2008年03月11日

すごい体験


ニューカマー登場

すごい体験。
すごいブログライフ。


実は、しばらく前から↑のキャッチコピーを掲げるCyber Buzzというブログサービスに入会しています。
このCyber Buzz、要は広告サービスなのですが、自分が興味のある案件を選べるうえに、実際にモニターとして商品を使用できることもあって、数多くのブログ、特にインテリア系ブログで多くの話題を振りまいています。

会員となって約1ヶ月。
しばらくは、これといって犬ブログで紹介できるような案件がなかったため、シジミのように息をひそめていたのですが、ある商品の登場に一も二もなく飛びつきました。
そしてなんと、幸運なことにモニターに当選したため、先日、ある商品が我が家にやってきたのです。

それがこれ、お掃除ロボット「ルンバ」です。

ルンバ!
サイトはコチラ→http://www.irobot-jp.com/tryroomba

スタートボタンを押すだけで自動的に掃除を開始し、掃除が完了すると充電場所へと戻ってくる、そんな夢のような掃除機だということです!

ハルさんが住まうこの家も、気温の上昇とともに、そろそろ恒例の抜け毛祭りの足音が聞こえてくるようになりました。
夏祭りに向けた太鼓の練習音が神社の方角から僅かに聞こえてくる・・・。
あえて(危機感を風情に置き換えて)例えるなら、我が家は今まさに、そんな状態です。

けれど、もし、ルンバがハル毛をガッツリと回収してくれるなら、祭りの被害は最小限に食い止められることでしょう。

「ほら、ルンバって、サンバっぽいし、祭り向きなんじゃね?」
「そやねー」

このような理不尽極まりない期待とともに、スタートボタンが押されたルンバは動きだしました。

いきなり動き始めた サンバ ルンバにハルさんはおののきます。

私の祭りを差し置いて!?
※ルンバに対して毛を逆立てて威嚇しているわけではなく、シャンプー直後で毛がボサボサなだけです。

ハルさんは不審な動きを繰り返すルンバが怖いのか、一定の距離以上は近づこうとしません。

シャレならんわよ
※ルンバの怪しげな動きで背毛がセンター分けになったわけではなく、シャンプー直後で毛並みが乱れているだけです。

ハルさんも興味はあるみたいですが、ルンバが近づくとカサカサと逃げ出します。
ところが、10分ほど経過すると サンバ ルンバのリズムに慣れてきたのか、ルンバを気にすることを止め、いつものように床でゴロゴロし始めました。
どうやら、諦めのいいことが取り柄のハルさんらしく、すんなりとルンバの存在を受け入れたようです。

寝よか・・・
※ルンバのリズムに合わせて毛並みが・・・(以下同文)。

いっぽうのルンバも、機嫌よく家中をガーガー走り回っています。

頑張り屋さんです
コードに絡まることはなく、上手に回避します。

実は、飼い主たちはルンバを作動させるにあたって、二つの大きな心配事がありました。
ひとつは、敏感なゴミセンサーを有するルンバが、抜け毛と呼ばれるゴミの一大発生源である、 ゴミの王様 ハルさんを追い掛けまわすのではないかということ。

笑っている場合ではないですよ

もうひとつは、以前ワンダーボールを導入したときと同じように、ハルさんがルンバにキツツキ攻撃をしかけるのではないかということ。

伝説(?)のキツツキアタックは→コチラ

ハルさん奇襲 → ルンバ炎上 → 弁償&Cyber Buzz強制退去

このような最悪のシナリオも考えられましたが、どうやら心配は杞憂に終わったようです。
1時間程の清掃活動を終え、ホーム(充電器)へと帰ってきたルンバ(本当に自分で帰ってきました!)とハルさん、これからも付かず離れずの関係を保ちつつ、上手くやれそうです。

新入りにいきなり出鼻を挫かれたハル姐さん

さて、肝心のルンバの性能ですが、本当に放っておくだけであちこち走り回ってくれます。
壁などにはよくぶつかりますが、障害物の手前で減速するうえ、前面に衝撃を和らげる工夫がされており、モノを倒す心配はなさそうです。
雑木林のように椅子の足が伸びているダイニングテーブルの下もきちんと掃除してくれました。
フローリングとラグとの段差も難なく越えていきます。
ウチには階段がないので実証できませんでしたが、段差が大きいとそこで方向転換するため、階段から落ちる心配はないそうです。

さて、最も重要な掃除機としての仕事はどうだったのでしょう。
ルンバからダスト容器をはずし、黒い紙のうえに中身をあけてみます。

通販番組なら「おぉーっ」という歓声が上がるポイントです
左がハル毛、右がハウスダスト。

あまりにも見苦しいため、ボカしてみましたが、

「Hey!どうだいキャシー!?」
「OH!すごい!!すごいわトニー!!」


と思わず口ばしってしまうほど、大量のハル毛とハウスダストがそこにはありました!

もちろん、これだけで家中の掃除が全てまかなえるわけではないと思いますが、休日以外は掃除の時間がなかなか確保できない家庭にとって、かなり役に立つアイテムだということは間違いなさそうです。
特に、ハル毛の回収量を目の当たりにすると、抜け毛祭りに対抗する強力な援軍の登場に心躍らずにいられません。

抜け毛上等

値段のほうも、昔は数十万円していた印象がありましたが、現在ではそこまで高価なものではないようです。(もちろん安価ではないですが)

ルンバのモニター期間は約2週間。
その間は毎日稼動させるつもりの私たち、ひょっとしたら、2週間後にはもう手放せなくなっているかもしれません。

そして、ペットを飼っている方の強い味方となりそうなこの自動掃除機、ルンバですが、4月30日までモニターキャンペーンを開催しているようです。
興味のある方は、一度応募してみてはいかがでしょうか。

キャンペーンは→コチラ

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ルンバは、思っていたよりも凄いヤツでした。
これから2週間、ルンバとの共存生活を送ることになったハルさんにエールのクリックをお願いします。
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そして、導入初日で早くも存在を受け入れつつあるハルさんに偉いぞクリックをお願いします。
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posted by 飼い主YとM at 01:46| 兵庫 ☀| Comment(17) | TrackBack(1) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月08日

爆弾魔の恐怖(Y)

重大犯罪ドッグ

我が家のスリッパたちは皆、短命だ。
本来であれば、擦り切れ、穴が開くほどまで履きこまれて、ようやくスリッパとしての人生を全うしたことになるのだろう。

けれど、みんな志半ばで、逝っちまった。
ジョニーやマイク。
笑顔がキュートなキャシーだって。
みんないい奴ばかりだったのに・・・・・・。


飼い主たちは時々このような感傷にとらわれることが ある ない。

まあ、それはともかく。
我が家の愛すべきスリッパ達がすべからく短命なのは紛れもない事実である。
原因は、はっきりしている。
この犬だ。

ワタシ?

ハル・ザ・ボマー。(ジャック・ザ・リパー風に)

そう、我が家は爆弾魔が住まう家なのである。
恐るべき犯罪者、ハルさんの犯行手口はこうだ。

まず、何食わぬ顔でトイレに入り、フンチョスを捻りだす。
その際、捻り出し切れなかった小さなフンチョスが門まわりにひっかかる。
その後、トイレから出てきて家中をウロウロする間に小型フンチョス爆弾がポロリとこぼれ落ちるという算段だ。

ちなみに↓の写真は、散歩途中で発見された小型爆弾である。

若干、愛犬のプライバシーに配慮してみました。

この爆弾が屋内で投下された場合、何も知らない飼い主が家の中をてくてくと歩いている時に、うっかりとフンチョス爆弾を踏んづけてしまうというわけである。
こうして、数多くのスリッパ達がフンチョス爆弾の犠牲となった。

しかも、それだけではない。
へしゃげたフンチョスが放つ臭いは完全体の数十倍、いや数百倍に達するのだ。
この臭いときたら、もはや殺人的である。
皮を剥いただけのにんにくの匂いと、それを手でつぶした匂いを比較してみると、分かりやすいと思われる。

しかし、これだけ犯行手口が明らかになっているにも関わらず、犯犬に悪意がないものだから、逮捕・監禁することができない。
私たちに出来ることといえば、爆弾が生じないように予防することと、爆弾が投下されたあと未然に爆発物を処理すること、この二つだけだ。
私達は、飼い主として、いや、人類の威信を賭けてフンチョス爆弾に対抗し、安心して暮らせる家庭を築かなければならないのである。

オマエが言うな!

まずは予防手段。
フンチョス爆弾をこの世に生み出さないためには、爆弾生成のメカニズムを丹念に調査する必要がある。
長年に渡る研究の結果、ハルさんのキバり方が足りないから爆弾が出来上がってしまうという結論に達した(←なんてアナログ)。
要するにハルさんの気合が足りないのだ。
そのため、最近では、ハルさんがフンチョス体勢に入った段階で

「ハル!ウーーン!!」

「ウーーーーン!!!」

とハルさんにエールを送ることにしている。
例えるならアルプススタンドの応援団みたいなものだ。
これでフンチョス爆弾の予防はばっちりだ。(←ホントか?)

