戻ってくる。
無尽蔵の食欲を押さえ込むだけの理性は何とか残っているらしい。

けれども、しばらく経つと同じ光景がまたもや繰り広げられる。
一度、オヤツを目にしたハルさんは、それを諦めきることができないようなのだ。
中には気前よくハルさんにオヤツをプレゼントしてくれる飼い主さんもいる。
そのお気持ちはありがたいが、もはやこうなれば、ジ・エンドだ。

「ハルーッ!オイデーッ!・・・ラーッ!ウラァーッ!」

と遊牧民族のように数キロ先の羊を呼び戻さんとの勢いで声を張り上げても、ハルさんは帰ってこない。(涙)
飼い主の叫び声だけが空しくドッグラン内にこだまするだけだ。

ハルさんも、食欲に支配されるコギ族だけあって、昔からこのような傾向はあった。
とはいえ、ここまで目に余るものではなかったような気がする。

1年以上前のハル写真

最近のハルさんは、ドッグランでオヤツを持つ人を見つけた途端、只のオヤツ・ハンターと化してしまう。
一度ハンター化したハルさんは、その人がドッグランに居る限り、追い続けるのだ。
その執着心は、トナカイを追う狼のそれに似ている。
なるほど、ハルさんの祖先を辿れば狼に行き着くな・・・と感心している場合ではない。

ドッグラン内に睨みをきかすオヤツ・ハンター

私たち飼い主は、ハルさんの迷惑極まりない行動を止めなければならないのだ。
その行動を逐一監視し、呼んでも戻らない時は捕獲して連行する必要がある。
ハルさんはフセコマンドからは逃れられないため、捕獲自体は大した労力ではないのだけれど、自分の犬の行動を注視するという行為はひどく疲れる。

けれど、これは叱って済むような話ではないのだろう。
「飼い主以外の人からはオヤツを貰えない」という認識をハルさんが持てば改善されるような気がするのだけれど、どうだろうか。

動物園のゴリラのように、

「エサを与えないでください」

というプレートをハルさんに付けさせるべきかどうか、現在、我が家ではヌルい議論が戦わされている。

ワタシは熱く訴えます

・・・・・・これは先が長いかもしれない。

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ハルさん、齢3歳にして新たな試練の時を迎えることとなりました。
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2008年05月29日

恒例行事(M)

水彩画加工してみました

コギ飼いは集まると、まるで天気の話をするかのように抜け毛の話をする。

「あら〜、かわいいコギさんね」
「ありがとうございます」
「実はウチも飼ってるのよ」
「あ、そうなんですかー」
「……抜けるでしょ」
「……ええ」
「すごいわよね」
「それはもう」
「ねえ」
「ねえ」

とまあこんな感じである。
とにかくいつでもどこでもそれなりに抜けるのだが、とくにこの季節、モッサリした冬毛をすべて脱ぎ捨てる作業に入ったコギさんの代謝はもうタダゴトではない。
ちなみに我が家も昨年、この時期にハルさんを洗うという暴挙に出て、ものの見事に心を折られた苦い思い出がある。

そんなわけで今年もだんだん暖かくなってきて
「そろそろ来るか」
「来るのか」
「どうなのか」
「むむぅ」
と構えていたわけだが、今年はどうも抜け毛の勢いがイマイチであった。

妙なイキモノ

多少は量が増えている気はするが、それでも昨年の、腐海から飛んでくる胞子のような勢いと恐怖感はない(←どんだけ)。

「ハルさんも年をとったのだなあ」

そんなことを思いながら、私と夫はシミジミしていた。

まだ老け込む年ではなかろうに

そんなある日、ふと抱き上げたハルさんからイケてないペットショップと同じニオイがした。
天気もとても良かった。シャンプー日和である。
それでついうっかりハルさんをシャンプーしてしまう。
昨年喉元をえぐるように通過していった熱さも忘れて、2度目の暴挙に出たのであった。

それでもシャンプー中は、それほどひどいことは起こらなかった。
強いて言えば、ハルさんが壁に体をくっつけたり風呂椅子の下にもぐりこんだり、無言の抵抗を繰り広げたことと、狙いすましたかのようにブルブルして、私に目くらましをかけたことくらいであった。

海辺でブルブル

身を隠す巧妙さと、ブルブルのタイミングの絶妙さに

「ハルさんも年をとったのだなあ」

とまたもやしみじみしたものの、シャンプーは続行され、ドライヤーも無事に終える。

しかし悲劇はここから始まった。
すべてをつつがなく終えたハルさんにオヤツをあげ、それはもう褒め称えようと体をワシワシした途端。
ハルさんの体からブワッと白いものが放出された。
いうまでもなくそれはアンダーコート(冬仕様)であった。
抜けなくなったわけではなかった。
ソレはただゆるやかに体内に留まっていただけだったのだ。

いままでにこやかに話していた人が、ある日突然怒り出す。
実はずっと、黙って怒っていたのだ。その怒りはもはや止まる術を知らない。誰にも止められない。自分でも止められない。

走り出したら止まらない?

