2008年11月26日

紅葉、それは一子相伝(Y)

紅葉の中で

例年、あまり季節感を味わうことなく生活している。
夏に海へ行くことはないし、冬にスキー旅行をすることもなくなった。
秋といえば紅葉だけれど、山々が朱に色づき、徐々に色を失っていく様を、家の窓からぼんやりと眺めることで、辛うじて移りゆく季節を感じているのが常であった。

しかし、今年は何だか分からないけれど、無性に紅葉を見にいきたくなる。
やはり、三脚を購入したことで撮影欲が高まっているのだろう。

とはいえ、いわゆる紅葉スポットを訪れるのは初めての体験である。
いったいどれほど混雑するのか、果たしてハルさんを連れて歩くことができるのか、様々な不安が募る。
そこで、前週訪れた福地渓谷を再訪することにした。

前週の福知渓谷

1週間前はまだ色づき始めといったところだったが、ネットで調べてみると、そろそろ見頃になっているようだ。
「紅葉?なんでまた!?」と驚く妻Mさんと、お出かけに喜ぶハルさんとを連れて福地渓谷へと向かう。

果たして福地渓谷は紅葉真っ盛りだった。

色彩三段重ね

もみじ祭りというイベントも開催されており、様々な出し物や屋台が並んでいる。

結構な人出でした

しばらく屋台をひやかした後、渓谷沿いの道をぶらぶらと歩く。

よく見るとハルさんは秋色をしている

ただ、この日の天候はいまひとつで空はどんよりとした雲に覆われていた。
おまけに凄く寒い。
にも関わらず、ハルさんはまたしても寒中水泳に勤しんでいた。

いつになく真剣な表情

もちろん、カナヅチなので水際をバシャバシャ跳ね回る程度である。
しかし、そのKYっぷりは紅葉に彩られた渓谷で異彩を放っていた。

渓谷沿いには他にも犬を連れて歩く方の姿がちらほらと見受けられたが、川遊びをしていたのがハルさんだけだったことはいうまでもない。(涙)

お転婆すぎるのです

ドロドロに汚れたハルさんの体を泣く泣くタオルで拭き取った後、記念撮影を行うことにする。

恒例のキン肉マンポーズ

ハルさんは毎年頭に紅葉を乗せられて撮影されることが慣わしとなっているのだ。
今年も、例にもれずやってみたが、どうもしっくりこない。

ハルさんが悪いわけではない。
飼い主がこのシチュエーションに飽きてしまったのだ。
さすがに毎年同じことばかりしていては面白くない。
はて、どうしようかと考えていたとき、Mさんが「ゴロン」と言葉を発し、ハルさんを転がせた。
仰向けになったハルさんの上に、紅葉を乗せていく。

なにするですか?

地面に落ちている紅葉の中から形のいいものを選りだしては、どんどん乗せていった。

そして、ついにハルさんの胸には七つの紅葉が輝くことになった。

死兆星は見えますか?

こうして、胸に七つの 紅葉を持つコギ、ハルさんが誕生したのである。

さ、早くご褒美を

ハルさん、いつものことながらお疲れ様。

※追記※

以前、飼い主Mが作成した手作りリード&カラーをオークションに出品したことがありますが、今回、再び出品してみました。
2種類ありますので、気になる方は↓をチラッと覗いていただければ幸いです。

出品その1
http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f68908252

出品その2
http://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/118640719

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とはいえ、またもや冷水に浸かっていたハルさんもどうかと思います。
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posted by 飼い主YとM at 23:33| 兵庫 ☀| Comment(8) | TrackBack(0) | お出かけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月25日

ススキ高原(M)

ススキ山にて

前の日に購入したベルボン製の三脚を持って(←夫が)砥峰高原へ行く。少し前のことである。
砥峰高原は有名なススキの高原らしい。今回トモさんに教えてもらうまで知らなかった。

