2007年07月29日

ユニットの寿命は裸電球のそれと似ている(Y)

ギリギリガールズ

尻には共通点がまったくない
メンバーは、つくねちゃんとハルさん。

おっと、お顔はこちら。

崖っぷちアイドル?
(画像はあずき屋さんからお借りしました)


知る人ぞ知る、アイドル(え?)ユニットだ。
しかし。
単に、体重がギリギリ一桁同士だからという結成の理由がいい加減すぎたのか。
あるいは、このネーミング自体に負け犬的要素が含まれ過ぎていたせいなのか。
デビューシングル

「My Sweet Darling 〜夜中にギリギリうるさい〜」

は、やっぱりオリコンチャート入りしなかった。
せめて芸者ガールズよりは売れてほしかったのだが、まだまだ先は長い。
勝負はこれからだ!と思っていた。

ところが。

オナラdeトーク
(著作権?は「モモ走ります!」にあります)

つーにゃんが晴れてギリギリガールズを卒業したのだ。(桃尻電鉄参照
「ダイエットが成功して8.8kgになっちゃったので。テヘ」
とのFAXがマスコミ各社へ流された。
ウチにも来た。(脳内に)

過去には、ウエストのくびれがないことを実の姉から糾弾されていたつーにゃんなのに。(記事はコチラ
オヤツを目の前にすると体中から液体を排出するつーにゃんなのに。

いったいどうやって痩せたのだろう?

往生際が悪いウチの家族が

「何か怪しくない?」
「せやな。きっと裏があるに違いない」
「一体なにやろ? ひょっとして結婚間近?」
「あっ!セレブ婚ってやつ? あの桃尻でヒルズ族をたぶらかしたんと違うか!?」
「コギ族からヒルズ族に転身か〜。物凄いジャンプアップやな」
「ええな〜」

と、(いわれのない)やっかみに身を焦がしていた時。

その時。
ハルさんの体重、


10.2kg(獣医師測定)


であったことが判明。(号泣)

まだ、つくね家にはこの事実を報告していないので、このような事態になったこと、この場を借りて心よりお詫び申し上げますm(_ _)m

つーにゃんは目出度く卒業、ハルさんは石もて追われるように脱退・・・・・・。

ここに、ギリギリガールズは解散となった。

共にひとつのオヤツを追いかけ続けたあの日々よ・・・・・・

既に我が家では

「このおデブ!」

「ひでぶっ!」

と、(これこそいわれのない)罵声を浴びせられつつあるハルさん。

前足が何か変だ

フードも、例の、あの、「肥満犬用」って書いてあるやつに変更される予定だ。

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今までとゴハンの量やオヤツの回数も変わっていないのに、何でこんなに太っているのか、もう訳が分かりません。迷える飼い主とハルさんにどうか愛のクリックを。

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posted by 飼い主YとM at 14:58| 兵庫 🌁| Comment(16) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月27日

玉葱島の戦い−エピローグ−(Y)

どれほどシャワーを浴びても、体内の奥底まで入り込んだ不快な臭いは消えることがなかった。
脱力感が体全体を覆いつつあるのを彼女は自覚する。
やがて、ステンレス製のシャワーは彼女の手から滑り落ち、浴室の床にごとりと落下した。
目標物を失い、死に絶えたように横たわったシャワーヘッドから放たれる水の軌跡をぼんやりと目で追いながら、彼女は自分が騙されていた事実をあらためて噛み締めた。

黒犬―くろくておおきものーは想像以上の大きさと迫力だった。
けれども、思っていたより組みしやすい相手でもあった。

「お前のかあちゃんデベソ」

今どき、幼稚園児でも怒らないであろう古典的な挑発をこっそりと耳元で囁いた途端、黒犬は激高し、力ずくで彼女をねじふせようと突進してきた。
お互いが野生に生きる身であったなら、たちまち黒犬にねじ伏せられたことは想像に難くない。
けれど、彼女は最初から最後まで冷静だった。
黒犬の突進を受けながら、この行為は満員電車でオナラをするのと似ているな、と思わずつぶやいたほど、心は11月の湖のように冴えわたっていた。

冷静な眼

日中の陽気が嘘のように、夜になると雨が降り出していた。
浴室に座り込み、じっと水の流れを見つめていると、シャワーを通って外の雨が浴室内に降りこんでいるような錯覚に見舞われる。

夜に降る雨

シャワーを止め、体をぶるぶると震わせたあと、口角を耳の方向へと引き上げていた透明テープを剥がす。
長時間テープを貼っていたため、頬の周囲には微かな痛みがまとわりついていたが、このテープの効果は抜群だった。
黒犬の飼い主たちもあっという間に彼女のつくり笑顔の虜となった。
誰もが彼女の味方となり、黒犬はずっと拘束され続けていた。

無念のゆめちゃん

残された仕事は、とどめをさすことだけだった。
拘束されたままの黒犬を日なたへとおびき寄せ、挑発し、苛立たせる。
7月の太陽に照らされたうえ、頭に血が上った黒犬は、上昇する体温を制御できず、やがてその動きを止めた。
腹ばいになった黒犬を横目に、彼女はビッグ・ビジネスの準備を始めた。
ただのビッグ・ビジネスではなかった。この瞬間のために、通常の3回分(当社比)を体内に溜め込んでいたのだ。
念入りに足場を固め、全身に力を漲らせて、彼女は溜まりに溜まった排泄物を押し出した。
永遠に伸び続けるかのような勢いで排泄されたものは、やがて地表に到達し、その動きを止めた。
彼女は大地とつながった。

「ハハハハ! 見て、見て! ハルさんのフンチョス、ながいっ!! ほら、地球とつながっとるよ! ハルさんが地球から生えとる!!! ワハハハハ!」

「ウッフフフフ」

この瞬間、矢折れ刀尽き、飼い主の寵愛を奪われたうえに、「笑い」までもっていかれた黒犬の目は、溶鉱炉で溶け出したターミネーターのそれのように、急速に光を失い、やがて消えた。

