2007年08月29日

川辺の出来事−再放送−(Y)

一向に衰える気配の無い夏の日差しから逃れるため、先日、ハルさんが嵌められた川へ再び出向いた。
ハルさんは新しい服をさっそうと着こなし、前回しょぼいサンダルのせいで足の皮がめくれたMは完全防水のブーツを着用する。
準備は万端だ。
さらに、今回はご近所のダックス、リン君も一緒である。
実はこのリン君、華麗な泳ぎをみせるともっぱらの(?)評判だ。

ひょっとして、リン君がさっそうと泳ぐ姿を見て、かなづちハルがトビウオのハルに変身することだってあるかもしれない。
それに、この川に来るのだってもう2回目だ。
さすがのハルも、前回のような失態(溺水)を犯すはずは無いだろう。
そんな淡い期待と微かな不安(所詮ハルはハルなのか?)を抱えて、私たちは渓流に到着した。

渓流に至る小道にて

川に到着するやいなや、リン君は早速、手近な岸を見つけて、川へ入っていく。全く躊躇がない。素敵だ。

水に打たれるリン君、格好いい

一方、チキン野郎ハルは、そんなリン君の姿を見て、自分も川へ入るそぶりを見せたが・・・。

やっぱりそぶりだけだった。

またもや、

柳原加奈子登場

こんなことを言っているように見えた。

そんなに気にするなら、一刀両断にあごひげを切ってやろうかとも思ったが、それほど足場のよい場所ではなく、リン君もすぐに川からあがって先に進みだしたので、とりあえずあごひげの一件は保留しておくことにする。

先を急ぐ尻

煮え切らないコギ族の姿に失望しつつ先に進むと、前回、ハルさんが走り回った(あげくに溺れた)浅瀬に到着した。

大きな一枚岩の上は格好の水遊び場だ。
リン君もハルさんも大喜びではしゃぎまわる。

水上の決闘

そんな時、リン君がおもむろに深みへと飛び込んだ。
悠々と泳ぐその姿には貫禄すら感じる。

なんという立派な泳ぎか

リン君は、途中、見事なターンで反転し、またもとの浅瀬へと戻ってきた。
犬が泳ぐ姿をマトモに見たことがない我々はただただ驚き、感嘆の声を漏らすことしかできなかった。

「すっげ。マジすっげ」

「いやホント。犬ってターンまでできるんやね」

さて、そのとき。

ウチのスーパーカナヅチドッグはというと、そんなリン君の姿をじっと穴の開くほど見つめていた。

なんと凡庸なリアクションか

まるで一挙一投足を見逃さんとするかのように。

いや、もちろん、客観的に見ると、この想像には、飼い主の希望的観測が入り込み過ぎているのかもしれない。
でも、カナヅチドッグの飼い主としては思わずにはいられないのだ。
もしかしたら、リン君の泳ぎを見て、犬掻きのコツを掴んだのかもしれない、と。
犬として本来的に備わっているはずのチカラを発揮し、力強く泳げることに思い当たったのではないかと。

そんな飼い主の思いが通じたのか、深みに入り込んだ飼い主の後を追って、ハルさんも深みへとその短い足を踏み入れたのである。

そして。

一瞬の後。

ハルさんは岸壁にへばりついていた。

どこかで見たような記憶が・・・?

先日と同じように。

こちらは先日のハルさん

まるで、デキの悪い映画の再放送を見ているようだった。
いや、このハルさんの醜態に比喩的表現を使うことは正しくないだろう。

なぜなら。

ハルさんがしがみついていた岩は、先日のそれとまったく同じものだからだ。

そう、ハルさんは、全く同じ深みに嵌まり、同じ岩にくっついていたのである。

セミのように。

地中から出たてのセミ

東京フレンドパークのアトラクションで高得点をたたき出そうとでもするかのように。

必死に右手を伸ばす

この惨めなダメ犬っぷりに、飼い主の心には涙が満ち溢れたことは言うまでもない。
どうやら、ハルさんの辞書には「学習」という文字が載っていなかったようである。

大変な目にあったことを全く気にすることなく走り出す

けれど、もちろん(?)、ハルさんの試練がこれだけで終わるはずもなかった。
この出来事は、この日、ハルさんを襲った試練の序章に過ぎなかったのである・・・・・・。

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posted by 飼い主YとM at 00:40| 兵庫 ☁| Comment(13) | TrackBack(1) | お出かけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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