2006年03月31日

写真(M)

このブログに掲載されている写真はほとんどすべて夫が撮影したものだ。
私が撮影したものといえばこんなモノしかない。
(↓「トリビアの種」雑種犬シリーズを食い入るように見つめるハルさん)

アタシにはできない.JPG

写真が嫌いなわけではないが、私はとにかくセンスがない。
今のマンションに引越したときも、年賀状用のオサレ(お洒落)写真を撮ろうと努力してみたが、自分でも驚くほどもっさい写真しか撮れなかった(←結局夫にナキを入れ撮ってもらった)。

なんというか物体を真正面、かつど真ん中からしかとらえることができないみたいなのだ。
ど真ん中なんて、もう言葉自体がもっさい。
しかしオサレ写真集なんかをみていると、物体を真正面、かつど真ん中からとらえている写真など一枚もない。
なるほどちょっとハズした感じがオサレなのかとカメラを傾けてみたりするが、地震の被災地で傾いた物体を撮っているようにしかみえない。
そんなわけで、写真についてはなかばあきらめていたのだが、先日会社の女子(若者)がある画期的なことを教えてくれた。
撮ろうとしている風景枠を縦線2本で3つに分割し、そのどちらかの線上に被写体をもってくるとなんかオサレになる、というのだ。

まぢででか!?やってみっぺ!!
と田舎者丸出しのコーフン状態で、目の前のヘルシア(緑茶)を撮ってみる。

歴史的一枚.JPG

おおぅ。
ヘルシア(緑茶)なのに、なんかオサレっぽい。
以前記念に撮ったポーション(スペシャル)とはえらい違いだ。

どーん.JPG

なるほど、これで私ももう少しマシな写真が撮れるようになるかもしれない。ハルさん待っててくれな!
posted by 飼い主YとM at 00:57| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月30日

マキアージュ(Y)

ううっ。
最近忙しすぎるので、ブログもろくに書けないもうやだ〜(悲しい顔)
なので、資○堂のCM風にまとめてみた。
要するに手抜きである。

「この世のハルがきた」

「走る」
走る.JPG

「寝る」
寝る.JPG

「待つ」
待つ.JPG

「笑う」
笑う.JPG

「キスした」
キスする.JPG

「キスしちゃった・・・・・・」
キスしちゃった.JPG

・・・・・・全く色気が感じられないよ、ハルさん。
少しは恥じらいとかあってもいいんぢゃないのか?
posted by 飼い主YとM at 01:10| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月29日

リフォーム(Y)

ハルさん宅にも歴史あり。

現在でこそ、6畳和室のほとんどを占領しているハル邸だが、最初はワンルーム(クレート、トイレ込み)であった。

ハルさんを迎えるにあたり、一番大きいと思われるケージを購入して準備万端のはずだったのだが、トイレと寝室が一体となったこのワンルームマンション暮らしに耐え切れなかったのか、帰宅すると、う○こまみれで無言の抗議を続けていることがよくあったのである。

準備万端と思い込んでいた図
準備万端.JPG

ウチに来た当日のハルさん。やんちゃそうな顔だ。
やんちゃ.JPG

そんなハルさんの抗議が実ったのが、平成17年5月28日。
念願のリフォーム開始だ。

リフォームを待ちわびるオーナーさん
当日の朝.JPG

匠の手により、着々とリフォーム(単に設置するだけだが)が進められ・・・・・・、

進捗を見守るオーナーさん
見守るハル.JPG

なんということでしょう、ついに念願のLT(リンビング・トイレ)ルームが完成したわけだ。

完成物件を見つめるオーナーさん
完成!.JPG

ハルさんもご満悦・・・・・・だったのか?
オーナーの笑顔.JPG

posted by 飼い主YとM at 01:58| 兵庫 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月27日

聖域(Y)

タイトルにもあるとおり、ウチは共働きなので、平日の昼間、ハルさんは残念ながら留守番である。

留守番中、ハルさんはケージの中で一人暮らしなわけだが、夜、寝るときもケージの中なので、ハルさんは一日の大半をケージの中で生活していることになる。

ウチに来た当初は、ケージの中に入ることを嫌がっていたハルさんだが、今では、「お休みしようか」と言うと、自分でケージの中に入るようになった。

むしろ、「お休み」の一言をケージの前で待っているフシさえある。
まあ、これはご褒美がもらえるからなんだろうが。

でも、本気で眠い時は、自らケージの中で寝ていることもあるくらい、お気に入りの場所になったことは確かのようだ。

悪さをして叱られた時も、ケージに入ってやりすごそうとするハルさんである。
ケージをハルさんの安心できる場所にしてあげようとして、飼い主が叱らないことを知っているのだ。

