しかし、朝一番でとある突発事故(←いずれ記事にする予定です)が起こり、ハルさんを車に乗せるはめになったのである。
このまま車に乗せたハルさんをすぐに家まで連れ帰るのも何だか勿体無いので、少しだけドッグランに顔を出してみることになった。
こうして向かったいつものホームグラウンドにはコギさんの姿は見あたらなかったが、ハルさんはいつもの通り、犬種も名前も分からない幼犬に追われていた。

その後は、果敢なM・ダックスとも少し絡んで楽しそうにしていたハルさんであったが、やがて思いがけない出会いに遭遇する。

なんと、偶然にも、リンクさせていただいている「ちびコギななとオープンカーに乗って」のななちゃんにお会いすることが出来たのだ。

しかし。
ななちゃんとハルさんは年齢が近い。
♀同士で体のサイズも同じくらいである。
しかも同じ暴走系。
つまり、キャラが被っているのである。
その結果・・・・・・。

大層激しく絡みだした。
お互い、目が合った時点で、ライバルだと認識したのだろう。
「ちょっとアンタ、その目つき何か腹立つわ」
「何言うてんの、アンタこそ何やのん」
絶対に負けられない戦いがそこにはある二匹の争いはかなり激しく、ハルさんも何度かうっかり声を出すほどであった。
相手が全く知らないコギさんなら、すぐに止めていたのだろうけれど、ななちゃんのブログをポツポツと読む限りでは「暴走」「ガウガウ」という文字を目にした記憶があるので、ひょっとしたらこれがななちゃんのスタンダードかもしれないと思い、静観することにした。
(↑もし違っていたらすみません)
後に撮影した写真を見ていると、このコギ同士の争い、お互いたいそうマジメに取り組んでいるのだろうけれど、一体何がしたいのかよく分からない。

この辺りは所詮、お笑い犬族の宿命なのだろうか。
このように、揉み合い→暴走というサイクルを幾度か繰り返した後、徐々に優位に立ちはじめたのは、なんと犬としての能力に疑惑をもたれているハルさんのほうであった。

恐らく、体力では若いななちゃんのほうが勝るのだろうが、虫も殺さぬような顔でななパパさんの膝下ポジションを確保し、愛想を振りまくその姿に、ハルさんが歩んできた戦いの日々(←そんなのあるのか?)が見て取れた。
ご主人を取られたななちゃんの後姿がなんだか悲しげである。

こうして二匹の争いはハルさんの判定勝ち(←微妙)に終わった。
ところで、ななちゃんはランにいる間ずっと、柴ゼンチンのゼンチン(←また勝手に命名)と思われるヨーキーに付きまとわれていた。
実は4枚目と7枚目の写真にも写っている。
ななちゃんのいるところ、ゼンチンありなのである。

ハルさん、モテっぷりではななちゃんに完敗であった(涙)。
いつものことだから気にするな、ハルさん。
そんな慰めのコトバをかけつつ遊んでいると・・・。

「あ、またコギが」
ヅカのドッグランには続々とコギさんが集結してきたのである。
つづく。
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ななパパさん、ななママさん、たくさん絡んでいただいてありがとうございました。
性根は負けず嫌いのハルさんです。
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