2008年07月20日

散歩道の告白(M)

散歩の楽しみ

少し前のことになるが、ハルさんと散歩に出ていたときのことである。
前方を愛しのレオ様が歩いていた。
レオ様はお帰りになるところだったらしく、住宅地の奥へ進んでいってしまった。
久しぶりのレオ様なのに、このままではまた抱き合えないまま別れてしまう(←いつも抱き合っているかは微妙)。

前回の逢瀬も道路を挟んでいて、お互いの姿を認め合いながらも抱きあうことができなかったのだ(←だから微妙)。
そう思った私は、のんびり地面のニオイを嗅いでいたハルさん(←気付けよ)を引っ張り、住宅地の奥へレオ様を追いかけた。

だいぶ前の写真なため格好が暑苦しい

そんなつもりはなかったが、今にして思えばちょっとしたストーカーだったかもしれない(テフ)。
なんとか途中でレオ様一行に追いつき、おかげでハルさんは、思う存分レオ様にたいして平べったくなれたのであった(←やっぱり抱き合ってない)。

「いつも寄ってきてくれてー。なつっこい、いいコですねー」

レオ様の飼い主さんがいう。

自分を大きく見せようとすることもあり

「いいえ。なつっこいわけではないのです」

追いすがるという、自分のアイデンティティにない動きをしたせいか、私はこのとき少し冷静さを失っていた。

「誰にでもこうではないのです。
 このコは、このコのことが、それはもう、ほんとうに好きなのです……!!」

ビシッ、ビシッとハルさんとレオ様を差し、真剣な顔で言い募る私。
しかし悲しいかな、当のふたりはとっくにワフワフを終え、各々の作業(←におい嗅ぎ等)に戻っていた。

ふたりの蜜月は、いつも、とても短いのであった(涙)。

「へえー、そうなんですか?
 良かったなレオ〜。はじめてモテたんじゃないかお前?」

そういって飼い主さんはレオ様の頭を撫でる。
やはり年齢を重ねていらっしゃるだけあって、ワケの分からない女のワケの分からない告白にも動じないのであった。

「それでは失礼します」

まだレオ様の飼い主さんに絡みたそうなハルさんを引っ張り、私はそのままその場を立ち去った。

レオ様がまだそこにいるのに!

なんとなくアドレナリンが切れてきて、自分のしたことが恥ずかしくなってきたのだ。

帰って夫にそのことを話すと、

「妻、告ってきたんやー、すごいやんかーアハハハハハ、ハハハハハ」

と、この偉業(?)を褒めてくれた。いささか笑い過ぎの気がしないでもなかったが。
まったく、なぜ私がハルさんのために、こんな告白まがいのことをしなければならないのか。
でもまあこれで次に出会えたときには、ふたりの距離がもう少し縮まっているはずだ(←そうか?)。

告白しちゃった。(飼い主が)

※追記※
以前夫が記事で紹介してくれたオークションですが、無事終了いたしました。
ほんとうにたくさんの方に見に来ていただいて、とても嬉しかったです。ありがとうございました!

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まさかこの年になって告白まがいのことをするとは思いませんでしたが、それもこれもハルさんのため(?)。
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2008年07月14日

3年目の真実(Y)

モーニングヨーグルト

朝。

個人的には一日のうちで最も気だるく、テンションの低い時間帯である。
起床してから家を出るまでの間、全く何かをしようとする気持が湧いてこない。
心身ともに眠りから覚めるのに時間がかかりすぎるのだ。
こうして毎朝、飼い主が冬眠から覚めた熊のように覚醒しつつある中、ハルさんはというともちろん放置プレイである。

放置されるT字

自分の朝ゴハンすらままならない飼い主に、ハルさんの朝ゴハンをあげる気力などなく、ましてや朝散歩(!)など何億光年も離れたところの出来事としか思えない。(←飼い主失格)
私にできることといえば、せいぜい「おおよしよし」とハルさんをサラッとひとなでするくらいのものだ。

