たとえばクリスマスからお正月へ向けての切り返しは鋭すぎるし、やらなければならないことがたくさんあるにも関わらず、今年中にやっておきたいことを次々と思いついてしまう。
ということで、梅田へ行ってきた。

前日の夜中、私が愛してやまないフィンランドブランドの食器がいくつか廃盤になり翌日からセールに出るという情報をインターネットで見て、居ても立ってもいられなくなったのである。
しかしこの日、年末の貴重な時間を割いて、アドレナリンをたくさん出してまで梅田に来てよかった。
セール初日の夕方だというのに、すでにいくつかの食器は棚から姿を消していた。そのうえ雑貨屋に似つかわしくない買い物カゴ(大)を持った客が数組、セール品の棚の周りを徘徊している。
かくいう私たちもそんな客の一人で、買い物カゴ(大)を片手に棚の前に座り込み、あれやこれやと吟味する。
結局、廃盤色のプレート2枚とサラダボウル(大)、それと廃盤色のマグ2種類、廃盤ではないセール品マグ(←夫が欲しいと主張)を購入し、とても満足して店を出る。(←マグが多い)
その後、別の店でお正月用の手ぬぐい(←ウチは玄関にいつも手ぬぐいを飾っている)を買い、たまたま目に留まった素敵バッグ(ハルさんお泊り用)を買い、ワタクシ御用達の本屋で、本を買う。

新刊を購入するときは必ずこの店と決まっている。
カバーがとても可愛く、まとめ買いすると素敵バッグに入れてくれるのだ。ちなみにウチにはこのバッグがすでに4つある(←オイ)。
そんなわけで翌日、ご機嫌で戦利品の写真を撮って、ひとつひとつ慈しむように棚にしまっていった。
いちいち眺めてはため息をついたりするので(←めんどくさい奴)、とても時間がかかる。
ようやく食器を眺めるのに飽き、最後に手ぬぐいを片付けようとリビングに戻ってくると、

ハルさんが手ぬぐいの上で寛いでいた(シェー)。
どうも床に敷いてあるモノはすべて自分のモノだと思っているらしい。
まぁあながち間違いではない。
確かに手ぬぐいは、ハルさんにとっていい感じに細長い。

しかしこれからアイロンを掛けて、フレームにしまって玄関に飾るのだ。退いてもらわなくては困る。
宥めすかしたり、手ぬぐいを引っ張ったりしてみたが、ハルさんはそこを動く気がないようであった。

というかむしろ、ウチは動かへんのや、という強い意志を感じる。

結局身体を寄せてムリヤリ押しのける形で退かせたが、そのときのハルさんの目は、電車の座席で小さな隙間に押し入ってきたオバサンを見るようであった(涙)。
****************************************
とりあえずウチに来た新入りさんは、ハルさんの洗礼を浴びるのが慣わしになりつつあります。
後輩には容赦ないハルさんにクリックをお願いします。

でも結局、強制退去させられる運命にあるハルさんに、こちらも
クリックお願いします。
