2007年02月27日

たとえ話(Y)

日曜日、ハルさんを連れて近所のお寺に梅を見に行くことにした。
言い出したのは、私(Y)である。
妻(M)は少し怪訝な顔をしたような気がしたが、二人と一匹で行くことになった。

梅園

お寺の梅はまだ七分咲きというところであったが、結構な人が見物に訪れていた。

梅コギ

中には、早くもビニールシートを広げて花見に興じるオジサマ(様?)達の姿もあった。

画面下半分はぼかしてあります

オジサマたちは、いろいろな意味で、フライングであった。
「位置について」の掛け声とともにスタートダッシュを切る短距離ランナーみたいな感じだ。思わず写真を撮ってしまった。

ハルさんは途中、犬好きの子供に撫でられたりしながら、それなりに楽しんでいたようであったが、

人が多いと少し興奮する

私が何度も立ち止まり、梅林を撮影するものだから、妻(M)に抱き上げられて退屈そうにベンチに腰掛けていた。

ヘタクソな写真はもういいから

そんな時、相変わらず怪訝そうな顔をしていた妻(M)が口を開いた。

「なあ」
「ん?」
「たいそう熱心に梅の写真撮ってるけど、花とか興味あったっけ?」
「いや……ないな」
「そやろ?花の名前とか全然覚えへんもんな」
「せやなー。実はどう撮ったらいいか全然分からんねん」
「え?さっきからバシャバシャ撮ってるやんか」
「ああ、まあ一応適当に」
「……それはハルちゃんがクンクン匂い嗅ぐふりしてるような感じ?」
「そうそう!うまいこと言うなー」
「……」
「……帰ろか」

やぶれかぶれで撮影した「とろける梅」

こうしたやり取りを経て帰途についた妻(M)は、ややすっきりした顔をしていたような気がする。
一方、「鼻が効かない」ことが既成事実化されつつあるハルさんであったが、暢気な顔で散歩を楽しんでいた。

散歩中はゴキゲン

そして、帰宅後。
飼い主の興味は、にわかカメラマンが撮影した見栄えしない梅の写真ではなく、ハルさんがマンション内で出会った柴犬「こてつ君」と絡んだ写真に集中していた。

笑顔がかわいいこてつ君

「こてつ君」もハルさんと同じく深夜散歩組らしく、夜更けに何度か会ったことはあるのだが、こんな日の照っている時間に出会うのは初めてである。
二匹の相性は、決して悪くはないと思われるので、出会うたびに近づけてみるのだが、いつもぎこちない感じだ。

ケツ毛犬はタイプでないらしい

だが、こてつ君は、とてもスレンダーですっきりとしたスタイルの柴犬である。
人間だったらよっぽどの二枚目になるだろう。
そんな二匹が顔を突き合わせている写真を見て、思わず声を出してしまった。

「ハルちゃんのほうが顔小さいんとちゃう!?」

実は、ハルさんの顔がでかいことが気になって仕方がない飼い主なのであった。

ハルさんのほうが顔の厚さが少ない気がする

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まあ、コギ族だから顔がでかいことは仕方がないのでしょうけれど、ついつい他の犬と比べてしまいます。
でもこれで、柴犬よりは(ほんのわずか)小顔かもしれないと、勇気が湧いてきました。
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晴れて足長になった暁にはコギ族を卒業する予定ですので悪しからず。
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2007年02月26日

きりたんぽ(M)

同じマンションに住むリンくん一家と有馬富士公園へ行ってきた。

リンくん

以前入り口まで行ったことがあったが、公園の中に入るのはこれが初めてである。
リンくんにとってはホームグラウンドのようなので、ぐるりと案内していただいた。
噂どおり、とても広大な公園で犬の散歩にはうってつけである。

この日はとても寒かった(雪までちらついた)のだが、リンくんとハルさんは楽しそうに駆けずり回り、

いやっほう

夫は楽しそうにあちこちを撮影していた。

迫り来る鴨の群れ

ポートレート的な

その後、夫はリンくんの飼い主であるなかみーさんとトモさんにデジイチを渡し
「ぜひ撮ってみてください。さあ。さあさあ」
と必要以上に勧めていた。
どうやらなかみーさんのパンドラの箱をこじ開けて、デジイチ友達を作ろうと画策していたようである。

ちなみに私は、リンくんの寵愛を得るべくラヴアピールにいそしんでいた。
飼い主たちの真っ黒な陰謀が渦巻く中、ハルさんは完全に放置プレイなのであった。

大人ってキタナイ

その後、リンくんのお宅にハルさんともどもお邪魔して、きりたんぽなるものを頂く。

ダシもおいしいのです

人生初めてのきりたんぽはモチモチして、ほんとうに、それはもう、おいしかった。
ハルさんにもこんな素敵なおやつを頂く。

近すぎてボケてます……

ハルさんはもちろん丸飲みである(←だから噛めって)。

結局、なんだかんだで深夜までお宅に居座り、話し込んでしまった。初めてお宅にお邪魔したというのに、食べまくりの飲みまくりの喋りまくりなのであった。ほんとうになんという図々しさか。
でもとても楽しかった。たくさん話せて嬉しかった。
お二人と、こんなにたくさん話したことはなかったけれど、やはり思っていた通り、とても素敵な優しい方々であった。

なかみーさん、トモさん、リンくん、ごめんなさい。
でもほんとうにありがとうございました。
こんな飼い主(とハルさん)ですが、よろしければまた遊んでやってください。

(その後)
翌日、写真の整理をしているときのことである。

「……」
「……なぁ」
「ん?」
「ハルちゃんさ……」
「うん?」
「顔、でかいよなぁ……」
「……うん……それ私も思ってた」
「やっぱり?」
「うん……足の長さは変わらへんのに」
「柴犬と並んだときも結構ヤバイやんな」
「わかるそれ。柴犬なんか足長いから余計ヤバイ」
「でもハルちゃん……コギやからなぁ」
「まあ、しゃーないけどなぁ」
「……」
「……」
「(ハァ……)」