山を登り始めてからずっと前を走るバイク集団に、なぜか1台だけ原付が混じっており、それが気になって仕方がなかったが、なんとか(その原付ともども)無事に砥峰高原に到着する。

そこは一面にススキが広がり、それは不思議で美しい光景であった。

幻想的

砥峰高原に到着したのがお昼時だったので、とりあえずゴハンを食べることにする。

巻き寿司対決

この日のお昼は、道すがらに購入してきた巻き寿司である。
それぞれ別の場所で購入したのだけれど、マイスター工房八千代という有名なお店で買ったもの(右)が特に美味しかった。
見た目には彩りもなく地味だが、口の中に運んでみるとなかなかのハーモニーで、非常に味わい深いのである。

でもどちらも美味しかったです

その後、夫が蕎麦を食べたいと言い出す。
ロッジのようなところへ買いに行ったのだが、帰ってきたのは1時間以上後のことである。どうやらこの日、ススキのハイシーズン(?)に詰め掛けた多人数をさばききれなかったようだ。
しかもこの寒空の下、温かいお蕎麦は売り切れていた。夫が持ち帰ったのはざるそばであった(←何故)。

寒々しい

ヒンヤリした空気の中、冷たいお蕎麦というのもある意味オツなものであったが(←そうか?)、夫はもう2度と休日の砥峰高原で蕎麦を買いに行くことはないと心に誓った(らしい)。
こうした長い長いロスタイムを経て、ようやくススキの写真を撮りに行く。

「ススキを逆光で撮るのだ。風に揺れる感じも撮るのだフフフフ」

というようなことを、夫は行きの車中で得々と語っていた。
しかし残念ながら、この日の天気は曇りで風は無かった。
それでも夫はゴソゴソと三脚をセットし、光が差し風が吹くのを待つ。

三脚を構えた人がたくさんいました

なにせ初めての三脚体験なので、夫は準備にとても時間がかかっていた。
写真が撮れる状態になる前に、光が差し風が吹いてきたときにはさすがにハラハラしたけれど、まあそれなりに写真は撮れたようである。

揺れるススキ

その後、帰りに福知渓谷というところを通る。

色づくと華やかな景色になるでしょう

ここは紅葉で有名な場所らしいが、私たちが訪れたときはまだ色づき始めたばかりだった。
そんな場所で、ハルさんは季節外れの川遊びを楽しみ(←え)、

冷たくないんでしょうか?

『まほろばの湯』というところでお風呂に入って併設のレストランで古代米のおかゆなどを食べて家に帰る。

帰る頃には真っ暗でした

徐々に肌寒くなってきたこの季節、ゆっくりお風呂に浸かって帰るのはなかなかに悪くない。
スッピンなので誰にも会わないことが大前提ではあるけれど(←化粧しろよ)。

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兵庫県内にこんな場所があったとは驚きでした。
そして、つめたい水中に臆することなく入っていくハルさんの姿も驚きでした。
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そして、翌週、私たちはまた同じところを訪れることになりました。
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posted by 飼い主YとM at 01:51| 兵庫 ☔| Comment(6) | TrackBack(0) | お出かけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月19日

爪痕(M)

今回は美しい景色をお楽しみください

一連の子豚騒動(?)について、ワタクシ視点で書かせてもらうとこんな感じになる。

金曜日の夕方、ソレはペリカン便に乗ってやってきた。
夫はまだ帰宅しておらず、ワタクシがそれを受け取ることになったのだが。

「奥さん、ちょっとコレ!そっちの端持って!」

たいそうに重い代物らしく、運び込むのを手伝わされる。
何がなんだかわからないまま箱の端を持つと、これがまた腰が抜けそうなほどに重い。二人でヨタヨタと玄関まで運び込む。
その後、受取票にサインをもらって帰る間際、ペリカン便の人はニヤリと笑ってこう言った。

「奥さん、豚の丸焼きとかするんだね」

悲しいことに箱の表面には『子豚 丸焼き用』とカッツリ書いてあった。
それにしてもひどい濡れ衣だ。私のどこにそんなワイルドとタフがあるというのか。
すっかり機嫌を損ねて、子豚を玄関に放置し、リビングでハルさんとのんびりテレビを見ることにした。
今日は前から見たかった映画がテレビで放映されるのである。
映画が始まってしばらくして、夫がたくさんの荷物を抱えて帰ってきた。明日からの合宿に備えていろいろ買出しをしていたらしい。ご苦労なことである。

私をほっぽってどこかへ行くのね!?

