粟津温泉の宿を出発し、再び金沢へ。
いよいよハルさんの両親とのご対面である。
一年ぶりの両親との再会。
「ああ、ハル。会いたかった。父さんと母さんを許しておくれ(号泣)」
「お、お父さん、お母さん。何も言わないで・・・・・・何も(号泣)」
なんて、感動的な再会が・・・・・・あるはずもないわな。
まずは、父レッド氏との対面である。
柵越しに見詰め合う二匹の犬。
父レッド氏はハルさんに興味津々だが、ハルさんは目を合わせようとしない。
うーむ、これは・・・・・・。
同じ♂としてビンビン感じるモノがあるぞ、父犬よ。
お前かなりのスケベ犬だな。
ぬう。
ハルさんを一緒の柵内に入れると、禁断の愛が始まってしまいそうなので、柵越しの状況は変えようがない。
ところで母犬は?とブリーダーさんに聞いてみると、
「うーん、あのコ雌犬が嫌いなのよね。産後だし。でも連れてこようか」
とのご返事。
こうして、母犬ジルバさんもレッド氏と同じ柵の中へと入れられることになった。
両親ツーショット
レッド氏ほどデカくないジルバさんに安心したのか、フンフンと柵に近づくハルさん。
「ガルルッ」
母犬、怒ってます。
ハルさんがー雌犬だからー(←韓流スターのモノマネをする松本人志の口調でお願いします)
・・・・・・((T_T))ウウウッ。
何というか、犬の獣性を思い知った一日ではあったけれど、それよりショックだったのは、ハルさんが3ヶ月間暮らしたこの場所を全然覚えてない風だったこと。
犬って記憶力のいい動物だと聞いていたのだが、これも都市伝説だったのか?
それともハルさんが鈍いだけなのか?