証拠写真

どちらからともなく、深いため息が出たのであった。

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ダックスと並ぶと足の長さは同じなんですけどね・・・、ハァ・・・・・・。
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2007年02月24日

埋もれる才能(Y)

昨今の研究結果から、犬としての能力「ゼロ」と認定されつつあるハルさんであるが、今までに撮りためていた写真を眺めていると、あることに気が付いた。

先日行った京都のドッグランでは、誰に言われることもなくAフレームといわれる(らしい)障害物を越えていたし、

オヤツ♪オヤツ♪

平均台だって、

これくらい余裕ね

ハードルだってこなすことができる。

運動会の練習だって

もちろん、トンネルだってこんな楽しそうに。

オヤツ落ちてなかったわ

だが、飼い主がこれらのことを一生懸命教えたかというとそうでもない。
なんとなくやってみさせたら、なんとなくやれるのである。
ハルさん、ひょっとして才能あるのか?
そう思い、さらに写真を眺めていると、その秘密を発見した。

とりゃっ!
「さあ、練習よ!」

ちょうどいいコギさんだったわね
「できたわ!」

ハルさん、他のコギさんを使って、ハードルの練習をしていた。
犬としての能力はともかく、実はアジリティドッグの素質はあるのかもしれない。
しかし、残念ながら、飼い主の素質(というかやる気)が全くないのだ。
今までに散々飼い主にこきおろされてきたハルさんの名誉挽回のチャンスも、こうして抜け毛祭りの季節とともに散っていったのである・・・。

走るのも大好きなのにね

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ぐうたらな飼い主のせいで、折角の能力を伸ばすことなく、今後もいじられつづける可能性がプンプンするハルさんに慰めのクリックをお願いします。
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2007年02月22日

危機克服(Y)

以前、記事にしたように、ハルさんは踏切が苦手である。

陽光と踏切

その際、地面に這いつくばって前進を拒否するハルさんを抱き上げて踏み切りを渡ったのだが、どうやらそれがいけなかったらしい。

なんかイヤなの

このことがあって以来、ハルさんは現場の踏切以外でも歩くのを拒否するようになったのである。
車が通るような踏切では、強引に引っ張ると首輪がすっぽりと抜けてハルさんが轢かれてしまうことを恐れ、仕方なくハルさんを抱き上げて踏切を渡るようになった。
果たして、ハルさんが何を思い、何を考えて踏切を拒否しているのか、本当のところは分からない。

私の思い通りね♪

けれど、その理由がなんであれ、飼い主にとっては歓迎すべからざる事態、つまり「ハルさんの主張が通っている」状況が生じていることは明らかだ。

さあ、踏切ですよ

ハルさんがウチに来て以来、ハルさんの主張が通ることなんて、太陽が地球の周りを回るくらいありえないことである。
けれど、今、まさに、この逆コペルニクス的転回が起こりつつあるのだ。

やっぱイヤなものはイヤなの

私は、ゴゴゴゴッと太陽が動き出したような、そんな錯覚を感じた(←大げさ)。

どうやら、妻Mはあまり気にしていなかったようであるが、これがきっかでハルさんがよからぬ方向へと自分の主張を広げていくことも十分に考えられる。
こうして、この時以来、私(とハルさん)の踏切克服トレーニングが始まったのである。

早速、散歩の際は、比較的車通りの少ない踏切を渡るようにコースを設定し、踏切を自分の足で渡れるように慣らしていくことにした。
しかし、踏切を目の前にした途端、その場に這いつくばり、テコでも動かない姿勢を見せるハルさんである。
これは一筋縄ではいかないと感じた飼い主は、「甘えが強く出ていますね」と一瞥をくれた後、

どおりゃぁーーっ!!

と、伏せるハルさんを地面から引っこ抜くように、リードをグイグイと引っ張りながら踏切を横断した。
さすがのコギ族も体重差約6倍の人間の力には適わない。
最初は腹ばいのままズルズルと引きずられていたハルさんも、身の危険を感じたのか、スタスタと歩き出したのである。

踏切を渡り終えた途端、「何すんの!?」と飼い主を見つめるハルさんの意表をつくように、「ようやった。渡れたやんかー」と褒めちぎり、撫でまくり、オヤツを与える。これを何度か繰り返したところ、

やれば出来る

ハルさん、見事に踏切を歩けるようになった。

踏切渡るだけでご褒美を与えるのもどうかと思うが

こうして、太陽はその動きを止め、人類(というか飼い主)の危機は去ったのである。

めでたしめでたし。

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果たして、本当に危機であったのかどうかはともかく、自分の足で踏切を渡れるようになったハルさんに、よくやった(よく耐えた)のクリックをお願いします。
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2007年02月20日

Loveカメラ

昨日、記事にあげたように、当ブログが「Loveカメラ vol.6」に掲載されました。
宝島社から一冊送っていただけると聞いていましたが、堪えきれずに立ち読み購入してしまいました。

ブログを開始して初の雑誌掲載に、現在、我が家はお祭りモードです。
この快挙の立役者、ハルさんは、約1年前の福犬レースで優勝したときのために購入してあった「缶詰」を、がっついています。(賞味期限はまだ越えていなかった)
ハルさんにとっても「缶詰」なんて初めて食べるモノなので、飼い主共々有頂天になっております。

匂いは大丈夫そう

誘惑に負けないように、決して見ない犬

しかし、雑誌をみていると、さすがに他のサイト様の写真は美しいです。
もう「アート」の世界ですね、これは。
それにひきかえ、ウチは・・・・・・(涙)。
「Loveカメラ」をご覧になって見に来られた方は、写真はしょぼくれているし、写真より圧倒的に文字のほうが多いことに辟易されているのではないかと思います。