ただ、これだけでは完璧とはいえない。
万が一、フンチョス爆弾が生み出されてしまった時のことも考慮しておかないといけない。
そのため、私たち爆発物処理班は、トイレに残されたハルさんのフンチョスの形状を真っ先に確認し、不完全な形をしたフンチョス(門まわりに分身が残っている可能性大)を発見したら、直ちに第一種警戒態勢に突入することにしている。

生みの親が警戒してどうするのか

第一種警戒態勢とは何か。
思い出してほしい。
学校の体育の時間中、誰かが「コンタクトが落ちた!」と叫んだ時に皆でとった、あの体勢を。

夫婦二人、匍匐前進で家中をくまなく這い回るのだ。
もちろん、匍匐前進のまま犯犬の門まわりもチェックする。
しかし、犯犬はご丁寧にフンチョスを床の色と同化させている(←床がフンチョス色ともいう)ことから、捜索は難航を極めることが多い。

なんと暢気な顔か

それでも、地道な捜索の結果、幸運にもブツを発見する時がある。
直ちに爆発物処理班の手によってティッシュペーパーで撤去され、丹念に消毒作業がなされるわけだ。

ところで、最近、ウォンテッドメーカー(脳内メーカーみたいなやつ)を発見したので、早速試してみたところ、こんな結果が出た。

軽犯罪と認定
怖いくらい的を得ている。

こうした地道な努力の甲斐あって、近頃ではフンチョス爆弾の犠牲者はめっきりと少なくなった。
とはいえ、私たちがいまだに爆弾魔の影におびえながら匍匐前進ライフを送っていることは、紛れもない事実なのである。

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ついにハルさんの犯歴が公表されてしまいました。
冤罪だ!とのたまうハルさんに支援のクリックをお願いします。
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posted by 飼い主YとM at 17:48| 兵庫 ☀| Comment(10) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月05日

決着(M)

そんなこともあったわね

近頃では「バフッ」という声すらなかなか聞けなくなったハルさんだが、たったひとつ、今でも引き金になるブツがある。
それは、掃除機である。
ハルさんは掃除機が動き出すと落ち着き無く周囲をウロウロし始める。
昼寝をしていてもわざわざ起きてくる(←眠れないらしい)。
掃除を終えてコードを巻き取る段になると、ハルさんのテンションはさらに上がる。
くるくると巻き取られるコードが、遠い昔追いかけていた牛の尻尾でも思い出させるのであろうか。
まあとにかく、込み上げる熱い想いとともにハルさんは掃除機に向かって妙なステップを踏む。

ステップ中

ときおり「ハァッ」と甲高い奇声を上げたりもする。その姿はまるで豊穣を祈る古代民族のようである。ヘンな犬だ。
ちなみに「ハアッ」はセーフである。
というか初めて「ハアッ」を聞いたとき、うっかり大笑いしてしまったため、叱るタイミングを失ってしまった。
たいていの場合は「ハァッ」という掛け声(?)とともに平和に掃除が終わるのだが、このプロセスの途中でムダに焦らされたりすると、たまに「バフッ」が出るときがある。

コレは主に私が掃除をしているときに起こる。
夫はそうでもないのだが、私は掃除機の途中で他のことを始めてしまうことがよくある。
飽きっぽいうえに注意力が散漫なので、すぐに他のモノや場所に気を取られてしまうのだ。
そんなときハルさんはもの言わぬ掃除機をじっと見つめてみたり、飼い主の後をストーキングしてみたり、おそらくはイライラしながらコードが巻き取られるのを待っている。

さっさとしてよね

やっと戻ってきてコードをコンセントから引き抜いたとしても、

「あ」

と何かを思いついて、またどこかへ行ってしまうこともあって、そんなときハルさんのイライラは最高潮に達する。
それでもジッと待ち続けてようやくコードが巻き取られる頃にはもう、妙なステップも「ハアッ」もハルさんを満たしてはくれず、結局「バフッ」と濁音交じりの声が出てしまう(←不憫)。

ハルさんにとってはたいへん理不尽な話だが「バフッ」はいかなる理由があろうとアウトである。
がっつり叱られたうえケージに放り込まれ、肝心のコードを巻き取る様子も見えなくなる。
まさに踏んだり蹴ったりである。

飽き性で散漫な性格の飼い主に飼われてしまったことは、ハルさんにとってわりと大きな不幸かもしれなかった。
これではさすがにハルさんが可哀想なので、近頃はなるべく掃除機を途中で投げ出さないよう努力している。
しかし、どうにも植え付いてしまった「バフッ」に対する警戒心のせいで、コードを巻き取るときに「吠えられるものなら吠えてみな?」的な目でハルさんをじっと見つめる癖がついてしまった。

するとハルさんも「そんなトラップにはかかりまへん。ウチをなめたらあかんえ?」的な目で見つめ返してくるようになった。

小京都の犬ですえ

おかげで今では掃除機を巻き取るときは二人でピリピリと見つめあい、すべて巻き終わると

「ハルゥ〜、おりこぅ〜おぉヨシヨシ」

「(テフテフ、テフテフ)」

テフーッ
(↑ハルさん喜びのペタミーミ)

と「バフッ」を回避した喜びを分かちあう、というパターンが定番化しつつある。
結局、巻き取られるコードをまったく見ないうえ、妙なステップも「ハアッ」もできなくなってしまったわけだが、
この決着について、ハルさんがどう思っているのかは、いまだ謎のままである。

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何だかよく分かりませんが、結果オーライのような気がします。テフテフと喜ぶハルさんに応援クリックをお願いします。
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それにしても、まさかこのような結末を迎えるとは・・・。
もはやハルさんの存在自体が謎のような気もしてきました。
謎の生命体、HALさんにも応援クリックお願いします。
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posted by 飼い主YとM at 01:02| 兵庫 ☔| Comment(14) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月25日

恋の季節(M)

町一番の艶女を目指す

いつの頃からかレオ様を愛してやまないハルさんだが、近頃、もう1人(1匹)いい雰囲気のワンコがいたりする。
3歳も過ぎてすっかり女ざかりのハルさん、なかなか隅におけないのだ。
彼の名前はラブくんという。ラブラドール・レトリーバーで、年齢は7歳。
レオ様(9歳)ほどのロマンスグレイではないが、やはりなかなかのナイスミドルである。
どうもハルさんは年を重ねたラブラドールがタイプらしい。わが愛犬ながらシブい趣味をしている。

身だしなみ(ケツ毛の処理)がなっていない

そんなラブくん、実はレオ様とはマブダチである。
レオ様はいつも13歳の川上犬(♂)と一緒に散歩しているのだが、ラブくんに会うと、川上犬がヤキモチを焼いて怒り出すほどに仲が良いのだそうだ。
ちなみに13歳の川上犬(♂)は、残念ながらハルさんにとって恋愛対象ではない。その場で誰よりも年上であるはずの彼には、まるで友達のような振る舞いである。
13歳という年齢が高すぎるのか、日本犬の風貌(サイズ?)が心の琴線に触れないのか、そのあたりは謎だ。

日本犬もキライではないと思う

ラブくんは気さくないいコだが、飼い主のオバサマもとても明るくて楽しい方である。
初めての出会いは、近所の小さな公園であった。
そこを通りかかったとき、公園の柵に繋がれたラブくんと、そのラブくんにポイポイと何かを投げているオバサマがいた。
どうもオヤツ(ジャーキー)を投げていたらしく、ラブくんのテンションは最高潮で、実に楽しそうな光景であった。
そんなときオバサマがクルリとこちらを向き、突然大きな声でこう言ったのである。

「おぉーう、ビューティホー・ボォーイ!!」

ちなみにこのオバサマ、見た目は完全に日本人である。
しかしその迫力に気圧され、なんとなく近づいていく。
ラブくんは尻尾をフリフリ、ハルさんに寄ってきてくれたが、ナイスミドルだけに、いきなり飛びつくような野暮はしない。
ソフトな対応には、私も大人のオトコの魅力を感じた。
ところがこのときのハルさんは「大きい犬が苦手」という性質が前面に押し出され、残念ながらドン引きであった。

しかしその後、飼い主のオバサマからジャーキーをもらったことにより、ハルさんの態度が軟化する。
長さ約5センチのジャーキーという、ハルさん的には4〜5回分のおやつを1度にもらって、ハルさんは嬉しそうであった。

ヨダレも嬉しそう

「わぁ、ありがとうございます〜」
「いいのよぉ〜、ビューティホー・ボーイね〜」
(オバサマ、また5センチジャーキーをくれる)

「えっと、女の子なんです」
「まあ、そうなの?じゃあボーイはだめねえ」
(オバサマ、また5センチジャーキーをくれる)

「そのコのお名前は」
「ラブっていうのよ」
(オバサマ、また5センチジャーキーを[以下同文])

「ラブくんですかー。ウチはハルっていいます」
「そうなの〜。ビューティホーねぇ〜」
(オバサマ、また[以下略])

流れるような会話の合間にポイポイとジャーキーを手渡されるので、なんだかんだで5本ももらってしまった。
その後も何度かお会いするうちに、最初はドン引きだったハルさんがラブくんにたいして次第に平べったくなってきた。

まあ、大体これ(雪上女豹)くらいの低さ

いまだレオ様にたいするほどの低姿勢ではないものの、どうやらラブくんのことも徐々に好きになってきているようだ。

しかし。

ラブくんの飼い主さんは、なぜか今でもハルさんを見るたびに

「おぉーう、ビューティホー・ボォーイ!!」

という。

最初のうちは会うたびに

「えっと、女の子なんです」
「まあ、そうなの?じゃあボーイはだめねえ」

を繰り返していたのだが、近頃はそれもだんだん面倒になってきて

「おぉーう、ビューティホー・ボォーイ!!」

「あ、こんちわー」

と明るく挨拶することにしている。

ジャーキーね

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3歳にしてようやく巡ってきたハルさんのモテ期ですが、このまま泥沼の三角関係になることのないよう、こちらにクリックをお願いします。
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2008年02月20日

上下関係(Y)

足の揃え方が一緒

家庭内での序列は一生最下位が確定しているハルさんであるが、これが犬同士の序列となると話が変わってくる。
3年弱の間、ハルさんを飼育し、観察してきた限りでは、彼女はかなりシンプルな犬生観をお持ちのようだ。
それは大強論とでも言えばいいだろうか。

つまり、

自分より大きい=格上

自分より小さい=格下

と思っているフシがある。

あまりにシンプルなその考え方は、まるで単細胞生物かと見間違うばかりだ。
日本人のように先輩後輩という考えはそこにはないらしい。

なので、約1歳年上であるはずのご近所ダックス、なじみのリン君に対する態度には尊敬の念が感じられない。

先日は近所の寺までご一緒に散歩をさせていただいたのだが、

オヤツに一致団結

リン君はダックスフントだけあって、ハルさんより小さくて軽く、そして体高が低い。(←ココ重要)
普段、地面を這うように歩いているハルさんが見下ろすことのできる数少ない犬友達なのだ。
しかも、足の速さではハルさんのほうが上と来た。

コギ族では特に足の速いほうではないのだが

とっくみあい等の肉弾遊びはあまり得意ではないハルさんだが、追いかけっこは大好きである。
しかも、自分に追いつけないような相手に狩られるのが。(ごめんよリン君)

見て!このジャンプ!!

