
天気の良い休日ともなれば、ハルさんを連れて出かけることの多い私たちである。
犬連れOKのカフェやドッグラン、ショッピングモールなどなど・・・・・・。
ただ、同じところへ2度、3度と出かけることはあまりない。
これは何よりも私たちが飽きやすい性格をしているからだけれど、こうしたハルさん連れのお出かけについては、今までにたくさんの記事を書いてきた。

なんといっても、初めて訪れる場所は非日常的な刺激で満たされている。
書くべきことが溢れているようにも思える。
そのようなわけで、私たちは新しいスポットを求めてニシヘヒガシヘ彷徨っているわけだが、一方でごく近所には、宝塚ガーデンフィールズという大規模な犬連れスポットがある。
そのため、どこかへ出かけるのが面倒くさいときや、時間があまりないときは(←寝坊だ)、「しゃあないからヅカでも行こうか」と、ガーデンフィールズへ向かうことが多い。
しかし、ガーデンフィールズこそ、わざわざ遠方から人がやってくるほどよく出来た犬連れスポットだ。

ふと冷静に考えてみれば、「しゃあないから」なんて、贅沢きわまりない発言のような気がする。
きっと、犬連れ施設が近場にあることの有難みをもっとかみ締なければならないのだろう。
けれど、ガーデンフィールズのドッグランでの出来事は、私たちにとってもはや日常の一コマになってしまった。
ハルさんが幾ら暴走しようが、

どれだけはしゃごうが、

何かを書こうという気力は一欠けらも湧いてこないのである。
さて(←前フリ長すぎ)、そんなある休日の午後、いつものように軽い気持ちで立ち寄ったガーデンフィールズで昼食を摂っていると、珍しい白柴の仔犬に出会うことが出来た。齢は4ヶ月だという。
その可愛らしさときたら、思わず鼻血を噴き出してしまいそうなほどである。
さらに、食後に訪れたショップでも4ヶ月の白柴に出会う(そして再び出血)。
一日に二度も白柴の仔犬に出会うなんて、何という幸運だろう。
当初は、昼食と買い物の予定だけで、ドッグランに入場することを考えていなかった私たちだったけれど、この幸運がドッグランでも続くのではないか、また可愛い仔犬に出会えるのではないかと期待をしてドッグランへと向かった。
そこで私たちを待ち構えていたのは。

残念ながら(?)、立派な成犬のニコちゃんだった。
ニコちゃんから手荒い歓迎を受けた後、いつものようにニコちゃんとドッグチェイスを繰り広げるハルさんをぼんやりと眺める。

するとその時、一匹のコギさんが入場してきた。
なんと、今度こそ、見るからにパピー(!)のコギさんである。

「仔犬が・・・来たー!!」
と
それは、当ブログに何度かコメントを頂いたことのある「solaciro ...」のがあらちゃんだった。

があらちゃんはまだ5ヶ月のパピー、しかもフラッフィー(長毛のコーギー)だということで、その柔らかい肌触りは感涙モノである。
お毛々の曲がり角(?)をUターンしてしまったハルさんではとうてい味わえない触感だ。

興奮した私たちが、があらちゃんをサワサワサワサワと撫で繰り回したことは言うまでもない(←残念な飼い主たち)。
また、があらちゃんはその極上の肌触りもさることながら、冷静と情熱がほどよくバランスされつつ成長を続けているように見えた。

ドッグランに入って間もないときは、ニコちゃんとハルさんの極悪(?)コンビの新入りチェックに及び腰だったが、しばらくすると無防備な顔つきで歩むハルさんの匂いを嗅ぎ始める。

さらには、自分より足の遅い犬を見つけて喜ぶハルさんの挑発にまんまと乗って、走り始めた。

ボボ毛を追う、があらちゃん。

しかし、しばらくすると、限られたパピーの体力が尽き果てたのか、足が止まってしまう。
サワサワサワサワ・・・・・・(←残念な飼い主たちが触りに来た)
このような手ひどい洗礼を浴びながらも、があらちゃんは声ひとつあげることもなく、運命に身を任せていた(ように思う)。
ソラシロ家のみなさん、があらちゃん、遊んでいただき、ありがとうございました。
そして、最後に、レストランで出会った白柴の仔犬がドッグランにやってきてくれたことで、この日はパピーの日として私たちの記憶に深く刻まれることとなった。

時々、その存在の有難みを忘れてしまうことがあるけれど、やはり、ガーデンフィールズは侮れない場所である。
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