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清里・軽井沢旅行から帰ってからしばらく、ウチのカルイザワンコ様は死んだようにぐったりとしていた。
やはり、馴れない環境での生活がじわじわとカルイザワンコの体力を奪っていたのだろうか。
もし、口が利けるのなら、きっと
「やっぱりウチが一番よね〜」
とあたしンちのお母さんのような一言(暴言)を吐いていたに違いない。
しかし、このようにまるで休日のダメオヤジのようにゴロゴログダグダされては
「ウチのハルちゃんはカルイザワンコでございますのよ。オホホホ」 (←気持ち悪い)
と近所の方に自慢できないではないか。
そう、気を揉んでいたのも束の間、翌週末になるとカルイザワンコも元気を取り戻してきたので、ヅカのホームグランドで凱旋式を執り行うことにした。
さて、ここはカルイザワンコらしく、お上品にラン内を闊歩してほしいものであるが・・・・・・って、あれ?
早速、今年最後の池を堪能するハルさんである。
そして、その後はお決まりのアタックを・・・・・・、受け続けるドM犬であった。
黒柴にも追われる。
どこかで見たことのある光景のような気がするが、きっと気のせいだろう。
ああ、せっかくカルイザワンコと言い張ってきたのに、この野生児っぽい動きは何なのだろう。
でも、悲しいかなこれがハルさんの本性だから、仕方がない。
軽井沢を歩いていたときより、よっぽど楽しそうな顔をしているし。
カルイザワンコの仮面を拭い取り、ヅカの暴走王(いや逃走王といったほうが正しいか)、ここに復活である。
しかし、そんな楽しそうな顔をしているところ、申し訳ないが、ここに来た一番の目的は、旅のさなかに獣臭度をアップさせ続けてきたハルさんをシャンプーするためなのである。
この頃には、もう一緒に暮らせないほどのニオイを発する環境に優しくない生物と化していたハルさん、問答無用に洗われる。
さっきまでの笑顔はどこへ行ったのやら・・・・・・。
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嗚呼、ドッグランに行った途端、一瞬で化けの皮が剥がれてしまいました(涙)。
でも、見方を変えれば、オンもオフもこなせるスーパーウーマンなのだろうか、いやきっとそうに違いないと、あくまでポジティブな飼い主とハルさんにテチッと応援クリックお願いします。