お寺の上のほうに誰もいない空き地があったので二匹を離してみたところ、マジメなリン君がハルさんを狩ってくれるため、ハルさんは極上の笑顔で逃げ回っていた。

たまらないわー

飼い主のほうへ向かってくる顔も活き活きしていることこの上ない。

こりゃ楽しい!

結局追いつくことが出来なかったリン君はさぞかし鬱憤が溜まっているだろうと思っていたが、家に帰ってから写真を見てみると、案外イイ表情をしている。

うひょーっ

実は結構Mっ気があるのかもしれない。(ホントか?)
そんなリン君には、悪い女(つまりハルさん)にひっかかって借金など作ることのないよう、是非気をつけてほしいものである。

ところで、冒頭の写真には大事なことが一つ抜け落ちている。
この写真、二匹が走り疲れてイイ顔をしている頃を見計らい、小高くなっているところでマテをさせて撮影したものであるが、オヤツを使ってマテをしているものだから・・・・・・。

ハルさんの口元をよーく見てください

出るわ、出るわ。
破流の糸(←「揖保の糸」風に)という名のヨダレが。

地球と交信中

折からの風に吹かれて破流の糸が切れ飛んでいく合い間を狙って撮影したのが冒頭の写真というわけである。
並んで伏せているリン君は一滴のヨダレも出していないというのに、ハルさんのヨダレ栓は一体どうなっているのだろう。

思わず「くらーし安心クラシアン♪」の歌が脳内を駆け巡ったが、気にせず捏造写真を撮り終えた。

さて、その日の晩。

私たちはまたもや、リン君の家でご馳走になっていた。
飼い主たちは美味しいリゾットとピッツァ。(←サンドウィッチマン風に)

美味でした

そして、ハルさんにはスペシャルフード!

豪華トッピングです

たくさんのオヤツもいただいて、至福の時を過ごしたハルさんであった。

数え切れないほどの魂を売り渡したようだ

そして私たち。
それにしても、ウチの家は物をいただいてばかりだ。
リン君のところからは、またまた美味しそうなクッキーをいただいたし、

それにしても器用に作られるものだ

数日前には踊りの国のMOCOさんから昨年に引き続き大量のプレゼントを贈っていただいた。

オサレな迷子札とバレンタインのクッキーに、

迷子札は全てMOCOさんからのプレゼントって、どうなのか私達!?

ネーム入りの服まで!

早速、リン君の家に着て行きました

リン君の飼い主さん、MOCOさん、本当にありがとうございました。

私たちもいただいてばかりでは恐縮で梨本なので、いよいよ次回は2周年プレゼント企画の当選者を決定し、ケツ毛の発送先を確定することに全力で取り組む決意です!

私の!?

毛です。
もちろん、チルド便で新鮮なままお届けしますのでご安心を。(何を?)

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やれヨダレだ、やれケツ毛だと批判(?)の多いハルさんですが、走っているときは本当に楽しそうです。そんなハルさんの笑顔に免じてこちらにクリックをお願いします。
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実は最近、ハルさんの犬生観が変わってきているという噂もあります。そんな噂をまことしやかに流している、飼い主Mさんの久しぶりの記事を待っているという方はこちらにクリックお願いします。
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実は、右にバナーが出ているように、こっそりとJapan Blog Awardというものに参加していました。
一次審査を通ったブログにはバナーが出現する仕組みなっているそうで、これから一体どうなっていくのか、ハルさんのように口をあんぐりと開けて待ってみようと思います。
posted by 飼い主YとM at 00:31| 兵庫 ☀| Comment(13) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月01日

理性と本能(Y)

一ヶ月後の試練

ハルさんの2008年は、飼い主の「放置オヤツトラップ」にまんまとひっかかり、こっぴどく叱られて幕を開けることとなった。(←過去記事参照

そして今日は、ハルさんが新年「初」叱りを受けた日からちょうど1ヶ月後である。
ハルさんがいったいどれほど深く反省しているのかを試すのには、丁度いい頃合だ。

ふとそんな風に思いついた飼い主の手により、リビングの床にハルさんの大好きなオヤツである、リン君の飼い主さん手作りのクッキーがセットされた。

トラップ再び

「第二回オヤツトラップ大会」が開催されたのである。

しばらくするとテチテチと暢気な足音が聞こえてきた。
別部屋に誘導されていたハルさんがリビングに帰ってきたのだ。

飼い主は期待と不安の入り混じった眼差しをハルさんに注いでいた。
正直なところ、不安感より期待感のほうが勝っていたことは否めない。
元旦にあれほどきつく叱っておいたのだ。
聞き分けがいいのが取り得だと(飼い主が勝手に思っている)ハルさんが、同じ過ちを再び繰り返すはずなんてないと。

だが。

そんな飼い主の期待感や信頼感は、音速のスピードで粉々に打ち砕かれた。
ハルさんは、足元に落ちているクッキーを見止めるなり、

「あら、こんなところにオヤツが。これはいいわね」

と、デパ地下の試供品をパクつくような手軽さで食いついたのである。

思いもよらぬ愛犬の裏切り行為に、飼い主は慌ててしまう。

「あ!・・・・・コラー!」

と、何とも気の抜けた叱責の声しか出てこない。
(陣内智則がネタをするときの「コラー!」みたいな感じで)

けれども、こんな気の抜けた叱り声でも、ハルさんはただならぬ雰囲気を感じ取ったようであった。

いったんは口内に収めたクッキーをペッ!と吐き出し、一目散に聖域であるケージ内に逃げ込む。
今になって、元旦の悪夢が脳内に蘇ったのだろうか。
ハウスの中に引きこもったきり、出てこようとしない。

ハルさんが恐る恐るケージ内から出てきたのは、およそ30分ほど経過した後のことであった。
ちなみに、ハルさんが吐き出したクッキーはそのままの姿で放置してある。
けれど、ハルさんはクッキーに目を合わせようともしない。
いや、クッキーに近づくことすら出来ないようだ。
理性と本能の狭間でもがき苦しむコーギーの姿がそこにはあった。

けれど、希代の裏切り者ハルさんの試練がこれで終わったわけではなかった。

まだ続くんですか・・・?

ハルさんを置いて飼い主二人は買い物に出かけてみたのだ。
ちょうど、買っておかなければならないものがあったし、飼い主の留守中にハルさんがどのような行動に出るのか、試してみたくなったのだ。

30分ほどの時間を買い物に費やし、家に帰る。
帰路、ハルがクッキーを食べているかいないかについて、飼い主同士で会話を交わすが、その時間は本当に僅かだった。

「ハル、クッキー食べてるやろか?」
「そりゃ、食べてるやろ」
「せやなー」
「そうそう」

今や、ハルさんの評価は地に落ちていた。
けれど、飼い主たちがほんの僅か、カゲロウの羽音のように微かな期待を抱いていたことも否定できない。

果たしてハルさんは玄関で飼い主の帰りを待っていてくれた。

足元にまとわりつくハルさんを引き連れ、ほんの少しだけ高まる動悸を感じながら、リビングへと入る。

そこは、私たちが出て行ったときのままだった。

観葉植物のウンベラータが存在を誇示するように大きな葉を伸ばし、加湿器は熟練した職人のように黙々と水蒸気を部屋中に送り出している。

加湿器の手前に目をやると、そこには、クッキーが落ちていた。

奇跡のクッキー

クッキーもまた、私たちが出て行ったときと全く同じ姿で床に横たわっていた。

こうして、世紀のヒール(悪役)からヒーローへと華麗なる転身を遂げたハルさんには、飼い主の手から数々のオヤツがプレゼントされたのである。

もちろん、トラップ用のオヤツとは別物です

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3歳を目前にしたこの日、最後に奇跡の逆転劇を演じたハルさんに祝福のクリックをお願いします。
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けれどハルさん、まだまだ修行が足りません。次回のトラップ大会では完璧な結果が出せるよう、こちらにもクリックお願いします。
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posted by 飼い主YとM at 23:57| 兵庫 🌁| Comment(9) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月30日

トライアル−後編−(M)

ハルさんの未来を暗示するかのように真っ暗だったTDSPであったが、わりとすぐに復旧する。
その明るい光の下、夫が申込書を書いている隣で、私はハルさんを抱えてぼんやり立っていた。(←結局抱きかかえられて入場)

そのとき、突然スタッフの方に

「ハルちゃん、他のワンちゃんはどうですか?」

と尋ねられる。

まあボチボチです

えっと、それなりに好き嫌いがありますが、基本的には大丈夫と思います。
大きいコは苦手で、あまり遊ぼうとしません。
トイ・プードルが好きみたいです。
自分から他のワンコに吠え掛かったりするようなことはないと思うのですが、
飼い主がいない状況は初めてのことなので、断言はできません。
ドッグランでは飼い主がいなくなるとぜんぜん遊ばなくなるので、
ココでもそんな感じだと思います。


