
北京では連日、熱戦が行われている。
おかげで我が家でも眠れない日々が続いているのだが、
そんなオリンピックで先日、体操男子個人総合で内村航平選手が銀メダルを獲得した。
前日の団体戦から2つめのメダルである。素晴らしい。
内村選手はまだ19歳。今回のオリンピックで日本スポーツ界の明るい未来を感じさせてくれた貴重なルーキーの一人である。
そんな内村選手、我が家では勝手に「ウッチー」と呼ばれ、とても親しまれている。
ちなみに柔道の内柴選手も、サッカーの内田選手も、我が家では「ウッチー」と呼ばれ親しまれている(←命名下手)。
まあそれはともかく。
そんなウッチーたち(?)の競技の様子を夫と観戦していて、ふとこんな話になる。
「なあ」
「ん?」
「ハルには何ができるかな」

「サッカーはムリやで」
「それはわかってるって」
「柔道も足技はムリやで」
「それもうほぼアカンてことちゃうん」
「残念ですが」
「きっと階級ばっかりムダに上やなあ」
「ハル、ムダに重いしなあ」
「あ、でも下に潜り込んですくい投げ的なことは得意ですよ!」

「外国人選手みたいやな」
「まあ洋犬ですから」
「体操は?」
「うーん……ゆ、床……?」
「……跳馬、あん馬、吊り輪、鉄棒、もムリか……」
「平均台は危ないしな。ああ見えてバランス悪いコやから」

「なんか不憫になってきた」
「床も実はビミョーかも」
「あ、そんなことないんちゃう?」
「なんで」
「持ち技があるで」
「……技?」
「女豹」

「なるほどね。B得点(←技の難度がA得点、姿勢の美しさ等がB得点、この二つの得点の合計で決まる、らしい、たぶん)狙いか」
「笑顔もわりと得意やし」
「まさに日本が誇る『美しい体操』ってやつやねー」
「洋犬ですけどねー」
「アハハハハー」
「アハハハハー」
と、こんなどうでも良い話を延々続けていたのは、この日の夜に行われていた卓球女子団体戦とバレーボール男子の試合があまりに息詰まる展開で(←そしてどちらも負けた)、ふたりともすっかり疲弊し、現実逃避していたからである(ションボリ)。
※ただいまコメントのお返事がたいへん遅れていますが、必ず返しますので、申し訳ないですが、気長にお待ちください……。
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結局、ハルさんに向いている競技が見つからないまま、この日の夜も更けていきました。
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