終わった・・・。
どれほど
涎 生死を賭けた壮絶な闘いであれ、いつかは終焉のときが来るものだ。
とにかく、今は無事に最強フードが決定したことを素直に喜びたい。
飼い主の両手がヨダレにまみれ、さらにその手から滴り落ちたヨダレがラグの上に染みを作っている状態が果たして無事といえるかは疑問であるが・・・・・・。
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なんて、どうでもいい前フリは置いといて、それでは早速、激闘の模様を振り返っていきましょう。
まず最初に言っておきますが、大方の予想通り、ハルさんは目の前に出された食材をひとつ残らず平らげております。
飼い主の手のひらに残った自身のヨダレすら舐めとる勢いであったことも付け加えておかねばなりません。
では、まずは1回戦の四試合からプレイバック・・・、と思ったのですが、ハルさんがオヤツを食しているシーン(つまり試合内容)の写真は全てブレブレで使い物になりませんでした。
同じような写真ばかりでは面白くもなんともないし。
そこで、とある人物に助力を願うことにしました。
そう、
M画伯です。
M画伯にHAL−1戦士のイラストを描いてくれるよう依頼したところ、
しぶしぶ こころよく引き受けてくださいました。
そこで、試合結果については、久かたぶりの登場となるスペシャルゲスト、M画伯の
適当な 素晴らしいイラストを用いてご報告させていただきます!
それでは、まず1回戦第一試合。
まず颯爽と登場したのは、4000年の歴史を誇るチーズ族の代表、チーズマン!
キリっとした眉毛に勝利への強い意思を感じます。
続いて登場した対戦相手は、殺人的な口臭を辺りに撒き散らす女戦士、ナト子!
怖い!
ハルさんに食われるために出てきたはずなのに、ハルさんを丸呑みにしてしまいそうです。
結果は・・・・・・、
チーズマンの勝利!さすが二番人気の戦士だけあって、堂々の貫録勝ちでした。
ナト子自慢の口臭攻撃は、ハルさんには通じなかった模様です。
続いて1回戦第二試合。
青コーナーで対戦相手を待ち構えているのは、若詐欺!
小さな体を大きく見せようと胸を張っているうちに、下を向くことが出来なくなったという残念なキャラクターです!
でも、足は速いらしい。(←どうでもいい情報)
そんな若詐欺の待つリングに悠然とやってきたのは、焼肉師匠!
さすが、人気・実力を兼ね備えた戦士だけあって、オーラが違います!
さらには、顔の脂をさりげなくテカらせ、ハルさんの気をひこうとしているところなど、オトナの余裕を感じさせます。
さて、結果は・・・・・・、
焼肉師匠の勝利!さすが優勝候補ナンバーワン、危なげなく一回戦を突破しました。
定番オヤツとしてハルさんと深い関係にあったはずの若詐欺は、少し謙虚さが足りなかったようです。
次は1回戦第三試合。
「
あ”――――っ!」という奇声を上げながら登場したのは、くきおかすみこ。
しかし、自らの可愛らしさを完全に捨てきることができず、キッチュでフリフリな服を着てしまっているのは残念です。
ハルさんに向かって放たれた「この豚野郎!」という言葉にも力が感じられません。
と、そこへやって来たのは、遠くアフリカから駆けつけたダチョウ!
なんでこんなに怒っているのか分かりません。
飛行機がビジネスクラスじゃなかったから?
ハルさんに食われるのがイヤだから?
けれど、怒れるダチョウは真っ先に食われてしまいました。
ダチョウの勝利です!さて、次はいよいよ1回戦最後の試合です。
スポットライトを浴びて格好よく登場したのは、そう、子供達のヒーロー、水菜マン!
最近では、子供たちのお母さんにも人気急上昇だという水菜マンですが、横方向から見られることを極端に嫌がるそうです。
そんなイケメンヒーローと対戦するのは、柔和な笑顔と丁寧な物腰で近所のオバサマ達に大人気のドッグフードマン!
紺のスーツに白いシャツ。
弱気そうな表情。
一見、デキなさそうに見えますが、その実、かなり計算高く、会社ではトップセールスを誇るやり手だということです。
もちろん、水菜マンと同じ「マン」を名前に持つとはいえ、彼の「マン」はサラリーマンに由来しており、ウルトラマン風の水菜マンとは出自が根本的に違っていることは言うまでもありません。
そんな水菜マンとドッグフードマンの対戦結果は・・・・・・、(←決して超人オリンピックではない)
ドッグフードマンが勝利しました!虫も殺さぬ顔をしながら、きっちりと結果を出すドッグフードマン、さすがは参加者中唯一の勤め人。
侮れない存在になりそうです。
以上で1回戦は全て終了しました。
準決勝進出者は、チーズマン、焼肉師匠、ダチョウ、ドッグフードマンの4名です。
特に波乱は起きず、まずは予想通りの展開といったところでしょうか。
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さて、このイベントの主役、ハルさんですが、
次から次へと投入されるオヤツの数々に、その表情は真剣そのもの。
その大きな口は、まるで壊れた蛇口のようにヨダレを垂れ流し続けています。
ヅカに洪水警報が出されては困るので、早速、準決勝2試合を行いましょう。
準決勝第一試合は・・・・・・、
チーズマンV.S.焼肉師匠です。
前評判どおり順当に勝ち上がってきた2強の対決!