と、いうようなことが言いたかったのだが、寒いやら、(ハルさんが)重いやら、緊張していたやらでうまくまとまらず、つい

「……普通です」

と答えてしまった。

「えっ……普通っ……て???だ、ダンナさま……!!」

スタッフの方が助けを求めるように夫を見る。

「あぁ。まあ好きだと思いますよ。ドッグランも行きますし」

狩られるの専門ですけど

書類を書きながらモソモソと夫が答える。まだ体調が万全ではないらしい。

「ああ!ドッグラン行かれるんですね!じゃあ大丈夫ですきっとアハハ」

スタッフの方もようやく安心したらしい。無駄に不安にさせ、とても申し訳ないことをした。

その後、ハルさんを迎えに行く夕方まで、かねてからの計画通り、近くで映画を見ることにする。
『earth』という映画を見たいと夫がいうのでチケットを購入した。
しかし哀しいことに上映中、夫の二日酔いが発熱へと発展する。
呼吸が荒くなる。触れた身体もひどく熱い。

『earth』は地球の今を北極から南極まで一気に巡る美しく壮大な作品である。

こんな映画でした。(嘘)

しかし劇中で温暖化の危機が叫ばれている地球より、今まさに隣で危機的状況に陥っている夫が気になって、映画にはあまり集中できなかった。

結局そのまま夫を家に連れ帰り、またすぐに家を出てハルさんを迎えに行く。片道車で1時間弱、無駄な往復とはいえ仕方がない。
あたりはぐんぐん暗くなる。雪もどんどん激しくなる。

TDSPに着いたときには、(精神的に)息も絶え絶えであった。
しかしきっとハルさんが満面の笑みで迎えてくれるに違いない。そう思うと力も湧いてくる。
建物内で待っていると、スタッフの方がハルさんを抱えて戻ってきた。
しかしハルさんは私を一瞥しただけで、まったくのノーリアクションであった。

あなたは誰?
※イメージ図です

「ぅえっ!?なぜ??こんな吹雪の中、泣きながら運転してきたワタクシにその態度!?」

と叫びたかったが、スタッフの方に

「お迎えには、ダンナ様いらっしゃらないんですね」

といわれて

「いろいろありまして」

というのが精一杯であった。

スタッフの方も大事な最初の「お試しお預かり」の結果発表時に、トンチンカンな妻だけがやって来たことで、また不安を掻き立てられていたのかもしれない。重ね重ね申し訳なかった。

ちなみにハルさんは1分ほどしてようやく

「あ、飼い主」

といった感じで喜びの表現をしてくれ、開きかけた傷口が少し閉じる。
ハルさんもこの難局を乗り切るために色々とスイッチを切っていたのかもしれない。

ところで「お試しお預かり」中のハルさんだが、

「え〜、まずですね、やはり飼い主さんがいなくなってからは、
 ヒュンヒュン鳴いてとても不安そうな様子でした」

やっぱり。ウワサ通りです。

しょぼん
※イメージ図です

「犬舎の中でも動こうとせず、他のワンちゃんにもまったく挨拶に行きませんでした」

あらー……すみません。

「他のワンちゃんが来ても知らんふりで、ときにはイーッと怒る様子も見られました」

吠えたりは

「そこまではしてません」

あぁそうですか。よかった。

「人にはそれなりに寄って来てくれましたが、まあ助けを求めているという感じですね」

なるほど。

「このまま終わるかと思ったんですが、一度外のドッグランに出したら、突然元気いっぱいに走り出しました」
 
え!?マジっすか?

「はい。突然のことでこちらもビックリしましたが、
 他のワンちゃんともおっかけっこをしたり、楽しそうでした」

へぇ〜。

狩られ屋の本領発揮か?
※イメージ図です

「でも犬舎の扉を開けて呼んだらすぐに戻ってきました。珍しいタイプですね」

あきらめの良いのが取り柄なんですウフー(←ちょっと調子に乗ってる)

「長期のお泊りは今の段階では難しいかもしれませんが、単発なら大丈夫だと思います。
 次回は匂いのついたものを一緒に持ってきていただくと良いですね」

ということで、ハルさんはなんとか「お試しお預かり」をクリアした。
犬も飼い主も相当に疲弊した一日であった。

疲れました

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ハルさんも色々と大変だったようですが、何とかお試し預かりは乗り越えることができました。
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2008年01月27日

トライアル−前編−(M)

ハルさんのお泊りはいつもかかりつけの動物病院と決まっている。

一般のペットホテルよりは少々お高いが、かかりつけの先生がすぐ傍にいてくれるという安心感は大きい。
しかし、やはりそこは病院であってホテルではないので、基本はケージの中、ときどき裏の庭に少し出してもらう、という生活パターンになる。
行動範囲も運動量も普段より少なくなってしまうのは避けられない。
それでも昔は病院の看板犬、バセットハウンドのアニーと遊んで鬱憤を晴らしていたようだが、そのアニーも今ではハルさんのほぼ2倍の大きさになり、あまり遊べなくなってしまった(←病院スタッフさん談)。

チキンドッグです

そんなとき、知り合いの方からTDSPという施設を教えていただく。

TDSPはペットホテル・トリミング・しつけ教室・ドッグカフェなどを備えた犬の総合施設である。
なにより特徴的なのは、そこで基本的に他の犬と一緒に過ごす、ということだ。
だから預かってもらっている間も、他のワンコと一緒にドッグランで走り回ったりすることができるのである。

飼い主のいない不安な時間を静かに過ごしたいタイプのワンコもいるので、向き不向きがあるだろうが、ドッグランではそれなりの異名(自称)を持っていたハルさんには向いている場所のように思えた。

狩られ屋本舗

近々ハルさんにお泊りしてもらう予定もあるし、春になればまたあの恐ろしい抜け毛祭りが始まって家でシャンプーができなくなるし、今のうちにTDSPを利用してみることにしたのである。

ところでTDSPでは、会員になるまえに「お試しお預かり」という試練(?)がある。
集団で過ごすことが基本となるので、攻撃性や、ストレスで参ってしまう危険性がないか事前に確認するのだ。これをクリアしないと会員にはなれない。なかなかしっかりした施設なのである。
ちなみにハルさんは、気は強いが積極的に攻めるタイプではない。
攻撃性という意味ではまあ大丈夫だと思う。

問題はストレスの方であった。

実はハルさん、飼い主に負けず劣らず、結構な分離不安なのである。
「飼い主が立ち去る」という行為にとても弱いのだ。

飼い主探し中

ドッグランでも飼い主の片方がトイレにでも行こうものなら途端にシオシオとテンションが下がる。そうなるといくら他の犬が遊びに誘ってくれてもランの隅でテコでも動かない。
さっきまでゴキゲンに遊んでいたワンコにさえ、しつこく誘われるとシーッと猫のように怒り出す(←吠えると叱られるため)。
2人とも立ち去るとさらにダメで、ヒュンヒュン鳴いて動かなくなり、もうタイヘンなのだそうだ(←実家の母親談)。

幼い頃から飼い主の絶対性を骨の髄まで染み込ませてきたことが、仇になっていた。
飼い主が絶対であることと飼い主がいなくても強くあること、この2つはどうしたって矛盾している。
絶対君主がいなくなれば不安を感じるのは、当然のことなのである。しかし飼い主のいないところでふんぞりかえるような犬にはなって欲しくない。
それはどうにもならないジレンマであった。

絶対服従ポーズ(叱られているともいう)

しかしまぁ何事も慣れというものがある。
最初はダメでも徐々にその環境に慣れてくれれば良いのだ。
そのためにも、とにかく「お試しお預かり」をクリアしなくてはならない。
だから、テンションはだだ下がりだろうが、愛想も悪かろうが、とにかく他のワンコと揉めず、体調も崩さなければ御の字だと、飼い主夫婦は思っていた。
とはいえ飼い主のいないところでハルさんが知らないワンコと一緒に過ごすなど今まで経験がない。
大丈夫だろうと思いつつも、不安は抑えきれなかったのである。

能天気な犬

さて当日。

まるでハルさんの先行きを暗示するかのように、空には暗い雲が立ち込め、夫は二日酔いであった(←え)。
それでも試練には立ち向かわなくてはならない。
車を飛ばしてTDSPに向かう。片道1時間弱の道のりである。
到着する頃には雪がちらほら舞い始める。指先は凍りそうに冷たい。おまけになぜか建物が薄暗い。

TDSPは、停電していた(シェー)。

この不穏な空気を察知したのかハルさんは建物の中へ入ろうとしない。

スタートからもうだいぶん不吉な感じであった。

ヤな予感

つづく。

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書いているうちにあまりに長くなったので、次回へ続きます。
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2008年01月13日

発覚(Y)

ハルさんを飼う前からずっと犬が好きだった私たちは、人懐っこそうなイヌを見かけるとついつい近寄ってしまう。

先日、二人で買い物に出かけた時に出会った黒ラブラドールに対してもそうだった。
まだ若く、元気いっぱいの黒ラブ君は、見知らぬ私たちに対しても警戒することなく大歓迎してくれた。
さらに、驚いたことに、その動きは、ハルさんが嬉しい時に行うしぐさとまるでそっくりだった。

女豹はここから生まれた

顔を地面に擦り付け、お尻を高くあげる。
ハルさん以外にこのような動作をとる犬に初めて出会った私たちが、感動し、撫で回し、アツい抱擁を交わしたことは言うまでもない。

そんな出会いがあった後。
帰宅した私たちは留守番をしていたハルさんをいつものように邸宅から出してあげた。
すると、いつもなら先ほどの黒ラブ君と同じように喜びの儀式を執り行うはずのハルさんの様子がどうもおかしい。
顔を地面に擦り付けることもなく、お尻を掲げるでもなく、しきりに飼い主の匂いを嗅いでくるのだ。
その顔はいつになく真剣そのものである。

何かオカシイ

しかし、過去には、飼い主から鼻づまり認定を受けたほど役に立たないハルさんの嗅覚が、一体何を嗅ぎ取れるというのだろうか?
そう考えた飼い主は、ハルさんの好きなように体中を匂わせていた。

するとハルさん、フンフン、フンフンと熱心に飼い主の匂いを嗅いだ後、キッと飼い主を睨みつけてきたではないか。

この匂いはっ!?

