2006年07月30日

モノマネ(M)

「今、一番自信あるモノマネします」と会社の人がいうので見ていると、
おもむろに両手を前に出し、プルプルしながらこう言った。

「マ、マサルゥ〜。……あ、あかん、白目むいてるぅ〜」

『じゃりんこチエ』でチエをいじめる(でも返り討ちにあう)ボンボン、マサルにいつもついてまわっている腰ぎんちゃくの男の子のモノマネである。マニアックなところを突いてきた。
ちなみに彼の名前はタカシというらしい。
結構きちんとウケてしまい、なんだか悔しかったので、家に帰って自分の得意なモノマネについて考える。

【 その1 】

「おぉ〜、大地が揺れておるぅ〜
 おぉ〜、こどもたちよ〜婆のこの盲いた目の代わりにしっかりとみておくのじゃ〜」


『風の谷のナウシカ』の風の谷のババ様。

(イメージ図)
ババ様


【 その2 】

「シャルルよもっと低く飛びな」

『天空の城ラピュタ』の盗賊頭のドーラ。(←おばあちゃん)

(写真がないので合成?でお楽しみください)
かあちゃん.JPG


【 その3 】

「あらぶる神へ、かしこみかしこみ申す」

『もののけ姫』のアシタカの里のババ様。

(合成できなかったので、私なりのアレンジを加えてみました)
あらぶる神.JPG


それまで、横で黙って聞いていた夫が一言ボソッと言った。

「ばぁさんばっかやん」


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夫「これって実はハルさんと関係ない話なのでは……」

ドキッ!?
まさか、そんなことはありませんよ!
さ、皆様、(ごまかしの)テチをお願いします〜。
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2006年07月29日

出会い(Y)

我々がハルさんと出会ったのは、忘れもしない、一年前の4月のことであった。
ペット可のマンションに越したことだし、そろそろ犬を、それもコーギーを飼おうとしていた私は、ネットでコーギーのブリーダーをチェックしていた。
結果、金沢のブリーダーさんのコギがとても可愛かったので、旅行ついでに見学に行くことにしたのである。

この時Mは、「ソファや壁をかじられたらどうしよう」と不安がっており、あまり乗り気ではなかった。
私にもMの気持ちは十分理解できたので、とりあえず、ブリーダーさん宅を訪問する、という人生初めての経験ができればいいなあという程度の軽い気持ちで金沢へ向かったのである。

そこのお宅で出会ったのがハルさん、というわけだが、他にもちびコギ達がいた中で、実はハルさん、我々夫婦の仲で第一候補ではなかったのである。

マジででか!?.JPG

その時の様子はMが日記を書いていたので、引用する(←手抜きともいう)。

*****2005年4月某日

金沢へ行く。
コギ(ウェルシュ・コーギー)に会うためだ。
なぜ金沢なのか。
例によって一極集中の人生を送っている夫がコギに集中した結果、はじき出したのが金沢だったのだ。
金沢のとあるブリーダーさんが育てているコギが、とにかく別嬪揃いなのだそうだ。
コギであれば、というか犬であればわりとなんでも愛せる私だが、どうせ飼うなら別嬪に越したことはないと思う。

しかし、実はこのとき、本当にコギを飼う気はあまりなかった。
夫はすでに、コギを飼うことを現実的に考えていたようだが、私はまだ、コギのもたらす生活の変化を受け入れられずにいた。
だから今回の旅行は、金沢観光のついでにコギにも会えたらいいかも、という軽い気持ちだった。
私は、瞬発力に乏しく、たいそう保守的で、変化が苦手である。
夫がいなければ、ハムスターを飼うことも、マンションを買うことも、たぶんなかった。
夫がいなければ、私の人生はずいぶんと平べったいものになっていたと思う。

しかし、そんなことをいいながらも、生のコギを見たら色々ダメかもしれないな、とは思っていた。
そんなわけで金沢に到着。昼前に家を出て3時半くらいに着いた。
例によってコーフンした夫が無駄に早起きしたことも一応書いておく。
ブリーダーさんはごく普通の民家に暮らしていた。しかし―――

入り口にコギ3匹。
玄関にコギ2匹。
キッチンにコギ2匹。
キッチンの窓から外を眺めると運動場らしき場所にコギ4匹。

人生においてこれほどの数のコギを見たことはなかった。
普通に暮らしていたら、たぶん一生見ることはないだろう。
でももう見てしまった。目と脳に焼きついてしまった。
たった一匹のコギを発見しただけでも後をつけてしまうのに。ストーカーなのに。
そこへさらに追い討ちがかかる。

キッチン奥からじっとこちらを見つめるコギ(仔犬)4匹。
そしてキッチンの扉の向こうから、さらにコギ(仔犬)2匹が出現。

もームリ。絶対ムリ。なんだかわからないけどとにかくムリ。

よそ様の家なので表面上は平静を装っていたけれど、おとなしく地味な仔犬であったハルさん(生後2ヶ月)を抱っこしながら、既にこのとき私のなかで何かが2、3本切れていたように思う。
さらに私と同じ誕生日(生後1ヶ月)の仔犬がよちよちと近寄ってきて、私の差し出した手のひらに「添え」と顔を乗せたとき、さらに根幹の太いモノが2、3本ぶっちりイってしまった。
それでも、

「もしゴールデンウィークに頂けるとしたらこちらの2月2日生まれのコ(←この仔犬がハルさんである)でないとダメですね」
(↑生後2ヶ月の「添え」ちゃんでは、まだ1日に何回もごはんを食べなくてはいけない。
共働きの私たちには世話が難しいのである)

「わかりました。では少し考えさせて下さい。後ほどお電話させていただきます」

と冷静な返事ができたのは、とにもかくにも30年という長い時間を生きてきた賜物だろう。

しかし、結局その日のうちに

「頂きますよ!えぇ頂きますとも!!2日生まれのスレンダー小雪系別嬪さんをな!!」

というようなことを大人口調でブリーダーに伝えてしまう。

そんなわけで、我が家に仔犬がやってくることになった。

*****

予約をしてから家に来るまでの間に撮影されたハルさん
ちょっと成長したハルさん.JPG

こうして、2005年のゴールデンウィークにハルさんを迎えに行くことになるのだが、あの「添え」ちゃんがもう一月早く生まれていたら・・・・・・、ハルさんは別のウチに貰われていたかもしれない。
それくらい、「添え」ちゃんは可愛く、そして人懐っこかった。
いっぽう、ハルさんはどちらかというと、地味な仔犬であった。
Mがハルさんを抱いていた間、私はずっと「添え」ちゃんと遊んでいたくらいだ。

しかし、出会った当時、生後2ヶ月にしては、ハルさんは非常に落ち着いていた。
一方の「添え」ちゃんはまだ生後1ヶ月、これから性格が変わっていく可能性もある。
集合住宅で飼うなら、落ち着きのあるコギさんの方が飼い易いだろうと、その時に下した判断は、今から振り返っても間違っていなかった気がする。

ドッグランではこんなんだけれど。
日常茶飯事.JPG


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出会ったときは、大人しく抱っこされていたのに、今では、自立心が芽生えたのか、抱っこされるのを嫌がるようになってしまいました。
たまには抱っこされてあげてよ、とハルさんに説得のテチをお願いします。
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2006年07月28日

キャラバトン(Y)

だいぶ前にヤンドク店長さんからいただいたキャラバトン、ようやく?やってみました。

◆今、部屋にいる「ハルさん」は?

