私たちにとって、アウトレットといえば「りんくうプレミアムアウトレット」だが、いかんせん距離が遠い。
高速道路も通らなくてはならないので、財布にも厳しい。
早速、三田へ行ってみると、りんくうより規模は小さいけれど、そこそこ楽しめることが分かった。
何より、食事エリアの充実ぶりはりんくう以上である。

有名店がいくつか入っているうえ、外にもテラス席が用意されているので、犬連れでの食事も楽しめそうだ。(りんくうにはテラス席がない)

そこで、今度はハルさんを一緒に連れて行くことにする。

そんな予定を立て、いつものようにダラダラとした午前中を過ごしていたとき、常日頃お世話になっている近所のリン君の飼い主さんから連絡が入った。
何でも、リン君の通っているしつけ教室が主催する犬のイベントがあるらしく、アジリティ大会やしつけ教室の体験会などが開かれているのだとか。
ちょうど、三田に行くルート上でもあったので、ひょっとしたらリン君の勇姿が見られるかもしれないし、しつけ教室がどんなものかも気になったので、少し寄り道して覗いていくことにした。
すると。
見学だけのつもりが、リン君の飼い主さんのおかげでトントン拍子で話が進み、ハルさんはいつの間にか「しつけ教室体験会」に紛れ込んでいた。

こうして、今までずっと「オレ流」「ワタシ流」で しごかれて 育てられてきたハルさんが、初めてしつけ教室に参加することになったのである。
ハルさんが初体験ということは、当然、飼い主も初体験である。
リードを握るMの胸中はいかほどか・・・・・・と思いながら、私はバシャバシャと写真撮影に勤しむことにした。(←他人事)
こういうとき、素人カメラマンは非常にお気楽である。

しつけ教室、最初のお題は脚側歩行であった。
ポイントは、飼い主の横につかせ、飼い主に注目して歩かせることらしい。
そんなわけで、犬の視線が飼い主の目線と交差するポイントにオヤツを持って歩くことになる。

ハルさんは散歩のとき、定期的に飼い主のほうを見上げてくるので、こうした歩き方を意識したことはないのだが、二人三脚をしているかのようにぎこちなく歩くMとハルさんの姿は、まるでコントを見ているようであった。(プッ)

一方のリン君は、さすが教室に通っているだけあって、サマになっている。

田舎から上京したばかりのおのぼりさんみたいなハルさんとはえらい違いだ。
その後は、飼い主に注目しながら大型犬とすれ違う練習をしたり、

「フセ待て」でフセた犬の周りを回ったりしつつ、その合間にトレーナーさんの説明がなされていく。

個人的に印象に残っているのは、正しいフセの手順としては、前足から先に折りたたむようにさせなければいけない、ということであった。
こうすることで、四肢の筋肉が鍛えられ、歳をとっても元気にお散歩ができるのだそうだ。
今まで、オスワリからフセの体勢へ移行させることが多かったので、今後は気をつけていこうと思う。
そして最後はハードルジャンプの体験をさせてもらい、しつけ教室体験会は終わった。

ハルさんは後半めっきり集中力を欠いていたが、

思いがけない経験をさせていただいたリン君の飼い主さんに感謝しつつ、三田方面へと向かうこととなった。

ところで、ハルさんがこの初体験をどう思っているかについては知る由がないが、同じく初体験のMに感想を聞いてみると、
「こういうの、なんかワタシがムリ」
と、さすが「ワタシ流」を貫く飼い主らしい答えが返ってきた。
まあ、もちろん、「オレ流」を標榜するもう一人の飼い主だって、「ハルはともかくオレはムリ」との感想を述べることしかできないだろう。

「Going My Way」なウチにもらわれてしまったハルさん。
どうやら彼女に残された道は野武士道しかなさそうである・・・・・・。
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エリートコーギー(←何だそれ)にはなれそうもないハルさんですが、野武士の頭(←意味不明)にはなれるやもしれません。
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ちゃんと躾が入っていて凄いなー。といつも感心しています。
その上、多芸だし(笑)
教室、開けるんじゃないですか?(^^)
私は滅茶苦茶鈍いので多分落ちこぼれそうですが・・・
(ま、ハルさん一家は必要ないと思いますが)
楽しそうなので是非参加してみたいですね。
思う事が出来るハルさんってカシコすぎだ!
「ゴルァしつけ教室」と「なんちゃって写真教室」の交換で、手を打ちませんか。
同じハルとして、ウチのハルのアホさが痛い‥( ̄_ ̄|||)
ハルちゃんみたいにオリコウならしつけ教室なんていかないですよ(笑)
オレ流&ワタシ流が全くダメダメでウチは藁にもすがりたい思いですから(涙)
YさんやMさんのような飼い主ばかりだったらワンコはきっと幸せな犬生おくれるだろうなぁって思います。
コチラでよく見かけるメニューのような気がしたので( ̄∀ ̄@)イヒッ♪
私も、ピザ好きなので気になりました♪
確かにりんくうのほうはパラソル的な感じの休憩所しかないですよね〜
食べるところにテラス席を設けて欲しい。
しつけ教室は私も通ってましたが、何より、毎日の積み重ねが大事だと言う教えの中、教室の日にしか実行しない私に進歩と言う希望の言葉が見えるはずもなく。
再び、スパルタに戻りましたよ…。
でも、興奮したら私のスパルタも聞きやしないですがね…
いや確かに、いいことをした時には「おりこーぅ!」とハルを誉めそやすのは確かですが、お利口犬かどうかは・・・・・・・どうなんでしょうか。
って、聞かれても困りますよね。
帰国の際には、是非、実物を見て判断してください。
しつけ教室とは、犬ではなく飼い主のためにあるという話を聞いたことがあります。
確かにその通りなのかもしれませんが、私たちにはもう無理っぽいような・・・。(ダメだこれ)
★nyankoooooさん
全て自己流の躾なので、ちゃんとしたプロが見たら、もう目も当てられない状態なのではないでしょうか。
多芸といっても、非実用的なものばかりですし・・・。
教室を開いたら、あまりのスパルタに脱退者が続出するのではないかと。(←ダメダメ)
★nauさん
「ゴルア法・しつけ術」!?
それ、いいかもしれません!
まずはゴルア砲の発声練習ですね。
竹刀をぶらさげながら
「腹から声出せや!」
と生徒さんをビシバシしごいていくと・・・・・・。
あれ?未来が真っ暗になってきました。
★sakuraさん
初体験のしつけ教室、今まで知らなかったことも学ぶことが出来て、よい経験をさせてもらいました。
けれど、どうやら、飼い主は二人とも性に合わないみたいです。
実際、特に困ったことがあるわけではないので、余計に足が遠のくのでしょうね。
★トモさん
オリコウドッグではなくて大食いドッグということをトモさんは身にしみて分かっているはず!
リン君は基本的なことを全部できるから凄いですよ。
近い将来、アジリティに参戦される日を楽しみにしています。
★karuさん
そう言われてみれば、ピザの写真が多いかもしれません。
あと、karuさんの大好きな「肉」が。
りんくうのフードコートは全部屋内なので、犬連れで食事ができる感じやないですね。
あそこは、規模も大きくて好きなのですが。
ところで、シュシュ君もしつけ教室に通っていたのですね。
犬が興奮した時、ここがスパルタ道の真価が問われる瞬間ではないかと思います。
気合ですよ、気合。(←本当か?)