「ちょっと、アンタ!服に他のオンナの匂いがしみついているじゃないの!!
浮気!?浮気なのねっ!!!キーッ!!!!」


ハルさん、まるで、帰宅したダンナのコートを握り締めて鬼のような形相で立ち尽くす、世の奥様のようである。

どうやら、ハルさんの鼻は飾り物ではなく、ここぞという場面ではちゃんと機能するものらしい。

ワカリマシタ

浮気が発覚した時の衝撃と、ハルさんの嗅覚が普通の犬並みであることが発覚した時の衝撃は・・・・・・どうやら似ている。(モチ嘘)

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ハルさんの鼻づまり疑惑はどうやらガセだったみたいです。
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2008年01月05日

初モノづくし(Y)

あけましておめでとうございます。

失礼にもほどがある

いきなりボッサボサの尻で始まった2008年ですが、本年もスローペースでボチボチ更新していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

さて、新年は双方の実家をハシゴすることで始まったハル一家である。
その隙間を縫うように、正月の三が日に新年の「初」づくしを済ませてきた。

まずは、初詣。

今にも踏まれそうな低いカラダ

ハルさんを連れて近所のお寺へと向かったのだが、物凄い人出のため、途中で本堂へ進むことを断念し、脇にあった小さなお堂をお参りするはめになった。

飼い主は交互にお参り中

ぐうたらな飼い主夫婦にしては珍しく、元旦から初詣に向かったのが仇となったらしい。
なお、例年は三が日を過ぎたガラガラの境内を悠々と歩いているダメな飼い主である。

続いて、初詣から帰った時に、近所の子供たちに出会う。
散歩の帰りなどに何度か出会ったことのある子供たちなので、ハルさんとも顔見知りだ。
ここでハルさん、初ナデナデを済ませる。(←かなり強引な「初」)

ご満悦

こうして新年早々ご機嫌なハルさんであったが、帰宅早々、飼い主の「初」トラップに引っかかる。
わざと床に落としておいたオヤツを見つけるや否や、何の躊躇もなくパクリと食いついたのだ。
目の前に食べ物があるからといって、すぐに食べてはいけない。

これが海中ならあっという間に釣り上げられ、シーラカンス似の謎の生物としてセンセーショナルな話題を振りまくことだろうし、これが山中なら猟師の仕掛けた罠にあっさり捕まり、ちょっと変わったうりぼうとしてサーカスに売られるかもしれない。

まあそれはともかく。

飼い主の
目の前で、
許しも得ず、

勝手に

オヤツを食べるなんて、言語道断である。

そんなわけでハルさんは、全身をブルブルと恐怖に震わせるほど、がっつりと叱られた。

飼い主、コワイです

ハルさん、元旦早々、「初」お叱りを受けたのであった。
こんなことでは、2008年もどうなることやら・・・・・・。
先が思いやられる。

けれど、実家に帰り、近所の公園で「初」走りを済ませたハルさんは、

ムキャーッ!

気分上々で「初」笑いを見せてくれた。

反省しろ

今年も、ハルさんが多くの笑顔を見せてくれることを願ってやまない飼い主たちである。

叱る時は思いっきり叱るけどな。

そのとお〜り!

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2007年12月31日

10大ニュース2007

2007年もいよいよ最後の一日となりました。

そんな一年の締めくくりの今日、ハルさんは何をしているかというと・・・・・・。
いつもどおりゴロゴロしております。

グータラドッグ
このまま寝正月に突入しそうだな・・・

今年も一年、皆さんのおかげで何とかブログを継続することが出来ました。

本日は、ブログを見に来てくださる皆さんに、感謝の意を込めて、2007年のハルさん10大ニュースをお届けしようと思います。(←手抜きともいう)

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では早速、第10位から

ハルさんフィレ肉を喰らう

つい先日のクリスマス・イブの出来事だ。
ハルさんが(文字通り)一世一代のご馳走を平らげた、あの衝撃的な出来事が第10位である。
これは、9位以降の出来事が楽しみでならない。(←自分で言うな)


第9位は、

『金麦と待ってる』プランの始動、そして・・・・・・」

今年の8月に開始した「金麦と待ってる」コマンド(要はバックさせるだけ)のトレーニング。
皆さんから色んなアドバイスを頂いたのだけれど、そのうちに・・・・・・。

金麦のコマーシャル上のセリフが変わる。
        ↓
「金麦と待ってる」を人前で言うと、イタい人だと思われるかも。(←もっと前から気づけ)
        ↓
飼い主のテンションがダダ下がる。
        ↓
バックさせることを諦め、足の周りを回らせる。(←なんで?)





こうして、実は、とうの昔に「金麦と待ってる」プランは崩壊し、どうでもいい技が完成していたのであった。(←初カミングアウト)

そして、第8位は、

ハルさん、ダニに食われる

春先にハルさんの耳付近でダニが発見された出来事が第8位にランクイン。
これが、熊みたいな大きさのダニであったなら、

ハルさん、ダニに食われる」(←死んどる!)

堂々の第一位を飾っていたと思うのだがどうだろう。


続いて第7位。

ハルさんの正式な綴りが決定

ハルさんの誕生日に、阿波の巨匠、MOCOさんよりプレゼントされたネームプレートのおかげで、ハルさんの正式名称が「HAL」に決定したのだ。

MOCOさん、ありがとう

なお、みかん汁を垂らしてから火で炙ると「GOHAN」の文字が浮き上がってくることは、ハルさんに内緒である。
それにしても、このネームプレートは本当にお役立ちで、どこへ行くにも一緒だった。

だいぶ傷がいってしまいました。
「HAL」さん、お疲れさま。

MOCOさん、本当にありがとうございました。


第6位は、

ケツ毛全国発送

ブログ初のプレゼント企画として催された「ボボ尻街角ハントクイズ」。
見事に正解されたIQ200以上の方たちに、ハルさんのケツ毛がもれなく進呈されることになったのである。
この迷惑行為以外の何物でもない出来事が第6位となった。

ハルさんの ケツ毛 子供たちは元気に暮らしているでしょうか。
もうすぐ花の咲く季節だと思います。
みなさん、水やりはかかさずにお願いしますね。(←どんな生き物やねん)


そして、第5位。

ハルさん溺れる

溺れるセミ

飼い主のトラップにひっかかり、全国に醜態をさらしてしまったハルさんであった。

「愛犬になんてことをするのか!」

ハルさんも飼い主の裏切りに憤慨していたことと思われる。

けれど。
声を大にして言いたい。

「犬なら泳げ!

「二回も同じこと繰り返してんじゃねえよ!」と。

私は被害者です


また、第4位にも川での出来事が続いた。

ハルさん、ハチに刺される

生来の鈍い気質が災いしてか、ハルさんがハチに刺されてから痛みを感じるまで、数時間が経過していた。
ハルさんが、恐竜並みの神経伝達速度を有していることが分かったと同時に、ハルさんの膝がどこにあるのか、見失ってしまった飼い主たちであった。


そして、ようやくいよいよベスト3の発表である。

まずは第3位。

悪女ハル、ゆめ吉伝説を終焉に導く

讃岐のブラックホーク、四国犬のゆめちゃんとの天下分け目の戦いに挑んだハルさん。
その悪女っぷりをまざまざと見せつけ、ゆめちゃんの「洋犬には割りと心が広いような感じ伝説」を粉々に叩きのめしたのである。
こうしてゆめ吉伝説は夜空のお星様になった。
現在、合戦の舞台となった淡路島は、「日本の古戦場100選」に選出され、訪れる人たちの歴史ロマンをかきたてているという。(フジウラさんゴメン!)

つわものどもが夢のあと

ハルさんの生涯の中でも記念碑的な出来事であったゆめちゃんとの 戦い 出会い、堂々の第3位である。


続いて第2位。

雑誌『Loveカメラ』掲載

恐らく、最初で最後であろう、当ブログの活字メディアへの登場が第2位となった。
今となっては、大はしゃぎしていたあの頃が懐かしく思える。
しかし、ハルさん10大ニュースと言いながら、飼い主の出来事が第二位になっているあたり、我が家のヒトとイヌとの力関係を感じてならない。
けれど、おかげでハルさんは犬生初の缶詰フードを食べることが出来たのだ。
感謝してもらわないと。

口がへらない犬だ

まあ、こんな犬は置いといて・・・・・・


ついに、栄えある第一位に輝いたのは・・・、

ハルさん、飼い主から手作りのリード&カラーをプレゼントされる

???????

何それ?と思う方もいるかもしれない。
そんな話あったけ?と。

その疑問はもっともです。
なぜなら、今までそんな話、一度も書いたことがないから。(←オイ)

実は、少し前、裁縫にハマり出した飼い主Mが、ついにハルさん用のリードとカラーの製作に成功したのである。

お散歩バッグも完成しました

製作してから時間が経っているため、今までの記事にもチラチラと写っていたりもする。

手作りリードがイヤでこんな体勢になっているのではない、と思いたい
近江八幡にて

ずいぶんと飼い主の手前味噌なこの話、なんで10大ニュースの第一位かというと・・・・・・、

かなり作るのが面倒くさいようで、恐らくもう二度と製作されることがないからだ。

DSC_7049.jpg

****************************************


こうして振り返ってみると、2007年も色々なことがありました。
10大ニュースに入りきらなかったそのほかの出来事も、全て良い思い出です。
今年も最後までグダグダな飼い主とハルさんでしたが、来年もよろしくお願いします。

それではよいお年を!