まあそんな感じでハルさんからは、もうもうと白い毛が舞い上がっていた。
自分がそんな恐ろしい行為をしているとは露知らず、ハルさんは嬉しそうに体を摺り寄せてくる。

やーめーれー……

この心の叫びをなんとか口に出さずに済んだのは、3年かけて培ったハルさんへの愛情がなせるワザであった。
その後、まるで絨毯のような有様のフローリングに体をこすりつけ、(自らの)毛まみれになるハルさん。

イメージ図

もはや何のためにシャンプーをしたのかわからなくなっていたが、それでも
「おぉ〜よしよし。よくがんばったねハルちゃん、おりこぉ〜う」
といい続ける。もう意地なのだった(←愛情はどこへ)。

しかしこのあまりの大惨事にとうとう(私の)ゲージが振り切れ、気がつくと私は

「クフ、」
「クフフフ、」
「クフフフフフフフフ……」

というナゾの忍び笑いをもらしていた。はたから見たら随分と気味の悪い風景であったと思う。
結局、思う存分ワシワシして抱きあい、その後泣きながら周囲に舞い散らかる毛をかき集め、自分にコロコロをかけたのであった。

お疲れ様です

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飼い主が油断するのを待っていたかのような、突然の抜け毛祭り。
ハルさんはもしかするとかなりの策士かもしれません。
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2008年05月26日

カカ移籍!(Y)

何の話?

各国のリーグ戦も終了し、欧州のサッカーシーンがユーロ2008に向けて僅かなブレイクタイムに入ったこの時期、ビッグニュースが飛び込んできた。
イタリアの名門ACミランに所属するブラジルのスーパースター、カカ選手の移籍が決定したというのである。

・・・・・・。

なーんて。
このブログタイトルにひっかかってここまで読んでしまった方、誠に残念でした。
お悔やみとお詫びを申し上げます。

ユニフォームの話です

移籍したのは、カカのユニフォーム(だけ)でした。
しかも犬用。

ウチの短足犬のためにネット購入したはいいものの、あまりのパツンパツンぶりにハルさんは戦意を喪失し、以後カカユニは出場機会を失っていたのです。(←過去記事参照

動けませんよ

大いなる期待とあふれる希望を背負ってハル家にやってきたカカを待ち受けていたのは出口の見えないトンネルでした。
活躍の場を奪われたカカの失望感は如何ほどだったでしょうか。

カカは荒れました。
毎晩毎晩、酒に溺れる毎日です。
夜になればベロンベロン。
朝がくればパツンパツンの日々でした。

夜、ベロンベロン。
朝、パツンパツン。

行きずりのオンナと寝たこともありました。

けれど、捨てる神あれば拾うものあり。
もはや再起不能と思われたカカに救いの手が差し伸べられたのです。

そのオファーは、とあるコーギーの飼い主さんからのものでした。
どん底の淵にあったカカを救ったコーギー、その名は

あら、ぴったり

カカ。

現在、カカはカカと一心同体となり(←ややこしい)、充実した毎日を過ごしているということです。

そんなカカさんのブログはコチラ→「コネホ隊長

さらには、カカ移籍のお礼にとこんなもの↓までいただきました。

なんですか?

コネホ一家の皆様、救いの手を差し伸べてくれただけではなく、オサレリードまでいただいて、本当にありがとうございました。

サイズを間違って服を買ってしまったにも関わらず、この移籍劇の結果、私たちがもっとも利益を得てしまうとは、なんたること。

この教訓を胸に、今後、移籍ビジネスに精を出す・・・・・・・なんて邪なことはこれっぽっちも思っておりません。

不信感でいっぱい

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ハルさんにとっては悪夢でしかなかった小さなユニフォームですが、地球にも優しい結末となりました。
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2008年05月22日

こだわり(M)

飽くなき食欲

ハルさんは、どんなときも出された食べ物は残さない。
好き嫌いはもちろんない。噛みもしない(←え)。
ハルさんにとって、世界は

1.美味しく食べられるもの(←肉・果物等)