こうして、失意に見舞われた黒犬は饂飩の国へと帰っていった。
同時に、それは玉葱島が救済されたことを意味した。
黒犬が島を去った途端、小麦粉と‘いりこだし’の芳ばしい匂いが消え去り、玉葱たちが息を吹き返す。
ところが、玉葱が放つ匂いは、彼女に死を連想させるほどの悪臭であった。(注1)
そこに一秒でも留まっていられないほどの強烈な臭いが、いっせいに彼女のほうへと襲い掛かかる。

玉葱たちの弾けるような歓声を後にしながら、彼女はほうほうの体で島を後にした。
命を賭して得たはずの完全なる勝利が、するりと掌から零れ落ちるのを感じる。
玉葱たちは楽園を取り戻した。
ただし、犬が住めない楽園を。(注2)

いつだって勝利者のはずだったのに。
島と本土をつなぐ橋の上で、思わずつぶやいた彼女の目からこぼれ落ちた一筋の涙は、しばらく中空に留り、やがて海峡に消えた。

浴室の中、つま先から見えない尻尾の先まで、体の隅々を震わせる。
毛と毛の間に入り込んだ水気を体の外側へと追いやる。
彼女の体は踊るように舞い、そして跳ねた。
悪夢を追い払うかのように。

その時、鼻腔の隅にひっそりと残っていた小麦粉と‘いりこだし’の匂いが、微かに鼻をついた。
鼻先を震わせた拍子にこぼれ出たその芳醇な香りは、優しく彼女を包み込む。
操り手を失ったマリオネットのようだった体に再び力が漲るのを感じる。
本当に求めるべきものが、何であったのかを、今や彼女ははっきりと自覚していた。
今後、何をすべきか、どこへ向かうべきかについても、彼女には手に取るように分かった。
まるで魔法使いにでもなった気分だった。

開かれた浴室のドアから外に出る。
ドアの向こうではバスタオルが彼女のほうへと向けられていた。
目をつむり、バスタオルに向かって身を投じる。
脳裏に浮かんだのは、うどんの国で饂飩をすする彼女自身の姿だった。
さっきまであれほど不快に感じていた玉葱の臭いは、もうあまり気にならなくなっていた。

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(注1) 玉葱を食べると犬は死にます!

(注2) 淡路島のみなさんごめんなさいよ!!


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ようやく、玉葱島の戦いについて記録を終えることができました。
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2007年07月23日

玉葱島の戦い−伝説の行方−(Y)

世の中には黒い犬が星の数ほどいるだろうけれど、我が家で「ザ・ブラック」といえば彼女のことだ。

私たちが知る限り最強だ

黒い柴刈機(←名言)。
讃岐の黒い核弾頭。
讃岐のブラック・ホーク。
讃岐の黒うどん。

彼女が数多の戦いで獲得してきた歴戦の勲章は、まるでハリウッド映画に出てくる米軍のお偉方の左胸のように光り輝き、見る者の目を眩ませる。

だが、讃岐の超絶ブログ「うどんの国を背負って立て〜四国犬ゆめきちのぐうたら記〜」の作者、フジウラさんから「タイマン張りませんか?」との知らせを受け取ったとき、私たちは二つ返事で引き受けた。

なぜなら勝算が二つもあったからだ。
ひとつはゆめちゃんが築き上げてきた「洋犬には割りと心が広いような感じ伝説」。
もうひとつは、ハルさんの「大きな犬には早々と屈服することが多いような伝説」(←慌ててそれっぽく作ってみた)。
近所のラブラドールに会うと、

「私はミミズです!あなたのミミズになります!!」

と体を地面にめり込ませんばかりに平べったくなるハルさんである。
大きな犬にはからきし弱い(はずだ)。
そして今日の相手は歴戦の勇者、生きる伝説、「ザ・ブラック」。

もう結末は予想できたも同然だ。
そう思い、事前に書いておいた記事がコチラである。


(以下、空想)
2007年7月某日。
いよいよ、ハルさんが讃岐の黒獅子と対面した。
1m程の距離を置いて静かに見つめあう二匹の犬。
高級なゼリーのように濃密な時間は、ゆめちゃんが右足をそっと前に出したことにより、破られた。
ハルさんがコロンと転がったのである。
一体、二匹の間に何があったのか、我々には全く分からなかった。
ひょっとしたら亀仙人にしか見えないスピードで両者の拳が行き交ったのかもしれない。
けれど、答えは風に吹かれている。
友よ、答えは風の中だ。

ストロング夢 ○−× 獣身サンダーハル
試合時間:25秒
決まり技:ドラゴンボール的な何か

いずれにせよ、上下関係のはっきりした2匹の犬は、これ以降、まったりと穏やかに過ごすことになり、4人と2匹は幸せに暮らしましたとさ。

めでたしめでたし。





(以下、現実)

いよいよ、ハルさんが讃岐の黒獅子と対面した。
いきなり、テンションMAXでピョンピョンと跳ね回り、ゆめちゃんに近づくハルさん。
そしてゆめちゃんの向こう側にいるフジウラさん父子にもピョンピョコ近づこうとする。
ほんの少し、お互いに鼻先を付け合せ、クンクンしたのだったが、直後、跳ね馬ハルさんのボディがゆめちゃんの鼻先を直撃した。

一瞬の後。

高速回転するゆめドラム

この犬をどうすべきか、クルクルとゆめちゃんの脳内で回転していたスロットがピタリと止まった。
そこには、「KILL」の文字が三つ、横一直線に並んでいたに違いない・・・・・・。

エネミー認定を下したゆめちゃんの動きは迅速だった。
早速、こっそり隠し持った「YUME NOTE」にハルの名前を書き込む。
その上には「あずき」「あきと」という文字が書かれていたのを、オスマン・サンコンに匹敵する私の眼力が見逃さなかったことも付け加えておこうと思う。