背後でMにブラッシングをされています。

ハルブラッシング.JPG


◆今、妄想している「ハルさん」は?

一度でいいから腹いっぱいゴハンを食べたい。
食い過ぎで死にたい・・・。(←たぶん本望)

妄想するハルさん.JPG


◆最初に出会った「ハルさん」は?

とてもおとなしく、20分ほどMに抱っこされていた間、じっとしていました。

出会う前のちびハルさん
まだ見ぬハルさん.JPG


◆思い入れのある「ハルさん」は?

ドッグランの隅で、他の犬が近づくと警戒心をむき出しにして吠え掛かっていたM・ダックスに大胆にも近づき、「ワン!」と吠えられた途端、ごろんとお腹を見せたハルさん。
ああ、やっと自分より小さい犬とも上手く遊べるようになったんだな・・・と感慨深いものがありましたが、そんなオトナの対応を見せたのはその一回きりでした・・・。

まるで女豹のようにペンギンに襲い掛かるハルさん
大人になれないハルさん.JPG


◆次に回す5人と「○○」を。

えー、折角いただいたバトンですが、前回に引き続き回さないことにさせていただきます。ヤンドク店長さん、申し訳ありません。
ネタがなくて渡りに船とか、一回やってみたかったという人がもしご覧になっていたら、是非やってみてください。

そして、このバトンを書いていて思い出したのは、幼犬ハルさんとの出会い。
そういえば、ハルさんと出会った時の話をまだ書いたことがないので、次回は、ハルさんとの運命?の出会いについて書いていきたいと思います。


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昨日は記事をアップしていないのに、たくさんのテチをありがとうございました。
本日も、ハルさんのネコパンチより力強くテチッとお願いします。
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2006年07月26日

届かない(M)

ウチはペット可のマンションなので、お散歩タイムは、けっこう色々なワンコに会えたりする。

先日は、マンションを出たところでリンくんと会った。
ハルさんはもともとリンくんの飼い主さんご夫婦のことが大好きである。
しかも最近、リンくんもハルさんに馴れてきてくれて、この日はなんと一緒に走ったりして遊んでくれたのだ。
しかし、肝心のカメラを忘れてしまい、ションボリと楽しそうな二匹を眺めていた。

ところが、リンくんの飼い主さんがそのときの様子をご自身のブログに載せてくれた。おまけに写真まで送っていただく。きゃっほう。
そういえばハルさんのネットデビューもこちらのブログだった。
とても嬉しい。しかもどの写真も綺麗に撮れている。リンくんの飼い主さん、写真の腕もすばらしいのである。素敵だ。
(ということで早速使わせていただいちゃいました)

ハルさん、喜びのペタミーミ。
ウフー


それはそれとして、ダックスというのはなぜ、ああもさわり心地がよいのだろうか。
リンくんと


で、本日の朝はワタクシの紫の上、ニコちゃんと遭遇する。
あいかわらずハイテンションでとても可愛かったが、さすが仔犬、会うたびに様子が変わっている。
初めて会ったころからすると体も一回り大きくなり、ほぼ真っ黒だった背中に綺麗な模様が出てきた。
ハルさんに繰り出すネコパンチのキレも鋭くなってきている、気がする。
ニコちゃん

しかし。
それにしてもハルさん、ずいぶんと劣勢である。
体格的にはニコちゃん(6キロ)、ハルさん(ギリギリガールズ)で、断然優位なはずなのに。
先日のリンくん(ニコちゃんとほぼ同じ体格)にはそこまで劣勢ではなかった気がしたが。
仔犬だから、手加減しているのだろうか。そんなオトナの対応なんかできたっけ?

帰ってから、写真を見ていて謎が解ける。

こちら。ニコちゃんのネコパンチ。
右ストレートがハルさんの顔面にキレイに入っている。
素晴らしいキレとスピードである。

ネコパンチ炸裂!.JPG

こちら。ハルさんのネコパンチ。…オテ?
ネコパンチ失敗!.JPG

ハルさん、そういえばコーギーだった。胴が長く、足が短いのだった。牛のかかとに噛み付くための犬だった。
闘犬→ねずみ追い犬の経歴を持つフレンチブルドッグに、リーチで勝てるわけがないのであった。

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でも一応、フレンチブルドッグ牛追い犬説もあるそうです(by ヤンドク店長さん)。
そうだとしたら同じ土俵よ!がんばれハルさん!
リーチ克服の必殺技(カメハメ波とか?)を編み出すんだ!と励ましのテチをお願いします〜。
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posted by 飼い主YとM at 00:25| 兵庫 ☀| Comment(12) | TrackBack(0) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月25日

刑事ハルの事件簿〜謎の男〜(Y)

数ヶ月前のとある晩。
ハルさんの散歩を兼ねて駅までMを迎えに行こうと、ハルさんを抱き上げてマンションのエレベーターに乗り込む。

余談だが、ウチのマンションのエレベーターは斜めに動く。
初めて乗る友人達は「おおっ。スゲエな」と驚嘆の声をあげるが、何のことはない、山の斜面にマンションが建っているだけのことである。
ちょっと田舎なだけである。

ちなみに、ハルさんはエレベーターに何の興味も示さない。
抱っこされるとテンションが下がるのが常なので、「これ、斜めに動くの?凄いわー」てなリアクションなどあるはずもなく、何の感慨もない表情をしたハルさんを乗せて、エレベーターは1階へ到達する。

テンション下がるのよねー.JPG

すると、そこに、年のころなら30代半ばから後半とおぼしきオヂサンがエレベーター待ちをしていた。
今まで全く出会ったことのない人であるが、一応、同じマンションに住まう者の礼儀として挨拶は交わしておかねばならない。

エレベーターの扉が開き、「こんばんは」と言おうとしたその瞬間であった。
なんと、そのオヂサンは私の腕に抱かれているハルさんを発見するや否や、満面の笑みを浮かべて

「あ、ハルちゃんだ。ハルちゃーん黒ハート

とギャル(←死後)のように手を振ったのだ。
今まで、どちらかというとむすっとした顔をしていたのに。
そんなに犬が好きなようには見えないのに。

何故?
誰なんだ、この人は!?

「アナタ、一体誰?」
とのたまう女性が登場する、8710(ハナテン)中古車センターのCM(←古くて狭くてすいません)が、頭の中をグルグルと駆け巡る。

混乱してパンク寸前のちっぽけな私の脳。
しかし、ハルさんを知っているということは、ハルさんはこの人に会ったことがあるはずだ、と思い直し、ハルさんの様子を伺うが、当のハルさんはきょとんとしたままである。

8710.JPG

「あ。ど、どうもー」
と、日本人らしく曖昧な笑顔を浮かべつつ、手を振り続けるオヤジギャル(←死語)と擦れ違い、マンションの外へと出る。

夜風に当たると少し落ち着いてきたので、冷静になって考えてみた。
ハルさんのリアクションが薄いのは気になるけれど、きっと、ハルさんに会ったことのある人に違いない。
そして、私が知らないということは、飼い主の片割れ、Mは知っているはずだ。
きっとそうに違いない。

そこで、駅へと向かい、ホームから出てきたMを捕まえて問い詰める。
オヂサンの風貌、年恰好を伝え、「あの男を知っているはずだ。知らないとは言わせないぞ。吐け、吐くんだ。」とオトしにかかるが、Mは知らないの一点張りである。

家に帰り、カツ丼を食べさせてみたが、答えは変わらない。

どうやら本当に会ったこともないようだ。
しかし、ウチは共働きだし、同じマンションで知っている人といえば、ごくごく限られてくるのだが、その中に該当者と思われる人はいない。

では、何故あの人はハルさんを知っているのか・・・・・・?