そこで、本日に限り、写真をメインにした内容にしようと思います。
(もう既に文字が多いような気がしないことはないですが・・・)
デジイチを購入してまだ3ヶ月ほどですが、飼い主(Y)の興味は「動きのある写真を撮ること」にあります。
以下、今までに、上手く撮れたと思いながらも、全くネタにならないためにお蔵入りとなった写真達をアップしてみました。

現在、PCの壁紙
(足元のブレと顔の表情が気に入っている一枚です)

まだまだ修行中
(最近挑戦している、縦の流し撮りで撮影したものです)

本来の写真をトリミングしています
(こちらは以前写真ブログに載せたことがあります)

なお、飼い主(Y)の写真中心ブログ BIGWAVE と、飼い主(M)の文章中心ブログ The World According To・・・ も細々とやっていますので、興味のある方はよろしくお願いします。

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明日からはまた、いつものブログに戻る予定です。
最初で最後(?)の缶詰フードを食べることができたハルさんによかったな!のクリックをお願いします。
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2007年02月19日

雑誌掲載(予定)

突然ですが、当ブログ「共働きコーギー」が明日発売予定の雑誌「LOVEカメラ vol.6」に掲載されることになりました。
誌名の通り、これは「カメラ雑誌」です。

明日発売です

詳細はブログを掲載していただいたライター&フォトグラファーの関行宏さんのブログに載っています。

なんでカメラ雑誌に?
と思われる方が多数いらっしゃるのではないかと思います。
このブログは写真がメインではないし、そもそも飼い主が写真に興味を持ち出したのは、デジタル一眼レフを購入した昨年11月以降のことです。

「なぜ?」

一番その疑問を強く持っているのは、実は飼い主たちではありますが、雑誌に載るなんて二度とない機会だと思い、二つ返事でお受けしました。

興味のある方がいらっしゃったら、書店でご覧になってください。
飼い主は、もちろん立ち読み購入しますよ。

そんなことになっているとは露知らず、昨日もハルさんはドッグランで走って狩られていましたが、その模様はまた後日!

正面のアングルで見えてしまうケツ毛ってどうなのか

(気が向けば・・・・・・)

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実物を見るまでは信じられない気持ちがまだどこかにありますが、苦節(?)2年、ついに雑誌デビューを飾ろうとしているハルさんに祝福のクリックをお願いします。
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2007年02月18日

洛北絵巻−四の巻−(Y)

高雄パークウェイのドッグランで恥をさらしまくったハルさん一行(前回の記事参照)は、コソコソと人目を忍ぶようにランを後にした。

だが、せっかく京都まで来たのだ。
このまま真っ直ぐ帰るのもなんだか悔しい。
そんな気持ちを抱いていたので、帰る途中、鄙びた雰囲気の土地を発見したので立ち寄ってみたが、あまり気分は晴れなかった。

交通量が多すぎた

そこで、来る途中に見かけたドッグカフェっぽい店で食事を摂ることにした。
実は、お昼に寄った犬連れOK店「メロディ」から京都方面にしばらく進んだ道の途中に、大きなガラス張りの店があったのだが、その中に犬の姿を確認していたのである。

やや渋滞気味の道路を抜け、その店に到着したのはもうあたりが薄暗くなってきた頃合であったが、店の名前を見て驚いた。
なんと、当初、お昼を食べようと思っていた「ブルスケッタ」ではないか。

どうやら、ごく最近、こちらに移転したらしい。
思いがけない出会いに喜び勇む飼い主達が入ってみると、店内は落ちついた雰囲気で広々としていた。
これはかなり期待できそうである。
犬用のオヤツもサービスしてくれるらしい。
どのメニューを頼もうか、悩みに悩んだ挙句にオーダーを完了し、ほっと一息ついていると、まず運ばれてきたのは、犬用の水とオヤツであった。

これは何!?

その量、種類ともに、かなり豪華である。
だがハルさん、すぐにオヤツにありつけるかというと、そうでもない。
デジイチを購入してからすっかり撮影癖がついた飼い主が色んな角度、露出で写真を撮りまくるものだから、撮影が終わった頃にはかなりの時間が経過してしまっているのだ。

今日はこのくらいで勘弁しといたろうか(←大迷惑)

そうこうしているうちに、飼い主の頼んだ料理も運ばれてくる。
妻Mはハンバーグを、

M撮影

私(Y)は、ポークソテーを食した。

Y撮影

ここがイタリア料理店と紹介されているサイトを見たことがあるのだけれど、この味付けはイタリアというよりは、「おふらんす」な感じであった。
なかなか他では味わえない濃厚さがいいなあ、と飼い主が話をしている横で、ハルさんは真摯(そう)に、オヤツの光臨を今か今かと待っていた。

オヤツには真摯に向き合わないと!

一番最初に運ばれてきたはずなのに、食べる順番が一番最後になってしまうのは、まあ、ハルさんが犬だからしょうがない。
けれど、この日、多種多様なオヤツがサービスされたものだから、興奮した飼い主の手によって体中にオヤツを乗せられるハメになってしまうハルさんなのであった・・・・・・。

身も心も囚われる・・・

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オヤツで体を縛り付けられた状態になったハルさんでしたが、「ヨシ」の後は一瞬で片付けてしまいました・・・。
食べ物の為なら何でもする、その卑しんぼさを最後までアピールし続けた感がぬぐえない今回の京都旅行編はこれにて終了です。
ハルさんの食へのパッションに心を打たれた方も、そうでない方も、テチッとクリックいただけたら嬉しいです。
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posted by 飼い主YとM at 02:52| 兵庫 ☔| Comment(5) | TrackBack(0) | 犬連れ旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月16日

洛北絵巻−三の巻−(Y)

ようやく到着したこの日の目的地は、パークウェイの途中にあるドッグランであった。
たくさんの犬を目の前にしてはやるハルさんを押さえつけながら、二つに分けられた入り口の前で飼い主は思案にくれていた。