2.普通に食べられるもの(←キャベツの芯・水菜の茎等)

3.無念にも食べられないもの(←ケージ・クッション等)

の3つから構成されている。シンプルさを褒めるべきか、荒々しさを悲しむべきか迷うところだ。
ハルさんを見ていると、忠犬ハチ公が実はお迎え時のオヤツ欲しさに毎日待っていたという黒いウワサも信じたくなる。

忠犬ハル公

しかしそんなハルさん、実は水にはわりとうるさい。
勧めても飲まないときがある。
給水器を替えたときも、ノドをカラカラにしてやったにも関わらず、最後まで水を飲もうとしなかった。
水に関しては案外デリケートなのである。

ところでハルさんが好きな水、それは大きく分けると3つある。

1.売られている水

GREEN DOG前にて

犬だけでなく人も美味しく飲める、いわゆるミネラルウォーターである。
なかでも神戸GREEN DOGに設置されている「マロッ」という水はとくに
お気に入りのようで、不安に駆られた飼い主が止めるまで飲み続ける(←貧乏性?)。

2.他犬の水

横取り中

とにかくヨソ様のお宅へお邪魔すると、たいしてノドも乾いていないくせに他犬のケージに侵入して水を飲む。
まさに「他犬の水は蜜の味」。
この事実は我が家におけるハルさん腹黒説の根拠のひとつとなっている。

3.流水

ウマウマ

流れている水を飲むのが好きである。
たとえばペットボトルから器に注がれる水とか、蛇口から流れ出る水とか、そういうものを好んで飲む。
逆に、器に入った水は、よほどのことがなければ飲まない。どうしてかはわからないが、気が付いたらこういう性質になっていた。

それでも家では完全放置なので、生命維持のためにしぶしぶ器の水を飲んでいる。
しかし気温も上がるこの季節、外ではやはり心配で、つい流水を与えてしまう。すると、限りあるペットボトルの水はすぐに底をつく。
外では常に水を補給できるわけではない。だからコレにはわりと以前から困っていた。

いやいや、それは流れが急すぎるんと違いますか

先日京都へ出かけたときも、暑いくせに頑なに器の水を飲もうとしないハルさんに根負けした私は、しぶしぶ流水を与えていた。
案の定、チョロチョロからは飲むものの、水の溜まった器を勧めても飲まない。
またチョロチョロ流すと熱心に飲む。水は飲みたいらしい。
そこでふとチョロチョロを受け止めていた器の水を ペットボトルに戻してみた。

いやいやでもそんな。
ハルちゃんはいうても(水の)違いの分かるオンナや。

流水だってきっと新鮮さへのこだわりなんやろし。
自分が一度舐めたうえに生温く(主にヨダレで)淀んでしまった水を
もう一度流したところで飲まんよな……


ですよ!

と思いつつも、もう一度チョロチョロと流してみる。
すると。

ハルさんは1度目と変わらない熱心さでソレを飲みだした。
その後、何度ループさせてもハルさんの熱心さは衰えることがなかった。

結局のところ、形式が重要であって本質は何もわかっていないのであった。
まあおかげで、次のお出かけからはもう少しうまく水の管理ができそうな気がしている。

結局、おバカなんですね(涙)

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そういえば、信州を旅したときはとにかく水が美味しかったらしく、流水だろうが止水だろうが構わずガブ飲みしていました。
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2008年05月20日

幸福な一日(Y)

心地よい疲労感

休みの日ともなれば、ハルさん連れでランチを楽しむことが多い私たちである。
特に、春から初夏にかけては、テラス席での食事が心地よい季節ということもあり、行動範囲がぐっと広まる。
その中には、今まで記事にしていないところも数箇所あるので、またおいおい書いていこうと思っていたり、思わなかったり(←オイ)しているところである。
ただ、ハルさんはともかく、私たちは致命的に朝が弱いため、ランチの時間帯にも間に合わないことがしばしばだ。

迷惑被るのはこっちなんですよ

先日、初訪問した箕面のオサレカフェ「PLUSTIC」でもそうだった。

入り口は2階です

お昼前からのそのそと行動を開始した私たちが、近所のショップでハルさん用の車内キャリーを見て回っているうちに時間は過ぎ、15時までのランチに間に合わなかったのである。