そう、ハルさんにとって、今やケージは聖域(サンクチュアリ)なのである。

今日も、テーブルの上に(わざと)置いておいたオヤツのガムをひょこっとくわえたところを飼い主に見つかり、ケージに逃げ込むハルさん。
まあ、飼い主のトラップ(盗み食いをしないためのしつけ)に見事に引っかかったわけだが、ケージの中からオヤツを抜き出されても、聖域に籠もり飼い主のお叱りをやり過ごそうとする健気なハルさんである。

ぬう。
こうなればこちらも打つ手がない。

せいぜい、

「あんたみたいなブロンズセイントにサンクチュアリなんてないのよ!!」

とMが罵声を浴びせる程度であった。


突然だが、そんなハルさんのお宅探訪。

「御主人、案内よろしくお願いします」
いらっしゃい!.JPG

「ここが入り口ですね。お邪魔します」
玄関.JPG

「これは寝室ですか。わかりました」
寝コ.JPG

「上のほうからみてみましょうか。向こうにある一部屋は?」
全景.JPG

「一部屋まるまるトイレですか!?リビングとトイレが一部屋ずつとは。いや〜すばらしい!!」


「奥さん!となりの晩御飯!!」
「ええっ!?いや〜そんなぁ〜」
どうでもいいことだが、たったこれだけのセリフで他人の家に上がりこみ、ごはんまで横取りしてしまうヨネスケは本当にミラクルな存在だ(M)。



posted by 飼い主YとM at 00:06| 兵庫 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月26日

ドッグラン愛の劇場(Y)

今日は天気が良い。
ドッグラン日和である。
何か最近、休日になるとドッグランしか行ってないような気がするが・・・・・・、気にしないようにしよう。

前半戦のハルさんは、世露死苦柴ドッグ正規軍に対し「下克上じゃあっ!!」とばかりにジャンピングアタックをかますことはあったものの・・・・・・
Jアタック.JPG

大物が来るとこの通り「死んだフリ」
へたれ犬.JPG

どうも、この日のハルさんはモテオーラが出ていたらしく、隙あらばマウントしようとする犬に襲われること数知れず。

結果・・・・・・何なんですか、この薄汚い犬は。
ドロドロ.JPG

ハルさんの消耗が激しかったので、ドッグカフェで休憩していると、一目見て「リードを外しては危険すぎる!」と分かる黒柴が登場。
「目の合った奴はぶち殺す!」とばかりに周囲の犬に襲いかかろうとしていた。
ドッグランに来てもリードを外せないなんて、飼い主さんも大変である。

しかし、そのジャックナイフみたいなトンガり具合がボシロー師匠を彷彿とさせたので、カフェから「ぼしろー」「ぼしろー」とエールを送ってみた。
まあ、本物のぼしろー師匠は他の犬とも仲良く遊べるんだろうけれど。

休憩後、やや復活したハルさんを待ち受けていたのは、またもや魔ウンティグの嵐。
どうやら「モテ期」到来のようである。

中でも一番遊んでくれたのが、コーギーのオリバー君。
小柄だが齢3歳、人間でいうと「藤達也」のようなオジサマである。
一方のハルさんは、まだまだ何も知らない産毛のようなピチピチギャル(死語)。

そんなギャルに達也の魔手が迫る!!

「お。いい女!?」
出会い.JPG

「いっただきまーす」
いただきます.JPG

「いやーっ!?」
いやっ!?.JPG

「いいじゃないかいいじゃないかいいじゃないかっ!」
(全然、藤達也ではないな)
いいじゃないか.JPG

「あーれーっ」
ハルさん、貞操の危機!!
しかも、飼い主は笑って写真を撮っているだけで助ける気配なし!!