既にリードが絡まりつつある

小型犬用に突入すべきか。
それとも中・大型犬用に入るべきか。

もちろん、ハルさんは誰が見ても中型犬である。
だが、困ったことにハルさんは大型犬が苦手なのだ。
大型犬に狩られると途端にテンションが下がるし、しつこく迫られると逆ギレする可能性だってある。
初めて来たドッグランでもあるし、ここはひとつ、顔がでかいし胴は長いが、短足であることを逆手にとって、小型犬エリアに入ってしまうのがベターなのではないだろうか。
もちろん、小型犬エリアで平和を謳歌している人、犬には怪訝な顔をされるかもしれない。
だが、小学生高学年の男子が純真そうな顔をして女風呂に入る、そんな際どいやり方を試してみる価値はあるのではないだろうか。
ハルさん、小型犬は好きだし、飼い主の一声で大抵のことはコントロール可能であることが分かれば、受け入れられる可能性もあろう。
そう私が結論づけて、顔を上げたとき。

既にMはハルさんを連れて「中・大型犬エリア」に特攻をかけていた・・・・・・。

早くも波乱(?)の幕開けとなったが、さすがにここはアウェイの地であり、レトリーバー系の犬(ハルさんにとっては大型犬)が闊歩する状況でもある。
(元)暴走王ハルさんも慎重な立ち上がりを見せ、効かない鼻でラン内を嗅ぐフリをしていた。

一応、犬のフリをしとかないと

そんな中、ある出来事が。

ハルさん以外にもコギさんが数匹いたのだが、その中の1匹のコギの飼い主さんが、なんと当ブログを読んでくれていたのである。
ハルさんの顔立ちと服装から「ひょっとして?」と思われたらしいが、決め手となったのは「モッハモハのケツ毛」だったらしい。

モッハーッ!!

ビバ!ケツ毛!!
ハルさんが全国に指名手配された時には、きっと顔写真ではなくてケツの写真が載るのだろう。

一方、全く見ず知らずの方からブログを読んでいると言われて動揺する飼い主を尻目に、ハルさんは、このご家族の愛犬、ライアちゃんと絡み始めた。

ライアちゃん

なんでもライアちゃんも暴走系らしい。
コギ族同士、仲良く(?)走り回る光景は微笑ましかったが、この蜜月も長くは続かなかった。

やはり狩られるハルさん

「目立つ犬は狩られる」のがドッグランの掟である。
案の定、ハルさんはレトリーバーに目をつけられて狩られてしまったので、たちどころにテンションを下げてしまった。
やはり、ハルさんに中・大型エリアは荷が重かったようである。

こうして、またもやクンクンするフリを始めたハルさんであったが、気がつくと、辺りはコギさんだらけになっていた。
その数、7匹くらいだったろうか。

コギ族集結

期せずして開催されたコギ祭り。
主なイベントはアジリティの設備、特にAフレームと呼ばれる板を上らせることであった(何故)。飼い主たち(M含む)、結構必死であった。

次々と駆け上るコギさんたちをみて、ひょっとしたらハルさんも上れるのではないかという気持ちも高まってきた。
さて、ハルさんをどうやって上らせようかと、思案したその時。

なんという食への飽くなき執念か

ハルさんは誰に言われることもなく、ダダダッと板を駆け上った。

おおっ!?ハルさん、アジリティの素質あるんでない?
と思った人は、今までこのブログを読んでいる方のなかには、まさかおられないだろう。
お察しの通り、ハルさんは他の飼い主さんが持つオヤツが欲しくて上っただけであった。
その後もオヤツ欲しさに、頼みもしないのに、何度も往復を繰り返すハルさんであった。

オヤツ、オヤツ

最初は怖くて登れなかったくせに、本当に卑しいコギである。
飼い主の顔が見てみたい(涙)。

そんな自虐的な思いを飼い主が抱いているとは露ほども知らず、ハルさんはオヤツ欲しさに際限なくAフレームを往復する。

オヤツは私が!

もちろん、飼い主は知らん振りだが、Aフレームの女王様を気取って頂上に陣取り、他のコギさんのオヤツを狙うその傍若無人ぶりにハルさん、ついに強制撤去されるのであった。

何をそんなに不満そうな顔をしているのか。恥を知れ。

もう本当に恥ずかしい。

しかし、このことに味を占めたハルさんはその後もオヤツを持つ飼い主さんにまとわりついていた。
嗚呼。
ハルさんを何度呼び戻したことだろうか。

オヤツのあるとこ女豹あり

こうして洛北のドッグランで多大な恥を晒し、ハルさん一行は帰途についたのであった。

暢気に笑っている場合ではないです

つづく。

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生れ落ちた際、犬としての能力全てを「食欲」につぎ込んでしまったハルさんです。
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posted by 飼い主YとM at 00:31| 兵庫 ☁| Comment(12) | TrackBack(0) | 犬連れ旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月15日

洛北絵巻−二の巻−(M)

野垂れ死にも免れたので、ようやく本来の目的地、嵐山・高雄パークウェイへ向かう。

保津峡をのぞむ

嵐山・高雄パークウェイは、有料道路である。
こう書いてしまうと身も蓋もないが、道の途中には展望台や遊園地、ハーブ園など、いろいろと設備があり、それなりに充実している。

展望台のコギ

なにせ通行料が1150円もするのだ。
個人的に心の準備ができておらず、料金でおじさんを前にして思わず
「ぅえっ!?そんなにすんの?」
と大きな声が出てしまう。
こんな声が出たのは、夫がレンズを購入したときついでのように買ったレンズフィルターが4500円もしたとき以来である。
若い頃はぅえっ!?と思っても、声を飲み込むことができたのに、トシを取るにつれて、抑えが利かなくなっている気がする。困ったものである。

ところで今は2月である。
桜や紅葉の季節は素晴らしい景色を見ることができると思われる展望台も、紅葉はすでに遠い昔、梅が咲くにはまだ早く、桜にいたってはまだその気配も感じられないこの季節では、枯れた草木しかない。

