2007年08月03日

脱出(M)

川遊びに行く。
夫婦的には2度目だが、ハルさんを連れて行くのは初めてである。
琵琶湖のリベンジに燃えるハルさんの気持ちを汲み、連れて行くことにした。

不完全燃焼のカビパラ

前日から「明日は川遊び」と盛り上がったせいか、やはりムダに早起きした夫に起こされ、グズグズと準備を整え予定時刻を30分ほどオーバーして家を出る。
行きたくないわけではない。ただただ朝が弱いだけなのだ(←開き直り)。
そんなマイペースな妻に怒りもせず、愚痴りもせず、夫はただひたすらパソコンの前に座って準備が整うのを待っている。ほんとうに良く出来た人間だと思う。
だから「他にもやることあるやろ?ハルの準備とか?」とは言わないことにしている(←言うとる!)。

そんなこんなで渓流に到着する。
予定時刻を30分ほどオーバーしたとはいえ、まだ10時過ぎ、私たちにしては考えられない早朝だ。
早朝だけに、駐車場も空いている。
さっそく川遊び用のサンダルに履きかえて渓流道を下っていく。
途中、謎の野放し犬2匹(←でかい)と遭遇するが、なんとかやり過ごしてさらに奥へと進んでいく。
しかしなかなかハルさんの遊べそうなポイントが見つからない。
水が嫌いなわけではないのだが、なにせいろいろ条件が多いのだ。

渓流を前に立ち尽くす

アイドルとして顔(アゴ髭含む)を濡らすわけにはいかないし、
うっかり流されると(その足の長さでは)抵抗できないし、
アイデンティティであるボボ尻のフンワリ感も守らなくてはならない、
でも流れは多少あった方が気持ちいい。

というわけで、深さはせいぜい3センチほど(膝あたりまで)で、チョロチョロと水が流れる広々とした1枚岩がある場所が望ましい(←あるか!)。

そんなわけだから、よさげなポイントで先に入って誘ってみても

「えー、ココってぇー、流れ超はやくなーい?」
「やだー、アゴ髭濡れちゃーう」
「まじウケるんですけどー」


と文句を言うばかりで、ちっとも入って来ない。扱いづらい。柳原加奈子か。

ここやばくなーい?

おかげで飼い主ばかりが無駄にテンションを上げることになり、ジーパンの裾がすごく濡れる。

濡れるのはさかのぼるのが好きなせいだという噂もある

しかし道を進んでいくうちに、そんなハルさんでも入れそうな奇跡のポイントを発見する。
水深およそ1センチ、大きな一枚岩の上をチョロチョロと水が流れている。
さっそく張り切って潜入し、ハルさんを誘ってみる。

浅瀬をいく

するとようやく、おっかなびっくりではあるが水の中に入ってきた。
底がゴツゴツした岩場なので、時に思いのほか体が沈み(←数センチの高低差が大打撃)、その度にいちいちムッとしている。
濡れて怒っている姿はやはり世界最大のネズミ、カビパラさんであった。
そうこうしているうちになんとか一枚岩の上にたどり着く。

イマイチ余裕なし

しばらくウロウロとしていると徐々にテンションが上がってきたらしく、ようやく楽しそうに走り出してくれた。やれやれである。

ノッてきたカビパラ

そのうち、散歩開始当初から自分の役割(←写真係)を黙々とこなしていた夫が、

「俺もハルと遊びたい。代わっていただきたい」

と言い出した。
ワタクシとハルさんのラヴゥな様子をみて我慢できなくなったらしい。
カメラを預かると、ウキウキと深みへ出かけていき

「ハァールゥー!おーいーでー!!」

とハルさんを呼んだ。

まくりすぎです

なかなかに良い笑顔である。足元が深みであるようには見えない。
それまで一枚岩の上でヌルい遊びを楽しんでいたハルさん、今度は夫が(浅瀬で)遊んでくれると思ったらしく、まっしぐらに駆けていく。

そして、ハマった。

はうっ!?

ハルさんはとても焦っているようだった。
夫はとても楽しんでいるようだった(←助ける気無し)。
大きな笑い声が渓流に響きわたる。

助けてください!

ハルさんは不憫だったが、こちらとしては泳いでいただきたい。なにしろハルさんは犬なのだ。
危機的状況を迎えて、

「泳いでる!ハルが泳いでるよ!」
「アナタ!」
「オマエ!」


というような感動的(?)な会話がしたかった。

しかし一向にそんな気配はない。
仕方がないので引き続き写真を撮ることにする(←やっぱり助ける気無し)。
深みにハマッたハルさんは手近にあった岩にへばりついている。
まあ温泉につかっているようにも見える(←前向き)。

ババンババンバンバン

泳いで脱出しようという志はまったく沸いてこないようであった。
後で夫に聞くと、なけなしの爪でガリガリと岩を引っかく音も聞こえたらしい。けれども、その音を聞いてもなお、夫の大笑いが途絶えることはなかった。

結局、ハルさんは死に物狂いで岸壁をよじ登り、自力で深みから脱出した。自慢のボボ尻は完全に水に浸かってしまい、出てくるときにはなんだかドジョウ的な生き物になっていた。

ヌルッと脱出

なぜ泳いで脱出せなんだか、あぁん?!
と、ハルさんと膝を突き合わせて話し合いたく思ったが、こちらへ向かって歓喜のランを見せるハルさんの姿を見た途端、

「まあいいか。かわいいし(ハート)」

と、あっさり意欲を失う。

いつまでも

帰りました!

いつまでも笑顔のままのランだった。

ただいま帰りましたよ!!

(↓夫の不義を訴えている)
あのヒトひどくね?

帰りに偶然みつけたうどん屋へ立ち寄って帰る。
暑い中、テラス席のような場所で食べたのだが、モチモチして、とても美味しいうどんであった。
ハルさんはうどんを運んできてくれたおねいさんに夢中であった(なんでやねん)。

ひやしカレーうどん

いろいろあったが、渓流での川遊びは涼しく、なかなかに楽しい場所であった。またぜひ行きたいと思う。

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川に来るたびに溺れているハルさんです。
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posted by 飼い主YとM at 01:08| 兵庫 ☁| Comment(24) | TrackBack(1) | お出かけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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