一方、ハルさんのほうも、モーニングタイムにおける私のダメ男っぷりを完全に理解したのだろう。
私がのそのそと寝室から出てきてもちらりと一瞥をくれるだけである。

チッ。ダメ男か

その目は「ケッ。この役立たずが」とでも言っているように思えなくもない。(残念ながらそのとおりだ)

しばらくリビングでボンヤリしていると、そのうちにテチテチという足音が聞こえる。
ハルさんも眠りから覚醒したのだ。

テチテチテチテチ・・・・・・ドスッ。(←横たわった音)

ハルさんの行き着く先はいつも同じである。
そこは寝室の扉の前。

長期戦覚悟の待ち方

ハルさんが気になるのは、何も与えてくれない私(Y)ではなく、朝ゴハンを与えてくれる妻Mの動向なのだ。
私が着替えたり髭を剃ったり、軽い朝食をとったりしている間、ハルさんは惰眠を貪っている妻Mが起きてくるのをずっと待っている。

その姿はいじらしいようであり、不敵なようでもある。

私が家を出るときには、妻Mも起きてくるのだが、そのときの歓迎っぷりたるや、残念ながら私が起床したときとは天と地ほどの差がある。
それは、ヨン様が空港のゲートから出てきたときのオバ様たちに匹敵するくらいであるが、わが身を振り返るにつれ、それもまた仕方のないことだと思えてならない。

私待ってた!アナタを待ってた!!

さて、ここでヨーグルトの登場である。
手軽で食べやすく、喉ごしのよいヨーグルトは、朝の強い味方だ。
噛み砕くという大仕事をしなくてもよいし、それなりに「朝を摂った」という気分にさせてくれる。

私は、たいていの場合、何らかの味付けがされてカップに小分けされたものを食べている。
そんな時もハルさんは、開かない扉の前で動かない。
今まで味のついたヨーグルトなど与えてもらったことがないし、そもそも、天の岩戸の前で朝ゴハンの神様の降臨を今か今かと待ち構えているハルさんが、何の役にも立たない私の動向などを気にしているとは思えない。

アウト・オブ・眼中

ところがある日のこと。

今日は気分を変えてプレーンヨーグルトにブルーベリージャムを添えたものを食べようと、ヨーグルトを器に入れたとき、

ブルーベリーヨーグルトの完成

ズドドドドドッと足音を響かせながら私の眼前に飛び込んできたのは、ほかならぬハルさんであった。
私の足元でビシッとお座りを決め、最高の笑顔で私を見つめてくる。

アナタの忠実な僕がただいま参上しました!

そういえば、プレーンヨーグルトは今まで何度か与えたことがあった。
なんとハルさん、遠く離れた天の岩戸の前でプレーンヨーグルトが冷蔵庫から降臨したことを察知して、私(というかヨーグルト様)の元まで馳せ参じてきたのである。
岩戸前から冷蔵庫は見えないはずなので、視覚に頼ったわけではなく、そうするとプレーンヨーグルトの匂いを嗅ぎ分けたとしか思えない。

嗅覚!?

今まで散々犬としての能力をこき下ろされてきたハルさんが、このように類まれなる嗅覚を持っていたとは!
共同生活3年目にして明らかとなった事実に驚愕と感動を覚えつつ、キラキラと光るハルさんの目に見つめられながら、私はヨーグルトを完食した。(え?)

「欲しがる犬には与えない」

どうやらハルさん、共同生活3年目にして、我が家における鉄則をまだ覚えていないようである。

そんなに甘い家ではありませんよ

残念。


※追記※

以前、記事にしたように、飼い主Mは手作りリード&カラーを製作していますが、出来上がった一本を、気まぐれにオークションに出品してみました。
気になる方は↓をチラッと覗いていただければ幸いです。

http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b87300904

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実は犬らしく優れた嗅覚を有していることが明らかになったハルさん。その能力は食物にしか向けられていない気がしてなりませんが、飼い主を驚かせたハルさんにミラクルクリックをお願いします。
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2008年07月09日

プロの技(M)

守られたボボ尻

先日、シャンプーのためハルさんがTDSPに連れられていった。
ハルさん、齢3歳にして初めてのお店シャンプー(外シャン)体験である。
今年の抜け毛祭りは、もはや過去に類を見ない大祭の様相を呈しており、私たちに選択肢はなかった。

ハデにやりましょう!