(なお、「YUME NOTE」に名前を書かれた犬の末路について知りたい方はうどんブログを是非どうぞご賞味あれ。物凄く面白いサイトなので知っている方が殆どでしょうが、まさか自分の犬が同じ目に会う日が来るとは思わず、無邪気に笑っていた日が遠い昔のことのように思える。)

何とか、「YUME NOTE」から名前を消してもらおうと、飼い主たちは必死だった。
今更ながら、犬同士の挨拶をさせてみようと、ハルのケツ臭をかがせてみたが、

ささ、ゆめ様。たんと嗅いでくだされ

「アタスの頭上に乗っていたのはコイツの毛か!!フギャーッ!!!」
とゆめちゃんの怒りを倍増させただけであった。
ど、どうしたらいい?と背後を振り返ると、まだ会って1分も経たないうちに、フジウラさんがハルにインリンを命じていた。(よっぽどやりたかったのか?)

「ここにオヤツがある」と指差すフジウラ先生

だが、これはチャンスだ。
ハルさんがこのまま屈服したフリをしていれば、ゆめ様の怒りが治まるかもしれない。
周囲にいた誰もがそう思ったに違いない。
一縷の望みを託して、ゆめちゃんがハルさんに接近した。

ゆめ様、どうか怒りをお鎮めください

だが。
2、3回匂いを嗅いだ後、

「三文芝居は見とうないんじゃボケーッ!!」

と、死神の大鎌は振り下ろされた。

・・・・・・。

「洋犬には割りと心が広いような伝説」って何だっけ何だっけ♪

伝説崩壊。

フジウラさんとゆめちゃんが 二人羽織 二人三脚で築き上げてきた栄えある伝説、血と汗と涙の結晶は、こうして脆くも崩れ去った(涙)。

この後、現場には、キューバ危機以上の緊張感が漂っていた(ように思えた)。
もう、駄目だ。
とこの場の全員が悟ったに違いない。
これより先、この二匹が仲良くなることは、ビートルズが再結成するより難しいことだと。

こうして、ゆめちゃんとハルさんは、人間の壁を挟んで幽閉されることになり、世界は束の間の平穏を取り戻していった。

彼方が霞むほどの距離感

だが。
ここから伝説の悪女、ハルさんの独演会が始まる。

フジウラさんは、ハルさんをターゲットオンし続けるゆめちゃんの気を何とか逸らそうと、
「これ、雑種」

耳は折れても心は折れない!

とか、「ほれ、ムササビ」

目が線のように細くなっても睨みます!

と、キュート系の技(技なのか?)を繰り出していたが、ジャパニーズドッグのアツいソウルがこれしきのことで折れるわけはなかった。
オヤツをもらう時以外、焦がすような黒き瞳は常にターゲットを捕捉していたのである。

この目・・・どこかで・・・・・・

いつかどこかで見た風景とそっくりであった、

黒い和犬はダメなのか?

一方のハルさん。
黒い視線を浴びながらもエビちゃんスマイルは全く崩れることがなかった。

戦いの鉄則ね

この笑顔にフジウラ父子、まんまと 騙される やられる。
ふと気が付くとフジウラさんはインリンやら女豹やら 口に出すのも恥ずかしい コマンドを何度も発令していた。

これは最初の出会いシーン

そして、ゆめ父さんはいつの間にかハルさんを膝に抱き上げ、縁側の猫を愛でるように撫でていた。

えへ。黒犬さん見てる?

この様子を見て、ゆめちゃんは当然

「ウチの人たちをたぶらかしおって!!グルキジョェギャオォウ!!」

と怒髪天を衝いていた。
私たちは「ゆめ様!どうかお納めください!!」と必死に撫でていたが、誇り高き日本犬としては初対面の人間から撫で回されてもただウザいだけだったのかもしれない。

アイツ、ヤらせて!私にヤらせて!

さらに飼い主を驚愕させたのは、しばらくハルと戯れた後のフジウラさんの一言だった。

「ハルさん、凄い!ヨシって言わんとオヤツ食べんのね!!『ヨシ野川』とか『ヨシ村作治』って言っても全然食べんもん。さすがやわー」

・・・・・・そんなトラップ仕掛けたこと、今まで一度もないんですが、フジウラさん。
なのに、何でこのボボ犬は完璧にやり遂げることが出来るのか。
どこまでこのケツ毛は本番に強いのか。

さらに、インリンで黒い稲妻の一撃を受けたとき、ハルさんはびっこを引くそぶりをしていた(飼い主もさすがに焦った)が、どこにも外傷はなく、しばらくすると普通に歩いていたし、走ってもいた。
まるで南米のサッカー選手のようなずる賢さである。

少しでも相手に攻撃を受けるとと大げさにやられたフリをし、常に笑顔を崩さず、アドリブにも対応する。
これが、何匹もの共演者を蹴落とし、トップスターへと駆け上がる秘訣なのか。
(スターって何だ?にしきの?)

この後、一行は怪しげなドッグランへと移動したのだが、ここでも、ハルさんのトリックスターぶりが炸裂した。
ノーリードとなったハルさんは、リードに繋がれたままのゆめちゃんの周りをチョロチョロと走り回り、さらにゆめちゃんを苛立たせることに成功したのである。

術中にはまる黒い閃光

おかげでゆめちゃんは折りからの暑さとハルさんに対する苛立ちでオーバーヒートし、地面に伏せたまま動かなくなってしまった。

オーバーヒートしても目は死なない

カフェでは係留され、

囚われの伝説

ドッグランでも拘束される。

慰めてみる

さらにはうりぼうみたいな犬が周囲を我が物顔で走っている。

この距離が憎らしい

ゆめちゃんにとっては苦痛と屈辱に見舞われた時間ではなかったかと思う。
どうしようもできなかった気がするけれど、ゆめちゃんには気の毒なことをしてしまったように思う。
伝説は壊されるし、ゆめちゃんにとって楽しいことなんて何一つなかったような気もする。

ロックオンで終わった

ゆめちゃんは「ああ、犬ってこんな感じやんね」と私たちに犬本来の性質を思い起こさせてくれる、佇まいの立派なジャパニーズ・ドッグであった。
誇り高い犬が好きな人は、きっとゆめちゃんのような犬が大好きだと思う。
なんといっても猪を狩る犬なのだ。生半可な覚悟ではやれない仕事をしてきた血筋なのである。

少し前、犬を相手に勝てる勝てないの話をMが書いていたが、ゆめちゃんには命を懸けて戦う必要を感じてしまった(なんの必要か!?)。
四国犬がこれほど大きくて、これほど静かな迫力を有しているとは予想外だった。
正直、できれば相手にしたくないなと思った。(だから、何で相手をしなければいけない!?)

