2007年11月05日

涎の絆(Y)

ハルさんはいつだってお腹をすかせている。
普段は犬としての能力が疑われるくらい、鈍感なハルさんだけれど、食べ物の匂いには結構敏感だ。
飼い主が食事を始めると、何かおこぼれにあずかれないものかとテーブルの下をウロウロするのが日課である。
テーブルを水面に例えるなら、血の匂いにつられて水面下を蠢く鮫のようなものだろうか。

鮫がやってきました

けれど、鬼の飼い主が食事中にハルさんに食べ物を与えるなんてことはありえない。
ひと通り水中をうろつくと、そのうちにハルさんは回遊を諦め、不貞腐れて(?)、ゴロゴロし始める。
飼い主が食事中に食べ物をもらえることなど、未だかつて経験したことがないというのに、体内に渦巻くコギ族のDNAが、ハルさんを突き動かしてしまうのだろう。
思えば、不憫な犬である。

いつもだいたいこんな感じです

そんなある日のこと。
飼い主がのんびりと夕食をとっていた、ふと下を見やるとハルさんがいた。
いつものように回遊の儀式を終え、ゴロゴロタイムに突入したはずのハルさんが、である。
ハルさんは、黒い情念の籠もった瞳を爛々と輝かせ、一心不乱に飼い主を見据えていた。
なぜ、このタイミングで飼い主を見つめているのか、全く分からなかったけれど、飼い主を注目することは飼い犬として良い行動に当てはまるのはないか。
そう思い、

「オオ。ヨシヨシ」

と頭を撫でてあげた。

すると。

ハルさんの額にプッシュ式の水道栓が埋め込まれているのか。
そんな錯覚を感じるくらいの大量の水、いや、涎がダアッと床面にこぼれた。

キラリと光るものが・・・

ええっ!?

驚く飼い主。

そんな飼い主の驚愕をよそに、ハルさんのヨダレは止まらない。

全く訳の分からない飼い主は、とりあえず、もう一度ハルさんを「オオ。ヨシヨシ」と褒めてみたが、ヨダレは勢いを増すばかりである。

このままでは、水害(床上浸水)が生じてしまう!
焦る飼い主は、

「ええいっ!止まれ!!」

と裂ぱくの気合とともにハルさんの額をプッシュしてみたが、状況は変わらなかった。
スコスコと間の抜けたような感触を覚えたのは気のせいか。
どうやら、ハルさんの額に埋め込まれた水道栓は既に壊れてしまったようだ。(←大ウソ)

と、こんなマヌケなことを考えているうちにも、ボタボタと流れ落ちるヨダレによって、既に小さな水溜りが出来上がりつつあった。

このままではやばい。
バルコニーに非難させて、被害を最小限(床下浸水)に留めるのが得策か?
それとも、ヨダレを雨漏りに見立てて、ハルさんの口下にタライでも置くほうがいいのか?

タライ買ってきて!

そんな絶望的な気分に襲われた飼い主が、ガックリとうなだれた時、自らの足元に小さな茶色い塊が落ちていることに気が付いた。

なんだろう?
気になって床から取り上げてみると、それは小さな粗挽き肉の塊だった。
どうやら、この日の夕食に食べていたピザの食べこぼしが床に落ちてしまっていたらしい。

これはもう捨てるしかないかと思い、しばらく挽肉を見つめていると、アツい視線を感じる。
もちろん、それは、ハルさんの視線であった。
事ここにいたり、ようやく飼い主はハルさんが精根振り絞って(?)絞り出したヨダレの理由に思い当たる。

何事にも理由があるのです!

そう、ハルさんは、床に食べ物が落ちていることに気が付いたものの、無限大の食欲と、盗み食いしてはいけないという思いとの葛藤の狭間で身悶えしながら(ヨダレを垂れ流しつつ)、飼い主の「ヨシ」を待っていたのだ。

我が飼い犬ながら、なんという、立派な犬だろう!!

もちろん、この後、飼い主は感極まって褒めまくり、スペシャルなオヤツ(カンガルー肉)を与えることでハルさんの忍耐に報いたつもりであった。
そこには、飼い主と飼い犬の強い絆が(涎を媒介として)、確かに横たわっていたように思えたのであるが・・・・・・。

しかし、そんな飼い主の信頼を裏切るかのように、昨日、ハルさんはとあるキャンプ場で焼き栗の拾い食いに精を出していたのである。(なんでやねん)

いちからやり直しだな、ハルさん。

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2007年10月14日

マット(M)

かなり以前、ご近所のダックスフント、リン君宅にお呼ばれしてお茶をごちそうになってきたのだが、そのときのハルさんのあまりのヨダレ量を不憫に思ってくれたのか(←そこだけは大型犬並)、奥様からカフェマットなるものを頂いた。

カフェマット……それはつまりオサレなカフェで"小型犬"が座るもの。
大型犬級のヨダレと体毛を撒き散らす中型犬には恐れ多いアイテムである。
(いやむしろそういう撒き散らし系のワンコにこそ必要か)

よだれかけも必要かもしれません

頂いたカフェマットは、パッケージを開ける瞬間「シェー」と声が出てしまうほどにオサレであった。
広げてみる。すると、なんとリバーシブルであった。驚きと感動で、再び「シェー」という声が出る。

実はこのおもちゃもリン君のところから貰ったものです

表のボーダーはアクティブで素敵だが、ウラもゴージャスな毛仕様である。
しかもボーダー側には「HAL」のタグがついている。なんて素敵なのか嗚呼。

IBMの一歩先を行くのです

そんなわけで、近頃毎日ハルさんに「マット」コマンドを仕込んでいる。
オサレなカフェに行ってサッとマットを広げ、「ハル?マット」という声とともにハルさんが優雅にマットに腰を下ろす姿を想像すると、
仕込みにも力が入る。
しかしハルさんはまだ「マット」コマンドがどういうものだかよく飲み込んでいないようだ。

新しいベッドですか?

「クッション」に比べて、床との境界があいまいであることが原因と思われる。
なので今はとにかくマット上にいるといいことがある、ということを理解してもらうよう努めている。
そのためにオヤツをマットの上において「ヨシ」を言うのだが、待っている間ものむ食べる間も際限なくヨダレが出るので、マットが汚れて毎回少し悲しい思いをする。
ヨダレを受け止めるためのマットではあるが、こういう使い方はどうにも忍びない。なんだか本末転倒なのであった。

すやすや・・・・・・

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カフェマットなんていうオサレグッズを手に入れたハルさんに祝福のテチを。
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2007年09月06日

現われ出るもの(Y)

蜂に刺されたことにすら気がつかない感が拭えない、我が家の鈍感犬ハルさん。
けれど、一応の分別というか、犬らしい警戒心は持ち合わせているらしく、初めて目にする物に対しては、とても慎重なリアクションを見せる。