というわけで、TDSPに予約の電話を入れる(夫が)。

「シャンプーお願いしたいんですけど」
「わかりました。では明日お迎えにあがります」
「よろしくお願いします」
「あの」
「はい」
「コーギーちゃんなら、お尻のカットもできますよ?」
「はあ……」
「いわゆる『桃尻カット』ってやつです〜」
「いや、いいです」

有無をいわせず断りの返事をして受話器を置く夫。

「断るの早いよ」

というと

「桃尻なんておこがましい!おこがましい!」

西の方を向いて言い募る。まあそれはわからないでもないので、それ以上追及はしないことにした。

さて当日、午前10時頃にお迎えの車が来た。
近頃ではTDSPのスタッフさんのことをかなり好きになっているので、最初のころのような、

「ハルゥ〜、お散歩行こうか!」
(テフテフ、テフテフ)
「あれ?あの車何かな?行ってみよっか!」
(テフテフ、テフテフ)
「よいしょ(←抱き上げる)」
(……テフ?)
「じゃあよろしくお願いしますー」
(テフーーーーーーー!!)

といった悲壮なドナドナ感はあまりない。
ケージに入れられた瞬間、

「あぁ、また騙されてしまったことだよ」

という諦めを含んだ茫漠とした表情をするくらいである。

やや反省顔

その顔は、目先のおねいさんを歓迎するあまり、ウッカリそのままケージに入れられてしまった自分の浅はかさを悔いているようにも見えた。

そんなハルさん、可愛らしいバンダナを巻いて午後7時に帰ってきた。

あらカワイイ

わりと機嫌よく帰ってきたように見えたが、帰って早々に大量のオションとフンチョスを放出し、水も大量に飲んでいたので、やはりそれなりに緊張していたのかもしれない。

帰ってきたハルさんは、

「ごっそり抜けましたよ」

というスタッフさんの言葉通り、明らかに一回り小さくなっていた。
そのうえ爪切りも恐ろしくギリまで深爪してあって、いつものテチテチも聞こえない。
肉球裏の毛もすっぱりと刈り揃えられている。私のガタガタカットとは天と地ほどの差がある(←そもそも比べることが無礼)。

ボボ尻は健在(でもやや疲労気味)

夫が桃尻カットを拒否したため、ボボ尻はボボ尻のままだったが、プロの仕事というのはほんとうに素晴らしいものだと、このとき初めて実感したのであった。

こんなことなら3年も意地を張らず、とっとと外シャンを取り入れておけばよかった。
でもまあ1回5000円なので、いくらデキがよくてもそう毎回頼むことはできないのだけれど。

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3歳にもなって初体験となった外シャンでしたが、無事ゴキゲンで帰ってきたハルさんにお疲れさまのクリックをお願いします。
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2008年07月06日

相性診断(Y)

診断の主役

ハルさんの永遠のライバル(?)、ニコちゃんの飼い主さんから、面白いサイトを教えてもらったと妻Mが言う。
なんでも、生年月日を入力すると、愛犬と飼い主の相性を診断してくれるサイトなのだそうだ。

「ふふふ。見て見て。結構いい感じやと思うねんけど!
 やっぱり私とハルちゃんは赤い糸で結ばれていたんやわー」

と誇らしげに見せてくれたパソコンの画面には次のようなことが書いてあった。

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診断結果


あなたの性格

努力を惜しまない現実的な情熱家
あなたは、理想としているものがあればわき目もふらずに前進してゆく情熱家で、夢を追うだけではなく利害関係の計算もしっかりできる人です。感情的な好き嫌いや、情緒の満足のために損得を無視することはありません。
大変な努力家ですが、口やかましく、自分の力をやや過信しすぎる傾向があり「我の強い人」という見方をされることもあります。
愛犬との上下関係もあなたが主となりしつけを厳しく行います。ペットはペットとわりきって接するので、愛犬への依存はあまりありません。