けれど。
私が食べたハンバーガーも、

全体のバランスが絶妙。これはなかなかやります

妻(M)が食したエッグサンドも、どちらもかなりの美味しさだった。

パリッとしたトースト、トロッとしたエッグの組み合わせが最高

しかも。
店内には名作イスが並べられており、なんとエッグチェアなどに座ってお茶を楽しめるのだ。
なんとすばらしい。
憧れの椅子に座ってカフェタイムを過ごすことが出来るなんて、まるか食堂のビンテージ器に匹敵しようかという贅沢である。

向かいにはスワンソファが待ち構えているのです

ところが。
犬連れ客はこの贅沢な空間に入ることが出来ない。
犬が一緒だと、立ち入ることの出来るエリアが決められているのだ。
憧れ続けた椅子を目の前にして、いてもたってもいられなく私たちは、交代で試し座りをさせてもらい、ささやかな喜びと心の平穏を得て、ようやく落ち着く。

ご満悦

とはいえ、犬連れエリアも屋内(同一空間)にあり、インテリアも同じ系統(オサレ)なので、オールシーズン楽しめることに間違いはない。

近所にあったら、きっと入り浸ってしまうであろう、そんな素敵な空間なのだ。
さすが箕面。
大阪随一のセレブ街である。

そんな素敵空間には、素敵ドッグが待ち構えていた。

それは、ウェルシュ・コーギーのモモ君。

モモです!

以前に何度かコメントのやりとりをさせていただいた「モモ日記」のモモママさんと偶然に出会ったのだ。
モモママさんはこのカフェの常連さんらしい。(カーッ!羨ましい!!)

モモ君は、2歳の♂とは思えないほど、純真無垢だった。
聞けば、他の犬に対して怒ったことなどないそうで、「なるほどそれはそうだろうな」と思わせるオーラ(?)を全身から漂わせていた。

永遠の仔犬?

さらに普段、からっきしモテないハルさんにも、モモ君は、興味津々であった。
何とかしてお尻の匂いを嗅ぎたいらしく、首輪が締まるのも厭わずにハルさんへにじり寄ってくる・・・・・・。

こういう場合、ハルさんはたいていドン引きである。
ハルさんが好きなタイプは初老のラブラドール(オンリーと言っていいかもしれない)であり、若くてピチピチしたコギ族は好みではないのだ。
けれど、ハルさんはどうやらモモ君を気に入ったようだった。
自らモモ君に近寄り、絡みだす。

静かな闘い(?)が始まる

2匹のコギたちは暫くテーブルの下でもそもそとうごめいていたが、そのうちに動かなくなった。
狭いスペースで動くというのも、案外疲れるらしい。

なぜかこちらを見つめる2匹

飼い主たちはというと、別のお客さんが来て満席に近くなったこともあり、モモママさんのテーブルにお邪魔して、長々と話をしてしまった。
それにしても、モモ君は私たちがカフェで過ごしていたあいだ一度も吠えなかった。
なるほど、道理でハルさんはモモ君のことを気に入ったわけである。
モモ君は、ハルさんが好きなタイプの犬なのだろう。

吠えない犬は好きですね

その後、私たちはモモママさんとモモ君に別れを告げて千里北公園へと向かった。
千里北公園といえば、以前ハルさんが突き刺さったあの場所である。
初めて訪れた妻(M)は、公園とは名ばかり(?)のワイルドな空間に驚いていたが、犬の散歩には最適な場所だということでは意見の一致をみた。

もはやただの森です

ハルさんもこの広大な公園が大好きらしく、以前、ここで大転倒したことなどまるっきり覚えていないに違いないと確信させるほど、見事な走りを見せてくれた。

走るために生まれてきたのです

縦横無尽に走るハルさんと一緒に公園内を散策していると、フワフワと綿毛のようなものが空から降ってきた。
5月の夕暮れの空を、まるで雪のように綿毛が覆いつくす。
地面を見やると、そこにも綿毛たちが雪のように降り積もっていた。

雪景色

ゴールデンを連れたジモッティらしき人に聞いてみると、これはどうやらポプラの種子らしい。
なるほど、そう言われてみれば、この公園には大きなポプラの木が何本もそそり立っていた。
飼い主たちが初めて見る光景に目を奪われている間、ハルさんはというと・・・・・・、走っていた。

たのしいですよ!