なんだカニ

そういえば、ドッグランで水の注がれた池に初挑戦した時も、結局、池の周囲をウロウロするばかりで、入水することはなかった。

柴ーずに追い詰められて必死の表情

浅瀬ではしゃぎまわるようになった今となっては信じられない光景だけれど、ハルさん、猪突猛進なコギでないことは確かのようだ。

浅瀬ではまるで猪のよう

そんなハルさんの前に、先日購入した新しいTシャツが入っていた透明な袋を置いてみた。
そして、ハルさんの眼前でオヤツを見せびらかしながら、袋の中に入れてみる。

オヤツ・・・・・・

オヤツは食べたい、けれど、見慣れないビニール袋の中に顔を突っ込むのは怖い。
そんなハルさんの心中で激しくうごめく葛藤が、やがて具現化する。

ヨダレだ。

じっと、袋の奥を見つめるハルさんの口はまるでイグアスの滝のようであった。

しかし、事ここに至り、飼い主は己の考えの浅はかさに気がついた。
マーライオンのようにヨダレを垂れ流されるのは真に心外だが、元はといえば、ビニール袋に飼い主がオヤツを入れたのが、ヨダレ発生の原因である。
このまま、オヤツをなかったことにするという手段(非常に大胆不敵な案だ)も取ることは可能だが、それではハルさんがあまりにも不憫である。

そこで、ビニール袋をパックリと広げ、ハルさんの顔が入りやすいようにしてあげた。(←不条理)

入り口を指差す

ところが。

飼い主が袋を持ったことで安心(?)したのか、なんと、ハルさんがするりと袋の中に顔を入れてきたのだ。

ココに顔を入れたらいいのね!

ハルさんは、そのまま、オヤツを食らいだした。
すっぽりと首筋まで覆われたビニール袋を気にするそぶりなど見せず、一心不乱にボリボリとオヤツを食べていた。

そして、オヤツを食べ終わったとき、ようやく、自分の頭部がビニール袋に覆われていることに気がついたようだった。

ボーゼンと虚空を見つめる

ビニール袋はまるであつらえたように、ハルさんの首にぴったりと貼り付いていた。
その姿は、まるで新型の潜水服を試着しているようにも見えた。

「ワハハハ!これでもう溺れても大丈夫やな!!」

(悪徳)飼い主にこのような声をかけられても、ハルさんは少しも嬉しそうではなかった。(当たり前だ)
そのうちに、やはり息苦しいのか、ビニール袋を取ろうと必死にもがき始めた。

ハルさんは懸命に首を振った。
その前足は、ビニール袋の余分な部分を捉えようと、目一杯に伸ばされた。

目標地点は明白だ。
ビニール袋の鼻先に広がる部分を前足で押さえつけ、袋を固定し、頭を後方にずらせば、脱出は容易なはずである。
ハルさんもそのことは分かっていたに違いない。
けれど、悲しいかな、ハルさんの前足は、鼻先より前方の物を押さえつけるほど長くないのだ(号泣)。
その極短の前足はつるり、つるり、とビニール袋の表面をただ空しく滑るのみであった。

自らの力ではどうしようもないと悟ったハルさんは、張本人である飼い主に

「お願いですから取ってください」

と泣きついてきた。

なんかヤバイです。本当にお願いします。

潜水服を着ているハルさんの姿は面白いが、このままではハルさんが窒息してしまう恐れが否めない。
さすがの極悪飼い主も不憫に思い、袋をスポッと取ってあげた。

足さえ長ければ・・・・・・

ハルさんもホッとしたようは表情を見せる。
けれど、ハルさんの醜態はあまりに面白すぎた。
そこで、悪徳飼い主は、駄目元でもう一度袋にオヤツを入れ、パックリと開いた袋の口をハルさんに差し出してみた。

すると、やはり。

惨劇は再び繰り返された。

再び装着

ハルさんは、相当好ましくない状況下であるとはいえ、オヤツを食べることができるという事実に心を奪われているように見えた。
飼い主に幾ら笑われようが、その瞳はまっすぐにオヤツを捉えて離さなかった。
ある意味、ハルさんの「食」にかける情熱は尊敬に値するのかもしれない。

ウマウマ

そして、数度に渡ってハルさんの顔面が通り過ぎたビニール袋には、ハルさんから溢れ出したパッションの欠片がキラキラと輝いていた。

ヨダレだ。

ヨダレは無限大なの!

もういいよ、ヨダレは・・・・・・。

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本当に掃除が大変なんです(涙)。
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2007年08月23日

絆(M)

朝、目が覚めるとこんな体勢だった。

画伯(←サンデージャポン?)と呼ばれても

もともと壁にくっついて寝るのが好きなので、こういう体勢になる可能性がないこともないのだが、それにしても今日のスタイルは、デジャブ、とでもいおうか、どうも何か引っかかるのである。

いったい私は何に引っかかっているのだろう。なぜこれほどモヤモヤした気持ちになるのだろう。
この体勢のまま、寝起きの頭で考え込む。

私は描く


……ハッ!?

こ、この姿はもしや……

アンニュイなハル


……似ている。

生物学的にどうにもならない部分(←主に足の長さ)はあるが、それでも結構似ている、気がする。

以前も記事にしたことがあったが、ハルさんは朝ケージを開けてもらうとき、こんな体勢になっていることが多い。あんまり楽なようにも見えないし、どういう過程を経るとこういう格好になるのか見当もつかなかったが、自分もやっちゃってるところを見ると、案外楽な体勢なのかもしれない。

それとも、これは私とハルさんが心の深いところで繋がっていることの証なのだろうか(←超ポジティブ)。

けれど、ケージの扉を開けてやってもなお、ハルさんが全く同じ体勢をキープしている理由は、私にはまったく分からなかったりする。

がんばれ後ろ足


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2007年08月19日

鉄壁(Y)

ギリギリガールズからの脱退宣告を受けたあの日から、幾数日が経過した。
当のハルさんにとっては、飼い主が勝手に結成したユニットの行く末など全く気にしていないのだろう。
けれど、このままの勢いで体重が上昇カーブを描いていくことだけは、飼い主として避けておきたい。

見た目にはぽっちゃりしているほうが可愛らしいのかもしれないが、犬が太っているメリットなど世の中には何一つないのだ。

こんな声を出すようになったら、もう終りだ

そこで、ハルさんダイエット大作戦に向けて、飼い主は着々と準備を整え始めた。まずは「肥満犬用」と銘うたれたダイエットフードを買うことにする。

「えぇ!?今使ってるフードの量を減らせばええやん」

と反対するMを

「何事も形から入らんと、やる気がでません」

と説得(?)し、ダイエットフードの購入(しかもがっつり)に成功する。

現在残っているフードを食べ終えたら、いよいよダイエットフードに移行しようと思っていた。
しかし、ちょうどその矢先、足元をうろつくハルさんのバディに‘くびれ’が復活しているような気がした。
こっそり家の体重計で量ってみたところ……。

なんと体重計の針は

9.6kg を指していた。

いやいやいや、これほどの短期間で痩せるなんて、どう考えてもおかしい(はずだ)。
せっかくダイエットフードまで買ったのに(←ココ重要)、これでは面白くないも何ともないではないか……。

