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次は
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4年に一度のW杯が開催される6月、それは私にとって受難の月であるようだ。
先日、2002年6月(←日韓W杯開催年月)の日記を読み返していると、
日本代表の初戦(vs ベルギー)について熱く語った2日後に台所で巨大ムカデに遭遇していた。
これが人生2度目の室内遭遇である。ちなみに3度目は
ほんの数日前の出来事だ。
日記ではその後も、W杯の話( ← 当時は専業主婦だったのでほぼ全試合見ていた )と
ムカデの話( ← 対策に走り回っている )が交互に繰り返され、
その合間に、飼っていたハムスターがバッタを食べたことに(そして足だけ残したことに)ひどいショックを受けていた。
自分で読んでもなんだか痛々しい感じだ。
そんなわけで今年の6月もやっぱり受難の月のようである。
実は今、右手親指のつけ根あたりを負傷している。打撲である。
親指はそれなりに動かせるのだが、あまり力が入らないので
お箸を持ったりペットボトルを開けたりするときはたいそう不便である。
仕事柄、一日中パソコンの前に座ってパタパタとキーボードを打っているのだが、
残念ながらそこにはあまり影響がなかった(
チッ)。
そもそもなぜこんなことになったかというと、数日前の朝の散歩まで話は遡る。
その日、いつものようにマンションのエントランスまで帰ってきたところで
同じマンションに住むミニチュアダックスのナナちゃんと遭遇する。
ハルさんとまったり遊んでくれるナナちゃん。
ところで、ハルさんはダックスの垂れ耳の奥に鼻先を突っ込むのが好きである。
(※ナナちゃんではありません。これはタックル君)

しかしたいていの場合、これが原因でダックスに嫌われる。
今回もせっかく来てくれたナナちゃんにコレをやり、イヤそうな顔をされていた。
エレベータでナナちゃんと別れ、家に帰る。
この時点で出勤時間5分前。
ちょっと遊びすぎたかもしれないと反省している暇もなくバタバタと準備をして家を出る。
しかし再びエレベータに乗ってエントランスに到着したところで、今度はフレンチブルドッグのニコちゃんに遭遇する。
このニコちゃん、散歩デビューしたての4ヶ月の仔犬である。
何かの本で読んだのだが、仔犬の頃に出会った人や犬のことはずっと好きでいるものらしい。
確かにハルさんも、仔犬の頃からかわいがってくれているお隣の奥様と息子さんのことがそれはもう大好きである。
飼い主さえジェラシーを感じるくらいだ。
そんなわけで私は今、このニコちゃんに
光源氏的野望を抱いている。
この時が4度目の遭遇で、今のところ計画は順調だが、とにかく大事な時期なのでニコちゃんへの愛情を示すのに妥協は許されない。
座り込んでニコちゃんに激しく絡む。飼い主さんが嫌がっていたらどうしようと、時々不安になるが。
そんなこんなで出勤時間を10分ほどオーバーしてようやくマンションを出る。
急がなくては会社に遅刻してしまう。まあいいけど(←いいのかよ)。
早足で駅まで行くと、ちょうど電車がホームに滑り込んでくるところだった。
まだ今から階段を上がって改札を抜け、ホームまでの階段を下りなくてはならないのに。
遅刻にはたいした罪悪感を持たないが、こういう勝負どころは勝ちたい性質なのでがんばって階段を駆け上る。
改札を抜け、ホームへの階段を駆け下りる。電車はまだ停まっている。
しかし今にも扉が閉まりそうだ。階段は残り4段。
「
飛べる!今ならアタシ、鳥になれるわ!!」

わけのわからない台詞が頭をよぎり、気がつくと私の体は宙に浮いていた。
(ゴッ)鈍い音がしたが、とにかく4段を無事飛び越え、なんとか電車に駆け込んだ。
意外なほど間があいて扉が閉まる。それほど急がなくてもよかったらしい。
電車が動きだしてから、普段1段飛ばしさえままならないくせに、
よくもまあ4段も飛べたものだよと自画自賛していると、なんだか右手が痛くなってきた。
見るとそこには青々しいコブが。
どうやら鳥になろうと広げた翼(右手)を柱にひどくぶつけたらしい。
そんなわけで、私の右手には今もって湿布(←夫作成)が貼られている。

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