アンガールズがショートコントを今にもやりそうな名前の公園だが、ここは夕暮れ時になるとドギー達がわんさかと集まる犬天国と化すのである。
昨年の夏頃は幼犬ハルさんを連れて通いつめたものであるが、ハルさんが無駄にデカくなり、ドギーラン専用犬になってしまったので、最近は足を運ぶことがなくなってしまった。
格好よく言えば、幼少の頃から暴走を繰り返していたハルさんにとって、このシマは小さすぎたということか。
しかし、ハルさんにとっては、幼犬の頃のおもひでがいっぱい、第二の故郷ともいえる場所・・・・・・のはず。
ただ、ハルさんは贔屓目に見ても相当鈍感な犬なので、初めて来た場所のようにふるまう可能性は捨てきれない。
ところが、そんな飼い主の思いを知ってから知らずか、ハルさんは車が駐車場につくやいなや
「キュキューン」
「ククゥーン」
と予想外?の好反応。
やはりハルさんも犬であることを再確認できた瞬間であった。
ハルさん大興奮のまま園内に入ると、そこにいたのはジャックラッセルテリアのハク君。
ハルさんとはほぼ同じ年の幼馴染犬である。
幼馴染ではあるけれど、そこは犬、色恋が発生するはずもなく、このとおりやんちゃに遊び続けるだけ。
ハク君はジャックらしい元気なドギー。
ドギーランでは松方弘樹のように大物一本釣りを狙っているので、ハルさんはあまり相手にしてもらえないのだが、サシの勝負になると昔からよく遊んでくれる、とても気立てのいい犬である。
これからもハルさんと遊んでやってな、ハク君。
そしていつか世界を釣り上げてくれい!世界を!!
こんな風に松方さんと遊んでいる横では、あいあいパークの一大勢力であるミニチュアダックス軍団がわんさかと集まりつあった。
しかし、小さい犬好きのハルさんを軍団に近づけると大変なことになるので、あまり注意を向けていなかったのだが、ま、またしても・・・・・・。
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