そんなわけで、この日のハルさんの体重は、追い風参考記録(のようなもの)として、私一人の胸にそっとしまわれたのである。

ワタシはちっとも面白くないんですけど

それからまた数日が経過した頃、飼い主夫婦は一泊で墓参り旅行に出かけることになった。
ハルさんを連れて行ける状況ではないので、いつもの動物病院で預かってもらう。

そしていつものようにプチ分離不安のMを励ましながら、墓参り旅行は無事に終わった。
満面の笑顔をみせるMと共にハルさんを迎えに行く。

ハルさんは久しぶりに会う飼い主の姿にかなりコーフンしていた。
そんなハルさんを連れ出しながら、病院のスタッフの方が知らせてくれる。

「ハルちゃん、ゴハンも完食したし、オヤツも全部食べましたよ」

「それから体重は・・・、 9.9kg でした(ニッコリ)」

ハルさんは、またもやギリギリガールに戻っていた。
油断するとすぐに大台に戻ってしまう数字でもある。楽観はできない。

本当にはしたなくて涙が出る

そんな飼い主の想いをあざ笑うかのように、ハルさんは病院を出た後に向かった公園で、フンチョスを連発した。
それはもう、ふじいあきらの口から流れ出るトランプを髣髴とさせるようなフンチョスの大洪水であった。
全部で6発くらいはあったろうか。
ハルさんもふつーの女の子(←意味不明)であったことを飼い主は改めて思い知らされたのである。

そして、ずっしりと重いフンチョス袋を抱えながら、トボトボと家路に着く。
(大量のウ○コが入った袋を車のリアワイパーにぶら下げて帰宅するのはあまり気分のいいものではない)
しかし。

「なあ」
「ん?」
「あのフンチョス、結構重いよな」
「うん、少なくとも缶ジュース一本分はある気がする」
「だいたい300gくらいか。
 ということは、ハルちゃんの空腹時の体重は9.6キロ?」
「まあ、そうかな」
「そうかー。なんか悔しいわ」
「なんで」
「病院に預けるとき、自信満々で『きっと痩せてますから!体重!計っておいてくださいね!!』って言ったのに」
「妻……そんなん言うてたんか……」
「あの『9.9kgでした』のときの笑顔はきっと失笑やわ、クヤシー」
「実は、何日か前に、家で体重測った時も9.6キロやってん」
「やっぱり?だいぶ痩せてきてるような気がしててんなー」
「けど、何で痩せてるんやろな?不思議やな」

「そりゃ、私がゴハン減らしてるから」

「え?」

DSC_0780.jpg

突然の妻からの告白(?)であった。

「思い切りって……どれくらい?」
「まあ、目分量やけど、3割くらい?」

「そ、そんなに!?だから痩せてるんか!」

「そうや。生き物はな、食べへんかったら痩せるんやで?

衝撃的内容ではあったが、ある意味、名言ともいえた。しかし。

「ハルちゃん、ゴハンが少ないとか訴えてなかった?」
「そんな主張するわけないやん。声出せへんし」
「いやほら、ゴハンを食べた後、よく池の鯉みたいに口をパクパクさせてるやん?」

絵画風にパクパク

「あれは、食後に口まわりをキレイにしてるだけやろ?」
「や、それやったら、わざわざ飼い主のほうを見つめてやらへんやろ?あれはハルちゃんなりのアピールやで、きっと」

考え込むM。

「そう言われてみれば、これ見よがしにパクパクしてる気もする」
「な?きっとあれは食事量が足りんことを主張してると思うねん」
「へー、そんなん気にしたことなかった」
「マジでか。ハルちゃん……かわいそうに……」

可哀想な犬

「じゃあ、夫はどうしてるん?」
「そりゃ、そんなんにイチイチ応えてられへんから、あれは『ごちそうさま』の挨拶やと勝手に翻訳してる」
「それ、結論はワタクシと一緒ちゃいますか」
「違うって。オレは『おー、そうかそうか。ごちそうさまか。わざわざ挨拶しに来てくれたんやねー。うんうん。ハルちゃん、おりこーぅ』と頭を撫でてあげるからな」
「それで、ハルちゃんは?」
「萎れた顔してどこかへ行ってしまう」

「結局、要求は通らへんねんな」
「ハルちゃん……なんて不憫な……」
「けどしゃーないなハハハハハ」
「そや。しゃーない。ウチに来たのが運の尽きやハハハハハ」

少しくらい甘やかして欲しいです

こうして、この先も増加を続けるはずであったハルさんの体重は、飼い主二人の鉄壁ディフェンスを前にして完全に封じ込まれてしまった。

ダイエットフード(大袋)を残して……。

すぐ早まるんだから……

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2007年08月16日

新技(M)

ある日、夫がウキウキと話しかけてきた。

「そろそろ新しい技を覚えたくない?」
「誰が」
「ハルちゃんが」
『クッション』覚えたばっかりやで」
「や、そういうんじゃなくて」

ハル!クッション!!

インリンだの女豹だのクッションだの、実生活にほとんど(というか全然)役に立たないコマンドばかりを仕込まれているハルさんに、飼い犬らしいコマンドでも仕込みたくなったのだろうか。
なんとなく続きを聞いてみる。

「どんな技?」
「ハルが後ろへ下がる」
「後ろへ?」
「そう。こうズリズリとな!」
「へぇ、それはカワイイかも」
「そやろ?」
「でも……いつ使うんソレ」
「そ、それはわからんけど!
 でも、ちゃんとコマンド名も考えてあります」
「そうなん?」
「聞いていただけますか」
「……まぁ」

すぅっと息を吸った夫は、少し甲高い声でこういった。


『金麦と待ってるぅ〜』


微妙な空気が、二人と一匹のあいだを流れていく。

「……」

「……」


「……えぇ〜」(←困惑)

なんのことだかわからない読者の方もいらっしゃるかと思うので、一応説明をしておくと、『金麦と待ってるぅ〜』は「金麦」といういわゆる第三のビールのCMで、昭和の奥様的な美しい女性が後じさりながら発する台詞である。
(CM内容は→コチラ

このCMが流れた当時、なぜか我が家で『金麦と待ってるぅ〜』といいながら後じさるのがブームになった。しかし、今ではもうすっかり下火になってしまった(←飽きたともいう)。
ちなみに夫は、このCMを見るたびに「オレ、帰る!帰りますよ!!」と叫んでいた。(←思う壺)

ところで、後じさるというのは普通に暮らす犬はあまりしない動きである。
固定ポーズなら、無理にでも形を作ってしまえば、それなりに教え込むこともできるが、実現させにくい動きが入った場合、どうやって教え込むのか見当もつかない。
そのうえ、奇跡的にコマンドが完成したとしても

『金麦と待ってるぅ〜』

というコマンドを人様の前で発声する自信が、今のところ全然ないのであった(←こっちの方がむしろ大問題)。

『インリン』とどっちが辛いかは微妙

それでもせっかくの提案なので、それなりに努力はした。

欽ちゃんぽく言ってみましょう

まずはハルさんが日々の生活において唯一後じさる瞬間を狙うことにする。

それは掃除の時間である。
「金麦と待ってるぅ〜」といいながら、掃除機をけしかけてみた(←乱暴)。
たしかにコレで「金麦と待ってるぅ〜」というコマンド時に後じさることには成功する。
が、どうしても掃除機がメインになり、ハルさんも何がなんだかわからなくなっているし、「金麦と待ってるぅ〜」といいながら掃除をするのは、なんとなく精神的に消耗する。
この作戦はいろいろな意味でうまくいく気がしないので早々にあきらめ、いつもどおりの方法で挑んでみることにした。

