2006年10月04日

東遊記−自由、犬風呂、ハンガー−(Y)

こんばんわ。飼い主Mです。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、実は夫、先週末から風邪でダウンしております。
ということで、ワタクシ勝手に夫が以前書いた記事を掲載しておりますので、コメント等が少し遅れるかもしれません。っていうかいつも遅いですよね私たち。すみません。
そんなわけですが、本日もよろしくお付き合いください(M)。

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今晩の宿、ペンション「リーブル」は約3年前に建てられた、犬連れ専用宿である。
さすがに犬連れ専用宿として設計されただけあって、玄関には広い足洗い場があり、タオル、シーツ等が常備されていた。
館内の足元にはすべりにくいテラコッタ調のタイルが敷かれているうえ、寒くなると床暖房が稼動するらしい。
しかも、何と、露天風呂には犬を連れて行ってもいいのである。

ここが噂の(?)露天風呂。

石づくりの露天風呂

奥に見えるのはリードフックである。

ここに犬をつなぐ

しかし、それよりも何よりも飼い主夫婦の目を惹いたのは趣味のよいインテリアである。
まるで、ヨーロッパの小洒落た宿に宿泊しているような趣があった。
ダイニングスペースは犬同士が干渉しあわないようにテーブル同士の間隔が広くとられているうえ、よく見ると椅子とテーブルのデザインが組ごとに違っていたりする。

ちょっと分かりづらい

それでも、全体の調和は非常によく整っており、飼い主夫婦は「ほえ〜っ」という感嘆の声しか出てこなかった。

部屋のハンガーにすら隙がない。

ほっすい

実は、写真はないのだが、玄関のフンチョス箱ですらオサレであった。

こうして、ハルさんと共に風呂に入り、

入りたいのか?

ウサブローを飾ってみたりしているうちに夜は更け、

脈絡なし

ディナータイムがやってきた。
照明に照らされるダイニングも素敵である。

オサレー

この前菜から始まった料理は質、量ともに非常に満足のいくもので、お酒も進む進む。

とりあえずビール

ビールを飲み干した後は、ワインを空け、

やはりディナーにはワイン

魚(メカジキ)を食し、

冷製ホニャララ

肉を喰らい、

美味しかった

最後はギネスのナマがあったので、もちろん飲む。

ギネス最高!

果たして、デザートとギネスが合うのか?という疑問は愚問である、と個人的には思う。
美味い酒は何ものをも凌駕するのだ。

まあ、そんなおっさんの戯言はさておき、ディナーを堪能した後は、ハルさんとともに部屋に戻り、うつらうつらしていたのだが、なにやら部屋の外が騒がしい。
何事かとドアを開けて外へ出てみると、宿泊客の犬たちとペンションの看板犬が勢ぞろいしていた。
なんと、みんなノーリードで好き勝手歩き回っている。
さすが、リーブル(自由)の名を持つペンションである。

DSC08404.JPG

これはハルさんも参加させねばと、早速、放流し、他人様の犬を撫でまくり触りまくる。
ハルさんが元気であれば暴走の恐れもあったのだが、疲労感が抜けないハルさんはテチテチ歩き回っていただけであった。
みなさん、ハルさんに対し「大人しい犬」というイメージを持たれたようだ。
「カルイザワンコ大作戦」大成功である(←本当か?)

こうして、最後の夜は更けていった。

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嗚呼、なんということでしょう。
みたことのないテチの数にドキドキしていたらいつのまにか2位になってしまっています……。もちろん今回も画面はバッチリハードコピーです!
いつもほんとうにありがとうございます。
よろしければ本日もテチっとよろしくお願いします〜(M)。
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posted by 飼い主YとM at 07:43| 兵庫 ☀| Comment(10) | TrackBack(1) | 犬連れ旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月02日

東遊記−鴨たち、弾丸、最後の夜−(M)

一日のんびり散策して、軽井沢も堪能したので矢ヶ崎公園の駐車場へ戻ることにした。
メインの道も期待通りのにぎやかさでよかったが、ときどきフッと横道にそれると、そこにもやっぱり素敵な店がぽつぽつと並んでおり、軽井沢という街の歴史と奥行きを感じた。
いったいいかほどのお値段がするのか検討もつかないが、確かにこういうところに別荘があるといいなと思う。もちろん家事全般をこなしてくれる有能なセバスチャンがいることが必須条件だが。