ところが、ウチのボボはどうやら違う認識を抱いていたようだ。
ボボ毛の分際で、ゆめちゃんがオションした跡に、しっかりとマーキングしていた。
ゆめちゃんの黒いレーダーに捕捉され続けても、目を逸らさなかった。
笑顔で黒い光線を受け止めていた。
同じようにエネミー認定されたあずきちゃんあきと君はゆめちゃんの周囲から出来る限り遠ざかろうとしていたようだが、ケツ毛はゆめちゃんがギリギリで届かない場所を楽しそうに走りぬけていた。

真正面から喧嘩をして勝てるはずもないことは、さすがに分かっていると思うが、ギャルゴル言うたびに、飼い主さんから叱られ、ずっと係留され続けているゆめちゃんの姿を見て、身の安全を悟ったのだろうか。

だとすれば、このシャコタン、色んな意味でヤレる犬なのかもしれない。

ある意味、最強?

そして最後になりますが、ゆめちゃん一家の皆様、お会いできて本当に嬉しかったです。
超絶ブログを描くフジウラさんは実際にお会いしても、本当に楽しい方でした。
ゆめ父さんは優しさがにじみ出ているような素敵な方でした。
お会いしたら「お父さんと呼んでいいですか!お父さん!!」(←もう呼んどる!)と言いながら握手をしようと思っていたのに、出会った瞬間から色んなことが起こりすぎて実行に移せなかったことが残念でなりません。

なお、ゆめちゃんのブログで描かれた決戦の模様はコチラ
最後のほうに大きな誤りが書かれていますので、騙されないように注意してください。

玉葱島の戦い、本編はこれにて終了です。
後はハルさんが語るエピローグを残すのみとなりましたが、それはまた次回に。

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だらだらと長い記事を読んでいただきありがとうございました。
伝説クラッシャーとして新たなる悪女伝説の1ページを刻んだ(←どんだけ伝説好き?)ハルさんに、賞賛(?)のクリックを。

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posted by 飼い主YとM at 01:04| 兵庫 ☔| Comment(19) | TrackBack(0) | お出かけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月22日

玉葱島の戦い−プロローグ−(Y)

2007年7月某日。
浅い眠りの中、彼女の中にほんの微か、澱のように残っていた犬としての本能が、‘くろくておおきいもの’の接近を告げていた。
遥か彼方、饂飩の国にあったはずの、その‘くろくておおきいもの’は、さしたる抵抗を受けることなく踊りの国を通過し、ついに海を越えたようだった。
今や、玉葱島の玉葱たちが次々に饂飩へとその姿を変えている。
時折吹く西からの風によって玉葱たちの悲鳴が耳に届く。

「玉葱たちを助けないと」

まだチョイ悪オヤジとして売り出す前のパンツェッタ・ジローラモから薫陶を受けたマンジャーレ(注1)の心がうずき、思わず立ち上がる。
何かが根本的にどうしようもなく間違っているような気がしたが、「さんまさん!さんまさん!」と叫ぶジローラモの笑顔がすぐにその思いをかき消した。

これまで幾多の危機を乗り越えてきた彼女にとっても、‘くろくておおきいもの’から感じる力は今までになく強かった。
でも大丈夫、いつもどおりやればきっと大丈夫、と朝ションをしながら自分に言い聞かせる。
オンナの闘いは、腕力じゃない。
鏡を見つめ、エビちゃんから教わった角度に口角を上げるトレーニングを続けながら彼女は勝利の鉄則を心に刻み込む。
この笑みを決して絶やさないこと。
そして、常に冷静さを失わないこと。

スマイル、スマイル

普段より早い朝食を摂り終える。
食後には朝ウンをすることが日課だ。
だが、オンナの第六感、あるいは戦士の直感がその行為を押し止めた。
ただの排泄物であっても何かの役に立つかもしれない。
なんといっても相手は‘くろくておおきいもの’なのだ。

そして彼女は開け放たれた扉から外に出た。
さぬきの夢2000(注2)が降り注ぐ玉葱島の方角を見つめ、決意を新たにする。

いつだって私は勝利者だった。
昨日までも、そして今日からも。

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(注1)イタリア語で「食」の意。
(注2)さぬきうどん用に讃岐で開発された小麦の品種

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あ、まだ引っ張る気かと思われた方も、ああ、あの‘くろくておおきいもの’かと思われた方も、クリック!

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この文章をMに見せたところ、すぐに今読んでいる小説がバレました。
(どんだけ影響受けやすいねん)
なお、全3回で終了予定です。
(どんだけ引っ張る気や)

そして、今日観た「アヒルと鴨のコインロッカー」は最高でした。
posted by 飼い主YとM at 01:28| 兵庫 🌁| Comment(11) | TrackBack(0) | お出かけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月20日

復活の夜(Y)

皆様、ご無沙汰しております。
ここしばらくネットが全く繋がらず、ロビンソン・クルーソーのような生活を送っておりました。
しかし、今日ようやく復旧しましたので、これからはバシバシ細々とブログを続けていつもりです。
ちなみに、ハルさんも相変わらず元気でやっとります。

ミッキー君、チョーかわいい!