つまり、ムリヤリ大作戦である(←もっと乱暴)。

まずはハルさんを立たせて腰を支え、肩をゆっくり押してみる。
すると。

真摯に取り組みます

女豹になってしまった。

気を取り直してもう一度挑む。
すると。

もっと力強い女豹をお望みか

やはり女豹化する。

どうも「女豹」時と、力のかかり方が同じらしく、何度やっても女豹になってしまうのである。
このままでは金麦と待っているのは女豹になってしまう。グダグダである。

すっかり行き詰ってしまって、ご近所のお友達に相談させていただく。もちろん「金麦」のことは伏せておく。
すると、後ろに下がらせるには、壁を利用するのがよいと教えてくださった。
壁に沿わせて前からプレッシャーをかけると自然に後ろへ下がっていくので、そのときコマンドとして教え込めばよいというのだ。
なるほど、と目から鱗が落ちる。

そんなわけで、これからしばらく練習に励もうと思うが、たいそうハードルが高いわりに、やっぱり実生活には役立たないので、できるかどうかはわからない。

というか、その前にコマンド名を考え直した方がいい気がするのだが……どうだろう。

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2007年08月13日

海を返せ(Y)

他のブログサイトを拝見していると、世の中には絵心のある方がいらっしゃるものだと感心させられることが多い。
先日、玉葱島でお会いしたうどんブログのフジウラさんなども溢れんばかりの絵の才能を持っている方だと思う。(ゆめちゃん手術成功おめでとう!)
そして、手前味噌で大変 梨本 恐縮なのだが、実は妻Mにも絵を描く才能が備わっていると私は思っている。

不信感を抱っこする

そこで、ずいぶん前の話になるのだが、パソコンで絵をかけるようにと、専用のソフトを買ってみた。
(もちろん、「絵を描け、やれ描け」という無言のプレッシャーをロシアより愛を込めて)。

だが、やはり、専用のペンで描くとはいえ、鉛筆などで描くのとは随分と勝手が違うみたいである。
最初は、パソコンに取り込んだ写真をもとに描いていたようだ。

その結果、完成した絵がこちら。

まあまあかな

ちなみに元の写真はこちらである。

写真のほうがイイかも

なかなか順調なスタートを切ったのではないかと素人な私は思ったのであるが、M画伯は、

「これでは個性がない」

「ひと目見てハルと分かるくらいのインパクトが欲しい」

とブツブツつぶやいていた。

なるほど、やはり絵心のある人間というものは絵にも個性を求めるのだな、と私は感心しながら、次なる作品を待つことにした。

そしてそれから数十分後。

「出来た!」

というM画伯の開放感溢れる声を聞き、パソコンのモニターの前に駆けつけた私の眼前に飛び込んできたのは・・・・・・。


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posted by 飼い主YとM at 00:02| 兵庫 ☀| Comment(21) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月08日

北風とワカサギ(M)

ウチの給水器は、ケージに取り付けるタイプのものを使用している。
玉のついた給水口ごと取り外せるので、ゴハンのタイミングでゴリッと外して中の水を入れ替えるのが常であった。

その給水器が、先日壊れた。
もう2年ちかくゴリゴリと着けたり外したりを繰り返していたせいか、ボトルを支える箇所がボッキリと折れてしまったのだ。

かなり前に撮影された写真なので何故ハルさんが囚われているのか不明

数日間はフードボウルに水を入れてやり過ごしていたが、ゴハンを食べ終えたタイミングを見計らって水を入れなくてはならないうえ、ハルさんがこぼしそうなうえ、とうとう私がこぼしたため(←大惨事)、給水器を買いに行くことにする。

上には飼い主の顔が

ペットショップに入り、給水器の棚を眺めてみる。
普段はオモチャをぷいぷい鳴らして楽しむことが多く(←犬並)、給水器の棚などほとんど見ることがない。
しかし、こうしてじっくり見てみると、給水口が二股に分かれていたり、謎の木目調タイプがあったり、いろいろ種類があってなかなかに新鮮である。
しかしどれもケージの外に取り付けるタイプのものばかりだ。今まで使っていたケージの中にも取り付けられるタイプのものがない。
まあ給水口の位置がケージの壁に多少近くなる程度のことだし、これが今の流行なら乗っておくかとあまり深く考えずに木目調ではないシンプルな給水器を購入する。

もちろん、ハルさんはオヤツに夢中ですが、何か?

家に帰ってケージに取り付けてみると、やはり給水口が多少壁に近い感はあるが、あまり気にせず放っておく。これでようやく大惨事(←主に人災)も防げるわけだ。

ところが、である。

その日の夜、ゴハンとともに給水器を外し(←外側についているので飼い主はやりやすい)、ボトルを見てみると、いつもなら数センチは減っている筈の水がほとんど減っていない。
そういえば今日は一度も水を飲むカラカラという音が聞こえてこなかった気がする。
不審に思って水を勧めてみる。
しかしハルさんは給水口へ近寄ろうとさえしない。近くまで来るとピタッと歩みを止め、あとじさってしまう。
まあのどが渇いていないだけかもしれないと思い、ワカサギ攻撃をかけることにする。

ワカサギ攻撃

つまりは何かあるたびにご褒美に干した小魚を与える(だけ)。
時にはあえて指ですりつぶし、より粉っぽくしてみたりもする。
そんなわけで、ハルさんの口内がパッサパサになるのも時間の問題であった。

恨み節

十数回に渡る攻撃を受けた後、とうとうハルさんはケージの中へ入っていった。
給水口へと近づいていく。
細心の注意を払って背中を向ける飼い主(←ハルさんはケージ内での諸行為(トイレ等)を見られるのを嫌う)。

しかし。

いっこうにカラカラという音が聞こえてこない。聞こえるのはテチテチという足音ばかりだ。
振り返ると、ハルさんは給水口に一歩近づいては一歩あとじさるという行為を繰り返していた。不毛な前後運動を繰り返すハルさんの顔はたいそう途方にくれていた。

結局、ため息とともにフードボウルに水を汲みにいった飼い主であった。

給水器は今も機能していない(涙)。

こんな短い足でも足置き場は必要なのだろうか

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2007年08月06日

本末転倒(Y)

渓流で愛犬をハメたあとの話。

もうケツ毛がボンバーで

嫌がらせのように辺りをのた打ち回るカピバラを連れて、以前にも行ったことのあるドッグカフェへと向かった。

「cafe begum」

ハルさんも飼い主もここで疲れを癒し、喉を潤す。

まったり

実は、ハルさんは体が濡れると人間の足元で自らの体を拭くという、非常に困った習性がある。
この日、飼い主にハメられたハルさん、その恨みを晴らそうとしていたのだろうか。
いつも以上に執拗なボディアタックを仕掛けてきたため、それをかわす飼い主もかなり消耗してしまったのである。

膝下でぐるぐる回る

こうして、ほんの少し、目に見えない何かが失われた(のかもしれない)一日が終わった。
けれど、相手が犬であっても、やはり何らかの埋め合わせは必要ではないだろうか。

酔っ払いのオサーンが折り詰めを持って帰るように。(今時いるのか?)
デートをすっぽかしたお詫びに手作りのお弁当を持っていくように。(母親に作ってもらったことはもちろん内緒にして)

そう思った飼い主は、ハルさんのために(←ココ重要)、新しい犬用クッションを購入した。
実は、今までリビングにハルさん用として設置されていたのは、座布団(もちろん人間用)だったから、これはもう凄いランクアップだ。

こちらが以前の座布団

ところが、目新しいモノに馴染むまで時間のかかるハルさんである。
クンクンと匂いは嗅ぐものの、なかなかクッション内に入ろうとしない。
ここで、何事にも早急なMが、その本性を露にする。
ハルさんを抱え上げ、クッションの真ん中に投下した挙句、「マテ」を命じたのである。

全くリラックスしていない

もちろん、飼い主のコマンドには従うしかないハルさんはクッションの中でじっとしている。
そこへ、

「ハル!クッション!!」
「これ、クッション!!」
「クッション!!」
「クッション!!」
「ハルクッション!!」


と威勢のいい連呼が始まった。
思わず、傍らで「ワッショイ!ワッショイ!!」と声を上げそうになったが、残り少ない理性がそれを押し留めた。
(こういうときに茶化すとろくなことがない)

どうやら、Mは「クッション」をコマンド化しようとしているようであった。
何かを成し遂げようとする時のMの熱意と行動力は大したものだと思う。
(インリンも女豹もMが仕込んだ)
じきにハルさんは「クッション!」と言われると、クッション内に鎮座するようになったのである。

ハル!クッション!!