それからしばらく別室でゴソゴソしていた夫だが、やがて大きな箱を抱えてリビングへやって来た。
もちろん箱の中身はアレである。なぜリビングへ持ってきた夫。
夫はソレをテレビと私が座っているソファの間にどーんと横たえ、おもむろに開封を始めた。

映画になんとか集中しようとするが、それでも箱のなかから出てきた生々しい肌色の物体から目を逸らすことができない。
ハルさんは興味深そうにフンフンと匂いを嗅いでいたが、私はそのあまりにリアリーな質感の尻を眺めているうちにすっかり気分が悪くなる。

「ちょっとソレ、どこかへやってくんない?」

夫にいうと、頷いてどっせいとソレを持ち上げた。その瞬間、ボタボタと赤い汁がラグにこぼれ落ちる。
しかもハルさんが、具体的な成分は考えたくないその汁を舐めようとする。

「ダメ!ハル!!そんなコは愛せない……!!!」

私の必死の呼びかけに動きを止めるハルさん。
でももしかしたらちょっと舐めちゃったかもしれないハルさん(涙)。

何かお疑いですか?

結局、映画の内容はすべて消し飛び、赤い汁のついた白いラグはそのまま別室に放置された。
晩秋のこの時期、ラグなしで暮らすのはあまりにも物悲しく、物理的な寒さがひしひしとつのる。
夫も申し訳なく思ったのか、ハルさんが我が家にやってくる前に敷いていた毛足の長いラグを押入れの奥から引っ張り出し、ごそごそとセッティングを済ませた後、合宿に出かけていった。

この悲しい話をご近所のトモさんにすると「きっと豚耳とかハルちゃんに持って帰ってきてくれますよ」と慰めてくれ、さらに「これで洗ってみては?」と重曹をくださった。

聞けば血のついたワンコのおもちゃなども、これで洗うと綺麗になるという。
空が青いのも、郵便ポストが赤いのも、白いラグが赤いのも、みんな夫のせいだというのに(←そうか?)、なぜワタクシがラグを洗わなくてはならないのかいささか納得しかねるところはあったが、トモさんのくださった重曹はすばらしく、ほぼ完全にラグの汚れは消えた。

あとは夫が豚耳か豚鼻でも持ち帰ってくれれば、すべてを水に流そうと思っていたのだが、結局何も持ち帰らず、現地で撮ってきた写真もグロいものばかりだったので、いまだ夫婦間の溝は埋められないままである。

ちなみに、緊急避難的に敷かれた毛足の長いラグは、予想通りハル毛との相性は最悪(抜け毛が埋もれて見えない)に近いけれど、その保温力は抜群である。
床暖房を稼動せずともほんのりと暖かいラグの存在はこれからの時期に重宝しそうなので、そのまま敷いておくことにする。

これは暖かくて気持ちよいです

どうやら、ハルさんもすっかり気に入ったようだ。
夫は「怪我の功名」とのたまっていっているが、それはどうだろう。

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結局、謎の液体を舐めたとして飼い主に非難され、豚耳も豚鼻も食べることのできなかったハルさんにドンマイクリックをお願いします。
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けれど、暖かいラグはハルさんも心地よいらしく、気持よさそうにフカフカしています。
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posted by 飼い主YとM at 01:27| 兵庫 ☔| Comment(11) | TrackBack(0) | Mのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月18日

ディープ・インパクト(Y)

箱の中身はなんですか?

