2007年12月13日

船上の犬(Y)

立派なセカンドハウスをプレゼントされてご機嫌(本当か?)なハルさんを連れて、翌日、私たちは近江八幡に向かった。
実は近江八幡にオサレなインテリアショップがあるらしいことを知り、前々から行ってみたいと思っていたのだ。
’近江八幡’という旧い響きと、モダンなインテリアショップ、そのギャップに心を強く惹かれていたのである。
ところが、インテリアショップとくれば、犬が入れないのが当たり前である。
この日、ハルさんは車中でお留守番(しょんぼり)と相成り、完全に脇役のはずだった。
ところが。気がつくと、ハルさんは船に乗っていた。船のへさきに乗り乗せられ、道行く人の注目を集めていた。

何ですかこれは

実は、インテリアショップに向かう前、せっかくだからと、近江八幡の旧い町並みを散策してみたのである。
近江八幡は思いのほか(失礼!)、見事な観光地であった。

なかなかイイんでない?

特に、旧い町並みを分断するように走っている、琵琶湖から水をひいて作られた堀が、ほかにはない情緒を醸し出していた。
秋色に染まった木の葉が、堀の奥底で静かな眠りについている季節であったが、紅葉だけが足早に行過ぎようとする秋の気配を押しとどめていた。

よい天気に恵まれました

ところで、紅葉といえば、我が家の短足ドッグ、ハルさんは、頭上に紅葉を載せられた姿で写真を撮られることが恒例となっている。

そのようなわけで、今回もハルさんはキン肉マンの’肉’の位置に紅葉を載せられることになった。

またですか

そんなキン肉マンハルさんを連れて、辺りを散策していたところ、堀を行きかう船の姿を何度か見かけることになった。
どうやら、この情緒溢れる堀周りを巡ってくれる小さな遊覧船が出ているようである。

このときは他人事だった

なかなかよさそうだなと思って行過ぎる船を見ていた時、船員さんらしき人が通りかかったので、ダメ元で犬を乗せてもいいか聞いてみたところ、あっさりと「ああ、いいですよ」との返事が返ってきた。
こうして、ハルさんは船上の犬となったのである。

初めて体験する船の上であったが、ハルさんは案外平気そうであった。
飼い主が思うより腹が据わっているのかもしれない。
なので、船のへさきに乗せてみる。(←鬼)

新手の拷問ですか

ここにきて、ハルさんの耳が180度水平に開いてしまった。
実は、ハルさんの感情バロメーターとして一番分かりやすいのが、耳の動きである。
真後ろにペタッと寝ている時は親愛の情を表し、まん前を向いているときは警戒心を表すハルさんの耳が、真横を向いているとき、それはハルさんのテンションがだだ下がりの時である。

そのうち、いたたまれなくなったハルさんは、コギ族として精一杯の抵抗姿勢を見せつつ、

ヒネリMAX

橋の下で彫像と化した。(←助けてやれ)

ちょっとカッコいいかも

どうにしかて、テンぱったままのハルさんの状況を改善しようと、ハイタッチなぞして、目先を変えてみる。

目が泳いでます

しかし、やっぱり、単なるお茶濁しで終了した。
飼い主に言われるままハイタッチをしたにも関わらず、オヤツのひとかけらさえ貰えなかったことで、ますます心を閉ざしてしまったのかもしれない。

オヤツは?オヤツは!?

こうして、耳が水平に開いたままハルさんの水郷巡りは終了した。
船に乗る犬が珍しいらしく、観光客や釣り師の注目を一身に浴びたハルさんであったが、ほろ苦い船デビューではなかったろうか。

船頭さんも可愛がってくれました

こうして、近江八幡の旧い町並みを巡り、ハルさんの耳を目いっぱい下げさせた飼い主たちを次に待ち受けていたのは、

「12月○日まで店内改装のため休業します」

そんな、お目当てのインテリアショップの入り口に貼られた一枚の紙であった。

自業自得もここまで来るとすっきりして清清しい。

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posted by 飼い主YとM at 12:30| 兵庫 🌁| Comment(6) | TrackBack(0) | お出かけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
テンションだだ下がりの上に、おやつの一欠けらももらえないハイタッチ…。
残念でしたねハルさん…。
2枚目の写真のようなハルさんの笑顔は船の上では完全に封印されてますね(´ー`A;)アセアセ・・・
でも、たとえ嫌がろうとも、そこに船があったら、乗せますよね(鬼)
Posted by karu at 2007年12月13日 18:19
船上のハルさんも絵になりますね。
耳が飛行機になってテンションが下がりきってるのもよく分かりますわ〜
はるも耳にはよく出ますね。
お客さんにはめっちゃペタミーミで愛想使いますからねぇ。
ハイタッチ・・・??
ロータッ・・・(爆)
Posted by at 2007年12月14日 01:57

名前書き忘れたー
アタクシです。
Posted by glymax at 2007年12月14日 01:58
真っ赤なモミジに石橋に遊覧船とは日本ならではの風景ですね。うちにモミジを植えていますが、青々とした緑からその先は枯れまっしぐらです(涙)。赤いモミジ絨毯に座っている肉ハルさん、可愛い♪

ハルさん初船乗りでテンション下がっちゃいましたか…。笑顔がないですもんね。

しかし最後は落としてくれましたね〜。確かに最後から2枚目のハルさんの目がどことなく恨めしそうですもん。ズズーンってな感じで。あれは「覚えときなさいよ…」ってな感じだったのでしょう(笑)。
Posted by Yumi at 2007年12月14日 10:25
近江八幡には私も訪れたことがありますが、風情があってとても良いところですよね〜♪
しかし、あの船に犬が乗れるとは知らなんだ‥!聞いてみるもんですね(^_^;A
そんな日本情緒あふれる場所で撮ると、ハルさんも、ちょっと和犬のよう。
特に紅葉の絨毯のハルさん、モロ和犬!じゃないですか(^o^*)
その場所の色にすぐ染まってくれるハルさんは、
やっぱし順応性が高い犬なのですねぇ!
Posted by じゅん at 2007年12月15日 01:36
★karuさん
まさか船に乗れるとは思いもよりませんでした。
けれど、犬も乗れると分かったら、やっぱり乗せてしまいますよね。
「そういうのが迷惑なのよ!」という声が聞こえてきそうですが、
軽く無視しときます。(鬼)

★glymaxさん
これはハイタッチです。
誰が何といおうとハイタッチです。
地上高僅か数センチであってもこれを万人はハイタッチと呼ぶのです。
日本語(?)って難しいですよね。

★Yumiさん
船に乗っている間は、ずっと表情が曇ってました。
それまでは、結構ご機嫌で散策していたんですけどねー。
近江八幡は、思っていたよりずっとよいところでした。
琵琶湖沿岸のほうには犬OKのカフェもあるらしいので、また行ってみたいです。

★じゅんさん
おお、近江八幡に行かれたことがありますか。
思っていたよりずっと良いところでした。
ハルが和犬に見えます?
そういえば、昔、桜の前で写真を撮った時、和犬っぽいと感じたことを思い出しました。
コギ族って、足さけ長ければ、日本の風景にも溶け込める犬種なのかもしれません。
あるいは、今回のように紅葉絨毯で足を隠せば・・・・・・。(涙)
Posted by 飼い主Y at 2007年12月18日 23:21
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