クッション内で素晴らしい笑顔も見せるようになった。

ちょっと慣れてきた

けれど、今まで一度も、ハルさんが自発的にクッションで寛いでいる様子は見たことがない・・・・・・。

これぞ、

本末転倒。

お後がよろしいようで・・・・・・。

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2007年07月29日

ユニットの寿命は裸電球のそれと似ている(Y)

ギリギリガールズ

尻には共通点がまったくない
メンバーは、つくねちゃんとハルさん。

おっと、お顔はこちら。

崖っぷちアイドル?
(画像はあずき屋さんからお借りしました)


知る人ぞ知る、アイドル(え?)ユニットだ。
しかし。
単に、体重がギリギリ一桁同士だからという結成の理由がいい加減すぎたのか。
あるいは、このネーミング自体に負け犬的要素が含まれ過ぎていたせいなのか。
デビューシングル

「My Sweet Darling 〜夜中にギリギリうるさい〜」

は、やっぱりオリコンチャート入りしなかった。
せめて芸者ガールズよりは売れてほしかったのだが、まだまだ先は長い。
勝負はこれからだ!と思っていた。

ところが。

オナラdeトーク
(著作権?は「モモ走ります!」にあります)

つーにゃんが晴れてギリギリガールズを卒業したのだ。(桃尻電鉄参照
「ダイエットが成功して8.8kgになっちゃったので。テヘ」
とのFAXがマスコミ各社へ流された。
ウチにも来た。(脳内に)

過去には、ウエストのくびれがないことを実の姉から糾弾されていたつーにゃんなのに。(記事はコチラ
オヤツを目の前にすると体中から液体を排出するつーにゃんなのに。

いったいどうやって痩せたのだろう?

往生際が悪いウチの家族が

「何か怪しくない?」
「せやな。きっと裏があるに違いない」
「一体なにやろ? ひょっとして結婚間近?」
「あっ!セレブ婚ってやつ? あの桃尻でヒルズ族をたぶらかしたんと違うか!?」
「コギ族からヒルズ族に転身か〜。物凄いジャンプアップやな」
「ええな〜」

と、(いわれのない)やっかみに身を焦がしていた時。

その時。
ハルさんの体重、


10.2kg(獣医師測定)


であったことが判明。(号泣)

まだ、つくね家にはこの事実を報告していないので、このような事態になったこと、この場を借りて心よりお詫び申し上げますm(_ _)m

つーにゃんは目出度く卒業、ハルさんは石もて追われるように脱退・・・・・・。

ここに、ギリギリガールズは解散となった。

共にひとつのオヤツを追いかけ続けたあの日々よ・・・・・・

既に我が家では

「このおデブ!」

「ひでぶっ!」

と、(これこそいわれのない)罵声を浴びせられつつあるハルさん。

前足が何か変だ

フードも、例の、あの、「肥満犬用」って書いてあるやつに変更される予定だ。

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今までとゴハンの量やオヤツの回数も変わっていないのに、何でこんなに太っているのか、もう訳が分かりません。迷える飼い主とハルさんにどうか愛のクリックを。

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2007年07月12日

ビッグ・ビジネス(Y)

もうすっかり先月の話になるのだが、ハルさんが珍しくトイプーにモテモテとなった公園へ、間をおかず再び行ってみた。

梅雨晴れの空がキレイだった

外(ウン)が大好きなハルさんにとって公園はただの巨大なトイレなのかもしれないが、幼少の頃はずいぶんと通った公園である。

この日は幼い頃にたくさん遊んでもらったキャバリアのコタロー君に出会うことができた。

誰にだって優しいコタロー君

ハルさんがまだキャバリアと同サイズだったころは追いかけっこをしたり、取っ組み合いをしたりと仲のよかったコタロー君である。
だが、ハルさんがあれよあれよという間に大きくなり、(コタロー君にとって)しずちゃん級にデカくなった現在、昔の淡い思い出を抱えたハルさんが熱烈なラブコールを送ってもコタロー君は見向きもしてくれなくなった・・・・・・。

泣くなハルさん、他にもいい男はいっぱいいる(はず)!

そんなわけで、自暴自棄になった(?)ハルさんは前回も遊んでもらったトイプーに狩られ、

また名前聞くの忘れた!

エアデール・テリアにも狩られ、

これはちょっと許容量オーバーか?

柴犬を追いかけるなど、

ボールが欲しいなんてことは絶対にないはず

ハルさんなりのモテ期を呼び込んでいるように見えた。
(みんな性別不明やけど!)

こんなに楽しい時間を過ごしたハルさんは非常に満足そうであったが、

ウチ、モテモテやねん

そこは何といっても世界を股にかける(?)外ウン派コギである。
しっかりとビッグ・ビジネスをなされていた。

ソコ、撮らない!

しかも2回も!

あー、ハイハイ

仕事の成果を持ち帰る我々の立場って一体?

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中でもできるオンナのはずなのに、やはり世界に羽ばたきたいのでしょうか?
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2007年07月10日

勝負(M)

大きい犬が好きだ。

荷物は持ってくれるし、背中に乗せてくれるし、遭難したら見つけてくれるし、首につけた樽からはいつでも美味しいぶどう酒が飲める。

バーニーズも大好きだ

刷り込まれたのはまあご想像の通りアルムの山小屋だが、そういったわけで昔から「おやっさん」という名のセント・バーナードを飼うのが夢であった。
刷り込み場所がスイス・アルプスなのに、小さい頃から心に決めた名前は純和風(←和風とかでもないか?)なのであった。
今でもドッグランなんかでセント・バーナードを見かけるとつい

「おやっさん!おつかれっス!!」

と声をかけてしまう私である。

実は今のマンションを購入するにあたっても、
不動産会社の川口さん(仮名)とこんな会話を繰り広げていたりする。

「このマンション、犬飼えるんですよね?」
「はい」
「どんな犬でもいいんです?
 ……たとえばセント・バーナードとか」

え?