愛犬の性格

鋭い感性、警戒能力に優れる
勇猛で、運動能力・警戒能力も高いです。
飼い主には穏やかな愛情を注ぎます。

愛犬の姓名診断

前向きで社交的、闊達な性格
非常にポジティブな性格なので、しつけも楽しみながら取り組めます。
賢いので、自分本位にならないよう幼少期からしっかりとしつけましょう。

あなたと愛犬の相性

85%
愛情を注げばその分返ってきます
あなたと愛犬の相性はとても良いです。
あなたは愛犬の素直で繊細な面を理解しているので、愛犬の望む接し方を実現できるはず。
しつけるときと遊ぶときのけじめをしっかりつけることで、より強い信頼関係が生まれるでしょう。

とっても良いようです!

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「あなたの性格」の部分に、いくつかそれは違うんじゃね?という箇所が見受けられた(←口やかましくはない気がする)けれど、85%という数字は決して悪くないと思われる。
いやむしろ、結構高いほうなのだろう。

「ウフフフー。ほれほれ、夫もやってみたら?」

と、鼻息も荒く催促してくる。

早速やってみると・・・・・・、

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診断結果


あなたの性格

夢中になるものにはこだわる
あなたは、表面はおっとりした態度で、決して出しゃばらない謙虚さを持っています。
カラ返事や物忘れが多いのも特徴。だけど明るくて積極的な、憎めないキャラクターなので、天然ボケ扱いで許されているようです。
周囲に対し無関心にさえ思われがちです。これはある種の諦めの良さでありますが、大切なものや人を逃がしてしまう事にもなります。
愛犬に対しては、比較的さっぱりとした愛情表現で付き合います。
ただし、一度愛犬に夢中になると、愛犬のフードやグッズなどにこだわり始める傾向があるでしょう。

愛犬の性格

鋭い感性、警戒能力に優れる
勇猛で、運動能力・警戒能力も高いです。
飼い主には穏やかな愛情を注ぎます。

愛犬の姓名診断

前向きで社交的、闊達な性格
非常にポジティブな性格なので、しつけも楽しみながら取り組めます。
賢いので、自分本位にならないよう幼少期からしっかりとしつけましょう。

あなたと愛犬の相性

92%
癒される関係
あなたにとって愛犬は、きっとなくてはならない存在。
無理をすることなく付き合えているはずです。
愛犬も、あなたに愛されていることを日々感じています。
ただ、少し自己中心的になりやすい面があります。
愛犬を配慮するバランスを維持できれば、最高のパートナーとなりえるでしょう。

最高のパートナーになります!

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92%!!

驚愕の数字だ。
私とハルさんは、真紅のワイヤーで結ばれているとでもいうのか。
しかし、これを見た瞬間、私の心に浮かび上がってきたものは、優越感でも勝利の美酒でもなく、とある使命感だった。

それは、昔、離れた場所にいるハルさんが夫婦どちらのほうにやってくるのか試した時の気持ちとそっくりだった。(←過去記事参照)

私が今すべきなのは、

「ええっ!どうして!!ハルちゃんはまたもや夫!?」

と意味もなくハルさんを責める妻M(←過信?)を慰めることなのだろう。

数字というのは本当に怖いものだ。

ちなみに、愛犬との相性を診断してくれるサイトはこちら↓

http://dogissimo.jp/affinity/top

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結局は占いみたいなものなのでしょうけれど、飼い主二人ともなかなかの好相性だったハルさんに、よかったなのクリックをお願いします。
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2008年07月02日

梅雨(M)

ロングヘアの功罪

梅雨である。
雨が降り湿気がこもり、ハルさんは外に出られない。
ここ数日、まるっきり外に出られない生活が続いているものだから、昨日今日と連続してハルさんが

「バフッ」

というのをきいた。
いろいろ鬱憤がたまっているのはとてもよくわかるし、気の毒だとも思うが、ダメなものはダメなので、心の中では泣きながらハルさんを叱る。

それはそれとして、あいかわらず抜け毛祭りは絶好調である。
4倍(当社比)の熱意と労力を持って毎日ブラッシングに取り組んで入るものの、それをあざ笑うかのように毛は抜け続けている。

