
先日家にきた友人から、
「キミは植物を自由にさせ過ぎる」
といわれたが、まさにその通りで、
空中で自由自在に葉を伸ばした末、自らの重さを支えきれなくなったウンベラータやら、
水中で自由自在に根を伸ばした末、自らの入った花瓶の内部がよく見えなくなったアイビーやら、
ウチにいる植物はそんなのばかりである。

単純に手入れの仕方がわからないのもあるが、伸びてきたものを切るのが、ものすごく勿体無いことのように思えるのだ。貧乏性なのである。
しかし新しい年も明けてしまった。
なんとかしないと、今年もすくすくと成長して、とんでもないことになりそうだ。
というわけで近所のガーデンショップへ行って色々を教えてもらってきた。
しかし結論から言えば、
「今はそっとしておけ」
ということであった。冬は植物も休んでいる状態なので、植え替えるにも何をするにも春先まで待ったほうが良いというのだ。
思い立ったタイミングが悪かった。こんな年の始まりで良いのだろうか。

それにしてもしだれた枝と絡まる根っこはすでにのっぴきならないところまで来ている。
仕方がないので美香さん(ウンベラータ)は下の葉を数枚落として軽量化し、さらに添え木を付けることで、どうにか姿勢を正すことに成功する。

アイビー(←こちらは特に呼び名ナシ)の根っこの方はどうにもならないので、ムリヤリ植木鉢に植えてみた。
きちんと育ってくれるか心配ではあるが、とりあえず今のところは元気そうである。

ところでこうして何度かガーデンショップへ通っているうちに、もうひとつ大きなグリーンをリビングに置きたくなってきた。
美香さんがいるので、次は恭子さん(モンステラ)というのが妥当だが、実はもう心に決めた人がいる。
それはオリーブの木である。
夫は大きな葉がバシバシついているモノが好きだが、私は小さな葉がたくさんついているモノが好きなのだ(←今更な発言)。
昔からオリーブの木が好きなのである。
でも、オリーブの実はもっと好きなのである(←え)。
オリーブ自家生産というヨコシマな気持ちもあって次はオリーブの木にしようと勝手に思っているのだが、問題は置き場所であった。
我が家でいちばん日当たりのいい場所はリビングの中あたり、窓が直角に曲がっている場所である。温室のようで冬でも昼間はとても明るくて暖かい。
しかし。
残念ながらそこはもう2年も前から、足が短く胴の長い生き物の日光浴場になっていた。

あんなに毛が生えていてるくせに、日光浴も床暖房も大好きなのである。
確かに今の季節は、ポカポカして気持ちもよかろうと思うが、夏のものすごく暑い時期でさえ、ときどきそこに寝そべっている。
ハァハァと息を切らせ、ヨダレをダラダラ流しながら、必死に平べったくなっているのだ。

見ているこっちも暑苦しいが、本犬に至ってはもう命がけである。
しかし、そんな

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