横にいる夫がギョッとしている。ちょっと、初耳ですけど!?という目線が肩口あたりに突き刺さる。
一方、川口さん(仮名)はまったく動じる様子もなく、こういった。

「えぇ、結構ですよ〜。持てるならね

そうなのだ。ウチのマンションは確かにペットOKだが、原則としてエントランスを出るまでは、ケージに入れるか抱きかかえなくてはならないのである。

おそらく当時、川口さん(仮名)はこういう質問をよく受けていたのだろう。
彼の素敵な笑顔の裏には、そこはかとなく挑戦的な気配を感じた。

ちなみにセント・バーナードの標準体重はおよそ70キロ。
70キロといえば、近頃ワタクシ大注目の女芸人、柳原可奈子と同じである(←どうでもいい情報)。
毎日散歩のために柳原可奈子を抱えてマンションを昇り下りするのは、どう考えても無理がある。

笑顔で逃げ出す

家に戻ってから夫と再び話しあう。

「妻はセント・バーナード飼いたいん?」
「……まぁ、ちょっと」
「なんで」
「なんでって……かわいいやん?」
「まぁかわいいはかわいいかもしれんけど」
「大きい犬ってな、抱きしめると幸せな気持ちになるんやで!(予想では)」
「へぇ、そうなん?」
「それに!首のタルからいつでも美味しいぶどう酒が」
「ココは宝塚やで。妻、どこで遭難する気や」
「ウッ……」

「とにかく、大きい犬はムリやって」
「うんまぁそうやな。川口さん(仮名)もああ言うてはったし」
「でもな、仮にこのマンションでイケたとしてもムリやで」
「え?なんで?」

「オレが勝たれへんから」

「……え?」
「本気出して勝てへん犬は、飼われへん」
「……あの……ちょっと質問よろしいですか?」
「どうぞ」
「何ゆえ自分の飼い犬と本気で戦う必要があるのかしら……?」
「そんなんわからへんやんか!でも、そういうココ一番の勝負は勝たなあかんやろ?」
「……そういうもん?」
「そういうもん」

この後も夫が色々な犬種を吟味している様子を見る限り、夫の勝てる/勝てないのボーダーラインは、どうも四国犬と紀州犬の間あたりにあるらしかった。(←秋田犬はもうダメらしい)
犬種図鑑を見て考え込んでいる時間の三割くらいは「オレ、勝てるのか?」と悩んでいたようである。

そんなわけで、夫が本気を出せば勝てる犬として、ウェルシュ・コーギーのハルさんが我が家へやって来たのであった。

そんな理由で?

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ハルさんが大きな犬を苦手なのは飼い主の妙なスピリットが影響しているのかもしれません。
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2007年06月30日

ケツ毛炎上(Y)

話は、数週間前、東京シティに住まうあるブロガーの方から、一通の脅迫メールが送られてきた時点まで遡る。
今思えば、このとき既にハルさんのケツ毛に火が付いていたのかもしれない・・・。

ある意味炎上

そのメールは

(ババンババンバンバン)
メシは食った
(ババンババンバンバン)
風呂にも入った
(ババンババンバンバン)
歯を磨いた
(ババンババンバンバン)
だからケツ毛を差し出せーーー!!

という内容であった。
(90%はフィクションです)

これは酢豚にパイナップルが入っているのと同じくらいショッキングな中身である。
「今って平成やんな?」
と夫婦で確認しあってみたが、断ったら香港に売り飛ばされそうなので、泣きながらハルさんのボボ毛をブラシでこそぎ取り、某ブロガー様に送った。

そして先日、ただの綿飴のようであったボボ毛は、偉大なアーティスト様の手によって命を吹き込まれ、我が家に帰還を果たしたのである。

ツーショット完成

そう、いわゆるフリースドッグというのを、わざわざ作って下さったのだ。
フリースドッグとしての完成度が素晴らしいのはもちろんのことだが、驚きはそれだけにとどまらなかった。ハルさんが使用しているフードボウルのミニチュアや、MOCOさんに頂いたネームプレートのレプリカまで作られていたのである。
不器用な飼い主夫婦は感激の嵐に包まれた。

似ている・・・

製作者様によって「小春さん」と名づけられたミニハルさんを目の前にして、飼い主夫婦は思った。
この某ブロガー様の前世は、まちがいなく芸術家だと。今も心に芸術家の魂を宿しているのだ。芸術とは爆発であり、爆発した魂が炎のように芸術家の手を動かすのだろう。

私たちが、燃え盛る炎のような小春さんのケツ毛に感動を覚えてしまうのは、きっとそこにアートがあるからに違いない。

ケツ毛炎上

なお、ケツ毛の存在感で本家のハルさんを一蹴してしまう炎のフリースドッグ、小春さんを作成してくださった某アーティストとは、「やまとなでしこ[パピヨンレディー・いねの成長記]」を書いておられるnauさんでした。
nauさん、本当にありがとうございました。
そして、今夜はアートに乾杯!

ケツ毛onケツ毛

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小春さんが放つあまりのオーラ(というかケツ毛)に存在感を失いつつハルさんにどうか応援クリックを。

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そして、こちらをクリックすると小春さんのケツ毛がさらに伸びるかもしれません。

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朝起きてみたら、小春さんのケツ毛が長さ数メートルに達しているかも・・・・・・。
怖っ!
posted by 飼い主YとM at 01:51| 兵庫 ☔| Comment(10) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月27日

痛恨のゴン(Y)

ブログタイトルでお分かりの通り、我が家は飼い主が二人、コーギーが一匹という構成である。

ハルさんを飼う前に犬のことについて色々と調べていた時、犬は家庭内に序列をつくる動物である、という記事をよく目にした。
さらには、犬の序列が一番下であれば社会生活が円滑に営めるということも。
こうして、ハルさんの家庭内ポジションは、ハルさんが生まれる前から既に最下位と定められた。

甘んじる

あと、残る問題は飼い主同士の序列である。
できれば、順序や偏りなどのない、二頭体制みたいな感じをキープできれば、よりよい犬との生活が送れるのではなかろうか。
そう思い、できるだけ飼い主が二人ともハルさんに対して同じような接し方をするように心がけてきたつもりだった。

しかし。
今年の初頭には「ハルさんゴンゴン事件」が発覚し、この二頭体制が大きく揺らぐことになる。

注)「ハルさんゴンゴン事件」とは、飼い主Mがケージの扉を開ける時だけハルさんがキツツキのように鼻先でケージの扉をつついていたという、平成史に残るであろう陰惨極まりない事件である。詳細は→コチラ

ところが、この事件が発覚してから数週間後のこと。
私がいつものように帰宅後にハルさんのケージの扉を開けたところ、いつも元気いっぱいに飛び出してくるハルさんがケージの中で留まったまま動かない。
不思議に思ったが、「ヨシ!出ておいで!」と声をかけると嬉しそうに出てきた。

はあぁー。最近生きづらい世の中だわー

後でMに聞いたところ、「ゴンゴン事件」にいたくプライドを傷つけられたMが、ケージを開けても「ヨシ」というまで出てこないように躾けたらしい。
今までは扉が開くと普通に外に出てこられたのであったが、優しいMの態度にちょっと調子に乗ってしまったハルさん、痛恨のミスを犯してしまったのである。

そして今日も今日とて、ハルさんは扉の開いたケージの中で今か今かと「ヨシ!」の声を待っている。
「ゴン中山事件」の代償はあまりにも大きいのであった。

早く言ってください

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結局、二頭体性は維持されたまま今日に至っています。それもこれもハルさんの協力(?)あってこそ。ゴンゴンどころか、大人しくケージ内で待てるようになったハルさんに賞賛のクリックを。