さて、矢ヶ崎公園も広くて綺麗な公園である。奥には大賀ホールというコンサート会場が見える。さすが軽井沢、公園にも隙がない。

矢ヶ崎公園

公園では鴨の群れと、なぜか「だるまさんが転んだ」にいそしむ女子大生の集団がいた。
どこでどういうキッカケがあると、みんなで「だるまさんが転んだ」をやろうという話になるのかわからないが、とにかくとても楽しそうで、ちょっと羨ましかった。
夫はもう鴨に夢中で、群れと一緒にウロウロしながら写真を取りまくる。

カモカモ

私としても鴨の群れに飛び込むか、女子大生に混じって「だるまさんが転んだ」をしたかった。
ハルさんは断然「だるまさんが転んだ」より「鴨さんが狩られた」をやってみたかったはずだ。
が、そんなことをすると、ハルさんともども留置場で冷や飯を食らうハメになりそうなので、この2つの集団が笑いながら去っていくのを(ハルさんと)黙ってみているしかなかった。

行ってしまう

その後、散歩中のトイプードルズに出会う。
遠くで姿が見えたときから、とにかく右へ左へ爆走していて、元気だなーと思っていたのだが、実際近くに来てみると、その迫力はすごかった。
トイプーって、ぬいぐるみのように可憐な外見とマッチした優雅な性格のコが多く、それがまたハルさんを惹きつけてやまないと思うのだが、このトイプーは明らかに違った。
ハルさんにまるで興味のないフリをしつつ、おもむろに弾丸のような速さで狩りにくるのである。
ものすごい勢いであるうえに、突発的であるので、こちらとしてはたいそうあせる。

あせるハルさんとのけぞる飼い主
ヒー

何回かこの弾丸ダッシュが発動された結果、片方のプードルちゃん(←激しい方)のロングリードが壊れる。
伸びたリードが戻らなくなってしまったのである。ある意味、ノーリード状態なのであった。
飼い主さんは「あらー?」といいながらなんとか直そうとしていたが、その間も弾丸ダッシュは繰り返されるので、なかなかうまくいかないようである。

もう片方のプードルちゃんは比較的穏やかで、それなりに遊べそうだったが、いつ後ろから弾丸が打ち込まれるかと思うとあまり落ち着けず、飼い主さんにお礼を言って早々に立ち去る。

(ロックオン中)
ドキドキ

こうして旧軽井沢をあとにし、この旅行最後の宿リーブルへ向かう。
リーブルは北軽井沢にある、とホームページには書いてある。
同じ軽井沢だから結構近いのかと思ったが、北軽井沢とは、実は群馬県の嬬恋であった。
軽井沢といっても、北軽井沢、南軽井沢、旧軽井沢など色々あって、どこもそれなりに距離があるらしい。今回旅行して初めて知った。

そんなわけで、車で走ること約1時間、看板を見逃して一度スルーしたが、なんとか無事にリーブルにたどり着く。

リーブル

こちらの宿はこの日、私たちが予約したのが最後の一部屋だった。
まるっきりの平日(火曜日)だというのに、なかなか人気のお宿のようである。
このペンションにはなんとドッグランが併設されているのだが、ウッドチップ敷きのうえに広さもかなりのものであった。
そこで、ウッドチップ初体験のハルさんを早速放してみた。

連日の疲労でイマイチ覇気が感じられないが、それなりに楽しんでいるようだ。

まあそれなりに

というか、その小川は気力MAX時でも飛べるかどうか微妙です。やめておきなさい。

でも飛びたいの

こんな感じで、カルイザワンコ、最後の夜が始まる。

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ダラダラと続いてきた東遊記もようやくゴールが見えてきました。
ランキングもまたしても4位(!)になってしまって、もうドキドキです。いつもありがとうございます。
ハルさんももうちょっとでおウチに帰れるので(帰りたいのか?)、もう少し頑張れのテチをお願いします〜。
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posted by 飼い主YとM at 21:12| 兵庫 ☔| Comment(7) | TrackBack(0) | 犬連れ旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月01日

東遊記−お蕎麦、自転車、ウサブロー−(M)

