2006年06月08日

ゴルア砲、その威力(Y)

「人は誰しも秘密の小部屋を持っている。心の深淵に、ひっそりと。」

                               〜Kainushi・Y〜

恋のから騒ぎのような始まりを迎えた本日の「共働きコーギー」。
今日は特別に、飼い主Yの秘密の小部屋をご覧にいれましょう。


約4ヶ月前のとある休日のこと。

「ジリリリリ!」と執拗になり続ける目覚まし時計の音に、飼い主Yが目覚める。

と、同時に秘密の小部屋の住人、小人さん達も目覚めの時を迎えた・・・・・・。


「隊長!おはようございます」

「おう、おはようさん。早速で悪いが朝の日課、ゴルア砲のスイッチを入れといてくれ」

「ハッ。かしこまりました!」

ゥゴルルルン!!(エンジンが入った音)
ゥゴルゴルゴルゴルゴルゴル・・・・・・・・・・・・

「よし、今日もゴルア砲は快調のようだな」

「ハッ。まだ第一種警戒態勢は解かれておりませんので。しかし、そろそろ敵も堪えてきたようですし、ゴルア砲を封印してもよいのではないかと思うのですが」

「何を言っている。すっかりおとなしくなったとはいえ、相手は元来、吠えるのが仕事のワンコだぞ。油断してはいかん」

「ハハッ。出すぎたことを申しました」

「分かればよい。そうだ、あと脊髄反射スイッチをオンにしておいてくれ。どうやら本体は敵さんとサッカーなぞしたいらしい。敵さんは全く興味を示さんというのに、よく続けられるものだ」

「ハ。全く同感であります」

「ほれ、ボールだけが転々としておるではないか。哀れなものだ」

「おっしゃるとおり・・・・・・」

ボール無視.JPG

と、そのとき。

「ワン!」

「た、隊長!ほ、吠えました!ヤツが吠えましたよ」

「慌てるな。脊髄センサーが反応して点滅しておる。発射準備は出来ているか!?」

「ハッ。準備完了です」


「よし。撃てい!!

(この間約0.001秒)

「ゥゴルア!!」

2gibrif83.jpg
(このイラストは(A.I.〜Aho Intelligence〜)さんにあったものを使わせていただきました)


ズゴゴゴゴ・・・・・・

「おおっ!これは砲弾(大)が発射された模様。しかし、遠い過去には、火の7日間で世界を焼き払ったといわれるゴルア砲ですぞ。て、敵さんは死んだのではないでしょうかっ!?」

「心配するな。敵さんもそれほどやわではない。ほれ、ゴメンナサイといわんばかりの目つきでこっちを見ているぞ」

ゴメンナサイゥ・.JPG

「た、確かに。しかし、ゴルア砲の反応速度たるもの、物凄いものがありますな」

「いや、まだまだだ。あと0..0009秒は縮められるはずだ」

「そ、そんなに」

「そうだ。ワンとゴルアが一体となって聞こえてくるくらいにならんとな」

「英語でいうと wanna gorua くらいの感じでしょうか」

「お。なかなか上手いこと言うではないか。そうだな、ワナゴルア」


・・・・・・さあ、皆さんも心の小部屋から聞こえてくる声に耳を傾けてみましょう。
きっと聞こえてくるはずです。

「 I wanna gorua (ゴルアしたい)」という大合唱が。


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posted by 飼い主YとM at 00:44| 兵庫 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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