2007年04月30日

○コギの証明(Y)

■■お知らせ■■
ご近所のリン君の飼い主さんが西宮市山口町で迷い犬を保護されたそうです。
一刻も早く飼い主さんが見つかることを祈って記事を転載します。

****************************************

実家の近くで迷い犬を保護しました。
ご存知の方があれば、home@nakami.club.ne.jpまでご連絡ください。
(@は全角にしています。半角にして送信してください)

このブログをごらんになられた方、ご協力いただければ幸いです。 兵庫県西宮市山口町船坂にて2007年4月28日 16:30頃に保護
ビーグルのオス、推定10歳。去勢されていません。
車どおりの多い道を歩いているところを保護しました。
保護したときは青い胴輪をしていました。
すごく人懐っこいわんこです。

BTH2619616_1B.jpg

BTH2619616_2B.jpg

今からチラシを作って、明日実家の近所に貼って回ろうと思います。

****************************************

先日、そのリン君の飼い主さんから、カニを頂いた。
何だかいつも頂いてばかりで大変申し訳ないのだが、早速、食べてみることする。

ハルさんは最初こそ興味を持っていたようだが・・・・・・

とりあえず匂ってみないと

そのうちに微妙な距離を保つようになった。

なんだカニ

怖くなってきたのか、それとも飽きたのか、本心は分からない。
いや、そもそも食べ物と認識していただろうか。(もちろん犬にカニを食べさせてはいけない)
普通は匂いで食べ物かどうかすぐに判断ができると思うのだが、ことハルさんに限ってはこの嗅覚が心もとないので飼い主の疑惑が生じてしまうのだ。

食べ物と認識したうえで、飼い主のOKが出るまで口をつけないのだとしたら、これは立派な理性を持ったコギと言えるが、そもそも食べ物と分かっていないのなら只の駄コギである。
その間には何億光年もの深い隔たりが横たわっている。

結論はすぐに出た。
実はこのカニの入っていた袋にハルさんのオヤツ(手作りクッキー)まで入っていたのである。

ハルさんには勿体無い・・・

ハルさんにとって手作りオヤツといえば、肉をオーブンで焼くだけという至ってシンプルかつワイルドなモノだ。
手作りのクッキーなんて、ヨダレを垂れ流しながらむしゃぶりつく・・・はずが。
袋に入っていたことに気が付かなくてしばらく床に放置していたにも関わらず、ハルさんは全くオヤツの存在に気が付かなかったのである。

必死の眼差し

ハルさん、やっぱりあなたは駄コギなんですね(涙)。

****************************************

涙に明け暮れる(←ウソ)飼い主を気にすることなくオヤツを平らげたハルさんに、「大きなクッキーよかったな!」の投げやりクリックお願いします。
にほんブログ村 犬ブログへ

いやでも、オヤツに気がつきながら理性を保ったのでは?という淡い期待を込めてこちらにもクリックお願いします。
banner2.gif
posted by 飼い主YとM at 13:25| 兵庫 | Comment(8) | TrackBack(0) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月28日

ジレンマ(M)

先日、動物病院に行ってきた。
ハルさんの体に2箇所ほどかさぶたが出現したのだ。
既にかさぶたになっているので、皮膚そのものに特に変わったところはないように見えた。
しかし先日のダニ事件のこともあるし、フィラリアの薬をもらって狂犬病の注射をしなければならない時期だったので雨の中ハルさんを抱えて出かけていく。

抱くほうは重いんですけど

ハルさんが病院に抱く感情は複雑である。
病院の入り口まで来ると、グイグイとリードを引っ張り(←もちろん叱られる)入っていこうとするし、待合室では他の患蓄(←主に猫)にシーッとウザがられるほどのはしゃぎっぷりである。
病院とはいえ仔犬の頃からお泊りといえばいつもここだし、友達のアニーはいるし、スタッフの方は優しいし、ハルさんにとってはある意味第二の故郷ともいえる場所なのだ。

しかしいざ診察室に入ると、ガクンとテンションが下がる。
仔犬の頃は診察室でもそれなりに機嫌良くしていたのだが、年をとるにつれ、徐々に嫌悪と恐怖が増してきているようだ。