ハルさんがカルイザワンコになって半日が過ぎた。
軽井沢といえば、オサレにフランスパンなどちぎってランチといきたいところだが、飼い主夫婦は蕎麦が食べたかった。
今までの食事に不満があるわけではないが、せっかく信州方面に来ているのだから、一度くらい蕎麦を食べておきたい。スキーのときはいつも張り切って蕎麦を食べているのだ。
しかし、ワンコOKの店というと、洋風の店が殆どだ。というか和風の店を見たことがない。
なので、蕎麦は半分諦めていたのだが、半日軽井沢の街を散策して、偶然ワンコOKの蕎麦屋を見つけた。

蕎麦屋のカルイザワンコ

久々の和食

ありがたい。
おかげでまたカルイザワンヌとカルイザワンコに戻って散策を続けることができる。

途中、ART HOTEL FOLONというホテルの前を通りかかる。
リゾナーレに続いて、宿泊に失敗(←いっぱいだった)したホテルである。
ここは、お値段も手ごろだし、軽井沢の中心地にあるので、使い勝手がよさそうだったのだが。
入り口を覗いて見ると、ワンコを乗せることのできるレンタサイクルがあった。
カゴにワンコを入れることができるようになっている。
チラ見しただけでも入るわけがないと感じられたが、なんだか悔しかったので、カゴの中に入っていたワンコのぬいぐるみとハルさんの大きさを比較してみる。
負けず嫌い 学者肌 なので、何事も確かめずにいられないのである。

無謀な比較

結果、
ハルさん : ぬいぐるみ = 1.5 : 1
であった。
ハルさん、尻がまるまるはみ出していた。
むりやりカゴに詰めたら、尾骶骨あたりを骨折していたかもしれない。

仕方がないので、徒歩で散策を続行する。
やがて見えてきたワンコショップは、Three Dog Café 。

オサレな外観

ここで飼い主夫婦はあるブランドに一目ぼれしてしまった。
そのブランドの名前はウサブロー
カエルちゃんのポップな柄がそれはもうハートにズキュンドキュンなのであった(←古すぎる、あんまりだ)。
関西では見たことのないブランドで、この先いつ再会できるかもわからないため、心残りのないようにいくつかこのブランドのものを買っておこうということになった。
で、ハルさんは試着台に乗せられ、あれやこれやと試着させられる。

試着その1 コードネーム「カラフルポッピー」

カラフルポッピー

ウサブローらしい(知らんけど)ポップでサイケなデザイン。
あかるいオレンジの色使いでお腹まわりも華やかな印象。

試着その2 コードネーム「モーモー」

モーモー

カラフルでポップなカエルちゃんをあえてのモノクロに。
オトナのオンナならではのシックな着こなし。

試着その3 コードネーム「女豹」

女豹

スポーティなデザインをピンクベースにすることで、女らしさをプラス。
しなやかに獲物を狙う、そんな野性のオンナに視線集中。

というわけで(?)夫婦で色々検討した結果、「女豹」を購入することに決定した。
アクティブだが色気の感じられないブルース・リーに変わって、あらたな勝負服になってくれることを願う。

さらに水のみ器(布製)を購入する。

実はリバーシブル

旅行用の水のみ器は今回の旅行前に買おうと思っていたのだが、いまいちコレというデザインのものがなく、結局買えなかった。
仕方がないので、いつも実家へ行くときに使っているケロッグのオマケを持ってきていた。
ケロッグはプラスチック製で軽く、冷たい水を入れると色が変わるというスグレモノ(?)ではあるが、いかんせん見た目がものすごく投げやりな感じがする。
今回、気に入った器が買えてよかった。

(今までの働きに敬意を表してオサレ写真風に撮ってみました)

こうしてみると悪くない

そんなわけで、すっかり満足した私たちは併設のカフェでまったりとお茶を飲む。

ロケーションも抜群

ローズヒップティーなぞ飲んでみる

水面下では、獲物を狙う女豹がうごめいているのであった。

女豹というよりハイエナ

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とうとう10月になってしまいました。ホント、いつまで続くんでしょうコレ。
それなのにここ最近のテチはたいへんなことになっています。でもほんとうに嬉しいです!
これからも(マイペースですが)ぼちぼちやっていこうと思うので、よろしくです。
よろしかったら、本日もテチッとお願いします〜。
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posted by 飼い主YとM at 00:46| 兵庫 ☀| Comment(7) | TrackBack(1) | 犬連れ旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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