【読者への挑戦状】

さて、ここで飼い主Yは明言する。
当ブログにおいては、真相の発見に必要な事実の全部を、読者の前に提示した――はずである。読者諸君がこれまでの叙述を、周到かつ綿密に精読されるときは、犯人が一体誰なのか、を誤ることなく予想なさる・・・・・・と。


え?こんなテキストだらけのブログを全部読むのはしんどい?

そんな方のために、ヒントはコチラコチラ

解答篇はコチラから
posted by 飼い主YとM at 01:02| 兵庫 ☔| Comment(12) | TrackBack(1) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月24日

海獣王国(Y)

このところの長雨でなかなか散歩に行けないハルさん。
ハルさんの場合、運動不足解消に一番よく効くのは、やはりドッグランだ。
しかし、土曜日はいい天気だったのが、Yはフットサル大会へ、Mは大阪へお出かけとなったため、ハルさんは留守番と相成ってしまった(ハルさんしょんぼり)。

ちなみに、Yはフットサル大会で初優勝!(←どーでもいい情報)
「ベリーベリースーパービギナーズ大会」という、フットサル界の最底辺に位置する大会ではあったけれど。

賞品はボール

どーでもいい.JPG

さて、日曜日、朝から空は雨模様。
今日も残念ながら散歩なしの公算が大いに高まった頃、なんと

「ドッグランの池にペンギンが出没している」

との情報をキャッチする。

「ペンギン?」

これは是非行かねばならない。
どうせ、ハルさんはドッグランで池に入り、ずぶ濡れになるのだから、雨に濡れるのも同じことだ、と己を奮い立たせて車を走らせる。

ドッグランに到着後、早速池に視線を走らせると・・・・・・いた。

クースペンギン

南極大陸のクース岬に住まうといわれる「クースペンギン」である。

ペンギンの背中

ぎゃーっ!!クースくーん!!」と興奮していると、もう一匹のペンペンが現れた。

亜南極海域はムク諸島の住人、「ムクペンギン」である。

ムクペンギン

♂なのにすらっとした顔立ち、刈り込まれた体のライン、何だか艶かしい。

ペンギン達

水を得たペンギン達はとても楽しそうに遊んでいる。
何ともほのぼのとした光景だ。

そんな平和な海も一匹の海獣が登場したことで嵐の海と化す。

ハルアザラシ」、海の暴れん坊がやってきたのだ。

どーん
激似

「何なのよ!ここはドッグランよ!!ペンギンがいるなんておかしいわよ!!」

と、自分がアザラシであることは棚に上げて激しくファイトするハルさん。

独壇場

久しぶりのクース君と猛烈に遊び(動画あり)

クース君と

クース君と2

初対面のムク君ともハードファイトを繰り広げた。

ムクペンギンと

ムクペンギンと

久しぶりに充実した時を過ごせたハルさん。
クース君の飼い主さん、ムク君の飼い主さん、とてもよく遊んでいただき、ありがとうございました。
ハルさんもとっても楽しそうな表情をしています。

びしょぬれ

しかし・・・・・・そのずぶ濡れの体をきれいに拭くのはとっても大変なんですが。


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いつもテチをありがとうございます!
何と今日は3位になってしまいました!!
モノより思ひ出。
画面のハードコピーもとったし、もう思い残すことは何もありません。
皆さん、今まで本当にありがとうございました。
さようなら・・・・・・。

どうせ嘘だろうと思った賢しいそこのお方。
その通りでございます。
どうか、可愛いペンギン達に免じて許してやってください。
今日もテチッとお願いします。
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posted by 飼い主YとM at 00:02| 兵庫 ☔| Comment(8) | TrackBack(0) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月23日

名誉回復?(M)

近頃、このブログで「悪女」だの「ニブイ」だの言われたい放題のハルさんなので、たまには名誉回復的な話を書いてみようと思う。

さて、ハルさんの散歩コースはそのときの飼い主の気分次第である。
距離、方向ともにまちまちで、とくに何処へ行くとも決まっていない。
それでも毎日のことだから、1年もたつとそれなりのパターンが決まってくる。
いろいろニブイハルさんだが、どうやらこうした複数の散歩パターンを把握しているようなのである。

たとえば「レンタルビデオ返却コース」を歩いているとき。
その名のとおり、レンタルビデオ屋に行くわけだが、この店はウチのマンション出てからひたすらまっすぐ歩いたところにある。

以前にも書いたが、ハルさんは1人と1匹の場合は、それなりにきちんと横を歩いてくれる。
しかも、ときどき飼い主を仰ぎ見てくれたりして、カワイイことこの上ない。

ねー?

しかし、そんな幸せなひと時もつかのま。

ビィーーーン!!

(写真がないので合成でお楽しみください)
合成写真A

ハルさん、おもむろに車道へ飛び出す。
もちろんリードがあるので未遂に終わるのだが、いつもだいたい同じポイントでこの行動をとる。
最初はいちいちドキッとしたが、今はもうわかっているのであまり驚かない。

ここは第1のポイント、ため池への道。
ここから車道を渡ったところに、ため池があって、朝、時間のないときにたまに立ち寄る。
狭いが、一応ノーリードにできるので、それなりに重宝しているコースである。

残念ながら今日はビデオを返さなくてはいけないので、ずるずるとハルさんを引っ張り、通過する。
しかしまたしてもすぐに。

ビィーーーン!!

(写真がないので合成でお楽しみください)
合成写真B

第2のポイント、駅への道。
とにかく飼い主の片割れを迎えに行くという散歩が多いハルさんなので、ここは渡らずにはいられない。
しかし今日は違うので、さっさと通過。まだレンタルビデオ屋まで半分も来てないですよ。
で、しばらく歩くと。

ビィーーーン!!

(写真がないので合成でお楽しみください)
合成写真C

第3のポイント、アニーへの道。
車道を渡るとハルさんかかりつけの動物病院がある。アニーが好きなのはとてもよくわかるが、もう少しだから我慢してください。

そんなわけで、ハルさんは複数の散歩コースを見事に把握しているのである。スゴイのである(←必死)。
しかし、ひとつだけ謎のポイントが。

ビィーーーン!!