何が彼女を駆り立てるのか分からないけれど、ハルさんは本当に無駄走りが大好きである。

散々無駄走りをしたところで、飼い主はハルさんが大好きなおもちゃ、キャシーを投入を投入する。

唯一持って帰ってくるおもちゃ

しばらくは、最後の力を振り絞ってキャシーを持って帰ってきていたハルさんであったが、何往復かののち、ついに力尽きた。

もう無理

気の合うコギ族と出会い、広大な公園を走り回れたハルさんにとって、この日はきっと幸せな一日だったに違いない。

爆睡

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2008年05月16日

新緑の京都紀行−ゴハン賛歌−(Y)

ゴハン犬の独白

やっちまった。

殺ってしまった・・・・・・。

何の考えもなく、つい軽いノリで当ブログの主役を殺してしまった。(前回記事参照)

これはこれで、ブログをやめるいい機会とも思ったけれど、さすがにこの終わり方はあんまりだ。
けれど、取り返しのつかないことをしてしまった飼い主にはどうしようもないので、続きはハルさんの独白にまかせてみようかと思う。

もちろん、これは飼い主の想像で描いた世界だけれど、ハルさんと一つ屋根の下で暮らすようになってはや3年。
その間、ハルさんの生態をつぶさに観察してきた者として、限りなく真実に近い内容となったのではないかと、飼い主は自負している。

それでは、ハルさん、どうぞ。

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満面の笑みをたたえる顔が眼前にせまっていた。

「アンタさえ・・・アンタさえいなければっ!!」

悲壮な言葉とは裏腹に、飼い主♀の表情は晴れやかで、私の首を締め上げる手には力が入っていない。

私はちっとも楽しくないですよ

時は皐月。
飼い主たちが私を連れてきたのは京都だった。

何でも世間は大型連休らしく、近所の友人たちは様々な行楽地へ連れていってもらったと定例集会で自慢気に話していた。
なのに私は留守番ばかり。
一度、ドッグランへ連れて行ってもらったことがあったけれど、飼い主がぐずぐずしていたおかげで閉門時間を過ぎており、中に入れなかった。

失望しました

あの時ばかりは、ドジでノロマな飼い主たちを呪った。
帰りの車中では、飼い主たちに異を唱えるためにハンガーストライキの実行を決意したほどだった。
だって、私があの恐ろしい飼い主に対抗できる手段はそれしかないから。

ああ、でもダメだった。

帰宅して晩ゴハンを目の前にした瞬間、全ての理性は宇宙の彼方に吹き飛んだ。
私がようやく正気を取り戻したのは、空っぽのボウルを舐めていたときだった。

ゴハン、ゴハン、ゴハン♪
イッツ、マイラヴ♪


―――ああ、何だかお腹が空いてきた。


しばらくの間、いつものように私をおもちゃにして遊んだあと(今回はサスペンスごっこだったらしい)、ようやく私は地面に降ろされる。
何とか飼い主の魔手から逃れようともがいていたのだけれど、私の足は飼い主の体にかすりもしなかった。
足は四本もあるのに、何だか悔しい。

その後も、「ここらに置くと面白いかも!」と

ちょっと遠いんですけど

置物のように扱われて写真を撮られたりと、私は弄ばれるばかりだ。

家を出る前には、「今日はハルの日やからな〜」と言っていたはずなのに、この体たらくだ。
本当に人間は信用できない。

信用できないといえば、今朝家を出発するときのアクシデントもそうだ。
あれこそ人災だ。

私には何の説明もなかったけれど、車の室内灯が点いていたためにバッテリーが上がり、エンジンがかからなかったことくらい、犬の私にだって分かる。

20分ほど後にやって来た「JAF」という組織が一体何者なのか分からないけれど、おかげで車のエンジンは起動した。
でも、「JAF」が「ジャパン・オートモービル・フェデレーション」の略であることくらい犬の私にだって分かる。

いずれにせよ、JAFを待っている間、マンション前に放たれた私は、ひたすら走ることにした。
後から思えば、人通りの多い古都の町をゆっくり歩こうとした飼い主たちが、私を疲れさせようと意図的にしかけたのではないだろうか。

これは罠!?

けれど、私は走らずにいられない。
目の前にゴハンがあれば迷わず食べるように、飼い主が遠く離れていくと走らずにおられないのだ。
ああ、でもゴハンのほうが好きかな。

ゴハン、ゴハン、ゴハン♪
イッツ、マイダーリン♪


―――ああ、何だかとってもお腹が空いてきた。


物思いにふけっている間も、私は飼い主たちに連れられて水路の上をしばらく歩き、

ここも木陰で涼しかったです

南禅寺を後にした。

ボボ毛でスピード調節中

そして再び哲学の道へと戻る。
飼い主たちは哲学の道沿いにあるというカフェを目指しているようだった。

ところが。
一向にカフェが現れない。

あのカーブを曲がれば。
次の辻を越えれば。

飼い主たちは祈りを込めるような眼差しで周囲を見渡すが、私も一緒に入れるようなお店は見当たらなかった。
だいたい、飼い主たちが持っているのは、無人島に隠された宝のありかを印したような、そんなアバウトな地図なのだ。
そんな地図で正確な店の場所など分かるわけがない。