まあだからこそこうしてのんびりウロウロできるわけだし、枯れ木ばかりとはいえ、高台からのぞむ保津峡は、やはり見ごたえがある。
そのうえ、なんという偶然か、コギさんに遭遇してしまう。

なんだかつーにゃんと似ている気がする

ジルくんという4歳の男の子である。
コーフンすると「クグルゥ〜ウ」とゴルアぎりぎりの声を出す男前コギさんであった。
こんな人の少ない展望台で出会うなんて、これはもう運命?といきり立ったのは飼い主だけで、コギさん同士はとくにどうということもなかったようだ。

思わぬ出会いに(飼い主が)コーフンしたせいで、時間はもう2時半を回っていた。
あわてて車に戻り、ハーブ園と遊園地を通過する。
遊園地は謎のサイクルモノレールとラジコンサーキットがあり、ラジコン好きの男性たちが熱く集っていた。
ハーブ園は、寒さのあまり機能していなかった(ションボリ)。

しかし、今回の旅の目的地は遊園地でも、ハーブ園でもない。

「ワン・遊・ランド」

そう、ここにはなんとドッグランがあるのだ。
ドッグランがあると思えば、実はさっきの1150円も、さほどお高いわけではないのであった。
レンズフィルターの値段にはいまだ納得できないが(←タヌキのように執念深いA型)。


こんな場所にあるというのに、ドッグランは盛況であった。
さっきまでの閑散とした道のりが嘘のようだ。

続きはWEBで!

そしてここでもまた、新たな出会いがハルさんを待っていたのであった――。

つづく。

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またしても続きます。
旅行へ行くたびに、どうしてこうぐずぐずと長くなるのでしょう私たち。
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2007年02月13日

洛北絵巻−一の巻−(Y)

本来なら冬真っ只中であるこの季節、今年こそハルさんを連れて雪遊びに行こうと思っていたのだが、暖冬の影響で近場には全く雪がなさそうである。
なので、予定を変更して京都へ遊びに行くことにした。
実は、ハルさん抜きで前々日にも京都を訪れている。
最近我が家はめっきり(シーズンオフの)京都ブームなのである。

しかし、朝の遅い我が家は出発も遅い。
亀岡を抜け、京都の西へ辿り着いた時にはもうお昼を回っていたので、前もって調べておいた近くにあるらしい「ブルスケッタ」という犬連れOKレストランを探す。
ところが、「ブルスケッタ」は閉まっていた。
まずい、このままでは野垂れ死んでしまう(←大げさ)と頭を抱えた飼い主がふと顔をあげると、なんと「ブルスケッタ」の隣にも犬連れOKの店があるではないか。

その店の名は「メロディ」。
アメリカンな雰囲気がムンムンするカフェである。
店内は犬連れエリアと一般エリアに分けられており、メニューもなかなか豊富であった。
さらには、犬用のクッキーまでプレゼントしてくれるのである。

犬用メニューも豊富

思いがけないプレゼントにハルさんの目は真剣モードに変わった。

いや、もういいからその表情は。笑って、笑って。

ここでMは高菜ピラフを。

バターがよく効いていた

Yはトンカツをオーダーする。

トンカツ大好きなんです

さらに、食後には来店記念の写真撮影まで行ってくれるという。
今までに来店した犬たちの記念写真が収まった分厚いアルバムも見せていただいた。
どの犬もなんだか強張ったような表情ではあるが、キチンと正面を向いている。
犬の視線をカメラのほうへ向けさせるのは、なかなか難しいことだと思うが、よく撮れていることに感心した。

さて、食事も終わり、我々の記念撮影が始まった。
カメラを持った店の人に犬の名前を聞かれたので、「ハルです」と答え、ハルさんを抱っこして店の中央まで出向く。
店の中央で二人と一匹で並んだとき、我々は「ハルさんをどうやって前に向けようか」と目を見合わせた。
その時、カメラを構えた店の人は、
「あ、こっち向いていてください。大丈夫ですから」
と自信たっぷりに宣言した。

さて、これからどうやってハルの目線をカメラに向けるのだろう。
お手並み拝見だ、と期待に満ちた表情でカメラのほうを向いた時、突然、

「ゥハル!!」

とまるでゴルア砲(中)のような野太い怒声が轟いた。
ビクッとして思わず声の主を見やるハルさん。
そこへ、

パシャ。

と、カメラのフラッシュが瞬いた。

恐らく、目を真ん丸くしてびっくりしたような表情の飼い主とハルさんの写真が、程なくしてこの店のアルバムに収められるのだろう。

なるほど、道理でどの犬もビックリしたような顔をしていたのか、と納得の表情で店を出た飼い主とハルさんであった。

いや、ハルさんは何にも気が付かない犬だった

つづく。

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京都の話といいながら、結局、最初に入ったカフェの話しか書けませんでした。
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2007年02月12日

焼肉祭(M)

うちはみんな肉が好きだ。
ハルさんも肉が大好きだ。

だから近頃は、外へは行かず、自宅で焼肉祭を行うことにしている。
外で食べる焼肉(とビール)は、とても魅力的ではあるが、肉をみるたびにハルさんが思い出され、なんだか不憫な心持になるのだ。

カリカリフード一粒でも、自分の持てるすべてを搾り出すハルさんである。
ジュウジュウと美味しそうに焼けた肉を前にすれば、自分の魂どころか飼い主の魂も添えて悪魔に売り渡してしまうに違いない。