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2007年06月25日

外派コーギーとトイ・プードル(Y)

最近、晴れた日が少ないので分かりづらいのだけれど、太陽が沈む時間はだいぶ遅くなってきている。
そういえば、ハルさんが公園デビューを果たしたのもちょうどこの時期だった。

ダックスサイズ

あの頃はミニチュアダックスと同じくらいのサイズだった。
抱っこなんて楽々だったなあ・・・・・・と遠い目をしながら、先週、久しぶりに幼少期のハルさんが武者修行をした公園に出かけてみた。

ハルさんに社会性を身に付けてもらおうと、頻繁に通ったこの公園から足が遠ざかってから随分経つ。
ハルさんがドッグランに戦い(?)の場を移したということもあるが、公園に行かなくなった最大の理由は、ハルさんが公園では必ずフンチョスをするようになったからである。

どのみち家に持ち帰らなければならないのなら、家でしてくれたほうが助かる。
そう思い、わざわざ家でフンチョスをしてから公園に向かうのであるが、それでも外ウン大好きハルさん、無理矢理に捻り出してしまうのだ。
その執念をもう少し他に振り分けることができれば、スーパードッグへの道もそう遠くはないんじゃね?ハルさん?
と問いかけてみるがいつも聞く耳を持ってくれない。

ウチ、知らん

そして、先週。
何だか久しぶりに公園に行ってみたい気分になったので、
「外ウン?かかってこいや!」という悲壮な決意と共に、中ウンを済ませたハルさんを連れて行く。
もちろん、心の中に真っ白の死装束を身に纏って。

すると。
まだ日が落ちきっていない公園には、なんとハルさんの大好きなトイプーさんがいた。

いつもはここでフラれる

そして遊び上手なこのトイプーさんはハルさんを狩り、

ハハハハ!狩りなさーい!

さらには狩られてくれたのである。

なんと奇特なトイプーさんか

あのハルさんが狩るなんて!?
ハルさんも嬉しかったであっただろうが、飼い主の感動もひとしおであった。

さらには、別のトイプーさんにも狩られるハルさん。

またトイプーさんね!

この日はハルさんにとって正にトイプーDAY。

トイプーハンターと呼んでいいわよ

帰り際には幼馴染のハク君にも出会うことが出来た。

すっかりオトナになっちゃって

昔はよく遊んでもらったハク君であったが、もうハルさんみたいな外ウン派の♀コギは牛乳臭くて相手にならないらしい。(←意味不明)
男はボールだぜ!とばかりに近場にあったボールに御執心であった。

この公園では色んな犬に出会えるし、愛犬が嬉しそうな顔をして駆け回っている姿を見るのは楽しい。
これからはちょくちょくこの公園に来てみようかと思った飼い主であった。

何だか体が軽いわ

・・・・・・もちろん、手には使用済みフンチョス袋を持ちながら(涙)。

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大好きなトイプーと戯れることが出来たハルさんによかったなのテチをお願いします。

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2006年12月20日

踏切(M)

もうずいぶん昔のことになるが、ハルさんと夫と散歩していたときのことである。
私鉄の踏切に犬が倒れていた。

この場所で

右の後ろ足がちぎれ、鼻と耳から血を流し、呼吸は荒く、目はどこでもない空間を見つめていたが、それでも犬は生きていた。
首輪をしていたので、とにかく首輪をさぐる。
首輪にはリードにつなぐフックだけが残っていた。
おそらくリードが切れて逃げ出し、そのまま電車に轢かれたのだろう。

古びた土色の首輪は飼い主の存在は示しても、飼い主の情報は教えてくれなかった。
ひどい話だが、わたしは犬が生きていることにすっかり動揺していた。
どうしていいのかまったくわからなくなってしまったのだ。

病院へ連れて行かなくては、とはやる心もある。
こんなちぎれた足で助かったとしても、この犬はこの先どうなるのかという疑問もある。
いったいどうしてこんなことになってしまったのか、見えないだれかを責める気持ちもある。
さまざまなことがぐるぐると頭をまわる。

とにかく夫に行きつけの動物病院へ電話してもらうことにしたが、病院は休診で電話には誰もでない。
どうしたらいい?わたしはますます混乱する。
このまま道の真ん中に倒れていては別の車にまた轢かれてしまう。
とにかく道のすみに移動させた方がいいのではないか。
でもまだ生きている。下手に動かさない方がいいのではないか。

そうこうしているうちに集金途中だというおじさんが来てくれ、
しばらく道の真ん中で、車が犬を轢かないよう交通整理をしてくれた。

「どーしたらええか、おじさん、ぜぇーんぜんわからへんわぁー」

のんきな笑顔で言いながら、通り過ぎる車1台1台に身振り手振りで事情を説明してくれる。

夫は市役所に電話をかけ、私鉄と連絡をつけるよう手配してくれた。
とても丁寧ではっきりした口調で、なんどもやりとりをしてくれていた。
わたしはその間、「わんこ、わんこ」と馬鹿みたいに繰り返し、犬の頭をなでていただけである。なんだか情けない。

こうしてまわりが四苦八苦しているうちに、犬の呼吸は止まり、目から光が失われていった。
あたたかな体はあたたかなまま、わたしの目の前で抜け殻になってしまった。
もう動かない。もうなにも感じない。痛みも、苦しみも、わたしの手の感触も。

とにかくここから動かそうということになり、夫とわたしで道の端へ運んだ。
集金途中のおじさんは、再び集金に出かけていった。

そして車の往来が、再び始まった。そこに犬などいなかったかのように。
犬と夫とわたしとハルさんは道端に座り込んで私鉄の人をじっと待つ。
わたしたちが通報するまえに、運転士から「犬をはねた」と連絡があったらしく、私鉄の人は意外に早くやってきた。
あとのことは私鉄の人にまかせ、わたしたちは家に帰った。

以前、ブログで「虹の橋の向こうへ」という文章を読んだ。

光になる

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動物たちは亡くなると、虹の橋の向こうに旅立つそうです。
そこではすべての傷が癒え、元気になって駆け回ることができるそうです。
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でもこのときのわたしは「虹の橋」をうまく信じることができなかった。
「虹の橋」はわたしの感情をうまく収めてくれなかった。
だからわたしはこう考えることにしたのである。

集金途中のおじさんが、手伝ってくれてよかった。
おじさんの交通整理が上手でよかった。
交通整理にしたがってくれた人たちが誰一人文句を言わなくてよかった。
夫がしっかりしていてくれてよかった。
市の人がすぐに対応してくれてよかった。
ハルさんがおとなしくしていてくれてよかった。
列車の運転士がすぐに通報してくれてよかった。
来てくれた係員さんが、感じのいい人でよかった。
犬が何度も轢かれなくてよかった。
どうか、どうか、飼い主がみつかりますように――。

現実の世界には、心を傷つけるものがそれはもうたくさんある。
けれど、虹の橋まで行かなくても、現実の世界にも、心を救い、癒してくれるものは確実に存在している。
虹の橋へ行く前の、あの犬にもそういうものがあったはずだ。

そう、信じずにはいられない。

****************************************

ハルさんは、一部始終を黙って見ていました。
いつものんきなイメージのハルさん、意外に繊細なのかもしれません。
新たな一面(?)を見せてくれたハルさんに、テチッとクリックお願いします〜。
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posted by 飼い主YとM at 23:08| 兵庫 ☀| Comment(18) | TrackBack(1) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月19日

意外な一面(Y)

ハルさんは踏切が苦手である。

日常の風景

ウチのマンションから散歩に行くと、大抵の場合、踏切を渡らないといけないのだが、踏切に差し掛かった途端、ハルさんは足取りのピッチをあげ、足早に踏切を通り過ぎようとする。
ハルさんが踏切が苦手な理由について、飼い主は単純に、昔、踏切の溝に足を踏み外したからだと思っていた。
踏切の溝なんて、ホモサピエンスにとってはほんの少しの窪みであるが、コギ族が足を踏み入れると腹を地面に打ち付けてしまう。
そんな悲しい種族(?)ならではの悲哀を体験したことのあるハルさんが、踏切を避けようとしているのだろうと思っていた。

だが、先日、散歩の途中、ハルさんは、踏切の途中で前進を拒否してしまった。

踏ん張ります!