そのうち、

「ハル!この辺りにあるはずのイタリアンカフェを見つけてきて!
にんにくとオリーブの匂いがしているはず!・・・・・・って、ハルは鼻が利かんから無理か!!」

と、犬である私に向かって、たいそう失礼なことを言い放ってきたが、まあそれは事実だから反論のしようがない。

そうこうするうちに、ようやく飼い主は、お目当てのカフェ「cafe Terrazza」に辿り着いたようだった。

長い道のりでした

疲労困憊の様子でぐったりと椅子に腰掛ける飼い主たち。
私も朝から走らされたうえ、長時間の散歩でさすがに疲れが出てきたので床にへたり込む。

飼い主たちは何か飲み物を注文したようだったが、こういうとき私は何も貰えないので、床で腹ばいのままだ。

こういうものが乗っていたんですね

コンクリートの床がヒンヤリと心地よい。

しばらく横たわっていると、店員さんが何かをテーブルに持ってきた。
思わず鼻をクンクンしてみたけれど、それが何かは分からない。
そういえば、私、鼻がつまっていたんだっけ。

けれど、私の第六感はソレが尋常ならざるモノだと告げていた。
何だか首筋がサワサワする。

ひょっとして!?

案の定、それはやはり、私用のオヤツだった。

サンクス店員さん!
ビバ第六感!!

大漁やないですか

飼い主たちが「ええっ?こんなにたくさん!?」と言っているところをみると、オヤツの量はハンパないみたいだ。
ところが、私が飼い主からもらったのは、わずかに3、4本のジャーキーだけだった。
それも、ゴロンを命じたり、鼻っ面にオヤツを乗せてきたりと、何やかんやと指図してくる。
誇り高いコギ族として、こんな屈辱は耐えがたい。

でもいい。
オヤツがもらえるなら。
もう、私、何だっていい!

さあ、早くつぎのオヤツを!

けれど、これがゴハンならもっといいのに。

ゴハン、ゴハン、ゴハン♪
ゴハン、イッツマイガー♪


―――ああ、もう耐え難いくらいお腹が空いてきた。


こうして、飼い主たちがカフェで体を休めたあと、私は京都御苑というところに連れて行かれた。

広いですね

京都御苑は恐ろしいほど広く、たくさんの犬たちが散歩している。

私と同じコギ族にも出会った。
親子だというそのコギ族は、私がびっくりするほど穏やかだった。

3コギ揃い踏み

特に、子供のコギは私が近づくと「さ、匂って、匂って」とばかりに体をしならせる。

どうぞどうぞ

なかなかやるじゃないか。
私も「崩れ女豹」で対抗し、タカラワンヌの心意気を見せつけたけれど、果たして京都の同族に伝わっただろうか。

どや!?

今後、御苑で流行ってくれると、私も遠出してきた甲斐があるというものだ。

その後、私はようやくロングリードの装着を許され、御苑の中を走り回った。

やっほーい

飼い主たちは
「おー。ハルがいい顔してる」
と暢気にのたまわっているが、それも当然。

やっぱり草地を走るのは楽しいものです

ようやく、やっとのことで、一日の終わりに私の時間がやってきたのだ。
イッツ、マイタイム。

ああ、けれど。
運動をするとお腹がすいてきた。
ゴハンが、ゴハンが欲しい。

ゴハン、ゴハン、ゴハン♪
ゴハン、イッツマイネーム


―――ああ、お腹が背中にくっつきそうなくらいお腹が空いてきた。


こうして、私の京都小旅行は終了した。
・・・・・・と飼い主は思っているだろう。

けれど私は知っている。
「SWAT」が「スペシャル・ウェポンズ・アンド・タクティクス」の略だと知っているのと同様に、知っているのだ。
御苑を出たあと、飼い主が私を車に置いて、いいもの食っていたことを。

これはハンバーグですね

さらに知っている。
そこがテラス席犬OKの店であることを把握していながら、夜風に吹かれることを嫌って、私を車中に置いていったことを。

さらには、こんなことまで知っている。
実はその店、店内も犬OKだったことに入店してから気がついたことを。

これはパスタですね

でも、私は車の中で留守番だった。
「ハルも今日疲れてるやろうから、ゆっくり休んどきやー」
と飼い主は暢気にのたまわっていたが、私だってゴハンが食べたかった。

ジューシーではないし、ホカホカで暖かくもない。
ただただカリカリしているけれど、私はゴハンが食べたいのだ。

嗚呼。

ゴハン、ゴハン、ゴハン♪
ゴハン、イッツマイライフ♪

ゴハン、ゴハン、ゴハン♪
ゴハン、ギヴミーゴハン♪

プリーズ、ギヴミー!