先週末、我が家に巨大なダンボール箱が届いた。
その長さは1m以上もあり、ずっしりと重い。
一人で持ち上げるのも大変である。

ハルさんはいたく興味深そうに匂いを嗅いでいたが、ハルさんがその中身を予想できたとはとても思えない。
そしてもちろん、このブログを拝見された方の中に、内容物をピタリと言い当てる人がいるとも思えない・・・・・・。

話は数ヶ月前に遡る。
今年のフットサル合宿(という名の飲み会)のディナーメニューについて語りあっていたときのことだった。
例年通り、但馬牛のバーベキューに話がまとまりかけた瞬間、とある先輩が発したひとことが全てを反転させた。

「丸焼きをしてみたい」

いやいやそんな。
またまた。
ムリムリ。
どこで買えるのか分からんし。

とりあえず、その場で賛成する人は誰もおらず、合宿メニューは一旦保留となった。
ところが数日後、ネットで検索してみると、丸焼き用の子豚を販売している会社があるではないか!!
先輩(合宿料理長)に話をしてみると、大いに乗り気である。
こうして、なし崩し的に豚の丸焼きがフットサル合宿の主役へと躍り出たのであった。

そして合宿前日、子豚がダンボールに入って我が家に送り届けられたというわけである。

とりあえず自然解凍が必要と聞いたので、ダンボールの中身を取り出してみた。
ちなみに、妻Mさんはとても直視できない様子である。

※注意
ここから先はかなりリアルでショッキングな内容です。
ダメだと思う方は続きへ進まないことをオススメします。

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posted by 飼い主YとM at 02:52| 兵庫 ☔| Comment(18) | TrackBack(0) | Yのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月13日

塗り替えられたもの(Y)

congratulation!

「さてと!」

我が家では、この何でもない言葉に反応する生物が約1匹存在する。

いま、大事なことを言いましたね(ギロリ)

もちろん、当ブログの主役ハルさんだ。

それは今日(正確には昨日)、愛する我がガンバ大阪がアジアbPクラブチームに輝いた瞬間の出来事だった。
改めて祝杯をあげようとソファから腰を上げた時に思わず口から出た「さてと!(さあ飲むで!)」の言葉を聞いたハルさんがすっくと立ち上がったのである。

実は昨今、「ゴハン」とか「お腹すいた?」以外の言葉にもハルさんは敏感に反応しつつある。

「さてと、ゴハンでもあげようか。ハルもお腹すいた?」

どうやら、ゴハンを用意する際に飼い主が発する言葉をハルさんは全て記憶したらしく、「さてと」などどいう単なる掛け声にもチーター級のスピードで反応し、飼い主のほうを穴の開くほど見つめてくるのだ。

まあそれはそれとして、ハルさんの真摯な目に見つめられた私は思い出した。
一週間前に、ガンバが優勝した暁には素敵なオヤツをプレゼントすると約束したことを。

約束は守られなければならない。
冷凍庫に保存していた肉を夜中にジュウジュウと焼き、私たちはハルさんにスペシャル晩ゴハンを差し上げた。

肉入りゴハンですよ!

ハルさんは満足そうにお肉を平らげていた。
もちろん、ガンバの優勝を目の当たりにした私も大満足である。
Jリーグで初優勝を飾った時のような大粒の涙は流れなかったけれど、これはクラブの歴史上に残る大きな快挙だ。
生きている間にもう一度見ることができるかどうか・・・そんな偉業なのである。

塗り替えました!