飼い主がいくら呼べども、力を込めてリードを引っ張ろうと、その場所に這いつくばり、動こうとしない。

テコでも動きません!

そうこうしているうちに、踏切の鐘が鳴り出したので、ハルさんを抱えあげて踏切を何とか乗り越えたのだが。

何を見る?

このとき、私はあることに思い当たった。
いや、この場所で起こったことを思い出したというべきか。
個人的に、それはとても悲しく、胸の痛む記憶であるが、ハルさんも同じ記憶を共有しているのかもしれない。
そう思うと、何だかこの足の短い生き物がとても繊細な感受性を持ち合わせているような気がしてきて、切なくなった。

****************************************

ハルさんが踏切を苦手な理由については、次回Mが書くでしょう、多分。(未承認ですが)
犬って、案外、感受性が豊かだと思う方も、ハルさんにそんな一面があったなんてと思う方も、よかったらテチッとしていってください。
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posted by 飼い主YとM at 00:06| 兵庫 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月17日

飼い主は誰だ(M)

少し前にドッグランに行ったときのことである。
いつものように(?)ハルさんは中型犬に狩られていた。

まずはボーダーコリーに。

ゴムマリのように!

次はラブラドールに。

もっと速く!

そしてついにはタッグを組んだ二匹に。

ヒー

普段のハルさんなら、このまま体力とテンションが落ちていき、最後は飼い主の横でまったりと寛ぎ始めるのだが、この日は様子が違った。
なんだかやたらと人に愛想をまきに行くのである。
とくにこちらの女性に対しては、飼い主も受けたことのないような熱烈な愛を表現する。

なぜそこまで

初対面であるはずのこの方の、なにがそこまでハルさんを駆り立てるのか。

……ニオイ?(←失礼)

その後、閉園間近になって、1匹のコギさんが、きれいなお姉さんと一緒に入ってきた。
お姉さんがコギさんを誘って走り出す。見かけによらず、なかなかアクティブな方のようである。
しかし。

おねいさーん

嬉しそうに後ろから追っていったのは、ウチのハルさんであった。
肝心のコギさんは。

まったり

ワタクシの膝元でくつろいでおられました。
どうやらあまりアクティブなタイプではないようである。

飼い主さん、とてもきれいなお姉さんだというのに、そして後から追い回しているのは見知らぬコギだというのに、それはたくさん遊んでくれた。
その間、コギさんはずっと私の膝元でまったりしていた。
耳の後ろの模様がユニークで素敵だ。

オサレ模様

その後、戻ってきた飼い主さんにお礼を言って、コギさんのお名前を聞いてみる。

「ピーマンです」
「え?」

ピーマン、です」

「……あの、野菜の?」
「そうです」(ニッコリ)
「へ、へぇ…」

世の中はまだまだ予想のつかないことがたくさんある。

****************************************

でも、こういういろんな意味で予想を裏切ってくれる人って、個人的には大好きです。
ピーマンくん、飼い主さん、ありがとうございました!
ハルさんがまたピーマンくんの飼い主さんに遊んでもらえるように、テチっとクリックお願いします〜。
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2006年12月16日

ジュラシック・ハル(Y)

ハルさんはよく体をブルブルと震わせる。

ブレて半笑い

ドッグランなどで見ていても、その回数は他の犬より圧倒的に多い。

これは何か嫌なことがあったり、落ち着かない時に、犬が取る行動らしいので、ハルさんは意外に(?)神経質な犬なのかもしれない。
特に、飼い主双方の実家に帰ったとき、ハルさんがブルブルする機会は格段に増える。
やはり、自分の家以外の場所は落ち着かないのだろう。

そんなとき、決まって母親達は

「これ!ハル!!ブルブルしたら毛が抜けるやないのー。」

と、舞い散る毛に驚きながらハルさんのブルブル阻止に懸命だ。
掃除をする身としては目の前でゴミを撒き散らされては堪らないのだろう。
けれど、飼い主は静観したままだ。
ブルブルすることで、ハルさんは心のバランスを保とうとしているのだろうから。
ひょっとしたら、貧乏ゆすり的な「癖」なのかもしれないけれど・・・。

恐竜出現

ある日の夕方、ブルブル中のハルさんを激写。
首毛が舞い上がるので、トリケラトプスのように見えて仕方がない。

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下のバナーをテチッとクリックしていただければ、自称「世界のブルブル王」ハルさんがブルッと身を震わせます。
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「これ!ハル!!ブルブルしたら毛が抜けるやないのー。」
・・・現在、実家に帰省中Orz
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2006年12月14日

事の真相(Y)

先日、トイレ不作為の罪で逮捕されたハル容疑者。
飼い主の執拗な追及にも関わらず頑として口を開こうとしないため、捜査は難航を極めるかと思われたが、一般市民から提出された一枚の写真が決定的な証拠となり、事件は急速に解決へと向かうこととなった。

しみだらけ

これは、飼い主が帰宅してからのハルさんのトイレを撮影したものである。
まるで絨毯爆撃のようにオションで汚されたトイレシーツからは、小刻みにチッチ、チッチとオションをしているハルさんの行動が見て取れる。

なぜ、ハルさんは飼い主が帰宅すると小刻みにオションを始めるのか。
その鍵は飼い主の「」にあったことが判明した。

大多数の犬は成犬になると外でトイレをする傾向にあるという。
しかし、雨の日に散歩に行かなければならなくなることを恐れたオン(外)もオフ(内)もこなせるオンナになって欲しいと願う飼い主は、ハルさんが幼い頃から現在に至るまで、家のトイレで大なり小なりをすると、ご褒美のオヤツをあげているのである。
もちろん、タダではもらえないし、大したものはもらえないけれど。

鼻っつらでマテ

この結果、トイレの回数が多いほどオヤツをもらえると思ったハルさんは絨毯爆撃という秘儀を編み出したのである。
こうして、真犯人「飼い主」が逮捕され、ハルさんは無罪放免となったのであった・・・。

真犯人と面会するハルさん

(オマケ)
モモちゃんのブログで初めて知った「ターバン野口」を乗せられるハルさん。
絶対に食べてはいけませんよ。

Mの手作り

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ようやく冤罪が晴らされたハルさんですが、やっぱり飼い主に弄ばれるのでした・・・。
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posted by 飼い主YとM at 00:33| 兵庫 ☀| Comment(10) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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