このお話はフィクションであり
登場人物・団体名等は全て
架空のものです。
のび「おなかがすいたよう。たすけて!ぶんたんさーん」
ぶん「なによ」
のび「あっ!ぶんたんさん!たすけてよ。
ぼくおなかが空いたんだ」
ぶん「文旦食べればいいじゃん」
のび「いやだよ!ぶんたんさん、文旦ばっかりじゃないか」
ぶん「うるさいな」
のび「文旦飽きたよ。ほかのにしてよ」
ぶん「アタシなんか名前からして『ぶんたんさん』よ。
アタシのほうがよっぽど飽きてんの!
のびくんこそ、たまには何とかしてみたらどうなのさ、あぁ!?」
のび「ウッ……ぶ、ぶんたんさん……」
夫の高知土産である文旦をおいしくいただいた後、ふと隣をみると、ものほしそうな顔をした生き物がいた。それでつい
意外にマッチしたその姿にふと浮かんできたのがこの話(話?)である。
こんなグズグズした感じで私たちの毎日は過ぎていくのであった――。
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