しかし、ここからハルさんのノゲイラ級グラウンドテクニックが炸裂する。
達也にホの字(死語)のイタグレ?が作った隙を見逃さず、体の軸をずらし・・・・・・
Gテクその1.JPG

一気に跳ね上がる!!
Gテク2.JPG

「おおおっ!!」
Gテク3.JPG

東京ドームがスタンディングオベーションで揺れるくらいの見事なテクニックである。

そして反撃に移るハルさんではあったが・・・・・・
反撃.JPG

「嫌よ嫌よも好きのうち」
オジサマはそんなことでは諦めない。
この鋭い眼光、面白すぎ。
大人テク.JPG

こうして、ぼろ雑巾のような姿でドッグランを後にするハルさんなのであった。
ああ・・・・・・ブルブルするたびに砂埃が風に舞う。
きっと黄砂のせいだな。そうに違いないorz










posted by 飼い主YとM at 01:56| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月25日

小宇宙(M)

前回ゴルア事件で言いそびれた勤務表ソフトの話は結局今も夫に話していない。意固地になっているわけではないが、なんとなくタイミングを失ってしまった。

それなりに夫に楽しんでもらうつもりで持ち出した話題で、
なんだか悔しいのでここに書いておくことにする(←意固地)。

Aさん:「この勤務表、間違ってるで」
Bくん:「ホンマっすか」
Aさん:「だってその勤務表入力ソフト、そもそも古いし」
Bくん:「ええっ!?」
Aさん:「あたりまえやん(ふっ)」(←自分もさっき知った)
Bくん:「そんなん言うてくれへんと困りますやん」
Aさん:「そんなん聞いてくれへんと困るやん」
Bくん:「もっとコスモ(小宇宙)感じて下さいよ
Aさん:「じゃあもっとコスモ(小宇宙)燃やしてよ
Bくん:「いやいやいや」
Aさん:「いやいやいや」

ああ、今書いていても手が震える。

ペガサス流星拳(相手が).JPG

posted by 飼い主YとM at 00:18| 兵庫 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月24日

初特攻セカンドラウンド(Y)

一日空いてしまったが、前回の続きである。

初特攻とあって、気合入りまくりの飼い主とは正反対にチンタラチンタラしているハルさんをドッグカフェに連れて行き、おやつなどをあげて活力を注入することにしたのだった。

頼むよ、ハルさん。
このまま終わってしまっては、特攻隊長に顔向けができない。
飼い主もろとも玄界灘に身を投げるしかないぞ。

さあ!!
気合を入れなおして、再び戦場へと向かう連れていかれるハルさんである。
そこにいたのは、柴犬のモナちゃん(♀)。

共働き夫婦の間では通称カミカミモナちゃんとして名高い柴犬である。
全盛期のマイク・タイソンを彷彿とさせるパンチスピード、ならぬヘッドスピードから繰り出される音速の噛み付き攻撃を、ホモ・サピエンスの動体視力で捕らえることは限りなく不可能に近い。

「あうっ!」
「あれ?」
手を噛まれた!と気付いたころにはもう、モナちゃんは次の標的に向かっている。
恐るべし、柴犬。
さすが、「世露死苦柴ドッグ」を名乗るだけの犬種である。

まあ、甘噛みなので全然痛くないのだが。

早速、絡まれるハルさん。
「おし、行け!ハルさん。正規軍だろうが何だろうが、気にせず特攻かましたれ!!」

「がぶっ」
ケツ毛に埋もれるモナちゃん.JPG

「カジッ」
決定的瞬間.JPG

駄目だ・・・・・・全く歯が立たない。
音速の貴公女に対抗するには百年早かったようであるが、このモナちゃん、遊び好きの気のいい犬である。個人的なファンの一人だ。
カミカミモナちゃん.JPG

しかし、ここまで全く見せ場をつくれていないハルさん。
「(早すぎる)引退」の二文字が脳内をすっとよぎった、その時、来た。
来ました。

生後5ヶ月のコーギー、アロハ君。
1週間前のレース後、ハルさんと遊んでくれた犬である。
その時は疲労困憊のハルさんが屈辱ポーズをとらされて完敗したわけだが、相手は何といっても、まだまだ仔犬である。
ガキんちょに二度続けて不様な敗北を喫するわけにはいかない。

ハルさんよ、リベンジの舞台は整った。

「ファイッ!!」
ゴング.JPG

おお!?これは!!
ガチンコ.JPG

おおうっ!!
ウガァッ!.JPG


キターッ!!!
コロス!.JPG

これこれ、この勇姿、いいんでない!?
スピルバーグから出演オファーが来るかもよ。

うん?