あ、間違えた。これはミッキー君やった。
ハルさんはこちらです。

相変わらず走っとります

ネット上では時が止まったままの状態でしたが、もちろん、現実時間は淡々とハル一家を押し流し続けています。
書くべきことは、ワインボトルの底のおりのように溜まっているのですが、今日はとりあえず、次回の予告をするに留めておこうと思います。

乞うご期待!?

ではでは、皆様。次回までごきげんよう!
(このブログを読んでいる方はみんな学習院出身者のはずだ)

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ずっと更新していなかったのに、いつもクリックありがとうございます。次回を楽しみにクリックしていただけると嬉しいです。

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posted by 飼い主YとM at 00:38| 兵庫 ☀| Comment(10) | TrackBack(0) | お出かけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月12日

ビッグ・ビジネス(Y)

もうすっかり先月の話になるのだが、ハルさんが珍しくトイプーにモテモテとなった公園へ、間をおかず再び行ってみた。

梅雨晴れの空がキレイだった

外(ウン)が大好きなハルさんにとって公園はただの巨大なトイレなのかもしれないが、幼少の頃はずいぶんと通った公園である。

この日は幼い頃にたくさん遊んでもらったキャバリアのコタロー君に出会うことができた。

誰にだって優しいコタロー君

ハルさんがまだキャバリアと同サイズだったころは追いかけっこをしたり、取っ組み合いをしたりと仲のよかったコタロー君である。
だが、ハルさんがあれよあれよという間に大きくなり、(コタロー君にとって)しずちゃん級にデカくなった現在、昔の淡い思い出を抱えたハルさんが熱烈なラブコールを送ってもコタロー君は見向きもしてくれなくなった・・・・・・。

泣くなハルさん、他にもいい男はいっぱいいる(はず)!

そんなわけで、自暴自棄になった(?)ハルさんは前回も遊んでもらったトイプーに狩られ、

また名前聞くの忘れた!

エアデール・テリアにも狩られ、

これはちょっと許容量オーバーか?

柴犬を追いかけるなど、

ボールが欲しいなんてことは絶対にないはず

ハルさんなりのモテ期を呼び込んでいるように見えた。
(みんな性別不明やけど!)

こんなに楽しい時間を過ごしたハルさんは非常に満足そうであったが、

ウチ、モテモテやねん

そこは何といっても世界を股にかける(?)外ウン派コギである。
しっかりとビッグ・ビジネスをなされていた。

ソコ、撮らない!

しかも2回も!

あー、ハイハイ

仕事の成果を持ち帰る我々の立場って一体?

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中でもできるオンナのはずなのに、やはり世界に羽ばたきたいのでしょうか?
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いやいや、やっぱり外ではせめてフンチョスしたフリに留めておいてほしいものです。ハルさんが新技「エア・フンチョス」をマスターできるよう、こちらにもクリックお願いします。

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2007年07月10日

勝負(M)

大きい犬が好きだ。

荷物は持ってくれるし、背中に乗せてくれるし、遭難したら見つけてくれるし、首につけた樽からはいつでも美味しいぶどう酒が飲める。

バーニーズも大好きだ

刷り込まれたのはまあご想像の通りアルムの山小屋だが、そういったわけで昔から「おやっさん」という名のセント・バーナードを飼うのが夢であった。
刷り込み場所がスイス・アルプスなのに、小さい頃から心に決めた名前は純和風(←和風とかでもないか?)なのであった。
今でもドッグランなんかでセント・バーナードを見かけるとつい

「おやっさん!おつかれっス!!」

と声をかけてしまう私である。

実は今のマンションを購入するにあたっても、
不動産会社の川口さん(仮名)とこんな会話を繰り広げていたりする。

「このマンション、犬飼えるんですよね?」
「はい」
「どんな犬でもいいんです?
 ……たとえばセント・バーナードとか」

え?

横にいる夫がギョッとしている。ちょっと、初耳ですけど!?という目線が肩口あたりに突き刺さる。
一方、川口さん(仮名)はまったく動じる様子もなく、こういった。

「えぇ、結構ですよ〜。持てるならね

そうなのだ。ウチのマンションは確かにペットOKだが、原則としてエントランスを出るまでは、ケージに入れるか抱きかかえなくてはならないのである。

おそらく当時、川口さん(仮名)はこういう質問をよく受けていたのだろう。
彼の素敵な笑顔の裏には、そこはかとなく挑戦的な気配を感じた。

ちなみにセント・バーナードの標準体重はおよそ70キロ。
70キロといえば、近頃ワタクシ大注目の女芸人、柳原可奈子と同じである(←どうでもいい情報)。
毎日散歩のために柳原可奈子を抱えてマンションを昇り下りするのは、どう考えても無理がある。

笑顔で逃げ出す

家に戻ってから夫と再び話しあう。

「妻はセント・バーナード飼いたいん?」
「……まぁ、ちょっと」
「なんで」
「なんでって……かわいいやん?」
「まぁかわいいはかわいいかもしれんけど」
「大きい犬ってな、抱きしめると幸せな気持ちになるんやで!(予想では)」
「へぇ、そうなん?」
「それに!首のタルからいつでも美味しいぶどう酒が」
「ココは宝塚やで。妻、どこで遭難する気や」
「ウッ……」

「とにかく、大きい犬はムリやって」
「うんまぁそうやな。川口さん(仮名)もああ言うてはったし」
「でもな、仮にこのマンションでイケたとしてもムリやで」
「え?なんで?」

「オレが勝たれへんから」

「……え?」
「本気出して勝てへん犬は、飼われへん」
「……あの……ちょっと質問よろしいですか?」
「どうぞ」
「何ゆえ自分の飼い犬と本気で戦う必要があるのかしら……?」
「そんなんわからへんやんか!でも、そういうココ一番の勝負は勝たなあかんやろ?」
「……そういうもん?」
「そういうもん」

この後も夫が色々な犬種を吟味している様子を見る限り、夫の勝てる/勝てないのボーダーラインは、どうも四国犬と紀州犬の間あたりにあるらしかった。(←秋田犬はもうダメらしい)
犬種図鑑を見て考え込んでいる時間の三割くらいは「オレ、勝てるのか?」と悩んでいたようである。

そんなわけで、夫が本気を出せば勝てる犬として、ウェルシュ・コーギーのハルさんが我が家へやって来たのであった。

そんな理由で?