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マイペースな飼い主に付き合わされて、ハルさんにとっては大変な一日でしたが、たくさん走ることが出来て楽しかったはず(と思いたい)。
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2008年05月13日

新緑の京都紀行−KYOTOに死す−(Y)

緑が綺麗な季節となりました

今更、ゴールデンウィークの話で恐縮だけれど、GW最終日の話だけは書いておかないといけない気がする。
この日のことを書き残しておかないと、ハルさんのゴールデンウィーク2008は、

「飼い主が買い物ばかりしているおかげで、ドッグランに入れなかったり、一日留守番をしていたりと散々な連休でした!」

ということになってしまう。

誰のプレゼントですか

まあ、実際、その通りといえばその通りなのだが、ハルさんが主役の日もあったのだ。

5月6日。
GW最終日。
ハルさんは京都にいた。

ハルさんにとっては忍耐続きのゴールデンウィークであったが、最終日にしてようやくハルさん連れの小旅行が実現したのである。

京都に到着したのはお昼前だったので、まずはハラゴシラエをする。
アジアンテイスト漂うカフェで、私はグリーンカレー、妻(M)はタコライスを平らげ、

たまにはアジアンフードもよいものです

ハルさんは床で長くなる。

いつもの光景

ドッグカフェではないのだけれど、一席だけ犬連れOKの席があるため、ハルさんも一緒に(寝そべっているだけだが)美味しいアジアンフードが食べられるのは嬉しい限りだ。

ハラゴシラエができたところで、いよいよ京都探索を開始する。
まずはハルさんを連れて哲学の道を歩く。

この日は、5月初旬とは思えないくらい、ひどい暑さだったけれど、哲学の道は両脇に連なる木々が木陰を作ってくれていた。

日陰だと涼しいんです

所々に猫が出没したため、猫に対する警戒心を持ち合わせていない(暢気に近づいていこうとする)犬を飼っている私たちの緊張は高まったが、猫のほうがよっぽど犬なれしているらしく、距離を保っている限り威嚇されることはなかった。
おかげで、ハルさんともども快適な散歩を満喫する。

猫の道でもありました

ところが、哲学の道の終点から南禅寺に至るまでは、アスファルトの道路が続く。
あまりの暑さに、飼い主たちの体力は歩を進めるごとに削られていったが、地面からの照り返しに弱いシャコタン・ハルさんの疲弊具合もかなりのものだった。

日陰を求めてさまよう

途中、水路のほとりで休憩しつつ、

涼を求めるシャコタン

炎天下のアスファルト道路を何とか通り過ぎて南禅寺に到着する。

三門は巨大でした

南禅寺といえば、大きな門(三門)と水路閣が有名らしい。
三門はあまりの大きさに全体像を写真に収めることができなかった。

三門は中から上に登れるみたいだけれど、さすがにハルさんは入れないので、水路閣へと向かう。

新緑の水路閣

水路閣といえば、犯行現場としてサスペンスドラマでお馴染みだ。

ハルさんもその例にもれず、飼い主に絞殺された。

何でも飼い主を強請ったとか

つづく(←え?)

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いよいよハルさんが主役を張る日が来たはず・・・・・・だったのですが、残念な結末になってしまいました。
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posted by 飼い主YとM at 00:01| 兵庫 ☁| Comment(15) | TrackBack(0) | お出かけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月10日

ruokala markka(M)

ヴィンテージを味わう

いいかげん、どこへ行っても北欧ショップは北欧ショップ、品揃えも大差ないということを肌で感じるようになってきた今日この頃である。
しかし、それはそれとして、行きたい場所と聞かれるとやはり、

「行ったことのない北欧ショップ」

と答えてしまう。なんだか惰性で付き合っている恋人みたいだ。

ハルさんと私の関係は惰性ではないと信じたい

ということで、岸和田グランドコンフォートの悪夢が覚めやらぬ中、またしてもワタクシ発信で「まるか食堂」へいく。
「まるか食堂」とは北欧ヴィンテージ雑貨のオンラインショップmarkkaがGW期間限定でオープンしているリアルショップ+カフェである。