苦悩する横顔

1歳頃にはシオシオと耳が垂れるようになり、
1歳半を過ぎると、呼吸が荒くなり、
2歳を過ぎた今では、鼻水が出始めた(←何故)。

それにしても今回は皮膚を見てもらい(←やはり既に自己完結していた)、狂犬病の注射を打たれ、フィラリア検査のために血を抜かれるという、ハルさんにとってはなかなかの試練であった。
吠えもせず暴れもせず、ただもうひたすら鼻水を垂れ流して(←だから何故)、ハルさんはこの難局を乗り切った。
反応についてはいろいろ言いたいことがあるけれど、とにかく良く頑張ったと思う。
先生も褒めてくれた。

「いやぁ、注射とかをするとね、やっぱりイヤだから、
 みんないろいろ抵抗するんです。
 コーギーのコはとくにがんばりやさんが多いですね。
 え?あぁがんばるってのは抵抗をってことですよアハハ。
 でも、ハルちゃんはえらいです。
 ハルちゃんには、理性があります!」

理性はどこに?

すると夫が隣ですんとっきょうな声を上げた。

「理性!?そんなのあるんですか?」

恐らく犬であるハルさんと、理性という二文字が結びつかなかったのだろう。

でも先生は深々と頷いた。

「あります」

ではその腕の傷はどんな理性のない生き物にやられたんですか。
今日はまた一段とエライことになってますけど。


という台詞が喉元まで出かかったが、なんとか飲み込む。

ウチの先生の手にはいつも引っかき傷が並んでいる。
時々、顔にも傷をつくっているときがある。
他の獣医さんに会ったことがないので、これが獣医というものの証なのか、診察を終えると必要もないのに患蓄を膝に抱いて飼い主に話をするウチの先生固有の問題なのかはわからない。

それでもいつもはせいぜい手首まわりで収まっているのだが、この日はひじあたりまで伸びていた。
いったいどんなスペクタクルなバトルがあったのか、気になるところである。

考えてみれば獣医師とは因果な職業だ。
動物が好きで、動物を助けたくて、一生懸命勉強して、獣医になった途端、動物に嫌われる。
ウチの先生も、おそらくはそんなジレンマを抱えているのだろう。

しかし獣医師が、とくにウチの先生がいなくなったら、私たちはとても困る。
ハルさんだってきっと困る。

先生は・・・・・・キライかも

先生にはこれからもがんばっていただきたいと、心から願っているのである。

****************************************

ハルさんが持っているらしい理性がこれからもすくすく育つよう、クリックお願いします。

にほんブログ村 犬ブログへ

そして年に一度の試練に耐えたハルさんにお疲れ様のクリックを。

banner2.gif
posted by 飼い主YとM at 23:04| 兵庫 ☀| Comment(10) | TrackBack(0) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月25日

対岸の火事(Y)

少し前、モモちゃんのブログで、かの大人気ブログを運営するちっちさんの手にダニがついていたという記事を目にした。
犬飼いにとってダニといえば、草むらなどに生息し、隙あらば犬などの動物に寄生しようとする小動物を想像する。
モモちゃんのところでは、幸いにも(?)ちっちさんだけがダニの被害にあったようで、ダニがダイレクトにちっちさんを狙ったと大多数の方が思ったとことだろう。

これは遠い讃岐での出来事でもあるし、ちっちさんだけ(←しつこい)がロックオンされたということもあり、華麗なアーバンライフ(←本当か?)をおくる我が家にとっては対岸の火事という認識でしかなかった。

私には関係ない話よね

しかし。

一昨日のこと。
いつものように物欲しそうな顔をしているハルさんの顔を何気なく覗きこんだところ、耳の辺りに小さな黒いゴミのようなものを見つけたのである。
またこんなところにゴミなんかつけて、と手で軽く振り払おうとした時、その黒いゴミの両サイドに、僅かではあるが細い線上のモノが見えた。

よくよく顔を近づけて見てみると、どうもただのゴミではなく、生物のように見える。
そのときに至ってようやく、ちっちさんのブログ記事を思い出した。

やや菱形の体型、両側に伸びる足のようなモノ。

これはダニではないのか?