おめでとう。ありがとう。

今日は(ハルさん共々)いい夢をみれそうである。

部屋に飾られたAFCプラカード

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ガンバ大阪のアジア制覇。
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しかし、ハルさんはゴハン周りの言葉に敏感に反応しすぎのような気がします。
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posted by 飼い主YとM at 01:51| 兵庫 ☀| Comment(9) | TrackBack(0) | Yのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月12日

桜体験(M)

それは食べられません

馬しゃぶを食べに北新地の『馬春楼』という店に行く。

夫がいつも、熊本へ出張しては、とても美味しい馬しゃぶを食べてきたり、広島へ野球を見に行っては、とても美味しい広島焼を食べてきたり、九州へサッカーを見に行っては、とても美味しいもつ鍋を食べてきたりするので、そしてその間、ワタクシは地味に家で過ごしてばかりなので、なんとなく根に持ってことあるごとにブチブチ文句を言い続けたら、本日とうとう馬しゃぶが実現した。何事も言ってみるものである。

副産物?

本場熊本に行くわけにはいかなかったけれど、それでも毎日熊本から空輸しているという熊本馬(←一般にこういう呼び方をするかは不明)は、刺身で食べても煮物で食べても、もちろんしゃぶしゃぶで食べてもとても美味しかった。

刺身盛り合わせ

聞けばカロリーは牛の半分だというし、しゃぶしゃぶしてもアクがまったく出ないし(←おかげで雑炊がいただける)、タテガミの下には魅惑のコラーゲンがたっぷり詰まっているし、世間の人たちがなぜ馬肉を食べないのかぜんぜんわからない。お高いのだろうか。

雑炊も絶品でした

ちなみにハルさんは馬肉体験をワタクシよりずっと以前に済ませている。なんだかくやしい。
もっともそれは馬のアキレスだったり肺の部分だったりする。馬肉は犬のオヤツとして、そう珍しいものではないのだ。

馬も好きです(何でも好きです)

そんなハルさんにとっての珍味とは何だろう。
そう考えたとき、先々月に開かれた動物愛護フェア会場を思い出した。
そこではミニ動物園が設置されていたのだけれど、その中のある動物にハルさんは釘付けだった。

前のめりな犬

それはモルモットである。

実験動物として有名なこのげっ歯類を、ハルさんは凝視したまま動かなかった。
普段なら「ハル行くよー」と声をかけたら飼い主のほうへ戻ってくるはずなのに、この時は足に根っこが生えたように動かなかった。
ハルさんは何を思ってモルモットを見つめていたのだろうか。

ペロリ(←ある意味決定的瞬間)

まあそれはともかく、とても満足して家に帰る。

「オレはタダでは出張から戻ってきませんよ(フーン)」

夫も誇らしげにいう。
そもそも夫の誕生日だからと北新地まで出てきたのに、なんだかワタクシがもてなされたような心持であった。
まあでもプレゼントとして三脚となんだかわからないレンズフィルタ(←水面が綺麗に撮れるらしい)を買ったのだから、それはそれでいいかなと思うことにする。

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普段から馬肉を食べているなんて、ハルさんはけっこう贅沢なのかもしれません。
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とはいえ、モルモットに舌なめずりをしているように見える写真は事務所的にNGです。
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2008年11月09日

味祭り(Y)

丹波篠山にて

もう1ヶ月近く前のことになるが、ハルさんを連れて丹波篠山味祭りへ行ってきた。
飼い主もハルさんも初めての味祭り体験である。
私たちにしては珍しく(?)、早起きして篠山へと向かう。

現地に到着したのは9時くらいであったが、既にお城周辺の駐車場は満杯となっており、河川敷に設けられた臨時駐車場に車を停めて祭り会場に向かってテクテク歩く。
途中、何度か犬を連れている方を見かける。
想像していたより犬連れの方が多いが、(もちろん)特に犬連れ用のイベントがあるわけではない。
あちこちに屋台が設置され、様々な食材が提供されている。

ぐるりと辺りを見渡してみる

味祭りというだけあって、やはり「食」が主役のお祭りなのだ。
メイン会場には半身の牛が丸焼きにされていた。

どんな味がするのか興味津々

1食500円だというので、俄然興味をそそられたが、整理券の配布を待つ人の行列がとんでもない長さになっていたので、参加を諦める。
どうやら、牛肉にありつくためには、かなりの早朝から並ばないといけないようだ。