また来年!

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2007年12月29日

立ち退き(M)

年末は何かと焦らされることが多い。
たとえばクリスマスからお正月へ向けての切り返しは鋭すぎるし、やらなければならないことがたくさんあるにも関わらず、今年中にやっておきたいことを次々と思いついてしまう。

ということで、梅田へ行ってきた。

留守番です

前日の夜中、私が愛してやまないフィンランドブランドの食器がいくつか廃盤になり翌日からセールに出るという情報をインターネットで見て、居ても立ってもいられなくなったのである。

しかしこの日、年末の貴重な時間を割いて、アドレナリンをたくさん出してまで梅田に来てよかった。

セール初日の夕方だというのに、すでにいくつかの食器は棚から姿を消していた。そのうえ雑貨屋に似つかわしくない買い物カゴ(大)を持った客が数組、セール品の棚の周りを徘徊している。
かくいう私たちもそんな客の一人で、買い物カゴ(大)を片手に棚の前に座り込み、あれやこれやと吟味する。

結局、廃盤色のプレート2枚とサラダボウル(大)、それと廃盤色のマグ2種類、廃盤ではないセール品マグ(←夫が欲しいと主張)を購入し、とても満足して店を出る。(←マグが多い)

その後、別の店でお正月用の手ぬぐい(←ウチは玄関にいつも手ぬぐいを飾っている)を買い、たまたま目に留まった素敵バッグ(ハルさんお泊り用)を買い、ワタクシ御用達の本屋で、本を買う。

戦利品の数々(←マグが多い)

新刊を購入するときは必ずこの店と決まっている。
カバーがとても可愛く、まとめ買いすると素敵バッグに入れてくれるのだ。ちなみにウチにはこのバッグがすでに4つある(←オイ)。

そんなわけで翌日、ご機嫌で戦利品の写真を撮って、ひとつひとつ慈しむように棚にしまっていった。
いちいち眺めてはため息をついたりするので(←めんどくさい奴)、とても時間がかかる。
ようやく食器を眺めるのに飽き、最後に手ぬぐいを片付けようとリビングに戻ってくると、

これはイイわね

ハルさんが手ぬぐいの上で寛いでいた(シェー)。

どうも床に敷いてあるモノはすべて自分のモノだと思っているらしい。
まぁあながち間違いではない。
確かに手ぬぐいは、ハルさんにとっていい感じに細長い。

たまには和風もイイものね

しかしこれからアイロンを掛けて、フレームにしまって玄関に飾るのだ。退いてもらわなくては困る。
宥めすかしたり、手ぬぐいを引っ張ったりしてみたが、ハルさんはそこを動く気がないようであった。

何やのん

というかむしろ、ウチは動かへんのや、という強い意志を感じる。

たとえ100万円積まれたって動かへん

結局身体を寄せてムリヤリ押しのける形で退かせたが、そのときのハルさんの目は、電車の座席で小さな隙間に押し入ってきたオバサンを見るようであった(涙)。

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とりあえずウチに来た新入りさんは、ハルさんの洗礼を浴びるのが慣わしになりつつあります。
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2007年12月26日

クリスマス・フィレ(Y)

前回の記事に書いたとおり、クリスマスイブの朝に魅惑の缶詰フードを食したハルさんであったが、実はこの日、ハルさんのスペシャルフードはこれだけにとどまらなかった。

ついに私の時代が来たわね

まずは、連休の最初から降り続いた雨のせいで外出できなかったハルさんを想い、外へと連れ出す。(←なんてよく出来た飼い主なのだろう)
向かった先は大阪の千里方面。
駅前のイタリア料理屋さんに行ってみる。
まずはハルさんを車中に残してハラゴシラエというわけだ。(←前言撤回)

素材の味を活かす料理でした

ここのお店は少し変わっていて、ドリンクのみが付いたランチセットがない。
ドリンクを付け足そうとすると、否応なくプリンがついてくるのだ。
プリンは特に好物ではないけれど、コーヒーは飲みたい。
それで、仕方なくプリンを食べたのだけれど、これが非常に濃厚で実に旨かった。

これはオススメです

最初は何かの嫌がらせとしか思えなかった「プリンセット」であるが、これだけ旨いと、自慢のプリンを何とか食べてもらおうと努力するお店の気持ちが逆に心地いい。

上機嫌で店を出た飼い主を待っていたのは、

信じられない・・・
※イメージ図

ハルさんのジト目であった。

仕方がないので、この後、ついに、ようやく、ハルさんを散歩に連れて行く。
ハルさんと訪れた千里南公園は、ほどよい傾斜を落ち葉の絨毯が覆っており、ハルさん好みのスポットであった。

これは楽しそうです

誰もいない公園の裏手で解き放たれたハルさんは、外出できなかった数日間の鬱憤を晴らすかのように走り続けていた。

何度も、

うひょーっ!

何度も、

にゃはーっ!

飼い主の間を往復して、随分とご機嫌だった。

楽しすぎます

こうして、ハルさんのための時間は終わった。
後は、飼い主が、イブらしく(?)美味しい肉をたらふく喰らえばイブのイベント完了である。

ところが。

ハルさんと遊び過ぎたのか、お目当ての焼肉屋「千里但馬屋」に到着した頃には、日もとっぷりと暮れており、店の入り口には満員御礼の札が掲げられていた。(涙)

仕方がないので、近所のスーパー内にある肉屋さんで肉を買って帰ることにする。
すると、ちょうど売れ残った肉のタイムセールが開催されており、格安で肉を手に入れることが出来た。

本来なら、焼肉屋で開催されるはずであった我が家の「肉リスマス」。
それが、急遽家の中で催されることになったおかげで、その犬生を大きく変えたモノがいる。

はて?誰でしょう?

すみこか!

元々、車の中でお留守番のはずであったハルさんであったが、なんという大逆転だろう。
ついに、犬生始めてのフィレ肉を目の前にしたのである。

何が始まるというのでしょうか

大きな肉の塊を前にして、さしものフードファイター、ハルさんも、一体何がどうなっているのか、目の前の状況を理解できていないようであった。
肉を直視することも出来ず、普段ならマーライオンのように溢れるべきヨダレが一滴も出てこない。

そんな茫然自失のハルさんはとりあえず置いておき、飼い主たちは食事に取り掛かることにした。

何となくクリスマスぽくしてみた

そして、十分に肉を堪能し、クリスマスケーキをいただいた後、

ケーキには蝋燭が必要です(前フリ)

ついにハルさんの肉が焼かれることとなった。

お待たせしました

ミディアムレアに焼かれたフィレ肉は、ハルさんにとって晩御飯代わりであるだけでなく、クリスマスケーキでもあるはずだ。
そう確信した飼い主は、ステーキに蝋燭代わりの鮭骨を突き刺す。(←台無し)

全然美味しそうに見えません

事ここに至ってもなお、ハルさんは目の前の状況が理解できていないようであった。
ヨダレが出ない。
ヨダレなど、普段はあまり出ないほうが都合がいいのだが、ヨダレが出ないことに不安を覚えたのはこの時が初めてであった。

まだ見ることができません

そんなハルさんの目の前から、一旦フィレ肉が取り除かれる。
もちろん、人間が食べるのと同じく、切り分けなくてはならないからだ。

こうして、ハルさん用のステーキはきちんと切り分けられたうえで、ハルさんの眼前に戻ってきた。
飼い主の取り分が差っ引かれた状態で。(←税金か)

これはひょっとしてワタシのぶんなんでしょうか?

しかし、この状態になって初めて、ハルさんは、目の前の肉が自分に与えられるものだと理解したようであった。
あまりに高級で豪華なモノは、自分とはかけ離れた世界のモノだと思ってしまうのだろうか。
きっと飼い主に似て貧乏性なのだろう。

こうして、ハルさんはようやく溢れ出したヨダレの洪水とともに、一切れ一口の割合でフィレ肉を平らげた。(涙)

人間すらなかなか口に出来ない食べ物である。
犬ではあるけれど、いや、犬だからこそ、もっと、じっくり味わうべきものではなかろうか。

どんな味だった?とハルさんに尋ねたら

「えー?うーんとねー。イチゴ味かな」

という答えが返ってきそうだ。

もうオマエに肉はやらん。

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2007年12月25日

はぶさん(Y)

世間はクリスマスイブな一日を過ごされたであろう12月24日。
我が家のハルさんも、早速、朝ゴハンからビッグイベントのおこぼれにあずかっていた。

缶詰のフードです!

ハルさん、苦節3年弱を経て、ついに犬生2度目の缶詰フードを食すことに成功したのである。

早くください!!

実は、数日前、ハルさんの大好きなご近所のダックスフント、リン君一家より、ハルさんに素敵なクリスマスプレゼントをいただいたのだ。

いつもすみません

この缶詰以外にも、ハルさんが好みそうなオヤツが溢れている。
しかし、リン君一家には、このクリスマスプレゼント以外にも、いつもいつも本当にお世話になりっぱなしである。
そんなリン君一家にお返しをすべく、数日前、ウチに来ていただいた。

ゴロンが止まらない

ところが。

リン君の飼い主さん夫婦が持ってこられた絶品手作りシュウマイにビールの進むこと進むこと。

いや、うまい!