・・・・・・そういえば。

つい先日、ハルさんは近くの溜め池でこんなことや

匂ってみる

あんなことをしていた。

鼻が利かないので限界まで近づいてみる

時にはこんなことまで。

これは関係ないか

※なお、アーバンライフ近辺になぜ溜め池があるのかという質問は現在受け付けておりません。

恐らく、草むらを分け入って匂いを嗅ごうとしていた時にダニがくっついたのだろう。
なまじ鼻が利かないものだから、ギリギリまで近づかないと匂いを嗅ぎ分けられないハルさんならではの悲劇である。

このダニという生物、無理に取ろうとすると体内に食い込んだ歯が残ってしまったりするらしい。
こういう時は、フロントラインの出番である。
早速ハルさんの体に滴下してみた。

1時間後・・・・・・、ダニの野郎はまだ喰らいついている。
2時間後・・・・・・、ダニ野郎はまだ喰いついている。
3時間後・・・・・・、ダニ野郎は喰いタンだ(←意味不明)。

ノミ・ダニには絶大な威力を発揮するというフロントラインも速攻性はないのだ。
ジリジリしていても仕方がないので、ぐっすり眠った翌日、ハルさんの耳を見てみる。
すると、ダニの痕跡など微塵も感じさせないキレイな状態であった。
さすがフロントラインである。

一方、ダニに喰いつかれているのに、まるで痒がる様子も見せなかったハルさん。
鈍感振りもここまでくるともはや天晴れとしか言いようがない。

このときダニは喰らいついていたはずだが・・・

****************************************

普通に痒がるそぶりを見せていたなら、もっと早く気がついたはずなんですが・・・・・・。
究極の鈍感犬、ハルさんがもう少し鋭敏になるようにクリックお願いします。

にほんブログ村 犬ブログへ

そして無事にダニが退治されたことを祝ってこちらもクリックお願いします。

banner2.gif
posted by 飼い主YとM at 22:52| 兵庫 ☀| Comment(13) | TrackBack(0) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月22日

内輪ばなし(Y)

最近、我が家の音響関係をシフトしようと(一人で)頑張っている。
しかし、ネット上で情報を集めていると、このオーディオという世界はとんでもないところだなと思うことしきりである。
何百万もするスピーカーが売っているし、そのスピーカーを鳴らす(鳴らすだけですよ)機械も同じような値段が付けられていたりする。
まあ、その辺りまでは何となく金持ちの道楽なんだろうな、という気がしなくもないが、そのスピーカーにつなぐケーブルが何十万円したりするのには、ただただ驚くばかりである。

よく分からない話ね

そして、そんなケーブルを取り替えては「音が良くなった」とか「こっちのほうがより繊細に聞こえる」などという会話をするものらしい。
そんなディティール、きっと私には一生分からないと思うのだけれど、オーディオが好きな人にとっては大変重要なことなのだろう。

けれど、そのような話をしていたところ、実は自分達にも思い当たる節があることに気がついた。

それは「コギ飼いならではの会話」である。

コギ’ズ・アイ

世間では、1+1=2のような明快さでコギ=短足という図式が成り立っていることと思う。
1+1の正解が本当に2なのかを検証しないのと同じように、コギ族の足の長さの違いを見比べる人なんて普通はいない。

おもちゃみたいな前足です

けれど、コギ族の足の長さはみな一律ではなく、微妙に長さが違うのである。
なので、誰が何と言おうと、コギ族における「短足派」という派閥が確かに存在するのだ。
はぐれ刑事に純情派というジャンルがあるように。

そんな短足派の代表はというと、こちら。

ボボ尻は気にしないで

コーギー犬日記太巻き」さんところの初花ちゃん。
写真ではイマイチ分かりづらいかもしれないが、いや本当に足が短いのである。

元来、短足犬であるコギ族が好きな飼い主としては、この足の長さはもう反則である。
コギは足が短ければ短いほどカワイイのだ。

・・・などという話も、コギ飼い以外の人にしてみたら???な話だろう。

では、そんな人にも伝わりやすくするため、更にもう一匹、コギ族短足派にご登場願おう。
再びドッグランで出会った、たれぞう君である。

相手が悪すぎます

・・・・・・プッ(←失礼)。
もうこれ以上のコトバはいらない。
分かってくれなくても構わない。

けれどせめて、
「うわっ!あのコギさん、足短いで!!」
「いやっ!ほんまやー。かわいいーっ!!」
などという会話を聞かれても

「あの二人、アホと違うか」
とヒンヤリした眼差しを向けるのではなく、

「なんか分からんけど、そんな世界もあるんやな」
という暖かい目を向けていただけたら幸いです。

けれど、最近、コギ族のお尻については、世間の見方が変わってきているような気がする。
今までは「コギのお尻は確かにカワイイけれど、みんな一緒だよね。みんなカワイイよね」
といった空気であったのが、一人の天才の出現によって変わりつつあるのだ。