牛を諦めた私たちは、地元のおばちゃん達が焼いてくれる餅をほおばり、

素朴な味がよかったです

豆腐ドーナツに舌鼓を打つ。

油っこくなくて美味しいです

会場を行きかう人たちが時々ハルさんを撫でてくれる。
飼い主がウマイウマイと食べ物をほおばる姿ばかりを見せつけられて不満そうなハルさんであったが、そのささくれだった心をやさしい人たちが癒してくれた。

篠山の町はもともと観光地ということもあり、飲食店やお土産屋さんが多い。
それらのお店が全て、お祭り用に屋台を出したり、イベントを開催している光景は、なかなかに圧巻であった。
途中、犬も入れる喫茶店でハルさんとともに休憩し、またテクテクと歩いて駐車場へと戻る。

手前はしし鍋です

駐車場を出たのはお昼過ぎであったが、その頃には篠山へ向かう道路はどこも大渋滞であった。
いつもの調子で家を出ていたら、この大渋滞に巻き込まれ、ただただ疲弊するばかりだっただろう。
私たちにとって、早起きすることの素晴らしさを実感した篠山味祭りであった。

いっぽうハルさんは、篠山で購入した黒枝豆をえらく気に入ったらしく、大量のヨダレを流しながら私たちが放り投げる枝豆にくらいついていた。

さ、次を投げなさい

結局、ハルさんにとっては、どこへ行くかではなく、何を食べることが出来るのか、それが全てなのだろう(涙)。

そろそろ紅葉が見頃となったこの時期、ハルさんを一緒に連れて行くべきか、それとも留守番(もちろんオヤツ付き)をさせるほうがよいのか、悩みはつきない飼い主である。

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この日、ハルさんにとっても主役は牛の丸焼き(一気食い)だったに違いありませんが、行列がキライな飼い主のせいでニオイをかぐだけに留まりました。
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2008年11月06日

ACL第一戦(Y)

夕焼けに包まれる試合前のスタジアム

今日(正確には昨日)は、ハルさんを家に置いてサッカー観戦!

アジアbPを決める大会(アジア・チャンピオンズリーグ)を勝ち進んだガンバ大阪が、オーストラリアのチーム、アデレード・ユナイテッドとの決勝戦を万博競技場で迎えることになったのである。

ゴール裏には日の丸が

何とかチケットを手に入れて入場した万博競技場のボルテージは最高潮だった。
それもそのはず、アジアの頂点を決める戦い(まだ敵地での第二戦が残っているが)に立ち会える機会は、そうそう巡ってくるものではないのだ。

配布されたシートを掲げる

スタジアムを包み込む熱さに乗ってガンバはアデレードを攻め立てるが、高さと強さを併せ持つ相手DFに跳ね返され、なかなか点を奪えない。
ジリジリとした展開が続くうち、徐々にビールを飲むピッチが早まる。
歴史的一戦を目の前にして、平常心を保てない飼い主なのである。(←チキンハート)
そのうちいたたまれなくなって、熱燗にまで手を出してしまった前半40分頃、ついに均衡を破るゴールが決まる!

ドゥオオオーッ!!

総立ちのスタジアム。
と思いきや、隣に座るMさんは、寒さをしのぐために膝に乗せていたカバンの処理に戸惑い、完全に立ち遅れていた(←オイ)。
まあ、実際のところMさんはセレッソファンなので、それはそれで仕方がない。

結局、後半にも2点を追加したガンバが3−0で圧勝し、アジア王者へあと一歩、いやあと数ミリの位置にまで駒を進めた。

内容的にも圧勝でした

次戦で大敗を喫しない限り、ついにクラブ史上初の栄冠に輝くことになる。
とりあえず、選手の皆さん、お疲れ様。
試合後は美味しいお酒を飲むことができました。
ありがとう。ありがとう。