店長さんが北欧で買いつけてきたという雑貨が店内に所狭しと並べられており、それだけでもとても素敵なのだが、今回ワタクシがここへ行くのを強く主張した理由はコレではない。
この食堂ではなんと、北欧ヴィンテージ食器の中から好きなものを選んでお茶や食事ができるのである。
いままで指をくわえて見ているばかりであった北欧ヴィンテージ食器でコーヒーを飲みケーキを食べ……これはもう行かざるをえないのであった。
というわけなので、珍しく私がカフェの予約をし私が店の地図を印刷する。普段はすべて夫の仕事だ。
らしくない動きを見せる妻に戸惑いつつも、夫もわりと張り切って付いてきてくれる。

オヤツをもらえるからいいんですけどね

「まるか食堂」は中崎町にある。
梅田からは少し遠いが、たどり着くまでにもいろいろとお店があるのであまり退屈しない。
ちなみに夫は途中の店でランチとともにワインを飲んでいた。

飲んだくれ

この店もなかなかよかった。
平日ならワインも含めてドリンクが300円で飲み放題らしい。
しかし今日が平日であったら、まるか食堂へたどり着けなかった気がするので、それはそれでまぁよかったと思う。
「まるか食堂」は分かりにくい場所にあったが、わりとすんなり到着する。目の前にはためく「ruokala markka」の文字。

ついに来ましたよ

早々に我を失い、カフェを予約したことも忘れ、いきなり店頭に積み上げられたファブリックを漁り出すワタクシ(←恥ずかしい奴)。
そこへ「中も見て行ってくださいね」と店長さんが優しく声を掛けてくれたため、少し我を取り戻す。
素敵店長さんは俳優の鈴木一真さんにとてもよく似ていた(←どうでもいい情報)。

ようやく店内のソファに座り、メニューを眺める。
そこに出てきたウォーターグラスはアアルト、ナプキンも現地イースター期間限定の紙ナプキンである。
せっかくほんの少し下火になっていたパッションという名の炎がまたメラメラと燃え上がる。

「妻!ちょっと落ち着きなよ。目泳いでるがな」
「だって……あぁっ、アレはイッタラのファクトリーマグ!!
 現地でしか売ってないんよアレ。すごいなぁ〜初めて見たわ〜」
「つ・ま!」
「フー(←聞いてない)、で、何にしよ?」
「オレはホットコーヒーとケーキにするけど」
「じゃあアタシはこの『まるかソーダ』ってのにしてみるわウフフフフフフ(←意味なく笑う)」
「ちょ、ちょっと妻!」
「なに?」
「『まるかソーダ』は冷たい飲み物やで!」
「ええやん。なんか暑なってきたし(←主にコーフンのため)」
「それじゃあカップとソーサー使われへんで!ええのん!?」
「ハッ!?ホホホンマや!
 それはアカン、アカンよ!ウ、ウチもコーヒーで!」
「……つま……(ため息)」

というわけで(?)二人揃ってコーヒーとケーキを注文する。
食器は、妻がグスタフベリのベルサ、夫がアラビアのファエンツァをそれぞれ選んだ。

ああ何という幸せ

しかし、夫婦どちらかは紅茶にすべきであった。
あとから来た人が紅茶をいくつかの種類から選んでいたからだ。ちょっと悲しい。今後(?)の反省事項である。

まぁそんな雑念だらけの「まるか食堂」であったが、それでも器というものの存在価値だけは感じることができたように思う。

ベルサ

器というのは、見ているのと実際使ってみるのとでは印象がまるで違う。
よい器というのは目と手と心に、ほんとうにしっくりとなじむ。使っているだけでとても落ち着いた心持ちになる。
ヴィンテージとはいえ、器の真価はやはり使ってこそ発揮されるらしい。
結局のところ、カップは飲み物をいれるために生まれ、プレートは食べ物をのせるために生まれてきたのだ。

ファエンツァ

とはいえ器は高くて買えないので、記念に店長さんがフィンランドで買い付けたというテーブルクロスを買って帰る。

早速使っています

とても満足する。今にして思えば私のゴールデンウィーク2008はこの日を持って終了していた(←え)。

ワタシは全然ハジけてませんよ!

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この後、私たちは中崎町から天満エリアを堪能し、充実した一日となりましたが、ハルさんは一日お留守番でした・・・。
次回こそ、ハルさんが充実したワンコライフを送った記事となるよう、こちらに応援クリックをお願いします。
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posted by 飼い主YとM at 00:03| 兵庫 ☁| Comment(14) | TrackBack(0) | Mのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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