皆は口を揃えて言う。
コギ界のマリリン・モンローと。

彼女の名は「Tukune

た、たまらん
(画像はMOCOさんところから(勝手に)お借りしました)

2007年の世界遺産に登録されたばかりのコレを一目見ようと、彼女の元には連日連夜変態ファンが押しかけ、ついには警察まで出動しているという。(←ウソ)

****************************************

この桃尻を見て、思わずマウスを這わせてしまったそこのか弱き子羊さん。
そう、アナタです。
罪滅ぼしにクリックしていきなさい。

にほんブログ村 犬ブログへ

お布施代わりにこちらもクリックしなされ。

banner2.gif

さすれば桃尻教祖様もお赦しになるでしょう。
posted by 飼い主YとM at 15:07| 兵庫 ☁| Comment(13) | TrackBack(0) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月18日

ディスプレイ・ドッグ(Y)

もうすっかり桜も散ってしまった今日この頃である。
他のブログ様では、桜と愛犬を写した写真を必ずといっていいほど見かけたのだが、ふと我に返って当ブログを見直してみると、年に一回の花見シーズンだというのに桜の写真が全くない。
これでは季節感の欠如が甚だしすぎる。

確かにそうかもしれん

このところ、飼い主多忙のため、ハルさんを連れて花見にも行けなかったのであるが、実はドッグランの周囲には桜が咲いているところがあったので、写真を撮っていたのだ。
折角なので(もう時期を逸しているが)載せてみる。

変わり映えしないアングルですみません

そして、ハルさんの頭にも乗せてみる。

ほら、笑って笑って

こんな時、ハルさんの頭は飾り台と化すのだ。
だが、桜の花びらはハルさんの頭と比べるとあまりに小さい。
ところが、これが紅葉だとベストマッチなのだ。

キン肉マンの「肉」の字みたいだ

美しさという意味では断然、桜>紅葉なのだけれど、ハルさん(の頭)とのコラボレーションという点では圧倒的に紅葉>>>桜なのであった。

****************************************

何かというとすぐ頭にモノを載せられてしまうハルさんにお疲れ様のクリックをお願いします。

にほんブログ村 犬ブログへ

そして益々立派な飾り台となってもらうために、こちらにもクリックを。

banner2.gif
posted by 飼い主YとM at 23:34| 兵庫 ☁| Comment(8) | TrackBack(0) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月16日

ささる(Y)

日曜日だというのに多忙極まりないMは仕事に行くという。
外はいい天気だ。
ハルさんと共に家に引きこもっていても仕方がない。

ふてくされる

二日酔いの頭をぶらさげながら、ハルさんと一緒にMを仕事場に送っていく。

その帰路。
まだ朝食を摂っていなかったので、マクドのドライブスルーでバーガーのセットを購入し、近くの公園でハルさんを連れて食べようと思いつく。
ナビで探してみると、千里北公園というところが大きくてよさそうだ。

到着した千里北公園は本当に広かった。
公園というよりは、ただの原っぱというほうがしっくりくるかもしれない。
しかし、左手にハルさんのリード、右手にマクドの袋を持っていたので、写真を撮る余裕がなかった。
一人で散歩するのも何かと不自由である。

こうして、のんびりと草の上で朝食を摂ったあと、周りに誰もいなかったので、ハルさんのリードを放してブラブラと歩いてみた。
ここは、公園といいながら自然の地形がそのまま残っているので、起伏に富んでいる。
ハルさんが利かない鼻で草地をクンクンしている間に、こっそりと近くの斜面を下り降りてみた。
ハルさん、鼻が利かないものだからクンクンしている時間が長い。
けれど、飼い主の姿が見えないと不安になるタイプである。
案の定、しばらくすると、斜面の下に飼い主の姿を認めたハルさんは斜面ダダダッと駆け下りてきた。
だが、この斜面の一番下にはちょっとした窪みがあり、私も斜面の最後でちょっとジャンプしてこの窪みを越えてきた。