(写真がないので合成でお楽しみください)
コレはやりすぎた

謎のポイント、スーパーへの道(?)。
ちなみにスーパーは道のこちら側にある。車道を渡ったところに、とくに何かがあるわけではない。というか、ハルさんはそこで車道を渡ったことがない。
「スーパーお買い物コース」は確かにあるし、だいたいしばらく待たされるので(そしてオヤツをもらえるので)、ハルさん的にはテンションの上がるコースでもある。しかし、それにしても何故ここで車道へ飛び出すのかは謎である。

つまり。
あのビィーンもこのビィーンも、ただの偶然なのかもしれない。
散歩でちゃんと歩けない犬というだけなのかもしれない。

なんだかんだで、結局名誉が回復しないハルさんであった。

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土曜日だというのに今日もたくさんテチをいただきました。ありがとうございます。
ハルさんの名誉回復のため、本日もテチっとしていだたけると嬉しいです〜。
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posted by 飼い主YとM at 00:22| 兵庫 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月22日

サウダージ(Y)

しばらく前に、ハルさんがいかに悪いオンナであるかを暴露したところ、「ハルさんって頭イイんでないの?」というコメントをいくつか頂戴した。
「いやいや、まさか。単にワルなだけですよー」と反応したものの、心の片隅では、

もしかして、天才犬の素質アリ?

という希望的観測が芽生えつつあったことは否めない。

ワタシのこと?

しかし、そんな飼い主のささやかな想いを粉々に打ち砕く出来事を、数日前に目撃してしまった。

舞台はハルさんの城(ケージ)がそびえる我が家の和室。
ハルさんが目ヤニを取られるあいだ大人しくしていたご褒美に、「スリー、ツー、ワン!」とドッグフードのかけらを放り投げると、少々気合が入りすぎていたハルさんは目測を誤り、フードのかけらを鼻先で弾き飛ばしてしまった。

胃腸から先に生まれてきたと伝えられるハルさんは、当然、かけらを必死の形相で探しまくる。
だが、こういうときは、えてして飼い主のほうが先に見つけることが多い。
ハルさん、犬なのに五感が鈍いのである。

このときも、ハルさんの鼻っ面でバウンドしたフードのかけらがハルさんのトイレ(部屋)の隅に転がっているのを飼い主が先に発見する。
さて、どうするハルさん?と愛犬の動きを見つめていると、部屋中をクンクンした挙句、ようやくケージの外側でトイレに転がる「カケラ」を見つけることができたようだ。

挟まる犬

見つけた途端に必死に舌を伸ばしてフードを食らおうとするハルさんだが、ケージの柵に阻まれて届かない。
ハルさんの鼻先しか柵内に入らないのだから当然無理に決まっている。
しばらく奮闘した後、ハルさんも舌が届かないことを悟ったようである。

しかし、諦めきれないのか、ケージと壁との隙間に挟まったまま、じっと「カケラ」を見つめだした。

何とかして

あの・・・・・・ケージの中に回り込めば、易々と食べることができるんですけど。
いつも通っている扉は大きく開かれていますよ、ハルさん!

だが、ハルさんは「カケラ」を穴の開くほど見つめたまま動かない
この哀愁を漂わせた背中・・・まるで我が家の和室がカサブランカと化したかのようだ。

サウダージ

しかし、「カケラ」が鎮座しているのは、ハルさんのトイレである。
一日に何度も通う場所だ。
しばしばハイエナの子と間違えられるハルさんが見逃すわけがない。
きっと、すぐに気がついて食べているだろうと高をくくっていたのだが・・・・・・。

翌朝の図。
哀愁でいと

またもや「哀愁でいと」である。
ふくみみさんから頂いたネームプレートに付いたデフォルメハルさんも呆れている。

結局、ハルさんが「カケラ」を食すことができるまでに、24時間もの時間が費やされた。
その間、彼女は何度トイレに行き、何度手ぶら?で出てきたことか・・・・・・。

一瞬でも、ハルさんを「天才犬?」と誤解した自分が恥ずかしい。
昔飼っていたハムスターのほうが早く「カケラ」にたどり着いただろうと思うのは私だけだろうか・・・・・・?


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2006年07月20日

理想の関係(M)

理想とする飼い主と犬の関係は?と聞かれたら、私は迷いなく「ハムテルとチョビ」と答える。

ハムテルとチョビは「動物のお医者さん」という漫画の登場人物である。
題名の通り、獣医大に通う青年とペットであるシベリアンハスキー(♀)が主人公だ。
この青年の名前がハムテル、ハスキーの名前がチョビである。

私はこの漫画が好きで、今でも時々読み返すことがある。
コメディだが、全体のテンションが妙に低いところが気に入っている。

ハムテルは、若者のくせに、妙に落ち着いた性格である。
感動しにくい性質で、いつも淡々としているが、チョビの世話はきちんとする。
チョビは、体が大きくて力も強く、顔は般若的でとても怖い。
しかし性格は温厚で、飼い主であるハムテルには従順である。

そんなハムテルとチョビの関係を象徴するシーンがある。
もともと、薬を飲まない動物病院の患畜に、なんとか薬を飲ませようといった主旨の話だったと思うが、ハムテルとチョビの場合、そんな苦労はない。

「チョビー、薬だよー」

そう言ってハムテルが錠剤を投げると、チョビはパクッと食べてしまう。
チョビはハムテルが与えたものは、なんでも食べてしまうのだ。
ストーリーの中ではたいそう気軽に行われているが、犬の飼い主に対する絶対の信頼がないとできないことである。実はスゴイことなのである。

ワタクシ、コレをぜひやってみたいのですよ、ハルさん。

不信.JPG

「ハルー、薬だよー」
「パクッ」
(笑顔で見つめ合う一人と一匹)

あぁ、なんて素晴らしい光景なのだろう。
もし実現したら、感動のあまり鼻血涙が出るかもしれない。

幸い、というかなんというか、今日はフィラリアの薬を飲む日である。
ハルさんは、フードなら「スリー、ツー、ワン!」と言って投げれば、パクッと食べることができる(←この為に仕込んだともいう)。
さらに幸運(?)なことに、ハルさんはニブい(←投げたフードを落とす率50%)。
犬のくせに鼻は利かないし(←落としたフードを見失う)、味覚も弱い(←好き嫌いがまったくないイイコなんですが)。

実は、フィラリアの薬を飲む日がやってくるたびに、こんなことを考え続けて、もう数ヶ月が経過しているのであった。
食い意地の張った犬が、食べもので裏切られたときの傷は(たぶん)すごく深い。
うっかり薬を飲んでしまったあとの、ハルさんのツンドラ目線を想像すると、なかなか勇気が出ないのだ。
それで結局いつもフードに混ぜて薬を与えてしまうのだ。
しかし今回は、

アタシたち……付き合って一年が過ぎたわね。
もう少し、近づいてもいい頃だと思うの。


次の段階に進もうとするカップルみたいなことを言ってみたり、

やっぞ!ハッ、やっぞ!!

とまちゃまちゃ風に気合をいれてみたりして、やってみた。

「ハルー、薬だよー、スリー、ツー、ワン!

その様子は動画でどうぞ。

結論からいえば、ハルさんは前後にダミーとして投げられたフードも、本命のフィラリアの薬も、わけへだてなく平らげた。
そしてゴキゲンのこの顔。

おいしかったの.JPG

ハルさん……。
なんだろう、このフクザツな気持ち。

とにかく愛犬が鈍くてホッとしたのは初めてである。

それにしても、これは飼い主と犬の理想の関係なのだろうか……?