「もう(飼い主だって)どうなってもいい」
とにかく肉を

そんな叫び声が聞こえてきそうな目つきである。
ハルさんの口がきけなくてほんとうに良かった。

というわけで先日、再び焼肉祭が開催された。
前回はエリンギを食べて某ハリウッドの大女優に変身してしまったので、今回は肉のみが供給される。

肉の前にはまず女豹である。
肉食動物であることを知らしめるのは、肉に対しての礼儀なのである。

牛は追うより食べるものよ

数秒間にわたる女豹を経て、ようやく肉を食べる。


そして、のむ(一瞬)。

目がヤバイ

なぜ。なぜ噛まない。
さっきまであれほどヨダレをだして、消化準備は万端だったのではないのか。

その後ハルさんは、舐める。
余韻が

舐める。
だって余韻が

一息つく。
フー

さらに舐める。
恐るべき執念

食前にたらしたヨダレをも舐める(←もはや意味なし)。
そこはいらんのやないか

こうして長い長い時間をかけて食器を舐め上げたのち、
ハルさんは再び待ちの体制にはいる。

さあ、次

最初に肉をゆっくりと噛みさえすれば、長い長い時間をかけて舐めあげたモノよりはるかに大きな成果を得られるというのに。
そんな風に陣取っているときに、肉を入れてもらえたことなど一度もないというのに(←Sだから)。

なんだかいろいろ要領の悪いハルさんなのだけれど、滅多に食べられないモノを食べることができて、満足そうではあった。

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コギ飼いならわかっていただける……はず!?
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2007年02月09日

対決(Y)

前回、Mが書いたように、もうすっかり犬としての資質に「失格」の印を押されているハルさんである。
そんな風に思われるのも、全ては犬として最も重要な感覚である嗅覚がなさすぎるというところに行き着くのではないだろうか。

この飼い主は何を言ってるんだか

そこで、五感といわれる感覚の働きの中で、ハルさんの嗅覚がどこに位置づけられるのか、ハルさんと共に暮らした2年近くの年月から考察してみた。

対決その1
【嗅覚VS味覚】

ハルさんは散歩中、地面を鼻にこすりつけるようにクンクンしながら歩いていることが殆どだ。
知らない人が見たらまるでまっとうな犬のように見えるだろう。
だが、たまに電柱をクンクンしていてる時、最後にペロッと電柱を舐めることがある。
おそらく、クンクンしていても匂いがよく分からないため、テンパった挙句に思わず舌が出てしまったのであろう。
ハルさん、最後は味覚に頼るオンナなのだ。

味覚、圧勝。

ホラ!舌出てる!!

対決その2
【嗅覚VS触覚】

今までにもチラチラと写真に写ったことがあるが、リビング内におけるハルさんの居場所には座布団が敷かれている。
なぜ犬用クッションではなく座布団なのかについては、多くを語ることができないが、たっかいカメラを買ったしわよせが家中に充満しているとだけ、ここでは述べておくことにする。
なぜ、座布団の話を持ち出したかというと、最初に座布団を設置したときのハルさんのリアクションが、まさにこの両者の対決であったからである。
まずはクンクン匂いを嗅ぐハルさん。
本当に匂えているのかどうかは別にして、これは犬としてすべき当然の行為である。
と、ここまではよかったのだが、ハルさん、そうこうしているうちに体を座布団にこすりだした。
匂ってもよく分からないので、座布団の感触を体で味わってみようという魂胆だと思われる。
ハルさん、最後は触覚に頼るオンナなのだ。

触覚、圧勝。

(なお、自分の匂いを座布団にこすりつけていたのであって、触感を確かめていたのではない、といった意見は現在受け付けておりません)

対決その3
【嗅覚V視覚】
犬という生き物は大体において近視で、色の識別も殆どできないらしい。
確かにハルさんの視覚はかなり悪いようで、ドッグランでは辺りをキョロキョロしながら飼い主を探していることもしばしばである。
だが。
キョロキョロしているということは、ハルさんが嗅覚ではなく視覚に頼っていることの何よりの証拠なのだ。
犬的最低レベルの感覚である視覚に、嗅覚完敗

目ヂカラはあるような気がするんやけれどな・・・

対決その4
【嗅覚VS聴覚】

聴覚は嗅覚と並んで犬の優れた感覚器官といわれている。
確かに、ハルさんは遠くから呼んでも反応して来てくれるし、耳が水平方向に180度近く動いている様を見ると、犬並みに聴覚はあるようだ。
味覚、触覚、そして視覚に完敗した嗅覚が犬としてスタンダードな聴覚に勝てるはずがないことは明白だ。

よって、聴覚、圧勝

対決その5
【嗅覚VS第六感】

犬に第六感が備わっているのかどうか、私は薄学にしてよく知らない。
まあ、人間にも本当にあるのかどうかよく分からないのだけれど、ハルさんは装備しているような気がするのだ。
駅で飼い主の片割れを待つ間、ハルさんは妻Mに良く似た背格好の女性を見かけると突撃しそうになる。
ハルさんは、五感をフル活用する前に、「何となく飼い主のような気がする」という直感で行動しているようにしか思えないのだ。

「もう匂うフリとかしなくていいから

これって、あまりにも「Like Six Sense」のように思えて仕方がないのだがどうだろう。
こんなことだから、飼い主と電柱の区別もつかないのだ。

以上、考察した通り、ハルさんが所有する感覚の優先順位が下のとおり認定された。

1位 シックス・センス(←オイ!)
2位 聴覚(まあ犬なみだろうから)
3位 味覚(味にうるさいわけではなさそうだが)
4位 視覚(やはり目は悪い気がする)
5位 触覚(そんなに頻繁に使うことはないだろう)
6位 嗅覚(ノーコメント)

で、結論。

ハルさんの鼻は詰まっている。

以上。

言い返すコトバがないわ・・・・・・

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犬なのに。ああ犬なのに。(多分)
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2007年02月08日

流行(M)

あんなことこんなことがあって、その能力の低さから、近頃では犬という種そのものに疑いがかかるほどのハルさんである。

でもまあ仕方がない。
万が一、犬ではない別の生き物だったとしても、
やっぱりハルさんはハルさんで、愛すべき家族の一員なのである。

あたしコギよ。信じて

正直にいうと、能力とか愛情を疑うのに飽きたので、近頃はそれを前向きに利用することにしたのだ。
そんなわけで、近頃流行の遊びは、かくれんぼである。

【かくれんぼ】
子供の遊戯の一。物陰にかくれた者を鬼が捜し出す遊び。
最初に見つけられたものが次の鬼となる。かくれんぼ。隠れ鬼。隠れ遊び。かくれご。
〜「大辞林」より〜


つまり隠れたものを見つけ出すわけだが、ハルさんはもちろん隠れることができないので(隠れるのには適した体型だと思うが)、必然的に飼い主が隠れることになる。

で、散歩の帰りに物陰に隠れてみた。

ハルさんは探す。

さらに探す。

まだ探す。

……ハルさん、不安になる(涙)。
ハテ?