もちろん、ハルさんは、嗅覚、聴覚は人間のウン万倍、身体能力も人間以上といわれる犬である。
この窪みに気づかぬはずはない。

だが。(もうすでにお分かりかと思うが)

しかし。

ハルさん、窪みには気がついたのだけれど、気づくのが遅すぎた。
短い前足がくぼみに引っかかってしまったのである。
斜面を全速力で駆け下りてきたそのスピードで、ハルさんの顔面は地球に突き刺さった。
ドゴンッ!と鈍い音が辺りに響き渡る。

さすがの飼い主もちょっと焦って、ハルさんの元に駆け寄ったが、なんとハルさん、何食わぬ体を装って、手近にあった草の匂いを嗅ぎ出した。
顔面が刺さった瞬間の表情が苦痛に歪んでいたのを、この両目でしかと見たはずなのに。

彼女を支えているのは一体何なのだろう。

(一応)犬としてのプライドなのか。
それとも、オトナのオンナのプライドか。
はたまた、単に鈍いだけなのか。

いずれにせよ、ハルさんは何ともなかったようだが、そうなるとこの決定的瞬間の写真を撮り損ねた悔しさが込み上げてくる。
あまりに悔しいので、以前、コギ山の斜面でクース君が似たような顔面ダイビングをしていた写真を載せてみる。

アグー王子が!?
(この写真もキチンと写っていないのだけれど)

ハルさんといい、クース君といい、犬がこんな失敗をするなんて、思いも寄らなかった。
いや、それともこれはコギ族に限ったことなのだろうか。
そういえば、このときもクース君、何食わぬ顔をして再び走り出していた。
犬、いや、コギ族の頑丈さが人間の数万倍であることは認めなければならないだろう。

こうして、千里北公園を後にした飼い主は、(恐らく)傷心のハルさんを連れて、最近、開発が進んでいるという彩都というところへ行ってみた。
目的地は彩都の住宅街にあるドッグカフェ、「cafe Begum」。

どんまい。

ここで飼い主はパスタセットを食べ、ハルさんと共にまったり過ごす。

パスタセット、飲み物がついて1000円です

看板犬のラブラドールはとても人懐っこく、お腹を見せて歓迎してくれたので撫で繰り回す。
ハルさんもオヤツを食べることができて満足そうである。

満足、満足

オヤツを一つ食べるだけで、全ての嫌な思い出をリセットできる犬、ハルさん。
そんなコギ族の食欲は人間の数億倍あるに違いない。

****************************************

またまたハルさんの(犬としての)能力の低さが露呈してしまいました。
けれど、健気になんでもないフリをするハルさんの姿にドンマイクリックお願いします。

にほんブログ村 犬ブログへ

できれば、(犬として)今後このような失態を犯さないように、こちらにも予防クリックお願いします。

banner2.gif
posted by 飼い主YとM at 00:46| 兵庫 ☁| Comment(7) | TrackBack(0) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月12日

ミス・エアー(Y)

ハルさんも2歳を過ぎたあたりから、あまり他の犬と絡まなくなってきた。
幼い頃は人には目もくれずに他の犬のところへ向かっていたが、最近は犬より人が好きになってきている。
このハルさんの変化は飼い主としてはつまらないのだけれど、ハルさんもいつまでも仔犬のままではいられないだろうし、他の犬に対して攻撃的なわけでもないので、仕方がないと諦めている。

反応薄いです

そしてもうひとつ、ハルさんが年月を重ねるうちに変化してきたことがある。
それはマーキングと思われる行動だ。

最近ではドッグランに入った途端、とりあえずクンクンと辺りを臭い、オションを放出するのが慣わしになっている。
そしてオションの後はフンチョス、というのが黄金パターンだ。
オションはともかく、フンチョスはマーキングのための手段として適当ではないと思うのだが、ハルさん的には同列に考えているのかもしれない。

