2006年12月01日

ハル戦記(Y)

Kana2151さんより、「(コギ界では)長足かもしれない」という、ありがたーいお言葉を頂戴した、近づけないオンナ、ハルさん。
飼い主としては、非常に身に余る暖かい声援をいただいた、そんな気がするのだが、やはり現実をキチンと見据えることも重要である。

鼻先>つま先

上の写真を見ていただければ、前足が鼻先より前に出ることはない体のつくりになっていることがお分かりいただけると思う(涙)。
犬同士が絡む時にネコパンチを繰り出したりと、非常に重要な機能を持つ犬の前足であるが、ハルさんの前足は、下の写真のようにDonDokoDonの平畠なみの存在感しかなかったりすることも、よくある。

コギ村からお越しの前足さん、お連れ様がお探しです

なので、ハルさんは特にコギ以外の犬と絡むとき、非常に不利な立場に立たされることになる。
ハルさんに幾らやる気があっても、他犬種とのリーチの差は如何ともしがたいのである。

しかし。

かのマイク・タイソンはリーチの差を驚異的なダッシュ力で埋めることに成功した。
はじめの一歩」の幕之内一歩だってそうだ。
相手のパンチをかいくぐり、懐に潜り込んでしまえば、リーチ差など関係なくなるのである。
さらに、接近戦ではリーチの短いほうがパンチを繰り出しやすくなり、圧倒的有利な立場となる。
ハルさん、いや、コギ族が生き残る(←何に?)方法はもうこれしかない!

そう思いながら昔の写真を見ていると、ハルさんの激闘の記録を発見した。
時は春の運動会
これは、競技の合間にボーダーコリーと繰り広げられた戦いの軌跡である。

試合開始のゴングが鳴った!

同じ牧畜犬とはいえ、容姿端麗、運動神経抜群のボーダーコリーに無謀にも立ち向かうハルさんであったが、やはりボーダーコリーのネコパンチのキレや凄まじく、防戦一方となった。。

左フック直撃!

しかし、もはやパンチドランカーになるのではないか、誰もがそう思った一瞬の隙を突き、ハルさんが突撃した。

コギ族のダッシュを見せつけろ!

ボーダーコリーも慌ててパンチを繰り出したが、時すでに遅し。
ハルさんのダッシュ力がそれを上回った。

ネコパンチをかいくぐれ!

こうして、ついにボーダーコーリーの懐に飛び込むことに成功したのである。

もはやリーチ差は消えた!

んが。

相手の懐に潜り込んだはいいが、そこから先が続かないハルさん。

打て、打つんだハルっ!

結局、ボーダーコリーに上から押しつぶされ、ますます不利な体勢になっていくのであった・・・。

・・・・・・(涙)

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嗚呼。
せっかくネコパンチをかいくぐったというのに・・・。
決め手に欠けるオンナ、ハルさんが何でもいいから早く必殺技を身に付けられるようにテチッとクリックお願いします。
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posted by 飼い主YとM at 00:05| 兵庫 ☀| Comment(9) | TrackBack(0) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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