これはもはや事実上の決勝戦と言ってもいいかもしれません。
果たして勝つのは、'最上級の味'を意味する「
醍醐味」という言葉の起源とも言われるチーズマンか。
それとも、視覚、嗅覚、味覚の全てを刺激する食の達人、焼肉師匠か。
さて。
勝負は運命のゴングが鳴ると同時に決しました。
一瞬の出来事でしたが、はっきりと勝負はついたのです。
勝者、チーズマン!なんと、ここで、大本命の焼肉師匠が敗れてしまいました。
長時間あぐらをかいていため、足が痺れて立てなかったのでしょうか。
いずれにせよ、ポテンシャルの高さを見事に発揮し、勝利を収めたチーズマンが決勝進出です!
続いては準決勝のもう一試合。
ダチョウV.S.ドッグフードマンです。
先ほどの試合を見てしまうと、顔ぶれが地味で何となく見劣りするような気もします。
けれど、ダチョウは最大の鳥類として、ドッグフードマンはサラリーマンとして、めいめいのプライドを賭けて戦うのです。
ダチョウにはいつか空を飛びたいという夢があります。(←今は関係ないと思うが)
ドッグフードマンには、決勝でチーズマンとの超人対決(←だから違う)を実現するという夢があるのです。
まさに、意地と意地のぶつかり合いです! (そうか?)
勝負はまたしても一瞬で決しました。
怒れるダチョウがしたたかなドッグフードマンを飲み込んだのです。
勝者、ダチョウ!****************************************
長いようで短いようでやっぱり長かったHAL−1グランプリも、いよいよ後は決勝戦を残すのみとなりました。
これまでの激闘でハルさんの胃袋に収まったHAL−1戦士達の数は、のべ12名。(ま、全員もれなくということで)
決勝に勝ち残った両雄、チーズマンとダチョウ、どちらも戦友(トモ)達のために負けられません。
そして何より応援してくれているサポーターのために、ここは真っ先に食われなければならないのです。
チーズマン(サポーター数21人)が勝つか、それともダチョウ(サポーター数10名)が勝利するのか。
いよいよ、最後のゴングならぬ「ヨシ!」が言い渡されました!
あっ!?ハルさんが優勝食材を咥えたまま、クッションの上に移動しています!
気に入った食材は何故かクッションの上で食べる癖のあるハルさんなのです。
その口内に収まっていたものは・・・、
ダチョウでした!HAL−1グランプリ優勝は、なんとダチョウ!
ダチョウを食べた後、すぐに取って返してチーズに喰らいついたハルさんですが、ダチョウが優勝したことに間違いはありません。
ダチョウの栄誉を祝してハルさんの頭に載せてあげましょう。
見事、HAL−1を制したダチョウに投票をしていた、
えるもさん
キーツの飼い主さん
まりんママさん
ぐらさん
えりさん
おかぽんさん
クースママさん
りっきー太さん
nyankoooooさん
みゅうさん
以上10名の方、おめでとうございます!
プレゼント賞品は、以下のとおり合計5名の方に送らせていただきます。
特別賞 手作りリード&カラー 1名
当選賞 カレンダー 2名
残念賞 HAL−1GP開催記念ポストカード 1名
無念賞 ボボ尻堂のケツ毛 1名
なお、プレゼント抽選会は後日開催し、当ブログ記事にて最終5名の当選者を発表いたします。
ちなみに、残念賞のポストカードとは、M画伯の手によるHAL−1戦士達が描かれたものです。
誠に残念。
ケツ毛で無念。
それでは、HAL−1グランプリはこれにて終了です。
ハルともども飼い主も非常に楽しめるイベントとなりました。
皆さん、たくさんのご応募ありがとうございました!
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いくつかのヨダレ跡が残ったとはいえ、HAL−1グランプリは無事に終了しました。
予想が当たった人も、そうでない人も、グランプリの閉幕を祝してこちらに
クリックをお願いします。
実は、ワイルドなフードが好きであったことが判明したハルさん。
いよいよ野生に目覚めるときが来たとでもいうのでしょうか?
危険な香りを放つ女豹、ハルさんにヨダレ
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ダチョウが優勝を飾ったことでもあるし、来年は「HAL−1 WILD MAX」を開催するかもしれません。
そのような機会がありましたら、また遊んでやってください!