フンチョスの時はいつも情けない表情をしている

というのは、マーキングらしきことを覚えてかなりの時が経つにも関わらず、ハルさんのマーキングが下手糞極まりないからである。

通常、マーキングという行為は他の犬のオションの上に更に自分のオションをひっかけ、自己の存在をアピールすることである。
なので、適切な量を正確なポイントに放出しなければならない。

ところがハルさんときたら、場所は間違っているわ(←過去記事参照)、量の調節ができてないわで、からきしダメなのである。
単に、他の犬の匂いがするからオションをすればいいというものではないのである。
と、ハルさんには声を大にして言いたい。
言っても分からないだろうけれど。

匂いを嗅ぎながらマーキングするなんて犬としてありえないと思うのだがどうだろう

というのも、ハルさんは、最初のマーキングポイント(当然ずれている)で、まるで満員電車の中でトイレを我慢し続けたサラリーマンが駅のトイレに駆け込んだ時のように、「はあぁーーっ」と膀胱中のオションを全部出してしまうものだから、後が続かないのだ。
だから、次にマーキングをしようとしてもオションが出ないので、「あら?まあどっちでも同じことよね。えいっ!」とフンチョスを捻り出すはめになっているのだろう。

しかし、体中の排泄物を出しきってもなお、ハルさんはマーキングを続けようとする。
その心意気だけは天晴れだが、ハルさんがオション体勢に入った場所を見に行っても、地面には染みひとつできていないのだ。
ハルさんは一生懸命に腰を振ってオションを搾り出そうとしているのだけれど、一滴も出ていない。
これはまさに、エア・ギターならぬエア・オションである。

とりあえず可愛い顔をしてごまかしてみる

ドッグラン内で飼い犬がオションをした場合、飼い主が水をかけて匂いを消さなければならないのだが、このハルさんのエア・オションに何度飼い主は騙されたことか。
こうしたことからも、ハルさんの犬としての能力にますます疑いの目が向けられている。
果たしてハルさんのマーキングが進歩して、犬として認められる日はくるのだろうか。
いや、こないだろう(←即答)。

全然遊ばないわけではないんですが、持続力がなくなりました

****************************************

どうせオションするのなら、せめて正しいマーキングのやり方をハルさんが覚えられるよう、テチッとクリックお願いします。

にほんブログ村 犬ブログへ

そしていつの日か、ミス・エアーではなく、ミス・マーキングと呼ばれるようにこちらもクリックお願いします。
banner2.gif

いや、ミス・マーキングというのもなんだかな・・・・・。
posted by 飼い主YとM at 23:37| 兵庫 ☁| Comment(12) | TrackBack(0) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月10日

鼻ふうせん(Y)

鼻ふうせん。

古い漫画なんかでは、人が寝ているシーンでよく鼻から出ているものであるが、現実にありうることなのだろうか。
もし、電車の真向かいで寝ている人が鼻ふうせんを膨らませていたら絶対に携帯で写真を撮るだろうけれど、未だかつてそんなウソみたいな人に出会ったことはない。

しかし、犬は凄い。
さすが人間の数百倍の嗅覚を持つ生き物だけある。
ハルさんはいとも簡単に鼻ふうせん、いや、涎ふうせんを発生させることができるのだ。(嗅覚関係なし)

顔は真剣そのものだけれど・・・・・・

しかも、お隣の家で・・・・・・。
なんとはしたない。

ああっ、涎が!

****************************************

ちなみに、ヅラが剥ぎ取られた人の写真は撮ったことがあります。なので、もうこの世に思い残すことはないといえばない、かもしれない飼い主ですが、ハルさんがもっともっと大きな涎ふうせんを出せるよう、テチッとクリックお願いします。

にほんブログ村 犬ブログへ

よかったらこちらもクリックお願いします。

banner2.gif

ハルさんの涎で池が出来るように。

コメントの返答が遅れています。
飼い主M多忙のためもうしばらくお待ちください。
posted by 飼い主YとM at 01:08| 兵庫 ☀| Comment(13) | TrackBack(1) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月07日

LIBERATION(Y)