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ハルさんが大きな犬を苦手なのは飼い主の妙なスピリットが影響しているのかもしれません。
少なくともハルさんだけは大きな犬でも真正面から受け止めれるように、クリックお願いします。

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2007年07月06日

ヅカ動乱−受難の柴族−(Y)

さて、動乱のヅカ戦記もいよいよ最終章。
柴族の登場である。

ここまでの記事を読まれた方は、「ヅカ動乱」と物騒なタイトルが付けられているのに、一体どこが動乱だったのかといぶかしんでおられるかもしれないが、いよいよ満を持して誇り高き日本犬(←ちっちさん命名)柴族が登場するのだ。
これは嫌が応にも「動乱」の期待匂いが漂うというものである。

この日、ヅカに集まった柴族は二匹とも黒柴であった。
最初にお会いしたのは、まだまだ幼い顔をしている麦ちゃん
爽やかな笑顔でハルさんとのツーショット撮影にも応じていただいたのだが、

この頃はまだ余裕があった・・・
「麦のほうが断然かわいいでちゅ」

やはりDNAに「孤高」の二文字が縫い付けられている柴族、徐々に犬密度が濃くなってくるにつれて、↓のような顔になっていった……。

個人的に大うけの写真です
「もう駄目でちゅ」

と、そこへ讃岐柴の総帥、黒柴あずきちゃんが登場する。

パピ飼いさん達に騙されノせられて、なんと2着も苦手な服を購入されてしまったあずきちゃんであったが、この日はパピヨンズとお揃いのボーダーワンピを颯爽と着こなしていた。

笑顔が眩しいよ!

「あずきちゃん!かわいい!!」
「案外似合うやーん」
「やっぱり美犬は違うわー」
「ええべべ着せてもうて!!」(←誰?)


とベタ褒めされたあずきちゃん、当の本犬もまんざらでもなかったようである。
ゴキゲンな顔でハルさんとのツーショットに挑んでくれたり(見よ、この距離感!)、

世界平和

同族の麦ちゃんとも和やかに挨拶を交わしていた。

さ、匂っていいのよ
(一瞬で麗しき上下関係が出来たように見えた)

さらに、ますます大胆不敵になったあずきちゃんは、尻神つーにゃんと尻対決に挑んでみたり、

シャコタンに揃えられるあずきちゃん
(無理矢理挑まされていたともいう)

ハルさんとのインリン対決にチャレンジしたりともう大活躍であった。

色気では負けないわよ

しかし・・・・・・時の流れというのは残酷なもので、

「尻が尻でもう尻だから」

と徐々にヅカが変態ワールドに染まっていく中、相対的に柴族の存在感は低下していく。

けれど、柴族筆頭としては食欲だけが自慢のコギ族なんかに負けてられない。
意を決してコギ族の撮影会に乱入してみるも、

撮影会のフリをして尻を触る妻M

はいはいはい。私が来たわよ

「黒犬、邪魔!」

と飼い主さんの実の妹に(身内ならではの)罵声を浴びせられるわ、

ここはひとつフレンドリーに接してみてはどうかと、コギ族の井戸端会議に自慢の尻を差し出してみたところ、

ねーねー昨日のドラマ見たー?

えー、なんかーよく聞こえなーい

「……あ、あれー?な、なんか急に電波が弱くなってきたみたーい。
 もう切るー。また明日ねー」
「え?あ、そ、そうだね!またね〜」


と、たいそう不自然な流れで尻達が散り散りに去っていくわで、もう散々であった。

讃岐ではいつも、蝶よ花よと注目を浴びてきたあずきちゃん。
「地元じゃ負け知らず♪」なヒロインにとって、きっとこのような屈辱を受けたのは初めてのことであったに違いない。
ところが、このようにあずきちゃんが屈辱に打ち震えている様すら、みんな他のわんこ(というか尻)に夢中になっていて気が付かない有様である。

さらに、腹黒さではV6坂本のミュージカルくらい定評があるハルさんが、すれ違いざまにわき腹に肘を入れたり、あずきちゃんの上履き(うわばき?)に画鋲を入れたり、下駄箱にフンチョスを入れたり、こっそりと縦笛を舐めたり(←これは違う)したものだから、ついにあの温厚なあずきちゃんがブチ切れてしまった。

「ギャルルッ!」(←辻ちゃんが脱退したグループのことではない)

とハルさんにガウついたのだ。

その後、かおりんさんにがっつり怒られるあずきちゃんと、まるで被害者気取りのハルさんという、対照的な二匹の姿が見られた。

だが。

飼い主は見た。
ガウった罰としてリードに繋がれたあずきちゃんのところへわざわざ出向いていき、再びあずきちゃんをガウらせたハルさんの姿を。

こうしてあずきちゃんはますます世間(←狭いけど)から「加害者」「ガウリ犬」として白い目で見られることになり、ハルさんは「可哀想な被害者」のイメージ作りに成功したのである。
さすが(?)、ヅカの腹黒王だ。やることがえげつない。
なお、「悪女」で当ブログを検索すると記事がいっぱい出てきます(涙)。

一方、柴族のなんと一本気なことか。

「自分、不器用なワンコですから!」

という台詞がいまにも聞こえてきそうだ。

上手な世渡り、なんて言葉は誇り高き日本犬の辞書には存在しないのであろう。
帰り際には「あずき姐さんになんてことするのよ!」と麦ちゃんもハルさんを一喝していた。
嗚呼、なんと麗しき師弟愛。