いつもならここでハル、鼻、鼻、ハナーッ!キー!!と雄たけびを上げるところだが、ハルさんとの付き合いも、もう2年になる飼い主、そんな野暮なことはしない。

ハードルを落としてみる。
電柱を演じる(誰か来たらどうしよう)

ハルさんは探す。

さらに探す。

まだ探す。

……ハルさん、不安になる(何故)。


嘘みたいな話だが実話なのである。

こうなるともはやかくれんぼではない。
JAROをすっ飛ばして、大辞林そのものからクレームがきそうだ。

しかしまあ探し回ることでたくさん走ったハルさんは、じつに満足そうなのであった。

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2007年02月07日

The Another Birthday(Y)

数日前、盛大に祝われたハルさん2歳の誕生日
飼い主はイチゴのスクエアケーキを、ハルさんはマロンケーキを食したはずなのだが、とある筋から一枚の写真が送られてきた。

このケーキは!?

なんと、ハルさんがホールケーキを目の前にしているではないか。
おかしい。
この巨大ケーキをハルさんは飼い主の目を盗んで食べたのだろうか?
しかし、飼い主が購入したのはイチゴのスクエアケーキであり、ホールケーキではない。

これは・・・・・・、ひょっとしてハルさんが近所の犬達と「ハルちゃんず」を結成し、自力でケーキを購入し、食らいついたのではなかろうか?

謎は深まるばかりである・・・・・・。

なんてことはなく、このコギさんはハルさんではなく、ハルさんの妹、桜ちゃんなのだ。
ハルさんの妹だから当然、誕生日も一緒なわけで、その時の様子を飼い主さんが送ってくださったのである。

犬という生き物は人と違って兄弟姉妹の誕生日が一緒なうえに、顔がもうそっくりなのである。
何だか不思議な感覚がする。

さらに、軽く女豹までこなせる桜ちゃんの姿を見ていると、どうも頭が混乱してきて仕方がない。

女豹桜バージョン

こちらはハルさんの女豹。

女豹春バージョン

もう訳が分からない。
けれど、2匹が並んで女豹をする姿を想像すると、ついつい顔が綻んでしまうのであった。

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いつか姉妹で女豹の競演をさせてみたい。
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2007年02月05日

一歩前を行く(M)

ハルさんの誕生日イベントはまだまだ続く。

少し前のことになるが、共働き夫婦のもとに1つの箱が届いた。
開けてみると。

トリオ・ザ・カルイザワ

……ハッ!?ち、違う。これは以前大輔くん宅から頂いたものだ。
(私信)大輔ボスさん、kanaさん、おいしく飲ませていただきました。一晩で(ウフ)

ではなくて、箱の中身はこちらである。

素敵箱(うっとり)

なんと、パピヨンとの生活のmocoさんが、ハルさんの誕生日にと送ってくださったのである。
箱を開けた瞬間から、あまりの出来事に固まる夫婦。
淡路島ではか弱きパピヨンズをいたずらにおびえさせただけだったというのに、なんというお心遣いをいただいてしまったのだろうか。

どれもこれも素敵なものばかりなのだが、そのなかでもとくに目を引くのが、

オーダーメイド迷子札〜
(↑BGMはドラえもんが四次元ポケットから道具を出すときの音楽でお願いします)

この迷子札、すごいのである。
プレートはアルミ製で、ものすごく軽い。おまけに首周りが紐なので、さらに軽い。
以前なんとなく購入した重々しい鉄製迷子札(←あまりのウザがりように使用不能)とは雲泥の差である。
さっそくつけてみる。

ありがとうドラえも〜ん!

まあハルさん、コンピュータ学園みたいでとても素敵よ。
ちなみにこの名前は、事前に共働き夫婦がハルさんの綴りを聞かれたときに、

「ハル、綴りってなんやろ?」
「さぁ……考えたことなかったわ」
「私はあるで」
「え?そうなん?」
H・A・Lやろ、やっぱり」
「えぇ〜?コンピュータ学園やん」
「ええやん、なんか時代先取り?って感じで」
「……そうか?」
「だってIBMの一歩前を行くねんで。スーパードッグやで!」
「……そうかな……そうかも……まぁそっちのほうがオモロイしな……」
「な!」
「うん!」

と、余計な見栄(?)を張ったからで、mocoさんが決めたのではない。
mocoさんの提案してくださった「HALLE」のほうがよほど素敵だったのではないかと思われる。
こんなときでも笑いに走ってしまうダメな飼い主であった。

mocoさん、ほんとうにありがとうございました!
心のこもったお手紙までいただいて、ほんとうに嬉しかったです。
海を隔ててはおりますが、またぜひハルさんとも遊んでやってくださいね。

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ちょうど堀江に出かける直前に届いたので、張り切ってつけていきました。実はそのときの写真にも写っていたりします。
そのうえ、先日はたくさんのコメントをいただいて、ほんとうにありがとうございました。
みなさんにたくさん祝っていただいて、ハルさん、幸せものです。
テチッと押していただければ、ハルさんがさらに幸せに……なるかもしれません。
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2007年02月02日