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毎日たくさんのテチをほんとうにありがとうございます。
今日はなんと5位(!)に入ってしまいました。うれしいです。
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2006年07月19日

由来(M)

1年と5ヶ月前、石川県のとあるお宅で、その小さなニクキューに「ゴハン」という名を抱いてこの世に生を受けた一匹のコーギー。
なんの因果か、遠く宝塚の共働き夫婦のもとで暮らすことになったわけだが、そうなると便宜上、名前というものが必要になる。
本名とはいえ、常に「ゴハンちゃ〜ん」と呼びながら一緒に暮らしていくのは難しい。

で、名前をつけようという話になるのだが、実は「ハル」と決まるまでには(わりと)色々あった。

そもそも共働き夫婦のペットとしては、ハルさんは2代目である。
初代はひきこもりのジャンガリアンハムスター。
姉たちにいじめられるので別ケージに隔離されていた暗い過去をもつ男子である。名前はハムどん
その名のとおり、小さな体の約9割が食い意地でできていた。

にんじんを食らう男、ハムどん。後ろ足が気をゆるしていない感じだ。
うまいぜ

そんな彼の名前が決定したときの会話はこんな感じであった。

夫「ハムスター、名前何にする?」
妻「私、考えてた名前あるねんけど」
夫「あ、俺も俺も!」
妻「なに?」
夫「ハムどん。妻は?」
妻「ニイハム

お互い、当時のテレビ番組(笑う犬の生活?)に出てくるエセハムスターの名前そのままであった。
想像力が貧困なのである。ウッチャン(ハムどん)かホリケン(ニイハム)か、しばらく見詰め合った末、結論が出ないと判断した夫が言った。

夫「……じゃんけん、しよっか」
妻「……うん」

というわけでこのときは、見事夫が勝利し、ハムスターの名前は「ハムどん」に決定した。
しかし結局、「ハムどん」という名ほとんど機能せず、二人そろって「ハム〜」と呼んでばかりだった。
唯一機能したのがハムどんを動物病院に連れて行ったときだが、このときは

山田(仮)ハムどんちゃ〜ん、診察室にお入りくださ〜い」

と呼ばれてたいそう恥ずかしい思いをし、二度とペットにこんな名前はつけるまいと誓った。

で、コギさんがやってきた。

夫「コギ、名前何にする?」
妻「ん〜、コギ?」
夫「わかるけどさ、またその名前が動物病院で呼ばれるねんで」
妻「山田コギちゃ〜ん?」
夫「コーギーにコギってそのままやん!って診察室中の人が心のなかでツッコミいれると思うねん」
妻「う〜ん。じゃ、コギィ
夫「確かにちょっと愛称っぽくなってるけれども」
妻「困ったなー」
夫「なー」

そうなのである。まだ見ぬコギに恋焦がれる時間があまりにも長かったせいで、二人して「コギが」「コギを」「コギと」「コギに」とコギコギコギコギ言い続けたせいで、「コギ」以外の名前が思いつかなくなってしまったのである。

夫「……コギ子?」
妻「……コギ江?」

もうグズグズなのである。

夫「……ちょっとこれ、宿題な」
妻「……ハイ」

次の日、提出された二人の宿題は。

「ファン」

【理由】
・呼びやすい
・ユニセックスな感じがする
ファン・バステン(←オランダの元サッカー選手らしい)と同じ名前だから

「ハル」

【理由】
・呼びやすい
・ユニセックスな感じがする
重力ピエロ(←伊坂幸太郎の小説)の登場人物と同じ名前だから

結局、あの頃(ハムどんvsニイハム)から何も成長していない二人なのであった。
しかしハムスターのことで気を使ってくれたのか、今回は無条件で夫が譲ってくれ、コギの名前はめでたく「ハル」と決まった。

ガムを食らう女、ハルさん。前足がイマイチうまく使えていないが食う気は満々。
うまいわ

しかし、冬生まれなのに「ハル」という理不尽な名前をつけてしまったせいで、「春生まれなんですね?」という質問に、いつもうまく答えられない飼い主なのであった(ションボリ)。


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2006年07月18日

ギリギリガール(Y)

「9.9キロです」

え?
マヂで!?

先週、にくきゅーの出血で動物病院に行ったときのことである。
どこでもそうなのだろうが、動物病院の診察台には体重計がついている。

その目盛らしきところを覗きながら、先生はもう一度念を押すように宣告を下した。

「9.9キロです」

「ちょっと太り気味になってきましたねー。ベスト体重は9キロ前半なんですけど」

きゅ、9.9キロって、あと百グラムで10キロの大台に乗ってしまうやないかー!!
何故!?
何故太った!?


自問自答したところで答えはひとつしかない。
己に問いかける前から解答は目の前にあったのだ。
ただ、それから目を逸らしていただけのことだ。
そんなことは分かっている。

オヤツをあげすぎたことぐらい、重々承知だ。(←開き直り)

そういえば「くびれ」の存在感が薄れつつあるような。

背面図

思えば、最近、ペットショップでオヤツを買いあさり、オヤツで満杯になった買い物カゴを眺めながら、「これ、オヤツ買いすぎと違うか」とMに問いかけたところ、通りすがりのオッサンから「ほんまやな」と相槌をうたれたこともあったな・・・。

これはもう、ダイエットするしかない。
いくらハルさんが「あと100グラム」というギリギリ感を楽しんでいるとしても、ダイエットは決行されるのである。

ちがいますえ

マラソン大会で「一緒に走ろうな」と約束したはずの友達をおいていくのと同じ無慈悲さで。

かなりヤバイ

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2006年07月17日

雷と赤ん坊(Y)

土曜日、杏ちゃんとドッグランで遊んだあと、M実家に行くことになっていたので、ハルさんを連れていく。
既に何度かお泊りしたことがあるハルさんは、家中を我が物顔でクンクン、ドタドタとはしゃぎまわる。

庭をウロウロするハルさん。
庭り謌歩する.JPG

しかし、夜半を回る頃、ザザァッと激しい雨が降り出した。
段々と勢いを増す雨の音に混じり、ゴロゴロと雷さんも登場。
ハルさん、初めての雷体験だなあ、と暢気に構えていたのも束の間、徐々に雷の音が大きくなってきた。

ウロウロしていたハルさんも足元にやって来て不安げな顔をしている。

と、そのとき。

ピカッ!
「ドォオーン!!」

と至近距離で落雷が発生!

ハルさんの様子を見てみると、なんと、ガタガタと震えているではないか。
触れなくても分かるくらいの震えようだ。
「抱っこするか?」と手を差し伸べると素直に上ってきた。
普段は、抱っこ嫌いなのに。
早く降ろせといわんばかりの態度をとるのに。

さすがに怖かったのだろう。
このときばかりは、飼い主の腕の中でガタガタ震えていた。

普通は、「おうおう、可哀想に」と優しく撫でてあげるのだろうが、何せ悪徳飼い主なので、

「シャッターチャーンス!!」という想いが頭の中を駆け巡る。

動画を撮ろうとデジカメを探すが、こういう時に限って近くにない。
さすがに、震えるハルさんを手放して探すのはまずかろうと、撮影は泣く泣く断念。
我ながら、最低限のモラルは持ち合わせていたことに驚いた。

その後は、雷ショックから立ち直り、ハルさんも無事お休み体勢に入ることができた。
オヤスミ.JPG

そして、次の日。
友達の子供(生後5ヶ月)を見に行く。
海外生活なのだが、つい最近、里帰りしてきたのだ。
ハルさんも連れてきていい、と言ってくれたので、お言葉に甘えて一緒にお邪魔する。

