仕込み始めてから、かれこれ2ヶ月が経とうとしているが、実はいまだにコマンド化に成功していない。
正直これほど時間がかかると思わなかった。
今までで最も手こずった「フセ」でも1ヶ月で覚えてくれたというのに、『インリン』にいたってはほぼ1週間で完成したというのに、これはどうしたことか。ハルさんは、『女豹』コマンドがよほどお気に召さないようである。
「しつけは根気」と頭ではわかっていても、タヌキのように執念深いA型でも、これではさすがにくじけそうになる。
もともと「マテ」や「オイデ」のように、日々の生活に役に立つコマンドではないのだ。
できないからといって、誰も困りはしない。そもそもこれがしつけの一環なのかどうかも怪しいものである。
しかし、あの淡路島でのハルさん栄光の日々が、いまだ脳裏にくっきり焼きついていて、どうにもあきらめきれない。
それで今までグズグズと「ハル、女豹」「ハル、女豹」「ハル、女豹」といい続けてきたのだが、最近ようやく進歩の兆しが見えてきた。
現在のハルさんの『女豹』(補助手付き)
ちなみに補助手を離すとこんな感じになる。
なんだかキレがない。これでは女豹というより女トカゲである。
これではチョイ悪の艶男(アディオス)もゲットできない。
しかしまあ、補助付きとはいえ、ようやくコマンドから『女豹』のような形にもってくることができた。
もう少しがんばってみようと思う。
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実は手の上におやつまで乗っけられて、怒り心頭のハルさんなのでした(たぶん)。
怒りのヨダレを滝のように流しながらもがんばったハルさんにおつかれさまのテチをお願いします〜。