ハルさんがあざ笑っているようにも見える

ところで。
その悲しい季節である梅雨、ハルさんのケツ毛は少しウェービーになる。
おそらくパーマをかけてきっちりスタイリングしたヘアが雨でチリチリしてしまうのと同じ理屈だと思われる。
そのケツ毛がストレートに戻り、冬の半分の長さになると、夏の到来である。

昨夏のハルさん

私は毎年、ハルさんのケツ毛が縮れてくると、

「あぁ、梅雨が来たのだな」

と思い、

ハルさんのケツ毛が短くなると、

「あぁ、夏が来たのだな」

と思う。

洋犬のわりに、ハルさんは日本の四季を感じさせてくれる犬なのであった。

さてそんなハルさんを今日も今日とて熱心にブラッシングをしていると、肩に見慣れないものを見つけた。
ご存知のとおり、ハルさんはコギにしては色が薄いのだが、その薄い茶色の草原から一本、ニョッキリと黒い毛が生えていたのだ。

本日の「ありえない」

そのとき私は咄嗟に

「ハルさんの肩からオッサン毛が生えてる!」

と思った。
しかし肩から太い毛をニョッキリ生やしたオッサンはそうそういない。
いったい何をもってソレを「オッサン毛」などと思ったのか。

少し落ち着いて考えてみると、どうも私はカンボジアで会ったガイドさんの頬のほくろからニョッキリ生えていた一本の長い毛を思い出したようであった。
友人とふたりで卒業旅行に行ったカンボジアでは、ずっとそのガイドさんが案内してくれていたのだが、私も友人もとにかく彼のほくろから伸びる毛が気になって気になって仕方がなかった。

しかも、ほくろから毛を伸ばしていたのは彼だけではなかった。
どこを歩いていても顔のほくろから毛を伸ばした人と結構な頻度で遭遇したのだ。しばらくはいちいちショッキングであった(←途中で慣れた)。

「アッ!Mちゃん、またオッサン毛の人が!!」
「ホンマや!これでもう何人目?」
「なあ……」
「ウッ、あの人オッサン毛しごいてはる……!」
「なんか誇らしげやな」
「…………案外、ファッション?」
「流行ってんのアレ」
「……」
「……」

旅行中ふたりで散々「オッサン毛が」「オッサン毛が」と言い合ってはいたが(←結局なぜ「オッサン毛」と命名されたかは不明)、当時はまだ若く恥じらいもあったので、それについて彼に尋ねることはついにできなかった。

後に何かの本を読み、どうもソレが幸運の兆しであるらしいことを知る。抜くと幸運が逃げてしまうという。

ほんとに?

そんなわけでハルさんのオッサン毛も幸運の象徴とみなし、大切に残しておくことにした。

明日は雨がやみますように、ハルさんの抜け毛が止まりますように、そんな願いをこめてハルさんのオッサン毛をしごいてみる――。

ウチはオッサンやない!

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なぜハルさんの肩からオッサン毛が生えているのか謎は深まるばかりですが、幸運の象徴だとポジティブに考えてみようと思います。
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2008年06月29日

過酷な任務(Y)

選手交代

今日は午後から雨らしいので、お昼前にハルさんを連れて家を出た。
この梅雨の時期は、雨が降る前にとっとと散歩を済ませておくに限る。
うっかり散歩の機会を逃してしまうと、ハルさんが数日ものあいだ外出できないことだってあり得るのだ。

そんなことを言われても自然には逆らえません

そんな思いを抱えてマンションのエントランスを出たところ、既に雨はしとしとと地面に降りそそいでいた。(え?)
あまりにしとしと音も無く降るものだから、雨が降っていることに全く気が付かなかったのだ。
空の色も朝から全く変わっていない。
今日の雨は、猫の足音のようにひそやかだった。

私はひそかに怒っていますよ

などと、感心している場合ではない。
ハルさんにとって、ゴハンの次に楽しみにしている散歩が中止されたことは由々しき問題であろう。

そこで飼い主たちは部屋の模様替えをすることにした。(なぜ?)