こうして、楽しかったヅカ動乱の一日も終わり、皆さんからはたくさんの素敵なお土産をいただいた。

我々は手ぶらですいません

そして、次にあずきちゃんに会う機会があったら、もう何百回と褒め殺すくらいの勢いであずきちゃんに接しようと決意した飼い主夫婦であった。
もう二度とあずきちゃんの涙は見たくない。

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2007年07月05日

ヅカ動乱−驚愕のパピ族−(M)

さて今回はパピ族の話である。

モモ走ります!』のモモちゃんと『パピヨンとの生活』のモカちゃん。
淡路島以来の再会であるが、おそらくはこの日、目の前で繰り広げられる謎の尻交流会の恐怖に繊細なハートを打ち震わせていたことと思う。

通信中


それにつけてもパピ族は愛くるしい。
愛されるために生まれてきた、という言葉はまさしく彼女たちのためにある。

ヘバっても愛らしい

一緒に旅をされた「あずき屋」のかおりんさんが、

「ワタクシ、この旅行中にパピヨンズの(とゆーか、その飼い主たちの)真の恐ろしさを思い知ることになるのです。」

と書いておられるように、ちっちさんとMOCOさん、お二人の飼い主様たちの行動は(一介のコギ飼いから見ると)まことに驚くべきものであったが、それもこれもパピ族があまりに可愛いからなのだろう。

ちっちさんが

「兄ちゃんたちにおみやげ見てきますね!」

といって併設のペットショップに出かけた数十分後、モモちゃん用のキャリーバッグ付きでお帰りになったのも、

あまりに自然な流れでしばらく気づきませんでしたよ!

MOCOさんがその新品のキャリーバックに、早速モカちゃんを押し込む入れてあげようとしていたのも、

恐るべし彦麻呂……じゃなかったMOCOさん

パピヨンズ揉め事中(←不本意)

パピ族の魔力に魅入られているからに違いない。たぶん。

ところでちっちさんもMOCOさんもデジイチシスターズである。
前々から思っていたのだが、お二人ともカメラの腕が素晴らしい。
今回もハルさんをたくさん撮影していただいた。

モカちゃんとのツーショット。
右手が気を許していない感じだ

実はハルさんの迷子札はMOCOさんにいただいたものである。
なので、おこがましくもモカちゃんとおそろいだったりする。
首まわりのサイズは相当違うが(テヘ)。

モモちゃんもモカちゃんも、きっとハッキリ迷惑だったと思うが、MOCOさんの

「モカ!マテ! 絶っっ対に マテ!!!」

という、手のひらから電磁波的なモノが出そうな気合の入ったマテにしぶしぶ並んでくれる。

パピヨンズ現実逃避中

だが、こんなケツ毛が長く足の短い謎の生物の横には、そうそういられるものではないらしく、

女豹姿が悲しい

こっそりとその場を離れるパピヨンズであった。

その後、モカちゃんの分身「もーしゃん」を頭に乗せていただいたのだが、(撮影が終わったという意味で)ヨシ!といった途端、ハルさん、もーしゃんにぱっくりと襲い掛かってしまう(涙)。

普通の犬は匂いで食べ物じゃないと判断できるハズだが……

普段、鼻の上だの頭の上だの足の上だのにオヤツをのせて遊んで訓練していたのが災いしたのだろう。
MOCOさん、もーしゃん、ごめんなさい。
もーしゃんからクネクネしたクリーム色の毛が生えてきたらすぐにお知らせください。早め早めの対応が鍵になりますんで!(←何の?)

こうしていろいろと撮影会が行われているあいだ、実はある志を抱いて暗躍していた人間がいた。
まあ、なんというか、夫だ(←投げやり)。

「俺はモモちゃんを撮る!ナイスに!!」

というのが今回の彼のひそやかな野望であったらしい。

家で写真を見ていると、尻神様が多いのはまあ仕方がないとして(←そうか?)、とにかく多かったのが

モモちゃんの失敗写真
ブレる舌長ショット

モモちゃんらしき黒い物体が目の前をかすめている写真が次から次へと出てくるのだ。
どうも途中から段々意地になってきたらしく、後半は連写が続く。
が、これがまた見事に連続で失敗しているのである。
写真を見ながら夫がグズグズ言う。

「パピヨンは動きが速いねん」
「モモちゃんはとくに顔が黒やから」
「なんかこんなん(↓)いわれたし」

蝶のように舞い、蜂のように刺す

最後の一言は完全な被害妄想だが、まあとにかく夫と二人、あらためてちっちさんのカメラの腕に感服したわけである。

夫はカフェでもなんとかモモちゃんに気に入られようと、あの手この手でがんばったが(←ちっちさんから切り札チーズまでもらったらしい)、結局モモちゃんの心の扉が開くことはなかった。

しかしよくよく聞いてみると、モモちゃんの口とほぼ同じくらいのチーズを丸々食べさせていたという。
無敵の消化液(ヨダレ)を持つコギならともかく、貴婦人の犬パピヨンにとっては、なんだかもう罰ゲームに近い感じだ。
後になって

「アレは小さく分けて与えるもんやったんやなー。
 ついついハルと同じ感覚でポイッとあげてしもた」

と反省していたが、大好きなチーズをまるで罰ゲームのようなやり方で食べさせられたモモちゃんが、これから先、寄り添ってきてくれることはないだろう。
夫……不憫な人だ。まあ次はおっさん臭のしないワタクシに任せていただこうフフフフ(←妄想中)。

まあそれはともかく、パピヨンズはほんとうに可愛かった。
いつも10キロの生き物を抱いている私たちにとって
2キロ少々のワンコのなんと軽かったことか。

……あぁハルさんもカバンに入ればいいのに(←叶わぬ夢)。

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2007年07月04日

ヅカ動乱−コギ族散開−(Y)