何か目がラリッてきたような。
MISSラリー.JPG

あらら・・・・・・
ガードポジション.JPG

やっぱりこうなるんやねorz
押さえ込み.JPG

まあ、しかし、一時はどうなることかと思ったが、これでようやく応援隊の一員としての役目は果たせたんじゃないのか、なあハルさん。

・・・・・・オヤツに夢中で聞いてねぇ。
オヤツ!.JPG
posted by 飼い主YとM at 01:35| 兵庫 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月22日

初特攻ファーストラウンド(Y)

今日は祝日。
休日といえば、ドッグラン。
ドッグランといえばハルさんである。

ハルさんがめでたく「世露死苦柴ドッグ応援隊」の入隊を認めてもらってから、実質初の特攻をぶちかます日がやってきたわけだ。

さあ、今日も一発ド派手に駆けずり回ってくれや!とリードを放した途端、弾丸のように飛んで行く・・・・・・はずが、あれ?

いきなり休日の駄目オヤジのようにゴロゴロ転がり始めるハルさん。
駄目オヤジ.JPG

ぬう。
そういえば、今日は朝から眠そうで覇気がなかったハルさんである。

原因は大方検討がついている。
Mが月曜日休みをとったおかげで、飼い主が4日間連続して家にいるため、普段引籠もっている籠らされているハルさんは環境の変化にとまどっており、完全に寝不足気味なのだ。

どうも、飼い主がそばにいると、「起きてなくちゃ、損した気分になるわねぇ」と大晦日のガキんちょのように眠い目をこすりながら覚醒し続けてしまうようだ。
飼い主が1週間も家に居続けると、この犬は寝不足で死んでしまうんぢゃないか?

まあ、それはともかく。
これでは応援隊の端くれとして完全に失格である。
この体たらくでは、「新入りはナニ余裕ぶっこいてんだ?ああ!?遊びじゃねえんだよ!!」とボシロー先生から除名勧告をされかねない。

そこに、救世主のように、2匹もの犬がちょっかいをかけに来てくれた。
「さあ、特攻だ。ハル特攻!」

「ぢゃあ、ほら、バター犬」
バター犬.JPG

NO〜!!ちっが〜う!!

「えぇー。仕方がないわね。ぢゃあ、数珠つなぎ」
数珠つなぎ.JPG

だあーっ!!
誰がそんなミッキーロークのボクシングのような手ぬるいプレイをしろと言った!!
せめて、HGのプロレスくらいの動きを見せてくれ、ハルさん。

うん?
向こうに見えるのは、トイプーの群れではないのか?
おお、うようよと、まるでトムソンガゼルのようにハルさんの大好きなトイプーが草を食んで遊んでいる。

「ハル、あっちにトイプーがおるで」
「えっ!?キッラーンぴかぴか(新しい)

何故、ハルさんがトイプーを好きなのかは分からないが、ぬいぐるみのように愛らしい顔立ち、可憐な巻き毛、すらりと伸びた四肢。
仔犬がウン十万で売れるわけだ。

一方のハルさんは・・・・・・、短足。胴長。大食い。すかしっ屁。
おそらく、コンプレックス以外の何物でもないのだろう。

早速トイプーの群れに突撃するハルさん。
「トイプーさん達、私と遊びましょーっ揺れるハート
と彼女は思っているのだろうが、端から見ればトムソンガゼルの群れに襲い掛かる豹のようにしか見えない。

「キャーッ!!野蛮なコーギーが来たわよ!皆逃げて逃げてーっ!!」
と散り散りに逃げ出すトイプーさん達。

ハルさんよ、今まで一度もトイプーと遊べたことなどないのに、何故諦めないのか。

ん!?

一匹のトイプーが遊んでくれている!!
トイプー特攻.JPG

最初、逃げ惑っているように見えたが、その実、ハルさんが遊ばれているではないか。
いやーよかったなあハルさん。

ぢゃあ、今日はトイプー特攻成功ということで。
ミッション完了。

・・・・・・ぬるい。

ベテラン戦士ならこれでも許されるのだろうが、新入りがこれでは応援隊の名が泣く。

巨人の工藤クラスになれば、タバコをプカプカ吹かしながら「最近の若手は体調管理ができていないねえ」と言ってもまかり通るんだがな、ハルさん。

そんなわけで、併設のドッグカフェで休憩して英気を養い、第二ラウンドを開始することにした。

続きは明日・・・・・・か明後日。多分。
posted by 飼い主YとM at 01:01| 兵庫 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月21日

ゴルア(M)

夫がハルさんを叱るときの声はコワイ、というかでかい。

ゥゴルア!!(←変なタメあり)

とにかくたいした音量と迫力なのでハルさんはかなりビビるが、人もビビる。
とくにこれを背後でやられると、文字通り体が軽く飛び上がり、何か持っていると落とす。
でもまあ今のところ、プレイステーションのコントローラより重いものを落としたこともないし(←かなり油断していた)、家の中なら許容範囲だ。