Anniversary

本日はハルさん2歳の誕生日であり、また、ブログ開設1周年の記念日でもあります。

何となくドアップ

本当になんとなくはじめたブログですが、途中からは夫婦二人で記事を書くようになり、ブログを通じて知り合った人、犬と実際にお会いすることができました。
お会いできたみなさん、その節はありがとうございました。

そして、徐々にアクセス数も増え、ブログ村の犬ランキングでは王冠がつく順位になることもできました。はじめた頃は、こんなことになるとは想像もしていませんでした。
これもひとえにテチテチとクリックしていただいている皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。

当初は書くことがたくさんあるような気がしていたのですが、さすがに半年も経つとネタも枯渇してきます。
何もない頭を捻りあげながら、なんとか1年続けてきました。
実は「泥をすすってでも1年続ける」ことが目標でした。だから今は少しホッとしています。
しかし、ブログを更新していく作業は私生活に多大な影響を及ぼしているのも事実で、家の中は荒れ放題です(涙)。

ひそやかな目標を達成した今、これから先いつまで続くかわかりませんが、もう少し、お付き合いいただけたら幸いです。

この1年間、ほんとうにありがとうございました。

飼い主YとM

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それでは今夜の誕生日の様子を。

ハルさんのケーキを買いに仕事帰りに梅田へと出向いた飼い主夫婦、
「ついでにちょっと飲んでいくか」
とハルさんのことを一時忘れてアルコールを充填してから帰宅する(←何となくチョイ悪だ)。

さらに帰ったら帰ったで、ハルさんをひとしきり撫でくり回した後に、「誕生日だから」ともっともな理由をつけてワインを楽しむ。

サーモンマリネと一緒に

ここで、ジリジリするハルさん、チッとトイレシーツにオションをして、ちょっとしたオヤツをゲット。

ひとしきりワインを飲んだ飼い主夫婦、いよいよ買ってきたケーキに蝋燭を灯し、ハルさんのバースデーソングを合唱する。
2歳の誕生日だから蝋燭は二本だ。
かなり見えにくいが、ちゃんと「Happy Birthday ハルちゃん」と描かれたチョコプレートも添えられている。

本当に旨そうだ

旨そうなケーキに思わずハルさんも身を乗り出すが・・・・・・。

黒子に抱え上げられるハルさん

これは人間用ケーキなのであった。
旨い。実に旨い。
もうしこたま食べたはずなのに、ケーキは別腹だ。

テンぱったハルさん、あらん限りの力を振り絞り、フンチョスをひねり出す。
またもやちょっとしたオヤツをゲット。


こうしてハルさんの誕生日は盛大に祝われたのであった・・・・・・。

Fin


なんてことはなく、ちゃんとハルさんのケーキも買ってきた。
さすがにそこまでドSではない。

これがハルさん用のケーキ。

またもや黒子に抱え上げられるハルさん。今度は食べられるよ。

栗のタルトをメインにさらに2種類のケーキを加えたスイーツの盛り合わせである。

ただし、これが本日のゴハン代わりであることをハルさんに認識してもらうために、いつものフードを3粒ほど後から添えつけたなんてことは、格好悪くてとても書けない・・・・・・。

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いずれにせよ、ハルさんはめでたく2歳になりました。
無事(?)に誕生日を迎えたハルさんに、よろしかったお祝いクリックお願いします。
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posted by 飼い主YとM at 23:45| 兵庫 🌁| Comment(42) | TrackBack(0) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月01日

a○id○sを着た悪魔(Y)

今でこそ「CREA」誌の表紙はもちろんのこと(←ウソ)、「VOGUE」誌のカバーガールにも選ばれた(←大ウソ)ハルさんであるが、そんなハルさんにもやはり駆け出しのモデル時代というものがあった。

まずハルさんがモデルとして最初の一歩を踏み出したのは、生後8ヶ月の時。
記念すべき第一着目の服がこちらである。

=

コーヒーカップのバックプリントと裾のピンクが可愛らしいTシャツ、800円也(特価)。
しかし、あまりにもサイズが小さすぎてチビTみたいに見えるうえに、初めて服を着たハルさんの(無言の)抵抗に遭い、お蔵入りとなった。

なんと貧相に見えるのかしかし

まあ、しかし、パッツンパッツンの服を着せたコギの何と貧相なことか。
ハルさん、飼い主が思っているより少し大きいようだ。
これでは外を歩かせることができない、と反省した飼い主が次にチョイスしたのは、犬服としてはスタンダードと思われるTシャツであった。
初回の反省を活かして、やや大きめを購入し、早速ハルさんに着せてみた。

ゴミ箱がどどんと写っているのが泣かせる

でかい。
でかすぎた。
ハルさんが一歩踏み出すごとにブカブカの裾から足が抜け出すので、しばらくするとハルさんはまるで芋虫のようにもがいていた。
ハルさん、飼い主が思っていたほど大きくはないようだ。

もう歩きたくないようだ

そのような経験を経た飼い主が、今までの反省点を総動員して選んだ服はこちら。

にくきゅーマークのacidesです!

当時、ドッグランで(自称)暴走王と呼ばれていたハルさんにぴったり、スポーティなジャージタイプである。
某有名スポーツブランドをリスペクト(?)して描かれたバックロゴが粋なアクセントになっているこのジャージ、なんと腹側はファスナーで開閉できるようになっており、少々サイズが合わなくても調節できそうなのである。
素晴らしい。
飼い主の経験と人類の叡智が高い次元で融合したこのラスト・チョイスで、ついにハルさんはモデルとして輝かしい一歩を踏み出すはず・・・・・・であったが。

ひとりポンポコ合戦

今度は小さすぎてファスナーが閉まらないのであった。
まるでちゃんちゃんこを着た狸のようなハルさんの夜明けは遠い・・・。

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posted by 飼い主YとM at 21:34| 兵庫 ☁| Comment(13) | TrackBack(0) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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