さて、ヅカのドッグランに集まった犬の中で4匹という最大勢力を誇っていたのがハルさん属するコギ族である。
クース君はコギ族というよりペンギン族・・・・・・ではなく、来られたのがだいぶ後だったので実質的にドッグランにいたのは尻神様、杏ちゃん、そしてハルさんの3匹であった。

遅れてきた皇帝(ペンギン)、取り囲まれる

それでも、ほかには柴族とパピ族が2匹ずつであるし、コギ族は各々が初対面というわけでもないので、コギ族の優位(?)は変わらない・・・・・・はずである。

ところが。
洋犬であるコギ族に団結心という和の心(←かなりこじつけ)があるはずもなく、みんな好き勝手に行動するのみであった。
トータルではかなりの枚数の写真を撮影したはずなのに、コギ族3匹が揃って写っている写真が一枚もないのが泣かせる。

嗚呼素晴らしきバラバラ哉

その中で一番活発に動いていたのはこの杏ちゃんだろう。

コギ族の宿命

ドッグランに入ってほどなく、お腹が土にまみれるほど、走っていた。

一方、元(自称)ヅカの暴走王、ハルさんといえば、マイペースでテチテチと歩くのみ。

ヅカの鈍足王

JAROに訴えられる前に自称の称号を返上しておいて本当によかったと思う。

そして、ハルさんのような自称、詐欺のような称号ではなく、各界から神と崇められる、生きる伝説、動く世界遺産がこちらのつくね嬢である。

こげぱん

ドッグラン初体験の尻、もといつーにゃんではあったが、他の犬と一定の距離を保ちながらも、軽快なヒップワーク、いやフットワークで自分のポジションを確保していた。

こう見えて最年長ですから

だが。
人間大好きのつーにゃんにとって最大の誤算は、一番頼りになる味方であるはずの人類(というか私)から執拗なストーキングを受けたことであろう。

右から左から上から下から、その桃尻は受け流されることなく、撫でくり回され、撮影された。

桃つかみ撮り

実は、私、つーにゃんに会うのは今回で3回目だったのだが、デジイチを購入後は初めての桃体験である。
思わず、ハニカミ王子を追いかける奥様以上の気合で尻を追いかけてしまった。

ハルさんとつーにゃんとのツーショットだけでは飽きたらず、

桃V.S.ボボ

ボボ尻を押し付けて、桃の精を吸い取ろうとしたりと、

ボボー!バキュームカーのように吸い取れ!!

コーフンに我を忘れていたところ、
つーにゃんがバナナの精に変身したり、

顔にはバナナ、尻には桃を

華麗(?)な二足歩行を見せてくれたうえに、

何だか人間っぽくなるつーにゃんでした

貴重な女豹ポーズまで見せてくれたものだから、ドッグランを出る頃には

参りました

「このまま持ち帰ろう」

と密かに決意していたほどである。

この体たらくの結果、数百枚撮影されたドッグラン内の写真の半分以上が「尻」であったことは誰にも言えない秘密である。

仰るとおり

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結局、どう書いていいか分からなかったため、桃尻にジャックされたような始まりになってしまいました。ですが、それでも続きが気になる方はクリックお願いします。

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2007年07月02日

ヅカ動乱−登場犬物紹介−(M)

先日、ヅカのドッグランに行ってきた。
ハルさんにとっては別に珍しいことでもなんでもないのだが、
この日のドッグランはいつもと違ったのである。

あずき屋』のあずきちゃん

このときのあずきちゃんは抜群にいい顔をしていた・・・
「あずきよっ!何だか今日はつくねみたいなのがたくさんいるわ」

モモ走ります!』のモモちゃん

背景がごちゃごちゃしているけれど、この日のモモちゃんベストショット
「モモでち。今日のマミーの思い切りにはびっくりでち」

パピヨンとの生活』のモカちゃん

愛されるため、撮影されるために生まれてきたモカちゃん
「モカでしゅ。どんどん撮っていいんでしゅ」

が遊びに来てくれたのである。
事前にこの話を伝え聞いていらっしゃった『やまとなでしこ』のnauさんに言わせると

『カリスマブロガー&有名ワンズ、夢の神戸プチ旅行』
(↑あまりに素晴らしいネーミングセンスだったのでつい載せてしまいました。
nauさんすみません……)

ということになる。
まあそんなわけで飼い主さん3人と有名ワンズがプチ旅行の帰りに、はるばるヅカへ寄ってくださったのである。
皆が来るのは昼過ぎだというのに、ヅカまで車で15分足らずだというのに、二人してコーフンし、ムダに早起きする。遠足前の子供だ。

しかしコーフンの理由はこれだけではなかった。
ヅカに来てみると、『ふくみみ』の杏ちゃん、

杏ちゃん、どこを見る?
※ウチのボボもですが、杏ちゃんはキャラ立てしていないので台詞が思いつきませんでした……(涙)

くろしば★むぎっこ☆』の麦ちゃんまでヅカにいらっしゃっていた。

ちょっと目が泳いでます
「麦でちゅ。見ての通りかなりテンパッてまちゅ」

ちなみに麦ちゃん御一家とは初対面だったのだが、こちらがご挨拶する前から

「そのボボ尻……ハルさんですか?」

とハッケンされてしまった。
どうも近頃、ボボ尻でハルさんをハッケンされる方が増えてきたような気がする。
もとは飼い主の怠惰の象徴であったボボ毛なのに、すっかりハルさんの代名詞として一人歩きしてしまっている。なんだか複雑である。

怠惰の結晶

その後、西からは「神様仏様つくね様」でおなじみ(?)の尻神様が降臨なされ、

歓迎光臨
「また尻から登場か。ワンパターンやな。
 つーにゃんは食べ物と笑いには厳しいねんで」


尻神様は顔も美人です

東(←微妙)からはペンギン一族を統べる皇帝クースくん(……皇帝ペンギン?)が行幸される。

皇帝の御成り
「あんまりペンペン言うと僕すねるから」

これはもうほんとうにエライことである。

そんなわけでヅカでの戦い(?)が幕を開けた――。

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