とっても色白で可愛いらしい赤ん坊だった。
女の子だからか、赤ちゃんの割りにとても手足の指が長くて綺麗だ。
それにしても、最近の赤ちゃんグッズの進化には目を見張るものがある。
中でも、赤ちゃん用のイスが素晴らしかった。
スポン!とお尻が入り込む造りになっており、安定感抜群である。

ほっすぃ.JPG

大人用にも誰か作ってくれないだろうか。

さて、一方のハルさん。
ここのお宅は先月、愛犬(ゴールデン)を病気で亡くされたばかりだったのだが、ハルさんをとても可愛がっていただいた。
そして、赤ん坊も。

接近.JPG

ハルさんは特に子どもが嫌いなわけではないので、こういうときはじっとしている。
だが、この赤ん坊も犬を目にするのは初めてなのに、怖いもの知らずだ。
ハルさんにM字対決を挑むとは、最近の子どもは成育が早い。

M字?.JPG

そして、しまいにはハルさんに跨って喜んでいた。
まるで金太郎と熊のようである。

金太郎?.JPG

子どもの成長は早い。
きっと、次に会うときは、我々のことも、もちろん、ハルさんのことも忘れているだろう。
でも、彼女の細胞が、短足で顔のデカい犬に跨ったことを覚えていてくれて、犬を大好きな子に育ってくれたら、とても素敵だと思う。


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2006年07月16日

杏ちゃん(M)

土曜日、ふくみみの福さんと福夫さんが宝塚のドッグランまで遊びに来てくれた。
生(なま)杏ちゃんとも対面できるというので、張り切って出かける。

ドッグランにつくと、なんだか見覚えのある車が。

文太号

文太号だ!」
文太号だよ!」
「すげー、ほんものだー……」

福夫さんのブログでよく見かける文太号が前に停まっていたのである。
おもわず写真を取るミーハー夫婦。
なにせネットでお知り合いになった方とオフでお会いするということが初めてなので、
気分はすっかり芸能人を追いかけるファンである。舞い上がっているのである。

ドッグランに入ると、なぜか今日に限ってあちこちにコギさんがいて、おもわず違う夫婦の方に寄っていこうとしたが、
途中でハシッと目が合った女性が福さんだった。あぶなかった。よかった。

ところで、杏ちゃんはとてもかわいい。

杏ちゃん

まだ仔犬であるというアドバンテージを抜きにしても、とてもとても可愛い。
そして、大小を問わず、犬が大好きである。ハルさんのように悪女的な立ち回りをする必要もない。
ピュアでおりこうな少女なのである。

ハルさんとも何度か追いかけっこをしてくれる。
が、齢1歳5ヶ月、立派な成犬になってなお、加減というものができないハルさん。
杏ちゃんを何度かドコーンと弾き飛ばしてへこませる。しかも池に入った汚れた体で(涙)。

そのうち福夫さんが杏ちゃんをひょいと抱えて歩き出した。
池のほうへ向かっているではないか。ま、まさか……

杏、池に入れてみようと思いまして

シェー!まぢっすか!?
池はね、いいことないですよ!汚い物体ができあがるだけですよ!
楽しいとか涼しいとかで、うっかり良い思い出ができると、クセになるんですよ!
オブツ星から来たオブツリンになりますよ〜!!

と、いうようなことを言いたかったが(初対面だけに)言えず。
まあでも初めてだから、池には入れないだろうと思いながら見守っていると。

池へ1

池へ2

池へ3

杏ちゃん、そのまま池へ突入。

真ん中あたりまで来たところで、さすがに自分のしでかしたコトの大きさに気づいたのか、しばらく固まっていたが(←その後姿がまたかわいかった)、
その後みごとな立ち直りを見せ、池の真ん中でオスワリなんかしちゃったりして帰ってこなくなった。

いいかも

どうやら、池は楽しかったらしい。
しかもいい感じにクールダウンしたようで、池を出る前はバテ気味だったのに、池を出た後再び走り出した。
あー、コレはクセになりますね、でも仕方ないですよね、一緒にがんばりましょうね(←実は仲間が欲しかった)。

しかし池から戻った二匹の様子を比べてみると。

間違いを探せ

なんか違う。
杏ちゃん、キレイ。
ハルさん、キタナイ……なんかザリザリするし……。

いったいどこで間違ったのだろう。池に入ったところまでは一緒だったはずだが。
しかし実際、いくら夏場に池が出現するとはいえ、ここまで汚れる犬はハルさんくらいなのであった。
飼い主に対する周到な嫌がらせなのかもしれない。なにせ悪女だから。


その後、お隣のシーズキッチンへ行き、お茶を飲みながら色々お話させていただく。
人間同士は終始和やかで、たいへん楽しく過ごさせていただいたのだが、実はこのとき、水面下(テーブルの下)では激しい争いが繰り広げられていた。

ハルさんの攻撃

吠えない犬同士なので静かなものだが、テーブルの下から聞こえてくる荒々しい息づかいはたっぷり20分続いた。

機を見て

↓杏ちゃんの反撃。
ゴルア!

二匹が仲良くなってくれてよかった(←ホントか?)。

そして、実は福さんにはお土産をいただいていたりする。
手作りのプレート。ガサツな飼い主と暮らしていては絶対に手に入らない夢のアイテムである。

夢のアイテム

さっそくケージに飾らせていただいた。

へいらっしゃい

あら〜、可愛い〜。素敵ねハルさん。でもヨダレはひっこめなさい。
注:ハルさんはプレート下部についているコギさんをオヤツだと思っています(涙)。

そんなわけで、福さん、福夫さん、杏ちゃん、楽しい時間をありがとうございました!
こんなハルさんですが、ぜひまた遊んでやってください。

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2006年07月15日

にくきゅーの連鎖(Y)

ハルさんはたまに下痢をするくらいで、病気にかかったり、体調を崩したりすることは殆どない。
健康優良児といってもいいかもしれない。
しかし、人間でもありがちだけれど、こういうタイプは元気が良すぎて生傷が絶えないのが世の常である。

ハルさんもその例にもれず、よく怪我をする。
特に、「にくきゅー」から血を流していることが多い。
ドッグランから帰ったときなどは、ほぼ100%の確率で出血している。

池の周りの岩場を短い足でダダダッと駆け回っているのだから、怪我するのも、まあ当然だ。

分不相応

けれど、細かいことにあまり拘らない飼い主二人は、まあそのうち治るだろうと、いつも放置プレイである。

しかし、そろそろ治りかけたかなと思うタイミングで、週末がやってくる。
週末といえばドッグラン。
そうしてハルさんの「にくきゅー」は、またもや血の涙を流すことに・・・・・・。

この負の連鎖を断ち切るべく重い腰を上げた飼い主は、ハルさんを動物病院へ連れて行くことにした。
こういう時は専門家に聞くのが一番だ。
何かいい対策を施してくれるかもしれない。
例えば、「にくきゅー保護クリーム」とか。

本当は、久しぶりに病院の看板犬、アニーに会いたかっただけなのだけれど、病院に到着して受付を済ましたところで、ハタと気がついた。

「結構込んでる・・・」

病院に行くほど大した怪我でもないのに、アニーに会いたいという邪な気持ちだけで、順番を待ち続けるというのは、かなりの苦痛である。
待合室にハルさんだけだと、アニーは出てきてくれる(というか出してもらえる)のだが、こうも混んでいるとアニーの出番はない。