最後には、手作りのロールケーキでトドメをさされ、結局、この日もお返しをするどころの話ではなくなってしまった。(←オイ)

ウマウマ

さて、そんなダメな飼い主をよそに、ハルさんはハルさんなりに非常に頑張っていたのではないかと思う。
リン君の飼い主さんが持ってこられた缶詰フードに舌鼓を打ち、(←オイ)

舌がひっこみつきません

デザート代わりの姫リンゴを目の前にして、

これも持ってきていただきました

完全に理性を失った表情であった。(←オイオイ)

目がヤバイです

と、そんなアメリカンジョーク(←なにが?)はここまでにして、

ハルさんがその存在意義を賭け、本気で取り組んでいたことが一つだけあった。

それが、この飲食物、ペット用ビール「ハッピーラガー」である。

最近はこんなものまであるんですね

時代は変わる。
ハルは変わるな。

オヤツ満載の軍手に思わずナチュラル女豹
「このえげつない食欲はきっと変わらんな・・・・・・」

実は、だいぶ前に、踊りの国フォトグラファー、MOCOさんよりいただいた「ハッピーラガー」であったが、今まで開栓の機会を逸し続け、冷蔵庫の中で今か今かと出番を待ち続けていたのである。

そんなハッピーラガーを目の前にして、「コーギー界のあぶさん」と呼ばれたオンナ、ハルさんがその真の実力を如何なく発揮することとなる。

初めて体験する飲料品であったため、警戒心が働いたのか、一口飲んだ後はいっさい口をつけなくなってしまったリン君。

犬としては当然の行動だろう

対するハルさんは、自分の器に注がれた犬用ビールをあっという間に平らげた後、リン君が口をつけた器をも遠慮なく飲み干してしまった。

ガブ飲み

当代随一のフードファイターであることだけでなく、稀に見る酒豪の一面すらバレてしまったハルさん、彼女の将来はいったいどうなってしまうのだろう。
ニックネームの「あぶさん」と融合してしまい、「はぶさん」と呼ばれる日が来るのだろうか・・・・・・。

そんなことを想いながらも、リン君の飼い主さんとの話が弾み、ワインを3本空けてしまった飼い主夫婦であった・・・・・・。

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2007年12月19日

カバーガール(Y)

師走も押し迫ってきたこの日、我が家にビッグニュースが飛び込んできた。

伝書犬

苦節ウン年、ついに当事務所所属のスーパーモデル、ハルさんが快挙を達成したのだ。
辛い駆け出しの時代もあった。(←過去記事参照
ついキレた顔をパパラッチに撮られたこともあった。(←過去記事参照
あまりの空腹感に枕を涙でぬらした日もあった。(←いつだってそうだ)

けれど。
一番大切なのは、諦めずに夢を追い続けること。
一匹の犬が、私たちにそのことを教えてくれた。


短足でもスーパーモデル


な〜んて、有名雑誌の表紙を飾れるはこのサイト。

http://www.magmypic.com/

素敵カメブログ「こっち向け!カルピン」で紹介されていたので、堪らずに食いついてしまいました。

けれども、「Vogue」といえば、世界トップクラスのファッション雑誌だ。
普段、犬仕事(食っちゃ寝)を本業とするハルさんが、果たしてカバーガールとして適任なのかどうか、一抹の不安が残る。

そんなハルさんに相応しい雑誌はないかと、他を探してみたところ・・・・・・。

あった。ありました。


サバンナにて


ハルさん、我が愛犬ながらなんという立派な仕事ぶりか。(涙)

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2007年12月18日

年の差(M)

近頃、沢尻エリカの恋人が43歳であることを知り、少なからず衝撃を受けた。
沢尻エリカは21歳。年の差は倍以上ということになる。
人の恋路をとやかくいうつもりはないが、この年齢差を自分に当てはめてみると、六十ウン歳(←自主規制)の恋人がいるということになる。どうもうまく想像できない。

規制の必要ありますかね

そんなことを考えながら、ハルさんと散歩していた。
すると、ハルさんが愛してやまない唯一の大型犬、ラブラドールのレオくんと遭遇した。
小さいころから(自分より)大きい犬はほぼ例外なく苦手なハルさんだが、レオくんだけは特別だ。
会うといつもメロメロのグダグダである。
耳も身体も心も完全に這いつくばって、レオくんへ匍匐前進するハルさん。
他犬に対して、決して下手に出ることがないハルさんには考えられないミラクルである。
幾度の対決を経て完全敗北したワカ姐さんに対してさえ、ここまで下手には出ない。

レオくんの何がこれほどまでにハルさんを惹きつけるのかよくわからないが(←失礼)、そんなわけで我が家では彼のことを、敬意を込めて『レオ様』と呼んでいる。

レオ様に会えた(ハート)

「今日『レオ様』に会ったで」
「へぇ〜、よかったなぁハルゥ〜。また平べったくなってたん?」
「そらもう」
「あのパッションはどこから来るんやろなー」
「謎やなー」
「ところで『レオ様』っていくつなん?」
「9歳」
「ほー、けっこうなナイスミドルですなー」
「年上のオトコが好きなんよねー、ハルちゃんは」

レオ様はロマンスグレイなの

「ハルは今2歳やから、7歳差かー」
「よく考えたら沢尻エリカどころの話じゃないよね」
「ホンマや!仮にハルちゃんが沢尻エリカとすると恋人は……」
「4倍ちょっとやから……90歳くらい?」
「えー」
「どんだけー」
「もしかして……遺産狙い?」
「そうやったんかハルゥー、コワー」
「ハルちゃんたら、悪女ーアハハー」
「おみそれしましたーアハハー」

ムッ

このあたりでなんとなく自分が小馬鹿にされていることを察したハルさんは、イヤそうな顔でハウスへと去っていった。

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2007年12月15日

或るパンチャーの話(Y)

或るところに、将来を嘱望されたハードパンチャーがいた。
その名は「Nico」。
フレンチブルドッグとしてこの世に生を受けた彼女は、デビュー以来、対戦相手を次々にマットへと沈め

黄金の右炸裂

あれよあれよという間に、(我が家の)スターダムにのし上がった。(←せまっ)

だが。

順風満帆なパンチャー犬生を謳歌してきた彼女を大きな試練が待ち受ける。

永遠のライバル(というか唯一の対戦相手)、短足族「HAL」のホームに颯爽と乗り込んだ結果、手痛いしっぺ返しをくらったのだ。

これは、エリート街道を歩んできた「Nico」にとって、初めて経験する挫折の味であった。
‘反則技のデパート’「HAL」から浴びせられたヨダレ攻撃で全身ぐっしょりと濡れそぼれながら帰国の途につく「Nico」の体から、ポトリと落ちたのはヨダレか、それとも彼女の涙か。
それほどまでに(←どんだけ)、彼女のショックは大きかったのだろう。

以来、あれほどのスピード、キレ、破壊力を誇っていた彼女の拳は見る影も無く衰えてしまった。

全然腰が入ってません

今や、全盛期のマイク・タイソンに比するとまでに称えられた彼女のパンチは、ミッキーロークのそれと酷似するまでになってしまった。

けれど、犬だって、流した涙の数だけ強くなれるはず。

ニコ走ります!

我が家の誰もが(←やっぱりせまい)、「Nico」の再起を祈っている。

頑張れ「Nico」!

ニコちゃん?

ファイトだ「Nico」!

大丈夫?

・・・・・・「Nico」?

もうダメかも

「HAL」は、ほどほどにな!!

フライング・ボディプレス

100年に一匹の天才児と謳われた「Nico」、再起の日は遠いようだ。

けれど、実は、この二匹、プライベートではとっても仲良しなのである。

アハハハ。ウフフフ。

けれど、犬のプライベートって一体何なのだろう。(←バカ)
そんな疑問が消えぬまま、「Nico」の受難は続くのであった。

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2007年12月10日

セカンドハウス(M)

実家(私の)へ行ってきた。夫とハルさんも一緒である。

出発当日、私はサツマイモとミシンのことで頭がいっぱいであった。
実家へ帰るとなると、持って行かなくてはならないものと、持って帰らなくてはならないものが、いろいろと出てくるのは私だけであろうか。
また、そのミッションの成功率は、たいていの場合、50%前後である。
つまり何かを持っていくのを忘れるし、何かを持って帰るのも忘れる(←ダメな奴)。

ホントにダメね

ところでその日、私はなんとしてもサツマイモとミシンを実家に持ち帰りたかった。

ミシンは実家で使うというし、サツマイモはジャガイモとの密約が交わされている。
(先日、知人からサツマイモを箱で頂いたのだが、夫がサツマイモをあまり好んで食べないため、どうしても消費が追いつかず、途方に暮れていた私と母親の間で物々交換が成立した)

ミシンは、ミッションの失敗がもう2度も続いているし、サツマイモは生もの(?)で、失敗は許されない。
とにかく何より先にミシンとサツマイモの準備をする。
それでようやく安心して自分たちの準備も整えて実家へ向かった。

実家近くの公園でひとっ走り

そして実家でたらふく食べて、たらふく飲む。
ハルさんも、オヤツのガードが甘いウチの両親に会えて、ウキウキと楽しそうであった。
やがて

「そろそろ寝よか」
「そやな」
「ハルも寝るか、ハル、ハウス!……ってアレ?」
「なぁ、ハウスは……?」
「……あぁ〜……すっかり忘れてた……」

ハルさんお泊り時には欠かしたことのない、必須アイテムであるハウスのことを、ミシンとサツマイモにかまけて完全に忘れていた。
ハルさんは所在なさげにいつもハウスが置かれているはずの場所をウロウロしている。その顔は途方にくれていた。

「……どーしよ……」
「んー、ま、大丈夫なんちゃう?マットはあるし」
「そ、そうやんな」
「そうやって」

「いや、ダメだ」

突然、強い声が降ってきた。

「ハルが安心できる場所を忘れてくるなんてオマエは。
 ハルがかわいそうじゃないか」

「ウッ……おとーさん……」

私が何を忘れてきても何を忘れていってもいつもは決して責めない父親が、ハッキリと私を責めていた。

「で、でも、もう夜中やし、しょーがないやん……?」
「仕方がない。おとーさんがここでハルと寝て」
また!?それはもういいって、ハルはいつもひとりで寝てるんやから」
「……」

