あんなことやこんなことでグズグズしたわりには、午後4時前に着いた。せっかくなので、ペンションへ行く前にどこかへ寄ろうということになる。
で、向かった先はリゾナーレ。ホテル、結婚式場、ショップなどから成る複合施設である。
そのオサレ度合いといったら、リゾナーレのホームページを見ているだけでもため息が出る。
実際に敷地内に入ってみても、やっぱりため息が出る。
なんだろう、このヨーロッパな感じ。
カフェやショップで「お会計はユーロでお願いします」と言われてしまいそうだ。
ちなみに両側に立ち並ぶ建物のひとつひとつがレジデンスであり、ここに宿泊できてしまう。
実はここにもペットと泊まれる部屋がある。
こういう場所に、トイ・プードルを連れて、長期間滞在し、お会計をユーロで払う婦人のことを、世間ではマダムというのだろう。
自称トイプーのコーギーを連れて1泊するのにさえ失敗する(←満室だった)私は、きっと永遠にマダムにはなれない(涙)。
仕方がないので、マダムへの道は宝くじが当たるまであきらめて(←こういう発想が既にマダムではない)、カフェに入ることにする。
カフェで、夫はチーズケーキを食べ、妻は牛乳を飲んだ。
余談だが、私は牛乳がとても好きだ。
両親の教育方針でもあるのだが、子どもの頃は、ほんとうに何を食べても牛乳を飲んでいた。
そのせいかどうかはわからないが、中学の頃には両親より身長が大きくなってしまい、父親が並んで写真を撮ってくれなくなった。なんだかんだ言って横に並んでくれないのである。あの頃は彼なりに何か思うところがあったのだろう。まあ今ではなんのコダワリもなくなったらしく、笑顔で一緒に写真に写ってくれる。
牛乳を飲んで、お腹も落ち着いたところで、ショップを見てまわることにする。
ショップも素敵だ。
見たことのない素敵雑貨がいっぱいである。
敷地に足を踏み入れた時点で、もうすでにテンションがおかしくなっていた共働き夫婦、最初の店でいきなりトレー(1枚\3,000)を2枚購入する。
ショップの前にはそれぞれワンコを繋ぐための紐がついており、そこにワンコをつないで店の中へ入れるようになっている。ワンコ連れには嬉しい配慮である。
もちろん(?)ペットショップもあり、ここは犬連れで入れる。
ここではカエルさん(\1,000)を購入する。初日からこんなに飛ばして大丈夫なのか私たち。
カエルさん、家で写真に撮ってみると、意外に顔がコワかった。
その後、披露宴会場も見学(←侵入ともいう)したり、
ちかくに生えていた毒キノコを撮影したり(←とにかくあちこちにキノコが生えている)して、
すっかり満足して宿泊予定のペンションに向かった。
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ようやく旅行記みたいになってきました。
でも最後が毒キノコの写真てどうよ?って気もしますが、まあ仕方ないですね!(←ポジティブ)
こんな調子でまだまだ続きますが、よろしければ励ましのテチなど、いただけると嬉しいです〜。