在りし日のアニー
アニーとご挨拶

アニーは動物病院の待合室に放つには少しテンションが高すぎる犬なのだ。


そんなこんなで、ようやくハルさんの名前が呼ばれる。
先生はハルさんの足を持ち上げ「にくきゅー」をしげしげと眺めた。
しかし、優しい人なので「こんなしょうもない怪我で来やがって。この過保護野郎!」というような顔はしない。

結果・・・。
基本的には、やはり放置プレイみたいだが、治りきる前に同じところを傷つけるとクセになることもあるらしい。
対処方は靴や靴下を履かせるか、保護テープみたいなものを巻く、ということのようだ。
残念ながら「にくきゅー保護クリーム」はないらしい。

「靴!?」

そういえば、ペットショップに並んでいたのを見たことがあるけれど、なるほど、こういうときに使うのか。
靴を履いたハルさんというのも、なかなか可愛いんでないのか。

と、Mに微笑んでみたところ、あっさり却下されてしまった。

「テープで十分パンチ

まあ、そりゃそうか。

そんなわけで、その日、ハルさんは足にテープを巻かれて帰宅の途につくことに。

ハルさんのテープ巻き.JPG

最初は馴れないテープを気にしていたハルさんだが、
ハルちゃーん黒ハートおりこーぅ」と連呼されるとニャハニャハ顔で歩き出した。
こういうとき、ハルさんが単純鹿で本当によかったと心から思う。

声援に応える.JPG

しかし、実はこの日、病院で衝撃的な事実が発覚していたのである。

その話はまた後日!


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2006年07月14日

ダ・ヴィンチ・コード(Y)

いよいよ、本格的な夏の足音が聞こえてきた。
そろそろ梅雨明けも近いだろう。
こうなると、体が冷えた麺類しか受け付けなくなる。
丼とかを食べようという気にはとてもじゃないがなれない。
もちろん、カレーは別なのだけれど。

しかし、食欲ノンストップムービーのハルさんは、暑かろうが寒かろうが食欲が落ちるなんてことはない。

舌なめずり

ワタシはお腹が空いているの。それはもう深刻なほどに
というオーラを常に発散しているハルさん。
ある意味、我が家で最強の生物である。

一体、ハルさんは一回の食事でどれくらいの量を食べることができるのか、常々興味はあるのだが、風船のように膨らんだハルさんを動物病院に運び込むシーンがすぐに脳裏に浮かんでしまい、実行できずにいる。

ハルさん的には本望なのかもしれないが。

さて、昨日のブログでついに(というほど大層なものではないけれど)ハルさんの本名が明かされたわけだが、いいサスペンス映画同様、クライマックスというのは二転三転するのが世の常である。

驚いたわ.JPG

そう、「ハルちゃん」はハルさんの本名ではないのだ。

ハルちゃーん黒ハート
と呼べば確かにハルさんは駆け寄ってくるが、これは辺りに他の犬がいない場合にほぼ限られる。
ハルさんの優先順位は、犬>人なので、他の犬がいるとあまり人間には興味を示さなくなるのである。
ドッグランでハルさんを可愛がろうとした人を何人泣かせてきたことか・・・・・・。

しかし、相手は所詮、犬である。
こちらは悪知恵もサル知恵も思いのままのホモ・サピエンスだ。
ハルさん的ヒエラルキーの頂点に位置する、ある魔法の言葉を投げかけてやれば、どれほど楽しそうに他の犬と遊んでいても、ハルさんは必ずやってくるのである。

そう、モナリザの微笑に隠されたその言葉こそ、ハルさんの隠された本名なのだ。


[結論]

ハルさんの本名は「ゴハン」である。


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2006年07月13日

呼び名(Y)

ハルさん」である。
「ハルさん」

一応、このブログの主役だ。

しかし、実のところ、一度も飼い主は「ハルさん」と呼んだことはない。
まあ、「ハルさん」はペンネームみたいなものである。
あるいは、芸名といったところか。

「ハルさん」がウチに来た当初、我々は「ハル」と呼んで可愛がり、そして悪さをすると叱った。
初めて犬を飼う共働き夫婦は、「しつけ」に対して非常に神経質になっていたと思う。
マンション暮らしだし、昼間は留守番をしてもらわないといけないので、飼い主の言うことをきちんと聞ける犬に育ってもらわないと困るという思いが強すぎたようだ。
おのずと、ハルさんに対する態度は厳しくなり、ちょっと歯が手に当たっただけでハルさんは「ゴルア砲」を浴びせられたりしたものである。
もちろん、「イイ子。イイ子」と言って、叱った後は褒めていたのだが、叱りっぷりが度を越していたのか、ハルさんの反応はイマイチで、褒められているという実感はなかったのかもしれない。

※ちなみに、手をあげたことは一度もありません。

さらに、飼い主は誰かを叱ることに馴れていなかったため、「コラ!」ではなく「ハル!!」と名前を叫んで叱ることも、ままあった。
「ハルさん」にとって、「ハル」はゴハンの時に呼ばれる言葉でもあり、叱られる時の言葉でもあったのだ。
だから、幼少の頃のハルさんは、「ハル〜黒ハート」と甘い声で呼んでも、嬉しそうな顔をして飼い主の元へ来ることはなかったのである。これぞ正に自業自得だ。

そんなある日、飼い主とハルさんの関係を一変させる出来事が起こった。

ロミオ君との出会いである。
正確に言うと、ロミオ君のお母さんとの邂逅だ。
ロミオ君のお母さんだから、ここではモンタギュー夫人(仮名)と呼ばせていただく。

前にブログで書いたように、壁越しの愛を実らせ、ようやくロミオ君と巡り合ったハルさんだが、実はロミオ君以上に虜になっていたのが、このモンタギュー夫人だったのだ。

耳をペターンと寝かせ、モンタギュー夫人にまとわりつくハルさんに対し、夫人は「ハルちゃーん黒ハートおりこーぅ」とハルさんを撫でる。
この言葉に反応し、さらに嬉しそうな様子を見せるハルさんの姿に、飼い主は呆気に取られた。
こんな姿、飼い主の前で見せたことがあろうか。否、ない。
えーっと、確かこれって反語ってやつやな、としょうもないことを考えていたとき、ある考えが閃いた。

Mの様子を見てみると、Mも同じことを思いついたようだ。

モンタギュー家との逢瀬を終え、家に戻ったハルさんに対し、早速試してみる。

ハルちゃーん黒ハートおりこーぅ

と猫なで声を出し、撫でまくってみた。

すると・・・ハルさんの耳がペタリと倒れ、嬉しそうに興奮しているではないか!
おおっ。これはイイ。
と調子にのって

ハルちゃーん黒ハートおりこーぅ

を連発していると、

あれ?この人はモンタギューさんじゃない!」

と突然ハルさんは我に帰り、そそくさとその場を離れた。

しかし、この日以来、味を占めた飼い主夫婦によって

ハルちゃーん黒ハートおりこーぅ

攻撃は続けられ、現在、ハルさんは

ハルちゃーん

と呼ばれただけで嬉しそうな顔をするようになった。

耳ペタハルちゃん

そんなわけで、モンタギュー夫人の多大な影響のもと、ハルさんの本名は「ハルちゃん」となった。

もちろん、褒めるときは「イイ子」ではなく「おりこーぅ」である。


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2006年07月12日

証拠(M)