ニューラグ登場

単にバーゲンでラグが安くなっていたから買い替えただけである。
が、よく考えてみると、以前まで敷いていたラグはハルさんがウチに来た時に買い替えたものだ。
もはや購入当時の色は褪せ、毛足も短くなってしまっている。
かれこれ3年間、ハルさんのヨダレと涎とYODAREにまみれ続けたラグは、本当によく頑張ってくれたと思う。

それが彼の仕事とはいえ、私だったら10分も耐え続けることは出来ないだろう。

そして、新たに敷かれることになったラグに幸運とハルさんのご加護のあらんことを。

もちろん、ハルさんのご加護とは例のアレのことであるが・・・。

やっぱり

なむなむ。

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ハルさんと共に歩んできた我が家のラグにも、ようやく安らぎのときが訪れました。
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2008年06月25日

エスプリの見つけ方(Y)


さあ、頑張りましょう

ハルさんを連れて散歩に行くと、様々な人に出会う。
その多くは単にすれ違うのみだけれど、中には犬好きの方もおられて、ハルさんを撫でてくれることがある。
時には、小さな子供を連れている親御さんの場合だってある。
小さな子供の反応は様々だ。

たいていの場合、

「わんわん。わんわん」

と、犬であるハルさんに興味を示してくれる。
だが、十中八九、小さな子供は、ハルさんに近づいてこない。
ハルさんの大きな顔と広く裂けた口が怖いのだろう。

確かに口がでかいです

「わんわん。わんわん」

とハルさんを指差すばかりで、その足は地面に根が生えたように動かない。そういえば大あくびしたハルさんの顔を見て泣き出した子供もいた(涙)。

そんな時、見るに見かねた親御さんがハルさんを撫でてくれる。

溝が近くてびっくりする犬

そのような場合、ハルさんはじっとしていることが多い。

小さな子供を前にして粗相があってはならないと、微かに緊張している私たちの気持ちを読み取っているのかもしれない。
(希望的観測だが)

いずれにせよ、ハルさんがじっとしている(あるいは喜びのペタミミポーズをとっている)ので、親御さんは感心した風に言う。

「おとなしいですねー」

しばらく沈黙が流れる。
何か気の利いた返答はないものかと、その度に考えるのだけれど何も浮かばない。

「・・・・・・えーっと、そ、そうなんですよね」

まあなんと捻りのない応えだろうか。
実に味気ない。
仕方がない(?)ので、おとなしくフセているハルさんを子供のほうにずずいと差し出す。

飼い主の力量不足をハルさんに補ってもらう、姑息な手段である。

すると。
じっとしているハルさんに危険はないと感じるのだろう。
多くの子供は、

「わんわん。わんわん」

と言いながらハルさんを触ってくれる。

ご対面

ところが。
ここを触れば犬は喜ぶだろう、とか、あそこを撫でれば犬は気持ちよいだろう、といった発想が幼い子供にはない。
自分の最も興味のあるところをピンポイントで突いてくる。
その多くは耳の先端であるが、ときには目を突いてくることだってある。なかなかに油断ならない。

経験や知識がないのだから当たり前なのだけれど、これはハルさんにとって不幸なことである。

「ゲ・・・・・・」

と立ち上がり、嫌そうな顔をしてこちらに助けを求めてくる。

そんな時、大抵の場合は親御さんが「ここをこうやって撫でなさい」と、あるべき犬との接し方をわが子に教える・・・というシーンになる。

「ハル。偉いねー。でも、我慢我慢」

とニッコリ飼い主に微笑まれたハルさんは、また(しぶしぶ)ペタリと動かなくなる。

こうして再び穏やかな時間が流れ出す。
飼い主としても、こういう時のハルさんの大人しさには感心すること仕切りである。ハルさんに対して感謝の気持ちすら湧いてくる。

しかし。

「おとなしいですねー」

と言われた時、何かエスプリの利いた返答はないだろうか・・・・・・、と飼い主は現在も思い悩んでいるのである。

私は頑張りますから

いや本当に。

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2008年06月22日

オマケの話(M)

