
今夜は、「はるさんのめがね」にトラックバック。
はるさんとは、短足ボボ毛ドッグのことではない。
素敵フォトブログ「はるの散歩道」の主役を張る、古都に住まう黒いトイ・プードルさんのことだ。
そのはるさんが、なんと、人間の眼鏡をかけている写真がブログに掲載されていたのである。(→記事はコチラ)
人間の眼鏡を犬が装着できることも驚きだったが、何より、はるさんがカメラ目線でポーズをとっているのが実にキュートだ。
別段、めがねっこが好きなわけではないけれど、その姿には心を動かされるものがある。
衝撃を受けた私たちが、「ウチのハルにもやってみよう!」と思い立つまで、あまり時間はかからなかった。
ところが。
眼鏡がひっかかるところが全く無いのである。

耳にひっかけると眼鏡が真下を向いて何だかよく分からなくなってしまうし、目の位置に眼鏡を合わせようとしてもひっかかるところがないため、どつき漫才で突っ込まれた後みたいになってしまう。

けれど、トイプーのはるさんは見事に眼鏡を着こなしていた。
顔の大きさがそう変わるとは思えないのに、何が違うのか。
そこで、もう一度はるさんの写真をじっくりと眺めて、何が足りていないかを再検討してみる。
はるさん・・・毛がモコモコしていて手触りがよさそう。
ハルさん・・・ケツ毛がボーボーしていて落し物が見つからなさそう。
いや、これは関係ないか。
もう一度、よく見てみる。
はるさん・・・うるうると訴えかけるような瞳がキュートだ。
ハルさん・・・死んだ魚のような目が虚空を見つめている。
ん?
これか!!
トイプーのはるさんは、カメラの方向、つまり上方を向いているから眼鏡がずれないのだ。
大事なのは、飼い主を見つめるアツい視線だったのだ。
それに引き換え、ウチのハルさんは
「あー、もうやだやだ。早く晩ゴハンにならないかなー」
などと、午前10時にそんな後ろ向きなことばかり考えているから、上手くいかなかったのである。
そこで、ハルさんの顔を上にあげさせて眼鏡を乗せてみる。
すると。
キャリアウーマン・スタイル。

アンジェラ・アキ・スタイル。(←ちょっと強引)

真夏のアバンチュール・スタイル。

ざーます・スタイル。

などなど。
コツさえ分かればこっちのもんである。
なんと、数だけでいえば、本家はるさんを凌駕するほどの眼鏡を装着させることができた。
けれど、悲しいかな。
見てよくお分かりのとおり、これらの写真は、ハルさんの顔をムリヤリ手で持ち上げて撮影したものである。
特に、最後の写真なんて、もはやカツアゲをしているようにしか見えない。
そこには、本家’めがねっこ’はるさんが持っていた可愛らしさや愛くるしさは微塵も生まれてこなかったのである。(涙)
ウチのハルさんはフォトジェニックになれないことを痛感した飼い主たちであった。

****************************************
飼い主のきまぐれのために、またしても余計な’お勤め’をする羽目になったハルさんにねぎらいのクリックをお願いします。

そして、ハルさんもいつの日か立派なフォトジェニックになれるよう、こちらにもクリックお願いします。