よく頑張ってくれました

帰宅後、ハルさんにもおすそ分けのオヤツをプレゼントしてみる。

馬肉ですよ

優勝が決まったら、もっと素敵なオヤツを差し出すことをハルさんに約束し、幸福な一日は終わりを迎えたのであった。

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今回の記事、全くハルさんとは関係のない話でしたが、夜中に思いも寄らぬおやつをもらったハルさんは、目を輝かせていました。
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ハルさんと様々な場所へ出かけてはいるのですが、なかなか記事にできません。
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毎度のことながらコメントの返事が遅れています。
もうしばらくお待ちください。すみません。
posted by 飼い主YとM at 01:57| 兵庫 | Comment(5) | TrackBack(0) | Yのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月02日

ニューカマー(M)

新たな出会い

「この前さ、近所で知らんワンコに会ったで」
「へー、どんな犬?」
「足の長い犬」
「そーなんやー」

数日前、夫婦間で交わされた会話である。
ちなみにこのとき出会ったのは柴犬だが、我が家ではトイ・プードルからレトリバーまで、実に幅広い犬種が「足の長い犬」に分類されている。
しかし、たいへん残念なことに、我が家における「足の長い犬」が世間では「犬」と呼ばれているのもまた事実である。
長い間コギと暮らしていると、他の犬の足(の長さ)がタダゴトとは思えず、どうにも眩しくて仕方がないのであった。

我が家の犬は芝生では足が見えない

というわけで(?)今回は手足がすらりと長い素敵ボーダーコリー、ノアちゃんの話である。
ノアちゃんは2ヶ月ほど前、ご近所のリンくん宅にやってきたボーダーコリーの女の子である。

まだ散歩デビュー前のとき

齢3ヶ月にしてすでに美人の兆しがハッキリしている。私はメンクイ(?)なので、眺めているだけでもとても幸せな気持ちになる。
ワクチンを終えてからは、ちょくちょくハルさんとも遊んでもらっているが、あんまり可愛いので、会うたびについ「連れて帰っちゃうゾ(ハート)」的なビームが目から出てしまう。

ハルさんもノアちゃんのことはとても好きなようで、会うたびに自分から誘いに行く。

突撃中

近頃すっかり好き嫌いの差が大きくなって、他の犬に対しては知らないフリを決め込むことも多いのだけれど、ノアちゃんとはいつもとても盛り上がっている。

生後数ヶ月の仔犬にリーチで負ける(涙)

おかげでノアちゃんはいつもハルさんのヨダレにまみれている(←本当にすみません)。

ヨダレでビショビショ

旅行記をグズグズ書いているうちに、
動物愛護週間のイベントにお誘いいただいたり、

3匹で集合写真

焼肉をご馳走になったり、

ハルさんまでご馳走になりました

公園で遊んでもらったり、



※音が出ます

色々あったのだが、そうこうしているうちにノアちゃんはグングン大きくなっていった。
3キロだった体重は6キロを超え、フワフワしていた仔犬の毛は潤沢な美しい黒毛に変わり、
体つきもしっかりした大人の姿に成長しつつある。

出会った当初は

「まあ、揉んでやるか」

といった余裕を見せていたハルさんであったが、今ではすっかり余裕を失い

「ゥギャス*@△+×@△g■zypブブブブ」

と謎の唸り声を発している。必死な姿が痛々しい。
ノアちゃんは静かに楽しく遊んでくれているというのに、ハルさん、残念な大人である。

思えば体重3kgの頃から劣勢だったような気もする

出会って2ヶ月、もはや政権交代の日はすぐそこである(←早)。

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スリム・ビューティなノアちゃん。
ハルさんにとっては凄くいい遊び相手ができたようです。
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久しぶりに動画も載せてみました。
ハルさん、やっぱりなんだか劣勢です。
まあ、そこがハルさんらしくてよいのかもしれません。
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