飼い主Mは私(Y)と比較するとかなりの心配性である。
ハルさんを置いて旅行に出かける時など、次のような会話が頻発する。

「ハルちゃん元気かなー?」
「大丈夫、寝てるって」

「ううっ。ハルちゃん元気かなー?」
「大丈夫、今頃ゴハンにがっついてる」

「うううっ。ハルちゃん元気かなー?」
「だいじょうーぶ。今頃屁ぇこいてる」

「・・・・・・それ、なぐさめてくれてんの?」
「・・・・・・何となく」

バカにして・・・・・・

だが、つい先日、ハルさんを留守番させて外出したときのこと。
ふいに飼い主Mは、「ああっ!!」と、まるで家の鍵をかけ忘れて出てきたかのような叫び声をあげた。

「どないしたん?」
「出かける前、ハルちゃんにオヤツあげてきたんやけど、『ヨシ』って言うてくるの忘れた!」
「大丈夫、そんなもん絶対食べてるって」
「いや。ハルちゃん、ああ見えて結構律儀やから、食べずに待っていたらどうしよう」
「そんなんありえへんって。家から人の気配が消えたら食べてる」
「でも、昔ゴハンを前に20分くらいマテしてたこともあったやんか?どうしよう?ハルちゃんがずっとマテしてたらどうしよう!?ハルちゃーーーん!!」(←かなり誇張して書いてます)

まさか女豹でマテはなかろう

果たして、帰宅した飼い主を待ち受けていたのは、オヤツのカケラすら残さず平らげているハルさんの姿であった。
ハルさん、飼い主Mが思っているほど忠実ではないのである。
まあ、それくらいの柔軟性は持ち合わせていてもいいとは思うのだけれど、やはり物事には限度というものがある。

先日、飼い主Mが出勤する前、ハルさんの鼻先に留守番用オヤツを置いたままトイレに行ったときのこと。
トイレから飼い主Mが戻ると、ハルさんは慌てたそぶりで自分のハウスに潜り込んだらしい。
不審に思った飼い主Mがハウス内のハルさんを覗き見たところ、なんとハルさん、こっそりとオヤツのうちのひとつを口に咥えていたそうな。
飼い主がもう外出したと思ったのか、はたまたマテをし続けることに飽きたのか、その理由は定かではないが、このハルさんの行動は明らかにフライングである。

フライングスタート

このとき、ようやく謎のゲージが満タンになったMは、

「ハル。口の中のモノを出しなさい」

と冷ややかに言い放ったそうな。

いつもと異なる空気感に圧倒されたハルさん、すぐさまポロリと口の中のオヤツを吐き出し、ハウスの奥のほうで縮こまっていたらしい。
こうして、前回の「ワンワン拡張大作戦」に引き続き、ハルさんの次なるミッション「マテからの解放」も大失敗に終わったのである。
だが、出勤前で時間のなかった飼い主Mは長々と説教を喰らわせる余裕がなかったため、ハルさんは一喝されただけで済み、九死に一生を得たのであった。
まあ、ある意味ではよかったんじゃね?ハルさん。

嗚呼、また失敗だわ・・・・・・

****************************************

どうやらハルさんのレジスタンス活動は止むことを知らないようです。
そんなハルさんの健気な頑張り(?)に引導を渡すべく、クリックお願いします。

にほんブログ村 犬ブログへ

けれど、ハルさんの次なる作戦が何なのか気になる方はこちらもクリックお願いします。

banner2.gif

コメントの返信が遅れており申し訳ありません。
必ずお返ししますので、しばらくお待ちください。
posted by 飼い主YとM at 13:05| 兵庫 | Comment(3) | TrackBack(0) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月05日

快速電車(Y)

最近、色々と忙しいうえに、ネタもなくブログ更新が滞っていました。
多忙とネタ切れ、どちらが主原因かはご想像におまかせするとして、久しぶりの記事をあげてみようと思います。

****************************************

ハルさんが飼い主以外で最初に出会った人類はお隣さんである。(ブリーダーさん除く)
そんなこともあってか、ハルさんはお隣さんのことが大好きなのであるが、一方、お隣さん一家もハルさんのことを大層お気に召していらっしゃるらしく、機会あるごとにお部屋にお邪魔させていただいている。