只の布が変化する

夫がこんな記事を書いてくれたので、なんとなくこのウェーブに乗ってもう少し追加させていただく。

遠い昔、HAL−1グランプリというものが開催されたのを、皆さん覚えておられるだろうか。
当選賞のカレンダーさんたちと無念賞のケツ毛さんは、商品が既成品(?)だったおかげでわりと早めに送り出せたのだが、特別賞のリード&カラーと残念賞のHAL−1グランプリ記念ポストカードは、当時まだ影も形もなく、結局すべてを送り出せたのは、もう若葉の生い茂る季節であった。

遅れ申し訳ありません

というわけでこちらが特別賞のリード&カラー。

だいぶ馴れてきたような気がします

こちらが残念賞のHAL−1グランプリ記念ポストカード。

その1
出場選手案内

その2
トーナメント表

ついでに最近完成した、ハルさんリード(夏仕様)も、こっそりご紹介させていただく。

冒頭の布がこんな形になりました

今まで何かをやってみようと思っても、何事も形から入って、形だけ残るダメ人間だったのに、今度ばかりはそれなりのさなぎが羽化し、1匹(←特別賞)は遠くアメリカまで羽ばたいていった。なんだか感慨深いものがある。

と、物思いにふけっていたところ、ある日、小包が届いた。
小包にはアルファベットでウチの住所が書かれている。
それはなんと、遠路遥々アメリカからお礼にと送られたものであった。中に入っていたのは、なんと犬用のフライトジャケット。

エア・フォースです

次の秋冬シーズンには、このフライトジャケットを颯爽と羽織り、空を飛ぶハルさんの姿が見られるかもしれない。

ばびゅーん!

キーツの飼い主さん、ありがとうございました!

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次々と新作が誕生していますが、ハルさんにとっては新しいリードやカラーより新しいオヤツのほうがよっぽど嬉しい気がしてなりません。
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2008年06月17日

ハンドメイド(Y)

新たなリードが登場

昨年末、飼い主の片割れであるMさんが、ハルさん用のリードを作成したことを記事にした
当時、「一緒に不器用ロードを走ろう」と約束したはずのMさんが私を置いてけぼりにしたことで、個人的に大いにショックを受けたわけだけれど、Mさんの地道な活動は現在も続いている。

時折、思い出したようにミシンがテーブルに登場し、成果物が出来上がっていく。

そうみたいです

それは主にテーブルクロスやコースター、バッグだったりするのだが、中にはハルさん用のグッズも登場する。

手作りリードはさらに一本増えた。

尾長鶏みたいな短足犬

今日も今日とて工房Mが稼動していたので、先日購入したマリメッコの布によるリードがまもなく出来上がるのだろう。
裁縫とは全く縁のない私にしてみればまるで別世界の話であるが、手作りならではのオンリーワンな風合いはなかなかよいものである。

そんなMさんが作成したなかでも一番の大物は、ハルさん用のクッションだ。

ニュー・クッションがきたー!

以前購入したクッションは、クッションコマンドの練習で酷使されたせいなのか、
おやつを見失ったハルさんがクッションをほりほり探しているうちにダメージを受けたためなのか、
それとも、ハルさんのヨダレで溶かされたことに原因があるのか(←ヨダレすげえ)、ついに破れてしまったのだ。

ちょっと、おデブな角度で撮らないでください!

実は、このクッション、破れてもなお数ヶ月間、ハルさんに足蹴にされるというミッションを遂行していたのだが(←早く代えてやれ)、Mさんの働きによりようやく勇退となったのである。

なぜに上から目線!?

