というのはもちろんウソで、ハルさんの生家、ブリーダーさん宅を訪問したいと言ったところ、OKをもらったので、出かけることにしただけである。
5月5日、亀田の日、高速道路をひた走ること約4時間。
途中、尼御前SAというところで休憩をとったのだが、ここはSA外の公園へと徒歩で出ることが出来る。
芝生の公園を歩くと、そこに広がるのは日本海。
ハルさんの故郷、大海原が広がっていた。
さあ、両親を探そうか、ハルさん。
海大好きのハルさんは、急な階段をも駆け下りる。ケツ毛でどこかへ飛んでいきそうな勢いである。
海の近くまで来てご満悦のハルさん。
しかし、どこにも海獣(両親)は生息していなかった。残念。
その後も高速道路を走り、辿り着いたのは北陸の中心都市、金沢。
まずは、お腹も空いたこともあり、「CAFEdeBOW」というドッグカフェで、ランチをとることにする。
店内は小ぎれいで、席の間隔もゆったりしている。
ソファ席もあったので、そこに陣取り、夫婦ともどもパスタのセットを注文。
味は・・・・・・まあまあかな。
ここは、ドッグメニューが充実していたので、ハルさんにはアップルケーキを注文。
飼い主が味見した後、「待て」を宣告されるハルさん。
薄味(当たり前か)だったけれど、なかなかうまかった。
しかし、ここはドッグランがかなり狭い。
小型犬にはいいのかもしれないが、暴走王(自称)ハルさんが収まるサイズではないので、武者修行の場を求めて、さらに彷徨う飼い主二人。
次に辿り着いたのは、「with PLUS」というドッグカフェ。
ここもドッグメニューが充実していたのだが、先ほどアップルケーキを食べたところなので、ハルさんはあおずけ。
隣のテーブルのコギさんがケーキを食べているところを凝視するハルさん。
こんな卑しい犬に育てた覚えはありません。
ここのドッグランは全面芝生で、ハルさんが暴走できるだけの広さは確保されていた。
しかも、一時間おきに、「小型犬」と「中・大型犬」が入れ替わる仕組みになっているので、ハルさんが他の小型犬にちょっかいをかける心配はなさそうだ。
小型犬タイムが終わり、いよいよハルさんの北陸武者修行が開幕する!!
・・・・・・なんかめちゃでかい犬がたくさんいるのがやや不安ではあるが。
つづく
あずきもそうですよ。体臭昆布ですので。
でも、つくねは昆布じゃないのよ。
だから昆布臭がするのは和犬だけだと思ってたのよ。
ハッ!ハルさん、もしや経歴詐称?
ところで、ブルースリーのようなウエアが素敵なハルさん。
ケーキをもらう隣のわんこを見る肩が哀愁のカサブランカよ。
何の匂いがするんだろう。山の幸?
気になる気になる。
ご近所ダックスのリン君も昆布(わかめ?)臭らしいし、某ドッグカフェの看板犬(黒ラブ)の額を店員さんの眼を盗んで匂ったM曰く、
「ふおぉーっ。昆布スメル万歳!」とのことだったので、生きとし生ける全ての犬は昆布臭を身にまとっていると思い込みかけていましたよ。