2007年12月15日

或るパンチャーの話(Y)

或るところに、将来を嘱望されたハードパンチャーがいた。
その名は「Nico」。
フレンチブルドッグとしてこの世に生を受けた彼女は、デビュー以来、対戦相手を次々にマットへと沈め

黄金の右炸裂

あれよあれよという間に、(我が家の)スターダムにのし上がった。(←せまっ)

だが。

順風満帆なパンチャー犬生を謳歌してきた彼女を大きな試練が待ち受ける。

永遠のライバル(というか唯一の対戦相手)、短足族「HAL」のホームに颯爽と乗り込んだ結果、手痛いしっぺ返しをくらったのだ。

これは、エリート街道を歩んできた「Nico」にとって、初めて経験する挫折の味であった。
‘反則技のデパート’「HAL」から浴びせられたヨダレ攻撃で全身ぐっしょりと濡れそぼれながら帰国の途につく「Nico」の体から、ポトリと落ちたのはヨダレか、それとも彼女の涙か。
それほどまでに(←どんだけ)、彼女のショックは大きかったのだろう。

以来、あれほどのスピード、キレ、破壊力を誇っていた彼女の拳は見る影も無く衰えてしまった。

全然腰が入ってません

今や、全盛期のマイク・タイソンに比するとまでに称えられた彼女のパンチは、ミッキーロークのそれと酷似するまでになってしまった。

けれど、犬だって、流した涙の数だけ強くなれるはず。

ニコ走ります!

我が家の誰もが(←やっぱりせまい)、「Nico」の再起を祈っている。

頑張れ「Nico」!

ニコちゃん?

ファイトだ「Nico」!

大丈夫?

・・・・・・「Nico」?

もうダメかも

「HAL」は、ほどほどにな!!

フライング・ボディプレス

100年に一匹の天才児と謳われた「Nico」、再起の日は遠いようだ。

けれど、実は、この二匹、プライベートではとっても仲良しなのである。

アハハハ。ウフフフ。

けれど、犬のプライベートって一体何なのだろう。(←バカ)
そんな疑問が消えぬまま、「Nico」の受難は続くのであった。

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いやしかし、「Nico」もまだまだ心は折れていないようで、「HAL」に挑んできております。次回はもっと凄まじい、「HAL」の姿を公開予定です。あまりの醜態に事務所からNGが出ないよう、こちらにクリックお願いします。
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posted by 飼い主YとM at 09:43| 兵庫 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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