こうして、新たに投入された手作りクッションであるが、すっかり暑苦しくなってきた今日この頃、ハルさんは涼しい場所を求めてさ迷い始め、暖かさがウリのクッションで寛ぐ姿を見ることはなくなってしまった・・・。

はやくコマンド解除してください

本日の写真は、全て「クッション」コマンドや「インリン」コマンドを駆使して撮影したものである。

残念。

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2008年06月12日

ハッピーエンド(Y)

マクロレンズ登場

少し前、ハルさんを連れて三田のアウトレットに行ったときのこと。
三田のアウトレットにハルさんを連れて行くのも、はや3回目になる。
ハルさんもすっかり慣れた様子で、テーブルの下で寛いでいた。

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腹ごしらえをした後、ぶらぶらと店を見て回る。
ハルさんが一緒なので、飼い主の片割れが店に入ると、残された者は店の外でハルさんと一緒に帰りを待つことになる。
いずれにせよ、気が済んだら店から出てくることは分かっているので、本でも読みながらのんびり待つ。

けれど、ハルさんは違う。
お店の入り口を見つめたまま動こうとしない。
飼い主が店内に消えていった瞬間から、いま出てくるか、さあ出てくるかとジリジリ待っているのだ。

さあ、さあさあ!

律儀なのか、それとも気が短いだけなのか、よく分からないけれど、とにかく一瞬たりとも気を緩めることなく待っている。

そんなハルさんとMさんを置いて、いくつかのお店を渡り歩いた後、私はニコンのアウトレットショップに入った。
もちろん、カメラやレンズを買う余裕など全くないので、飾られている商品を空しく見て回るだけである。
そんな中、新しく発売されたマクロレンズ(接写できるレンズ)を見つける。

ハルさんのポートレート風写真を撮るのにも丁度よい長さなので、前から気になっていたレンズである。
ダメもとで、自分のカメラに付けてみてもよいかと店員さんに聞いてみると、快く承諾してくれた。
さて、レンズをカメラに付けてみると、何かを撮ってみたくなるのが人情というものだろう。

はて、何を撮ろうかとあたりを見回してみると、店の入り口でこちらをじっと見つめているハルさんが目に入った。
外で撮ってもよいかと聞いてみると、またもや店員さんは快く承諾してくれたので、うきうきとハルさんのほうに向かう。

「ようやく飼い主が帰ってきた!」
と立ち上がったハルさんを待っていたのは、飼い主が構えるカメラと、そこに装着された新しいレンズだった。(残念)

たちどころに表情を曇らせるハルさん。

私はカメラを待っていたわけではありませんよ

カメラを向けられるのはあまり好きではないのだ。
撮影した画像を確認してみても、あまりピンとこない。
今持っているレンズとの違いもよく分からない。
ああでも、このレンズはマクロレンズだった。
もっと近づいて撮影できるはずなのである。

そう思いつき、ハルさんの目をめがけてどんどん近づいていく。

ち、近い

どんどん、ずんずん、ばんばんとハルさんの目が大きくなる。
トップの写真を撮影した時には、レンズの先端がハルさんの目にぶつからんばかりであったらしい。

けれど、さすがはマクロレンズだけあって、今までに経験したことのないような写真が撮れる。
これは面白い。

一人で盛り上がっていると、絶妙なタイミングで店員さんが声をかけてくれた。

「あの、ただいま在庫はないのですが、お取り置きは出来ますので、よろしかったらどうぞ〜」

「あ、そうなんですか!取り・・・」

店員さんの言葉に乗りかかろうとしたその時、背後から覆いかぶさるように別の声が発せられた。

「いーえ、そこまでしていただかなくても全然構わないですよ。ね!」

最後の「ね!」は、明らかに私へ向けられた言葉だった。
彼女(Mさん)の口元は綻んでいたが、その目は笑っていなかった。

店員さんも「これはダメだ」と察したのだろう。
その後、私と店員さんがレンズを元に戻すために、すごすごと店内に戻ったのは言うまでもない・・・・・・。

危ないところでした

眼前レンズの脅威に晒されることがなくなったハルさん(ともちろんMさん)にとっては、このうえなくハッピーエンドな一日であった。

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posted by 飼い主YとM at 23:41| 兵庫 ☀| Comment(10) | TrackBack(0) | お出かけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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