しかしこれより困るのが散歩中のゴルアである。特に夜。
ハルさんの平日夜の散歩は駅までのお迎えなので、行きは1人と1匹、帰りは2人と1匹になる。
ハルさんは1人と1匹だとそれなりにきちんと歩くのだが、
2人と1匹になるとなぜか急にテンションが上がって動きがおかしくなる。
川の字で歩きたいと真ん中に割り込んできたり、三角形を作りたいと前にしゃしゃり出てみたり、
思い出したように左についてリードを飼い主の足にからませたり、とにかくややこしい。
で、そのたびに夫がゴルゴルいうわけである。

M「(お迎え)ありがとー」
Y「うん……ハル、ひっぱらないよ」
M「ねえねえ今日会社でさ、勤務表ソフトのことでモメてるひとがいてさ」
Y「へー……ハル、ひっぱらない」
M「でもそのふたりの会話がなんかヘンで」
Y「ゥゴル
M「……へ?」
Y「……あぁごめん、で何?」
M「や、なんか一人が」
Y「ゥゴル
M「……夫?」
Y「いや、ハルがさ……引っ張るからゥゴル
M「……」
Y「いいよ、話、続けて」
M「あー……えっと、で、勤務表ソフトが古」

「ゥゴルア!!ハル!!
 ひっぱらへんいうてるやろ!!」


M「……」
Y「フー (←満足のため息)。そうそうやればできるぢゃーん、いいコだ〜(なでなで)。
 ……あれ?で何やったっけ?」
M「……もういい……」
Y「え〜そんな〜ゥゴル」(←エンドレス)

子供ができた友達とは会話が成立しなくなるとよく言うが、まさにそんな心境の帰り道なのである。

posted by 飼い主YとM at 02:06| 兵庫 ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月20日

凛君(Y)

本日、Yはフットサルの試合があったため、一日留守にしていたのだが、Mが昼間散歩に行った時に「あいあいパーク」で、同じマンションのMダックス、凛君に会ったらしい。

今までも何回か会ったことはあるのだが、公園で会うのは初めてである。
ハルさんは、自分より小さい(ココ重要)凛君に興味津々で近づくが、あまり相手にされなかったようだ。
2ショット.JPG

まあ、それでもハルさんは一応♀なので、吠えられることはなかったようだが、去勢していない♂には凛君、吠えるらしい。

ボシログさんのところもそうだが、♂犬というのは面白そうではあるけれど、本能を押さえ込むのは、なかなか大変そうである。
毎日が戦場なのだろうか?と勝手な想像が湧いてしまう。

「問題行動とかないですか?」とMは聞かれたそうだが、夫婦揃って瞬発力に乏しいMが、「うーん、問題行動・・・・・・?」と考え込んでいるうちに、「ああ、ないんですか。いいですね〜」と言われてしまったそうな。

その後、きちんと飼い主さんの横をリーダーウォークで歩く凛君の後方で、「シュコー。シュコー」とダースベイダー的鼻息も荒く、リードを引きちぎらんばかりに凛君に絡もうとアホ歩きをするハルさん。

あの・・・・・・問題行動なんですが、これ。

そして、凛君の飼い主さんから凛君の名詞!をもらったM。
ブログも書いてらっしゃるようで、早速読ませていただいたが、新米の我々が及びもつかぬほどの膨大な量に感服。

捨て猫の話など、人柄がにじみ出ておられます。

帰宅後、疲れたのか爆睡するハルさん
爆睡.JPG
posted by 飼い主YとM at 01:30| 兵庫 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 友達犬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月19日

オブジョイトイ(M)

ハルさんには色々特技がある。
そのなかでも最近ホットな技は「インリン」

もちろんM字開脚である。オブジョイトイなのである。
生物学的に色々無理があって、元祖と同じというわけにはいかないが、
ゴロンしてぱっくりと開脚するの彼女の美しさは元祖にひけをとらない。
しかも彼女はオールヌードである。きゃっほう。

オブジョイトイ.JPG

インリンが完成した夜、うれしくなって夫に披露したが、彼はため息をつきながらこういった。

「……また妻は……他人に見せられへん技ばっかり教えて……」

これを聞いたときは「なにをう」と思ったが、
ウォレスとグルミット」レース参加用紙の特技欄に「インリン」と書けなかった(←夫が目で止めた)ことは心残りだ。


コーギーの場合、短足のせいで勝手にインリン状態になることはよくあると思うが、それをコマンド化するなんて・・・・・・信じられない(Y)。
posted by 飼い主YとM at 00:50| 兵庫 🌁| Comment(5) | TrackBack(1) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月18日