不甲斐ない娘に呆れたのか、ハルさんと一緒に寝られないのが不服なのか、父親はだまって物置へと消えていった。しばらくして帰ってくると、父親はダンボール(有田みかん)を抱えていた。

「さあハル、これでとりあえずハウス作ってあげるからな」

こうしてハルさんの即席ハウス(有田みかん)が完成した。
一応マットを敷いて、ソレっぽくしてみる。

「ハル?ハウス!」

すると案外あっさりと中に入ってくれる。

狭い・・・・・・

しかし、やはり狭いらしく、すぐに出てきてしまう。

「ダメかー」
「奥行きがないのがアカンのやろな」
「中で方向転換できひんとな」
「そもそも身体全部入ってへんもん」
「トグロも巻かれへんみたいやし」
「高さは悪くないねんけどなー」

元は自分たちの過失であることを棚にあげ、言いたい放題の飼い主2人。
その言葉に、父親はまた黙って奥へと消えていく。
やがて戻ってくると、今度はダンボール(また有田みかん)とガムテープを抱えていた。

「さあハル、コレとコレ、つないでやるからな。広いぞー」

そうして完成したセカンドハウス(有田みかんU)を、ハルさんはとても気に入ったらしく、中ですっかり落ち着いた。

ウン、今度はイイんじゃない

「おぉう、これエエや〜ん。
 もう次からハウス持ってこなくていいねえ、ハル?」
 
ウキウキと私がいうと、

「何をいうか。
 ハルは慣れたハウスの方がええに決まってるやろ。
 まったくオマエは、次からはきちんと持ってくるように」
 
結局最後まで責められっぱなしなのであった。

すぐ手抜きするんだから

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2007年11月27日

主張(M)

家の中ではそれなりに自由にしている(というか放置されている)ハルさんだが、それでも多少の制約はある。
まあ人の社会で生活する以上、仕方のないことだ。

ちなみに制約には

(1)吠えない
(2)ソファやテーブルに乗らない(手をかけるのもダメ)
(3)リビング以外の部屋には入らない

といったものがある。

両サイドが立ち入り禁止区域なのです

(3)については、もともとイタズラ可能領域を狭めたいがための制約だったが、今となっては入っても何もしない(フードの袋が床に置いてあっても口をつけないほど)ので、

「飼い主に見つからなければ良い。うまくやんなさい」

というあやふやなスタンスになっている。

ところでこれらの制約は、実はいずれもハルさんの自己主張の手段を奪うものである。
最初からそのつもりがあったわけではないが、結果としてそういうことになってしまった。
それでもハルさんはその制約内で、日々、主張手段を編み出している。
がんばり屋さんなのである。

がんばり中

たとえばトイレ排泄時。
仔犬の頃からのトイレトレーニングの習慣が今も残っていて、トイレで排泄すればオヤツを与えることにしている。
しかし近頃は飼い主の注意力もすっかり散漫になってしまって、排泄に気づかないことがよくある。
オヤツが懸かっているハルさんとしては、早急に自らの成果物に気づいて欲しいところだ。

さあ、オヤツをいただきましょうかね

そんなとき飼い主が床でゴロゴロしていれば、ハルさんはピタッと寄り添いに来る。
たいていは飼い主の身体の一部を踏むようにして座り込む。
足にボボ尻が乗っかったりして、とても可愛い。
さすが腹黒コギ(?)、自分の武器の使い方をよくわかっている。
ハルさんが1歳くらいまでは、珍しく甘えてきてくれているのだと思って

「まあハルちゃんたら、あ・ま・え・たちゃ〜ん(ハート)」

と喜んで撫で回していたが、そうやって寄り添って来てくれるのがほぼ排泄時またはゴハン前のみと気づいてから、足の上に乗っかってくるボボ毛をしごきながらも、一抹の寂しさを覚えるようになった。

すべてが計算づく

ところで飼い主はいつも床にいるとは限らない。ソファの上に寝転んでいる場合もある。
こうなるとソファに手をかけることすら許されないハルさんには苦しい展開である。
悩んだ挙句(かどうかはわからないが)、ハルさんはアゴを乗せてみることにしたらしい。
真摯な瞳で飼い主を見つめてもみた。これもこれでなかなかに可愛い(←思うツボ)。
しかしソファの上にいる時はたいてい、眠りかかっているか、本を読んでいるか、ニンテンドーDSに勤しんでいるかなので、アゴを載せたくらいではハルさんに気づかないことが多い。

アゴ!!

そこでハルさんはさらに一歩踏み込んで、飼い主にモノを投げつけるわけである。
床より高い場所に存在権のないハルさんにとっては苦渋の決断であった(と思うがどうだろう)。
投げるのはたいてい、しがみ終わってヤな感じに湿った軍手か、オヤツをほじりだした後のヨダレまみれのコングである。
当たっても痛くはないが、まあ気分の良いものではない。
しかもけっこう的確にボディに投げつけてくる。
あんなに短い足で軽快にステップを踏み、うまく勢いをつけるのだ。ヘンなところで才能がある。

軽快なステップでおもちゃを捕らえる

しかしこんな攻撃に屈するほど飼い主は甘くはない。

ワタクシ今は気分が乗りません。
アナタもそんな能力を発達させるくらいなら、
散歩中に溝にハマるのをなんとかしたらいかがですか。


というようなことを言いながらハルさんに軍手あるいはコングを投げ返し、再びソファの上でゴロゴロする。
要求は一度通るとあとが面倒なのである。
何事も飼い主のタイミングで行わなくてはならないのである。

そんなわけで、たいへんな知恵と労力を使ったハルさんの主張は、結局受け入れられないのであった。

次は何を投げようかしら

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2007年11月18日

軍手(M)

ハルさんは昔からオモチャにたいする喰いつきが悪い。
まったく興味がないわけではないが、とにかく遊ぶ時間が短い。
新しいオモチャを与えると、しばらくはプイプイ遊んでいるが、盛り上げ疲れた(←盛り上げないと遊ばない)飼い主が「フウやれやれ」とソファにゴロンとなった途端に音がやみ、
見るとそこには、哀愁漂う背中をみせて転がるオモチャと、

さみしい・・・・・・

ジト目のコギさんがいるという寸法である。

ハイ、次。

これではあまりにコストパフォーマンスが悪い。
ワンコのオモチャとはいえ、安くはないのである(というかむしろ近頃のオモチャは高価なモノが多いと思うがどうだろう)。

ひとえに飽きっぽい性格が災いしているのだろうが、そんなわけで、夫の悲願であったサッカー犬への夢は叶わなかったし、ハルさんが2歳を過ぎた頃にはオモチャもあまり買わなくなった。

そんなハルさんだが、飽くなき情熱を傾けるモノもある。
それは、

オヤツを入れたぬいぐるみ
オヤツの入ったコング
オヤツを包んだタオル
オヤツが入った……

……まあ要するに、そういうわけだ(涙)。

オヤツね!

そんなハルさん、近頃のお気に入りは軍手である。
以前も少し書いたが、軍手はリンくんの飼い主さんから教えてもらった。
軍手の指先にオヤツを入れておくと、なかなか取り出すことができず、結構な時間ワンコは遊んでいられる。
前回の作戦的には失敗したものの、日常生活においては今もとても重宝している。

なにせコストが安い。1枚あたり10円程度であり、しかも指は5本もある。
1回あたり2円と思うと、もう場末の遊園地ですら遊べない感じだ。
しかもリンくんが遊ぶ様子を見せていただいた限り、洗濯すれば再利用も可能である。
なんて家計に優しい素敵アイテムなのだろう。

というわけでさっそく軍手を買ってきて、ハルさんに与えてみる。
オヤツが入っていることを察知したハルさん、さっそく軍手に取り組み始めた。

オヤツ、オヤツ・・・・・・

ハミハミハミ……(ビリッ)……ハミハミ……(ビリビリッ)

途中何度か気になる音が聞こえたが、ハルさんは楽しく軍手と戯れているようである。
オヤツを包んだタオルよりも取り出すのが難しそうな軍手、これを制覇すればハルさんはまた一段とおりこうコギさんになれるだろう。
良かった良かったと、しばらくして見てみると、

ハルさん、軍手の指を破壊(号泣)。

惨殺

知恵を使って取り出そうなどという、高尚な考えは頭に浮かんでこなかったようだ。
ただひたすらしがむべし、しがむべし、と突き進み、とうとう厚い布の壁を打ち破ったのであった。
それはそれで褒めるべき点もあると思うが、飼い主としては根性より知性を見せて欲しかった。

犯行現場

その後もハルさんはただひたすらにしがみ道を邁進し、近頃ではすっかり破壊が早くなった(チッ)。
腹立たしいので今度は軍手の指先ではなく手のひらにあたる部分にオヤツを入れて厳重に包んでみる。
するとやはり知性を持ち出す様子はなく、

「ちょっと!?コレ、指のとこにオヤツ入ってませんけど?
 忘れたんでしょ。こういうの、困るのよね!」


とでもいわんばかりに軍手を飼い主に向かって投げつけてきた。
(ハルさんは激しく物申すことがあるとき、たまに飼い主にモノを投げつけてくる)

いい加減にしてください

その後、何度与えてもペッぺと投げ出してしまうので、

「キーッ!ココ!ココにオヤツ入ってるっしょ!
 アンタ犬でしょ?いいかげんにしてくんない!?」


と開いてみせてやると、

「あ、そう」

と軍手を受け取り、鼻先を突っ込んでオヤツを取り出した。
行き場のない黒い怒りがこみ上げてくるのであった。

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