ご心配いただいた皆さん、暖かいお言葉ありがとうございました。
この場を借りて御礼申し上げます。
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結局、ほぼ一月もの歳月を経て完結した今回の「東遊記」。
たかだか4泊5日の国内旅行なのに、こんなにもダラダラと続いてしまったのは、おそらく、あんなことやこんなことで出だしからつまずいたことにあるのではないかと思う。
本来、旅日記のテーマは「関西発、清里・軽井沢を犬連れで巡る旅」であったはずだ。
やれカルイザワンコがどうとうか、自爆スタイルがあーだこーだとか、そんなことではなく、もっと犬連れ旅を検討している人にとって有意義な情報を伝えるのが当ブログ本来の趣旨ではなかったのか?
と猛省する飼い主Yが、おもいつくまま(←既に不穏な予感)旅の感想などについて語っていきたいと思う。
★ 天候
本来なら最終日は軽井沢スカイパークというところに行く予定であった。
ここには広そうなドッグランがあるうえ、犬と一緒にリフトに乗って山頂から散歩を楽しんだりできるのだそうだ。
ペンションで一緒になった人たちの評判も上々であったので、かなり楽しみにしていたのだが、あくる日は朝から怪しげな空が広がっており、朝の散歩で野生のコギさんを見かけることはできたのだが、やはり降りだしてしまった。
野生のコギさん
それでも、雨脚はそれほど強くなかったので、旧三笠ホテルを見たり
女豹と共に白糸の滝を見学したりと土俵際で踏ん張ってはみたものの、
ベーコンでお昼を食べた頃からは、とても外では歩けない状態となった。
まあ、後は高速を走って帰るだけであったのだけれど、それでも、SAではハルさんが寛げる場所がないし、飼い主もゴハンを落ち着いて食べることができなくて、帰り道はなかなかにタイヘンであった。
よくよく考えてみれば、犬連れで行けるスポットというものは、晴れ若しくは曇りの日を前提にして成り立っているのである。
今回の旅は幸い晴天に恵まれたからよかったものの、やはり、犬連れ旅行で最も重要なのは天候だろう。
けれど、こればかりはどんなに努力しようと運次第なところが憎らしい。
ま、どうしてもと仰るなら、(自称)晴れ男をレンタルいたしております。
お代については、時価です。
寿司屋のカウンターでトロやウニを頼むくらいの気概をもってご注文願います。
★
ベーコンといえば、北軽井沢(嬬恋)の犬連れOKランチorカフェスポットとしてよく名前を聞く店(←本当か?)だが、ここのコギさんは看板犬ではなく、店内にはいない。
なので、何も知らずに行くと、フツーにメニューを注文してフツーにウマウマと腹を満たして店を出る羽目になる。
ここでは気軽に「えーっ、オムライスひとつと、フレンチトーストひとつ。あ、あと食後にコギ二つね」とまるで食後のコーヒーを頼むかのようにコギをリクエストするのがツウなやり方である(←大嘘)。
もとい、もしも、アナタがコギ連れなら、コギ大好きなマスターさんが自ら触りにやってきてくれるはずであるから、さりげなく、ここにはコギはいないんですかと聞けば、連れてきてくれる可能性大である。
たとえコギ連れでなくても、ここにコギがいるって聞いてきたんですけど、などと尋ねれば、コーギーズを登場させてくれるかもしれない。
ただ、ハイシーズン真っ只中には開店前から行列が出来ていたそうなので、店内が空いていて、マスターに余裕があるときに限りお願いするのが、良識あるオトナの行動であろう。
★ 戦利品
初日の宿「ペンション・グレイハンド」でいただいたナマで食べられるというトウモロコシは、旅行中ずっと車内に閉じ込められるという非野菜的生活を強要されたにも関わらず、見事な黄金色の輝きを見せてくれた。
トウモロコシの皮が持つ保存力は凄まじい。
ハルさんもトウモロコシの皮で包めば、旅行中も鮮度を保てるのだろうか?
★ 飼い主夫婦のとあるヒミツ
今回の旅行中、飼い主夫婦が写りこんでいる画像がいくつかあったが、そこに違和感を覚えた人はいなかっただろうか?
まるでYとMが入れ替わったかのような。
実は、飼い主夫婦はパンツ(パン○ィではない)を共用しているのである。
これは、Y(♂)のほうが若干身長が高いにも関わらず股下長さが同じ、という涙なくして語れない事実があってこそ成り立っているのだが、家計にはタイヘン優しいシステムである。
ハッ!?
またどうでもいいことばかりぐだぐだと書いているのに気がついたので、これで東遊記は本当におしまいにします。
少しでも何かの参考になれたら幸いでございます。
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いよいよ、東遊記も終わりました。
終わったのはいいけれど、これからのネタが全くないことに気がついた哀れな子羊に迷えるテチをお願いします。