入隊申請(Y)

いよいよ、本日、ハルさんの「世露死苦柴ドッグ応援隊」入隊申請を行うことにする。

入隊申請には、顔写真のほかに、「得意な特攻行為」、「決めセリフ」が必要のようだ。

自称「ガーデンフィールズの暴走王」ハルさんの得意技といえば・・・・・・

その1
「暴走行為」
写真だけではなかなか表現しづらいが、彼女の暴走のおかげで、ほんの今しがたまで平穏だったドッグランドは阿鼻叫喚の坩堝と化すのである。
逃亡?.JPG

その2
「ショルダータックル」
サッカーならOKだが、フットサルでは反則を取られる微妙な技。
しかし、ボクシングで例えると、ジャブのような基本技術である。
「ショルダータックルを制するものドッグランを制す」
Sアタック.JPG

その3
「ジャンピングヒップアタック」
「侍」越中詩郎(マイナーすぎるか?)直伝の職人技である。
Jヒップアタック.JPG

その4
「フライングボディプレス」
今だカメラに収めたことがない、幻の必殺技である。
これをボダコリの幼犬に食らわした時は、さすがの暢気な飼い主も焦ったがく〜(落胆した顔)

この辺りがハルさんのオフェンス・テクニックといえるだろうか。

一方、ディフェンス・テクニックにも非凡なものを持つハルさんなのである。

その5
「やどかり」
大物に追われた時の必須テクニックである。
やどかり.JPG

その6
「死んだフリ」
熊に襲われた時も有効?
死んだふり.JPG

他にも、大物に追われた時に他の犬を巻き込んで保身を図る「変わり身の術」等、へたれ技はハルさんの真骨頂なのだ。


が、これら以上に危険、かつ華麗なハルさんの最終兵器がある。

「オブ・ジョイトイ」

残念ながら、著作権の都合により本日は披露できないのだが、飼い主(Y)の想像を軽く超えたこのピンク系テクニック、近々公開予定である。

決めセリフは

「エロテロリストで世露死苦!!」で決定だな、ハルさん。


posted by 飼い主YとM at 00:58| 兵庫 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月17日

世露死苦柴ドッグ(M)

最近夫がすっかりブログにはまってしまっていて、
家に帰ってもなかなかかまってもらえないのだが、
それはそれとして、新しい刺激があってそれなりに楽しいときもある。

昨日夫がお風呂に入っているとき、何気にパソコンの画面を覗いてみた。
エディタの真っ白な画面に一言、

「覇瑠」

と書いてあった。

覇は「覇道」の覇、瑠は「瑠璃色の地球」の瑠。
つまりラオウと松田聖子。色んな意味で強そうだ。
しかしどうみてもハルと読める。
イギリス王室御用達犬(血筋だけは)のハルさんに
なぜこんな絶滅寸前のヤンキー的な漢字があてがわれているのか。

お風呂から出てきた夫にきいてみると、
とあるブログで「世露死苦柴ドッグ特攻隊」というイベント(?)をしていて、
それに参加するつもりだという。
あいにくハルはコーギーなので特攻隊には入れないのだが、
応援隊というのがあってそちらは種別を問わず誰でも(人でも)入れるのだそうだ。
で、コードネームを考えていたという。
ちなみに主催者の柴犬は「暴死漏」(ボシロー)。最後の一文字にキラリと光るセンス
を感じる。
応援隊のなかの個人的最優秀賞は「殺暴」(コロンボ。ポメラニアン)。うっかり仕事
中に噴出すところだった。


残念ながら(?)当て字は主催者のほうで考えてくれるらしい。
今日も遅いので、明日申し込みだ。(Y)

本日の「世露死苦」ハルさん
世露死苦!2.JPG
posted by 飼い主YとM at 01:38| 兵庫 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月16日

世露死苦柴ドッグ(Y)

先日のレースについて、新聞に載っていたことを、アトム君のブログで初めて知ったわけだが、WEB上でも発見した。

そんなアトム君のブログで非常に気になったのが、この「世露死苦」ファイティングクラブ。
2e7d361e-s.jpg

探してみると、ボシログブログで、『世露死苦柴ドッグ』を募集中のようだ。

確かに、ハルさんも何度か柴犬のお相手をさせて頂いたことがあるが、素人目には「遊んでいる顔」と「喧嘩している顔」の区別が最もつきにく犬種である。
対ト戦.JPG

それを逆手にとってのこのアイデアは非常に面白い。

残念ながら、ハルさんは柴犬ではないので、『世露死苦柴ドッグ』には入隊できないのだが、応援隊ならば入隊OKのようだ。

しかし。
いつも「すまし顔」か「笑顔」のハルさんは気合の入った「世露死苦顔」などできないのか?