特に、小学生のロミオ君はハルさんのことがそれはもう大好きで、ハルさんのために色んなおもちゃを出してきて遊んでくれるのである。

喰らいつく女豹

そんなロミオ君が持つオヤツ情熱に、ハルさんも大サービスで応える。

驚くほど何でも言うことを聞く

こうして、いつもお隣さん家には長々とお邪魔してしまうのであるが、帰る際には
「ハルちゃん、今日はウチに泊まっていくか」
とか、
「ハルちゃん、いつでも預かりますよ」
と言ってくださる。
さらには、
「バルコニーの仕切りに穴を開けて、ハルちゃんが自由に通れるようにしましょうか!」
と、恐らくマンションの管理規定に触れそうな申し出までいただいた。

ここまで言ってくださるのは大変有難いので、機会があればハルさんを預けてみようか、と夫婦で話をしていた折、ロミオ君の家とは反対側の隣家に新しい人が引っ越してこられた。
わざわざ挨拶に来られた時、来客大好きなハルさんは耳ペタでお出迎えをしたのだが、こちらのご夫婦も犬が好きらしく、ハルさんを撫でくり回していただいた。

両隣とも犬好きでよかったと思う一方、初対面にも関わらず、ハルさんがあまりに歓迎ぶりを示すものだから、夫婦ともやや不安になってきた。
何が不安かというと、ハルさんにとっての飼い主夫婦の存在感、である。

夕陽に向かって走る!

「なあなあ、いっそのことバルコニーの両側に穴をあけてハルちゃんを通れるようにしようか?」
「そりゃハルちゃんは嬉しいやろうけど、ここはよく考えなあかん」
「なにを?」
「そんなことしたら、ハルちゃん隣の家にばっかり行って、ウチに帰ってこーへんで」
「ああ、確かに。ウチのバルコニーをニャハッとした顔で駆け抜けていく姿、簡単に想像がつくわ」

ニャハーッ!

「そやろ。ウチの家なんて各駅停車の電車しか停まらん駅みたいなもんやで」
「なるほど、ハルちゃんは快速電車か。上手いこと言うなー」
「そうそう。ゴハンのときしか帰ってこんようになるで」
「でも、ゴハンすらお隣でもらうようになったらどうなる?」
「あ。ほんまやな・・・・・・・」
「・・・・・・」

こうしたやりとりを経て、バルコニー穴開け大作戦は封印されたのだが、ハルさんを置いてどこかへ旅行に行くときなど、預かってもらえたら嬉しいシチュエーションというのはやはり存在する。
そんなわけで、とある休日、ハルさんを10分ほどロミオ君の家に預けてみることにした。
いつも、我が物顔でお隣さんの家中を歩きまわっているハルさんである。
飼い主などいなくても普段通り遊んでいるはずだ。

そう思っていたのだが・・・・・・。
約10分後、ハルさんを迎えに行ったら、ハルさん、お隣の玄関に張り付いていた。

どうやら、お隣さんの家でしばらく遊んでいたが、飼い主が不在なことに気づき、探し出したのだという。
それで、結局見つからなかったハルさんは玄関に居座り、ロミオ君達がどれほど声をかけようがそこから動かなかったらしい。

ハルさん、実は意外と飼い主依存度が高かったようである。
こうして、ハルさんの「お隣deお泊り大作戦」は立ち消えになってしまった。
飼い主としては、なんだか、嬉しいような残念なような、複雑な気分だ。

だが、真摯な姿勢で飼い主の姿を待つ愛犬の姿はまるで忠犬ハチ公のようである。
そんなハルさんの姿を思い浮かべて飼い主はほくそ笑んでいたのだが・・・・・・。

お隣さんが言うには
「ハルちゃん、飼い主さんを待ってはいたようだけど、切迫した感じは全くなくって。ドテッと玄関に寝転がっていたから、まあ大丈夫かなと思ってそのままにしといたのよ」
ということらしい。

多分、こんな顔をしていたのだろう

ハルさん、あんたって一体・・・・・・。

****************************************

案外、飼い主の存在を気にする律儀(?)なコーギー、ハルさんに応援クリックを!

にほんブログ村 犬ブログへ

よかったら、こちらにも応援クリックお願いします。

banner2.gif
posted by 飼い主YとM at 01:08| 兵庫 ☀| Comment(7) | TrackBack(0) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする