2006年06月16日

受難(M)

(告知)

えーっと、もう既にカウンタは「10000」を超えていますが、「キリバンやで!!」と名乗り出る方がいないので、キリバンイベントを引き続き延長します。
次は「11111」です。
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4年に一度のW杯が開催される6月、それは私にとって受難の月であるようだ。

先日、2002年6月(←日韓W杯開催年月)の日記を読み返していると、
日本代表の初戦(vs ベルギー)について熱く語った2日後に台所で巨大ムカデに遭遇していた。
これが人生2度目の室内遭遇である。ちなみに3度目はほんの数日前の出来事だ。

日記ではその後も、W杯の話( ← 当時は専業主婦だったのでほぼ全試合見ていた )と
ムカデの話( ← 対策に走り回っている )が交互に繰り返され、
その合間に、飼っていたハムスターがバッタを食べたことに(そして足だけ残したことに)ひどいショックを受けていた。
自分で読んでもなんだか痛々しい感じだ。

そんなわけで今年の6月もやっぱり受難の月のようである。
実は今、右手親指のつけ根あたりを負傷している。打撲である。

親指はそれなりに動かせるのだが、あまり力が入らないので
お箸を持ったりペットボトルを開けたりするときはたいそう不便である。
仕事柄、一日中パソコンの前に座ってパタパタとキーボードを打っているのだが、
残念ながらそこにはあまり影響がなかった(チッ)。

そもそもなぜこんなことになったかというと、数日前の朝の散歩まで話は遡る。

その日、いつものようにマンションのエントランスまで帰ってきたところで
同じマンションに住むミニチュアダックスのナナちゃんと遭遇する。
ハルさんとまったり遊んでくれるナナちゃん。

ところで、ハルさんはダックスの垂れ耳の奥に鼻先を突っ込むのが好きである。

(※ナナちゃんではありません。これはタックル君)
耳の奥は.JPG

しかしたいていの場合、これが原因でダックスに嫌われる。
今回もせっかく来てくれたナナちゃんにコレをやり、イヤそうな顔をされていた。

エレベータでナナちゃんと別れ、家に帰る。
この時点で出勤時間5分前。
ちょっと遊びすぎたかもしれないと反省している暇もなくバタバタと準備をして家を出る。

しかし再びエレベータに乗ってエントランスに到着したところで、今度はフレンチブルドッグのニコちゃんに遭遇する。
このニコちゃん、散歩デビューしたての4ヶ月の仔犬である。

何かの本で読んだのだが、仔犬の頃に出会った人や犬のことはずっと好きでいるものらしい。
確かにハルさんも、仔犬の頃からかわいがってくれているお隣の奥様と息子さんのことがそれはもう大好きである。
飼い主さえジェラシーを感じるくらいだ。

そんなわけで私は今、このニコちゃんに光源氏的野望を抱いている。
この時が4度目の遭遇で、今のところ計画は順調だが、とにかく大事な時期なのでニコちゃんへの愛情を示すのに妥協は許されない。
座り込んでニコちゃんに激しく絡む。飼い主さんが嫌がっていたらどうしようと、時々不安になるが。

そんなこんなで出勤時間を10分ほどオーバーしてようやくマンションを出る。
急がなくては会社に遅刻してしまう。まあいいけど(←いいのかよ)。

早足で駅まで行くと、ちょうど電車がホームに滑り込んでくるところだった。
まだ今から階段を上がって改札を抜け、ホームまでの階段を下りなくてはならないのに。
遅刻にはたいした罪悪感を持たないが、こういう勝負どころは勝ちたい性質なのでがんばって階段を駆け上る。
改札を抜け、ホームへの階段を駆け下りる。電車はまだ停まっている。
しかし今にも扉が閉まりそうだ。階段は残り4段。

飛べる!今ならアタシ、鳥になれるわ!!

鳥になりたい.JPG

わけのわからない台詞が頭をよぎり、気がつくと私の体は宙に浮いていた。

(ゴッ)

鈍い音がしたが、とにかく4段を無事飛び越え、なんとか電車に駆け込んだ。
意外なほど間があいて扉が閉まる。それほど急がなくてもよかったらしい。

電車が動きだしてから、普段1段飛ばしさえままならないくせに、
よくもまあ4段も飛べたものだよと自画自賛していると、なんだか右手が痛くなってきた。
見るとそこには青々しいコブが。
どうやら鳥になろうと広げた翼(右手)を柱にひどくぶつけたらしい。

そんなわけで、私の右手には今もって湿布(←夫作成)が貼られている。

打撲跡.JPG


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かわいそうに……と思ってくれた優しい方も、コレって受難?ビミョー。と思った素敵にクールな方も、てちっとクリックお願いします〜。

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posted by 飼い主YとM at 00:35| 兵庫 ☔| Comment(7) | TrackBack(0) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
再び、お邪魔します。
手痛そうです。でも仕事は普通なのですね(ちょっと寂しい)
早く良くなりますように。

ところで、ハルさん飛んでますね〜。素敵です♪

私は、最近、近所のコーギーちゃんに顔(匂い?)を覚えてもらい、会うと歓迎してくれます。も〜、たまらなく嬉しいです。
飼い主さん、いつも遊ばせて貰ってすみませんって思いながら、でも見かけると寄っていってしまいます(^^;
犬(コーギー)に歓迎されちゃったら、お手上げです。メロメロで。
Posted by かりん at 2006年06月16日 01:49
手大丈夫ですか?あたしも昔環状線で鳥になろうとして、尻をぶつけた経験が‥恥ずかしかった。負傷部位が尻だけに‥。
しっかしハルさんも見事な飛びっぷり!
コギってああやって走ってるとほんま飛んでるみたいに一直線になりますよねえ。足が短いからこそ?
Posted by えり at 2006年06月16日 11:12
手・・・大丈夫ですか?笑。
私は最近杏と遊んでいて、ちみきられた(もしかしてこれは方言か?!笑)足が痛くて青アザが絶えません(^_^;)
ハムスターがバッタ!!!!!・・・怖くて想像できません。。。ウチにもいるので気を付けなくっちゃ。
そう言えば出身のペットショップの店員さんを見たら一目散にかけていく姿は飼い主としてちょっと複雑です。笑。みんなそうなんですね。安心しました(^_^)
Posted by at 2006年06月16日 11:25
手…は大丈夫でしょう!(薄情)
私はさきほど、お腹の肉をあずきに踏まれました。しかもはじっこをチョッピリ踏まれた!痛い…。
とかいってるうちに、アルゼンチンが3点も入れちゃった。
おっと、話がそれたぜ。
ハルさんは低空飛行の鳥になれたようだが、Mさんはなれなかったんですね。
でもなんだか、女らしい優しげな手じゃないのさ。え?実はモテ系か?白状せんかい!
Posted by かおりん at 2006年06月16日 22:44
■■かりんさん
こんばんわ〜。
心配していただいてありがとうございます〜。
メロってしまうの、すごーくよくわかります。
ハルさんが来る前の私はコギの尻を追うストーカーでしたから!……って実は今も変わってません。
自分もコギを連れている分、一層強気に(←ダメダメ)。

■■えりさん
こんばんわ〜。
手、だいぶよくなりました。ありがとうございます!
ハルさんのこの写真、珍しくワタクシが撮った奇跡の一枚です。
しかし、尾翼(尻)をぶつけたってどんな状況だったんだろ……気になる。
環状線ってトコがまた人が多くて辛そうですな。

■■福さん
こんばんわ〜。
心配してもらって、うれしいです。ありがとうございます。
悲しいことにハムスターって、バッタ好きみたいです。
ウチのハムスターはバッタ食べた後、それはもう恐ろしい勢いで回し車を回ってました(涙)。
ところで『ちみきられた』って初めて聞きました!
打撲系の言葉…なんでしょうか。でもなんとなく切り傷系に聞こえますね。




Posted by 飼い主M at 2006年06月16日 23:07
■■かおりんさん
モテ系です(断言)。

しかし、アルゼンチン戦を見ながらパソコンさわってたなんて、気が合いますな。
手はお察しの通り、大丈夫です!
なんというか体を動かすこと全般が苦手で。無理はするもんじゃありませんねー。
ハルさんも夫の時は全力で立ち向かうくせに、私と遊ぶときは加減します(←ちょっと悔しい)。
Posted by 飼い主M at 2006年06月16日 23:19
言い忘れました……。
かりんさん、二重コメント消してみました。
なんかでも、せっかく頂いたコメントなので、消すのもったいないとか思ってしまいました。
これに懲りずにまたコメントしてもらえるとうれしいです!
Posted by 飼い主M at 2006年06月17日 00:10
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