ノープロブレム。

ブログにはハルさんの凶悪な顔をわざと除けて写真を載せているだけの話である。

現実を直視しようじゃないか、ハルさん。

「世露死苦!」
世露死苦!.JPG

こんなことだってできるじゃないか決定
ギャーッ!.JPG

まあ、一方でこれも現実なんだが。ハルさん。
ぬう.JPG

今日はもう遅い。
入会申請は明日することにしよう犬
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2006年03月15日

吠え癖(Y)

前回、ハルさんの名誉回復とか言いながら、結局へたれっぷりを披露してしまっただけのような気がするが、あまり深く考えないようにしよう。

さて、以前、ハルさんは殆ど吠えないと書いたのだが、どうやら最近、3日連続で吠えているらしい。

「らしい」というのは最初の一回しか直接聞いていないからだが、近頃、ハルさんに甘えが出てきているのか?

これは由々しき事態である。
そういえば、最近ハルさんを叱ることがめっきり少なくなった。

そろそろ特大「ゴルア砲」の出番かもしれない。

発声練習でもしようかなカラオケ

ハルさんも暢気に笑っている場合ではないよ。
笑顔.JPG
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2006年03月14日

名誉回復(Y)

前回書いたように、福犬選びレースは散々な結果に終わったわけだが、レース以外でもハルさんは結構活躍?というか、頑張っていたので、その辺りをハルさんの名誉のためにもちょこっと書き残しておこうと思う。

まず、レース前のウオーミングアップで、サモエドに追われる。
サモエド?.JPG

サモエド!!.JPG

サモエド・・・・・・ハルさんの許容範囲をかなりオーバーした大物である。
サモエドはハルさんと遊びたそうに、ワンワン吠えるが、ハルさんはまるでやどかりのようにベンチの下に逃げ込み、サモエドが諦めて立ち去るのを待つ。

我が飼い犬ながら見事なへたれっぷりである。

ベンチの下から抜け出したハルさんが、遊べそうな犬を探して徘徊すると、そこにいたのは2匹のコーギー。

ハナちゃん.JPG

ミミちゃん.JPG

トライのハナちゃんとレッドのミミちゃん。

トリニティ?.JPG

ものすごく小さいがハルさんよりやや年長のコーギーである。
ドッグランで会うのは2回目だが、ハルさんのことを覚えていてくれたのか、前回より遥かに遊んでくれるようになった。

この後、休憩、そしてレースを挟み、再度ドッグランに乗り込む。

しかし、ここでまたもや大物に追われ、ケツに一撃を食らったハルさんが、なんと歯をむき出しにして

「ギャンギャンギャン!!」とキレだした。

ハルさんがウチに来てから1年弱、他の犬にキレられたことはあるが、キレるハルさんを見たのは初めてである。

どちらかというとハルさんは被害者のような気がするが、やはりキレるのはよくない。
叱り付けて引き離し、ハルさんを遠ざける。

すると、その後、相手の犬がドッグランから出るまで、ハルさんは走ることもなく、大人しくしていた。

しかし、相手の犬がいなくなったらまた走り出すハルさん。

同じ犬種というのが分かるのか、コーギー同士で遊んでいた。

コーギーズ.JPG

が、飼い主もハルさんも、馴れないイベントに参加したせいで疲れていたので、ほどなくドッグランを後にすることに。

遊んでくれた皆さん、ありがとうございました。

これで用は済んだし、まっすぐ帰ろうと思いきや、ガーデンフィールズ内ではフリーマーケットが開かれており、Mは興味津々。

そこで、ぐるっと見てまわることにしたのだが、Mがブックカバーを吟味しているうちに、ハルさんは生後5ヶ月のコーギー、アロハ君と遊びだす。

アロハ君1.JPG

うん?

おろ!?.JPG

というか、完全にやられているじゃないか。

あらゆDゥ.JPG

しかし、相手は幼犬、これが大人の対応というものであろう。
ハルさんもなかなか成長したものだ。

アロハ君の飼い主さんには「大人のコーギーが遊んでくれるなんて初めて」と言われたが、ハルさんも小さい頃は大人のコーギーに相手にされなかっただけに、こうして幼い犬と遊ぶ心をいつまでも持ち続けて欲しいものである。

さらに、隣にいた生後4ヶ月のM・ダックスとも遊びだすハルさん。
単に精神年齢が低いだけなのか・・・・・・?