先日のドッグランで、とうとう水のみ場でゴマカシ大作戦の模様が写真に撮れたのでご紹介する。

うふふ

…後ろから誰か来たわね

10年早いわ

ごめん。ごめんなラブちゃん。
ハルさんは大きいワンコがちょっと苦手なのだよ。

ハルさんたら、悪女っぷり炸裂である。
もはや疑惑とは呼べない感じになってきた。

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2006年07月10日

挑戦(M)

日曜日、ある決意を秘めてドッグランへ行く。

「あらー、ハルちゃん!あの、池にお水張ってますけど大丈夫ですか?」
大丈夫です

返事にも妙にリキが入ってしまう。
そう、今日は一人で来たけれど、なんとしてもハルさんをシャンプーすると固く心に誓ってきた。
最近のハルスメルは、日向のにおいとかそういう悠長なものではなく、もはや熱帯雨林なのである。
ジャングル(毛)から爬虫類系の何かが出てきそうなのである。

まあそういうわけだから、おおらかな気持ちでハルさんを野に放つ。
するとすぐに、ハルさん永遠の片思いの相手、トイプーちゃんが自ら来てくれた。
シャンプーに向けて、幸先がいい感じだ。

嬉しさで耳が寝る

しかしトイプーちゃんとの逢瀬もつかのま、ハルさんはまっしぐらに池へと向かう。
最初の頃の躊躇はもはやカケラもなく、バシャバシャと水に入っていく。

池には先客がいた。ダックスとボストンテリア(?)である。
3匹で水の中を飛び回る。楽しそうだ。

おおはしゃぎ

ひとしきり遊ぶと陸へ出て行って走り回る。そしてまた水に還る。
ずっと水にいてくれたらまだ汚れないのにと思うが、今日はまあいい。好きにしなさい。

次は陸で

今日は上の写真のボストンテリア(?)、グエルくん(3歳♂)がとてもよく遊んでくれた。
飼い主さんも優しい方で、汚物化しているというのに、ハルさんをすごく撫でてくれた。
ハルさんもゴキゲンでものすごい顔になっている。
グエルくん、グエルくんの飼い主さん、ありがとうございました。

ゴキゲン

そんなわけでいい感じに疲れたので、ランを出る。
ここからが(飼い主的に)本番である。

前にも書いたかもしれないが、宝塚のドッグランにはセルフシャンプーがある。
一人では利用したことがないので、洗い場に乗せたハルさんが逃亡したり(←「マテ」で捕獲)、セルフシャンプー場の鉄の扉に挟まれたり(←すごく痛かった)、色々もたついたが、なんとかハルさんを洗い場へ入れ、プラスチックの扉を閉める。

ハルさんに迫る魔の手。
囚われの身

水もしたたるいい女。
ぬれそぼる

しかしシャンプーしている最中に写真を撮るのは(一人では)至難の業である。
いつもはたいてい夫がシャンプーをしてくれるので、私は横で見物していることが多い。
こんなことなら、前にちゃんと写真を撮っておくのだった。

飼い主の汗はとめどなく流れ落ちるし、ハルさんの毛はとめどなくあたりを舞う。
その上、褒めつづけなくてはならない(←そうしないとハルさんが凹む。そうしても凹むが)。
もうタイヘンなのである。
そんなわけで買ったばかりの帽子にヘンな汗ジミを作って(涙)、シャンプー終了。

フカフカコギさんの出来上がりであった。

フカフカコギさん

帰り際、何度も匂いを嗅ごうとして、ハルさんに嫌われる。
せっかくシャンプーしたのに近寄ってきてくれなくなった(ションボリ)。

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つかのまのセレブ臭をゲットしたハルさんにおめでとう(?)のテチをお願いします〜。
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2006年07月08日

悪女(Y)

ハルさんは、吠えない、噛まない、(今は)屁をこかない。
そして、特に家の外にいるときは、ニコニコしていることが多い。
なもので、天真爛漫、純情無垢な犬と思われているような気がする。
気のせいならいいのだが。

実は、長年行動を共にしていると、結構したたかな一面があることに気づかされることが多いのである。
例えば、ドッグランで他の犬を挑発して追いかけっこをしているとき。
大して足が速くないのに追いかけっこが好きなハルさん。
当然すぐに追いつかれそうになる。窮地を悟ったハルさんは、なぜか水飲み場を目がけて一目散に走りだす。
そして、水飲み場へと追い詰められたハルさんは、何事もなかったかのように水を飲み始めるのである。

「アラ、ワタクシ、ここへ水を飲みに来ただけザマス。えーと、どちら様でしたかしら?」

てな具合に、追いついてきた犬をちらりと一瞥し、また水を飲む。

「え?あ? そ、そうなん? み、水ね、水。 オイラも水飲もうかな」

と、ハルさんに翻弄された可哀想な犬(たいてい♂)も水を飲み始める、という光景を何度見てきたことか。

ちょいワルどころではない。
艶女(アデージョ)だ。いや、悪女だ。

笑ってキレる

悪女はちょと言い過ぎでないの?と思われた方のために、最近、決定的な写真が発見されたのでご紹介したいと思う。

出演は垂れ耳コーギーのクースくんと、パピコギのアロハくん

始まり

突撃

劣勢

切替

譲渡

困惑

ナイスアデージョ

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(画像加工はMがやりました。なんかノリノリで)

スカンク疑惑は晴れたハルさんですが、新たに悪女疑惑が!!
ハルさんの悪女疑惑を晴らすため、てちっとクリックお願いします〜。
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posted by 飼い主YとM at 22:51| 兵庫 ☁| Comment(8) | TrackBack(0) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月07日

アンニュイ(M)

朝、ケージへいくと、最近のハルさんはこんな感じである。

アンニュイ前

上から見た図
アンニュイ上


手足の配置が(短いなりに)なんだかアンニュイなのである。
どこを見つめているのか、飼い主の方を見ようともしない。
いったい何を考えているのだろう。

「ふぅ〜。あさ、か。
 今日は○○物産の専務と会ってから、××商事の部長と打ち合わせね。
 今日こそ専務と契約取り付けなきゃ。
 わからずやのウチの課長に『それほどでもありませんでした』っていってやるんだから。
 はぁ〜、それにしてもアタシ最近、ウルオイがないわぁ……」

7cmのハイヒールを履いて、背筋を伸ばしてカツカツ歩き、
旧時代の上司や得意先と戦う毎日を送るOLの朝をイメージしてみた。
ハイヒールだから足がムクむのである。
ストレスで毛が抜けるのである(←なんか違う)。

現実はまあこんな感じだろう。

「んん〜。あさ、か。
 今日はMにリモナイトもらって留守番して、夜はYに牛アキレスね。
 今日こそYにドライド・ラムラングとチーズをもらわなきゃ。
 わからずやのウチのMに『もっと豚骨が欲しいです』っていってやるんだから。
 はぁ〜、それにしてもアタシ最近、ゴハンが少ないわぁ……」

少なくありません。毎日ガッツリ食べてますよ?
しかし実際、ハルさんは足をどこかに引っ掛けて寝ていることが多い。

むくみ解消

ハイヒールこそ履かない(履けない)が、足はムクんでいるのかもしれない。女の子だからな。

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