2007年10月01日

たびいぬが往く−風穴、ボルゾイ、生わさび−(M)

さて。
高山でワンワン(大)たちと別れ、次の目的地へ向かう。

実はこれからまだ東進が続き、長野県に突入してしまう予定である。
今回の旅行は毎日の移動時間が長く、ハルさんもなかなかゆっくり開放感に浸っていられない。
少し可哀相な気がするが、まあ仕方がない。途中の道の駅で少し休憩しつつ、長い道のりを頑張ってもらうことにする。

シマリのない顔です

道の駅の名前は「風穴の里」という。
なかなか風流な名前であるが、実はここ、ワンコ連れにはちょっと嬉しい場所がある。
建物の陰になる場所にいくつかテーブルがセットされているのだが、そこに一緒にリードを引っ掛ける場所が付いているのだ。
ワンコの人形が付いていたりして、なかなかイイ感じである。

外だからもちろんワンコOKなのだろうが、こんな風にワンコウェルカムなモノを見ると、なんだか嬉しくなる。
なんだかんだでワンコ連れは外に出ると結構気を使うのだ。

というわけで、ハルさんを引っ掛けてみる。素敵だ。

モデルっぽくキメてみたつもりがリードを踏んづけている

日陰で涼しいので、ここで少しゆっくりしていくことにする。

「何か飲もか」
「うん」
「妻、何がいい?」
「ん〜、さっき美味しそうな牛乳売ってるのを見た。夫は?」
「わからん。店行ってから考える」
「じゃあ牛乳買ってきて」
「うん」
「ありがと。よろしゅー」

と店に入っていった夫は、こんなモノを買ってきた。

紙パックですか

夫はとくに欲しいものがなかったらしいので、二人で交互に飲んでみる。確かになかなか濃厚で美味しい。
しかし、ワタクシは筋金入りの牛乳フリークである。
おもむろにパックを裏返し、夫に突きつける。

「……ねぇ夫」
「ん?」
「これ、製造者の住所、東京都日本橋になってるんですけど」
「ぬぉっ!?ホンマや!!」
「せっかく長野県なのに」
「……あー」
「あっちに美味しそうなビン入り売ってたのに」
「……あー」
「飲むヨーグルトもあったのに」

「まぢで!?」

……なぜそのタイミングで食いつくのか。

それは夫が筋金入りのヨーグルトフリークだからだ。
夫婦の話し合いより食い気のほうが重要らしい。
こういうところが、きっとハルさんに強い影響を及ぼしたのだろう。

私は牛乳でもヨーグルトでも紙パックでもビンでもイケる口です

その後。

「夫……飲むヨーグルト、買ってきたら?」
「もう牛乳飲んだし、いらん……妻、牛乳買ってきーや」
「……もう牛乳飲んだし、いらん……」
「そーやんな……」

というわけで二人揃って少しションボリしながら「風穴の里」をあとにする。

さ、行きましょうか

山を下って松本平に差し掛かった頃、時刻もお昼を回ったので、ドッグカフェSHERRY'S CAFEでランチを食べることにする。

サンマのホニャホニャ(←覚えていない)

オープンしてまもないお店だったようで、新しい木の匂いがして、なかなかゆっくりと食事をすることができた。

ミートドリア!(←珍しく覚えていたので前のめり)

この店の看板犬はなんとボルゾイである。しかも2匹。
さすがに店内に居座るにはあまりにも巨大なのだろう、店の裏側に拵えられた大きな小屋の中に暮らしていた。
ハルさんとも会わせてみたが、(ハルさん的に)想像を絶する足の長さと顔の長さに(←失礼)ハルさんはドン引きであった。

同じ犬とは思えません

しかしとてもフレンドリーなワンコたちで、ハルさんもへっぺり腰ながら何とか挨拶を交わすことができたようだ。

顔、出すぎです

大きい犬好きのワタクシは思う存分撫でさせていただき、大満足でカフェを後にする。

ワタシには大きすぎました

続いてやってきたのは、大王わさび農場。
その名のとおり、わさびを栽培している農園である。

川が綺麗です

実はワタクシ、わさびが食べられない。
そのことで、大人になってからというもの、いろんな人にいろんなことを言われた。おかげで寿司にチッと入っているわさびくらいなら、平気な顔で食べられるようになったが、この年になっても食べられないということは、もう根本的に相性が悪いのだと思う。
そんなわけで、この場所に特に興味はなかったのだが、わさびフリーク(←フリーク多い)の夫がどうしても行きたいと主張するので、旅の行程に組み込まれたのだ。

夫はわさびにこだわりがあるらしく、スーパーなどで売られているチューブのわさびに常日頃から不満を抱いていたようだ。
ムリヤリに辛い感じが、どうにもお気に召さないらしい。よくわからないが。

なので今回の旅行ではなんとしても生わさびをゲットしたいのだという。

「でもココ……ワンコOKなん?」
「知らん」
「知らんって……もう着いてしもたがな」
「犬がダメでもいいんです。わさびが買えれば」
「……(どんだけ〜)……」

ドキドキしながら案内所へ行ってみると、店内はダメだが敷地内はウロウロしてもいいですよ、とのことであった。
実際、ここはとても広い。

わさびは食べれないわね

一周するだけでも十分な散歩コースである。
眼下に見えるわさび農場は澄んだ水がキラキラと日の光を反射してとても綺麗だ。

黒幕の下はこんな感じ

美しい水の中、整然とならぶわさびは、食べられない私でも「あ、おいしそう」と思ってしまう。

そしてここで、ようやくハルさんは旅の醍醐味(?)である「コギとの出会い」を果たしたのであった。

今回は尻の先まで

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引っ張るほどの話ではないのですが、いい加減長いのでこのあたりで一旦終了です(←力尽きたともいう)。
気力も体力も不足ぎみの飼い主に喝!のテチを。
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そして、わさび農園という、犬にとっては不毛な土地(どうせ食べられない)を歩かされたハルさんにはお疲れ様のクリックを。
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posted by 飼い主YとM at 01:21| 兵庫 ☁| Comment(8) | TrackBack(0) | 犬連れ旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする