ドッグラン日和である。
何か最近、休日になるとドッグランしか行ってないような気がするが・・・・・・、気にしないようにしよう。
前半戦のハルさんは、世露死苦柴ドッグ正規軍に対し「下克上じゃあっ!!」とばかりにジャンピングアタックをかますことはあったものの・・・・・・
大物が来るとこの通り「死んだフリ」
どうも、この日のハルさんはモテオーラが出ていたらしく、隙あらばマウントしようとする犬に襲われること数知れず。
結果・・・・・・何なんですか、この薄汚い犬は。
ハルさんの消耗が激しかったので、ドッグカフェで休憩していると、一目見て「リードを外しては危険すぎる!」と分かる黒柴が登場。
「目の合った奴はぶち殺す!」とばかりに周囲の犬に襲いかかろうとしていた。
ドッグランに来てもリードを外せないなんて、飼い主さんも大変である。
しかし、そのジャックナイフみたいなトンガり具合がボシロー師匠を彷彿とさせたので、カフェから「ぼしろー」「ぼしろー」とエールを送ってみた。
まあ、本物のぼしろー師匠は他の犬とも仲良く遊べるんだろうけれど。
休憩後、やや復活したハルさんを待ち受けていたのは、またもや魔ウンティグの嵐。
どうやら「モテ期」到来のようである。
中でも一番遊んでくれたのが、コーギーのオリバー君。
小柄だが齢3歳、人間でいうと「藤達也」のようなオジサマである。
一方のハルさんは、まだまだ何も知らない産毛のようなピチピチギャル(死語)。
そんなギャルに達也の魔手が迫る!!
「お。いい女!?」
「いっただきまーす」
「いやーっ!?」
「いいじゃないかいいじゃないかいいじゃないかっ!」
(全然、藤達也ではないな)
「あーれーっ」
ハルさん、貞操の危機!!
しかも、飼い主は笑って写真を撮っているだけで助ける気配なし!!
しかし、ここからハルさんのノゲイラ級グラウンドテクニックが炸裂する。
達也にホの字(死語)のイタグレ?が作った隙を見逃さず、体の軸をずらし・・・・・・
一気に跳ね上がる!!
「おおおっ!!」
東京ドームがスタンディングオベーションで揺れるくらいの見事なテクニックである。
そして反撃に移るハルさんではあったが・・・・・・
「嫌よ嫌よも好きのうち」
オジサマはそんなことでは諦めない。
この鋭い眼光、面白すぎ。
こうして、ぼろ雑巾のような姿でドッグランを後にするハルさんなのであった。
ああ・・・・・・ブルブルするたびに砂埃が風に舞う。
きっと黄砂のせいだな。そうに違いないorz