
その際、地面に這いつくばって前進を拒否するハルさんを抱き上げて踏み切りを渡ったのだが、どうやらそれがいけなかったらしい。

このことがあって以来、ハルさんは現場の踏切以外でも歩くのを拒否するようになったのである。
車が通るような踏切では、強引に引っ張ると首輪がすっぽりと抜けてハルさんが轢かれてしまうことを恐れ、仕方なくハルさんを抱き上げて踏切を渡るようになった。
果たして、ハルさんが何を思い、何を考えて踏切を拒否しているのか、本当のところは分からない。

けれど、その理由がなんであれ、飼い主にとっては歓迎すべからざる事態、つまり「ハルさんの主張が通っている」状況が生じていることは明らかだ。

ハルさんがウチに来て以来、ハルさんの主張が通ることなんて、太陽が地球の周りを回るくらいありえないことである。
けれど、今、まさに、この逆コペルニクス的転回が起こりつつあるのだ。

私は、ゴゴゴゴッと太陽が動き出したような、そんな錯覚を感じた(←大げさ)。
どうやら、妻Mはあまり気にしていなかったようであるが、これがきっかでハルさんがよからぬ方向へと自分の主張を広げていくことも十分に考えられる。
こうして、この時以来、私(とハルさん)の踏切克服トレーニングが始まったのである。
早速、散歩の際は、比較的車通りの少ない踏切を渡るようにコースを設定し、踏切を自分の足で渡れるように慣らしていくことにした。
しかし、踏切を目の前にした途端、その場に這いつくばり、テコでも動かない姿勢を見せるハルさんである。
これは一筋縄ではいかないと感じた飼い主は、「甘えが強く出ていますね」と一瞥をくれた後、
どおりゃぁーーっ!!
と、伏せるハルさんを地面から引っこ抜くように、リードをグイグイと引っ張りながら踏切を横断した。
さすがのコギ族も体重差約6倍の人間の力には適わない。
最初は腹ばいのままズルズルと引きずられていたハルさんも、身の危険を感じたのか、スタスタと歩き出したのである。
踏切を渡り終えた途端、「何すんの!?」と飼い主を見つめるハルさんの意表をつくように、「ようやった。渡れたやんかー」と褒めちぎり、撫でまくり、オヤツを与える。これを何度か繰り返したところ、

ハルさん、見事に踏切を歩けるようになった。

こうして、太陽はその動きを止め、人類(というか飼い主)の危機は去ったのである。
めでたしめでたし。
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果たして、本当に危機であったのかどうかはともかく、自分の足で踏切を渡れるようになったハルさんに、よくやった(よく耐えた)のクリックをお願いします。




写真を見て、ハルさんのもこもこお尻に釘付けになりました。
近くに住んでいるコギちゃんを触らせてもらったことがあるのですが、
毛並みがパクとは全然違ってなめらかでしたね〜。
ずっと撫でていたい感じでした。
ハルさんのお尻が目の前にあったら、じっと見つめてしまいそうです。
と怖くなりますが、不思議ですよね。。。でも克服できて何よりでした(^^)
踏み切り克服おめでとうございます!!!けど、おやつの為なんじゃないかな?という疑問がぬぐえないです。ハルさんだけに…。哀しい思い出を踏切と共に飛び越えてくれたんであれば嬉しいですね。
やっぱりハルさんは私が思った通り、ステキなわんだ!!(クドイ?)
出来ないことを地道に克服していく姿勢、人間(私)も見習わないといけません。
私の元にも、もうすぐ赤ちゃんわん(コーギー・♀)がやって来ます。ハルさんのようなステキなわんになれるよう、お互いに頑張っていこうと思います 笑
ウチはたまに負けます〜〜(反省)
また一歩お利口ワンコになりましたね。
ハルさん、凄い!!
ありがとうございます。
ここでもスパルタ(?)克服術が効き目を発揮したのではないかと思っています。
ハルのお尻はモコモコというよりはボーボーです。
ある意味、雑草が生えまくっている空き地のような見ごたえはあるかもしれませんが、所詮雑草です。(涙)
★みゅうさん
はじめまして。
コメントありがとうございます。
いつものコースなのに突然、立ち止まるって、不思議ですね。
人間に見えない何かが見えているとか、あんまり考えたくはないですが、そうなのかもしれませんね。
え?
★うまうまさん
はじめまして。
コメントありがとうございます。
ケツ毛が長くスカート状!?という文字に激しく反応してしまいました。
でも、カットされているんですね。
飼い主だったら当然のことなのかもしれませんが、私にはとてもできません。
オヤツのため・・・、確かにそうかもしれません。
いや、きっとそうだ。
★小春屋美々さん
なんと!?
もうすぐコギの赤ちゃんを迎えるのですか。
それはそれはおめでとうございます。
ハルのように鈍いコギではなく、おしとやかで上品なコギさんに育つことを陰ながら祈っています。
★nauさん
いねちゃんに負けるというのは、要求に応えているということなのでしょうか?
でも、あれだけかわいいと無視しきれないのも分かるような気がします。
ウチは二人とも人間血が通っていないドS族なもので・・・。
ハルさんにはいい加減、色んな欲求を諦めて欲しいものです。