この日も例によってドッグランに行ったわけだが、先月のレース以来久しぶりにアトム君に会うことができた。
アトム君はまだまだ幼いこともあって、他の犬や人が怖いみたいだったので、ハルさんのケツをリフティングしてあげると匂いを嗅いでくれた。
リフトアップされるハルさん
ハルさんよ、何がそんなに嬉しいのか?
ハルさんのことも大分怖がっていたのだが、人工ケツスメル作戦の効果か、帰り際には尻尾がへなへなと垂れ下がることはなくなっていた。
この調子でいけば、いつか一緒に遊べる日がくるのだろうか。
うーむ。
ハルさんの遊びは野蛮だからなあ。
この日も他コギさんとワイルドに遊んだハルさん
そんなこんなで、アトム君は細いなあ、痩せているなあ、スリムだなあ、スリムウォークでも着用していたのかなあ、とぼんやり考えていたところ、急に悪闘夢魔魔が「私、ハルちゃんのインリンが見たい!」と宣言なすった。
インリン!?
この公衆の面前で開脚させてもよろしいので?
これはいいブログネタになると、腰を浮かしかけた瞬間、隣にいたMがすっくと立ち上がり、ハルさんを呼びつけた。
まあ、こんな下らない芸を仕込んだのはMである。
ここはMがご披露差し上げるのがスジってもんだろう。
しかし、こんなにたくさんの人と犬がいる中で、いつも通りにパックリできるのか、一抹の不安は拭えない。
それはMも同じだったようだ。
いつもは立ち姿勢からいきなりインリンへの移行を命じるのだが、慎重を期してまずは「伏せ」コマンドを発した。
すぅっと音もなく伏せるハルさん。
ここまでは上出来である。
いよいよ、ここから「インリン」コマンドが入る!!
しかし、三十路杉の女子が好奇の目に晒されながらデカイ声で「インリン!!」と叫ぶ姿ほど哀しいものはない。
どうするM!?
しかしMもプロフェッショナル(何のプロかは知らないが)の端くれであった。
ダウンジングロッドのようにくっつけた両手の人差し指をハルさんのほうに向け、まるで徳川埋蔵金を発見したかのように、音もなく左右に開いていく。
その指を見つめていたハルさんはその動きに合わせるかのようにごろんと転がり・・・・・・
見事なオブ・ジョイトイの完成であった。
こんなときのために(?)、ジェスチャーのみで開脚するよう仕込んでおいたらしい。
「おおぅ」
気がつくと、周囲では拍手が沸き起こっていた。
何だか、滅茶苦茶恥ずかしいんですけど。
しかし、ハルさん、こんなギャラリーの前で平然とご開帳できるなんて、あんたもプロだよ。
いやいやうわさにはきいていましたがよいものを見せていただきました。
家にかえって人前で拍手をいただけるような芸をアトムにしこもうとアトムパパは必死に考えていました。
アトムもハルちゃんにはだんだんなれてきたので今度は一緒にかけっこしてくださいねー
(問題はアトムですが。。。)
ドッグランで久しぶりにハルちゃんをみかけたとき、コーギーがあまりに多数いるので正直間違っていたらどうしようとMさんに確認するのをためらっていました。
そんなわけで、小さな声で「ハルちゃん」と呼ぶと大ダッシュでわたしの方めがけて走ってきてくれました。
「やっぱりハルちゃんだったんだー」と嬉しくなりMさんに「悪闘夢です」と声をかけさせていただいたのでした。
呼び戻しがちゃんとできてハルさんは賢いな〜
アトム君はスレンダーで格好よかったですね。
何となく上品な感じがするので、気品のある芸を仕込んで頂きたいです。
ウチのガサツな海獣さんとは180度異なるような。
呼び戻しがきちんとできるようになったのは、1歳くらいからですよ。
アトム君はまだまだ若いので、これから徐々に出来ていくと思います。
アトム君サイズはハルさん的にウェルカムなので、いつか追いかけっこできるといいですね。