ダックス.JPG

飼い主としては、M・ダックスの背後でニコニコしているゴールデンとも遊んでくれるようになってほしいのだが。

この後、ヘトヘトのハルさんはM実家に連れ去られ、一同が外食している間お留守番を言いつけられたのであった・・・・・・。

お留守番犬.JPG

可哀想なハルさんにはオヤツのテンコ盛りをサービスしたが、果たして満足してくれたのかどうか。

夜はM両親が添い寝してくれたそうだが、あまり眠れなかったらしい。
まあ、普段は一匹で寝てるからね。

ハードな日程だったが、お疲れさんやったね、ハルさん。



posted by 飼い主YとM at 01:31| 兵庫 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月12日

走れハル(Y)

平成18年3月11日(土)

いよいよ運命の一日が始まった。

普段朝に弱い私(Y)だが、この日は「9時」という休みの日ではあり得ない時間に目を覚ましてしまった。
勝負事というものは、大体においてスタートラインに立った時点で勝敗がついているものである。
そう勝手に思い込んでいる私は、スタート1時間30分前にドッグランに到着するように家を出発する。

しばらくハルさんをドッグランで他の犬と遊ばせて、ハルさんの他の犬と遊びたい欲求をある程度満たしてからレースに臨むという算段である。

我ながら完璧な作戦である。

到着後、入り口でお金を払おうとしたら、
「あ、ハルちゃん。今日はレース出られるんですよね。どうぞ自由に使ってください」
と顔パスで通してくれたわーい(嬉しい顔)

ここで、Mがさりげなく
「今日は他にどんな犬が出るんですか?」と聞く。

いい質問だ。

「他には、ビーグルとコーギー、それにブルドッグも出ますよ」とのこと。

ビーグル?コーギー?ブルドッグ?
勝てるんでないの?これ?
と悪代官のように密かにほくそえむ飼い主。

さらに、係の人に
「いつもの走りっぷりで頑張ってね、ハルちゃん」と声をかけられる。

お?
結構期待されてるんじゃないのかexclamation&question

もしかして、密かに優勝候補とか話題になってたりとか。

そんな飼い主の傲慢な考えをよそに早速走り回るハルさん。
ウォーミングアップ.JPG

しかし、今日は遊びに来ているのではない。
しばらくして、ハルさんの体が暖まった頃合を見計らい、併設のドッグレストランで休憩する。
ハルさんの体を休めつつ、集まってくる犬達を偵察するという、これも作戦の一環である。

そこへ集まる犬達の走りを観察しながら、「あの犬が出たらヤバイ」、「あの犬には勝てる」など一喜一憂しているうちに、出場者は集合を言い渡される。

集合場所へ集まった7匹の犬。
ビーグルが3匹、コーギーが2匹、ブルドッグが1匹、そして柴犬が1匹。

柴犬!?

強敵の出現に焦る。
出るなんて聞いていなんですが!?

ハルさん、出場犬の証、バンダナを巻いてもらって笑っている場合ではないですよ。
バンダナ犬.JPG

しかし、妙に幼いので、年を聞いてみると、生後7ヶ月とのこと。
これだけちっちゃいと大丈夫だろう。

遊ぼうと近づくハルさん
遊ぶ?.JPG

ここで、出場者を前に、イシバシハザマのイシバシを数倍格好よくしたようなスタッフの人から説明が始まった。

「この福犬選びレース、多分、今回が最初で最後になると思います」

との衝撃的?な告白で始まったイシバシの説明。
さらに衝撃的な話は続く。

「ゴールまで真っ直ぐ走っても、レースとしては面白くないので、コース上におもちゃとか
オヤツとかを用意しています。ハプニングがあったほうが盛り上がると思いますので」

何!?

やられたorz
ハルさんが食べ物を前に素通りなどできるはずがない。

「のあーっ!!」
と思わず天を仰いだが、ふと横を見ると、同じようなリアクションをしている飼い主さんがいる。

フラッフィーのコーギー「リュウ君」(正式名はリュウノスケというらしい)の飼い主さんである。

「コーギーは食い意地が張ってるから、こんなのゴールするなんて無理ですよね」
と慰められるが、

このとき、体の中で何かが「ガラガラ」と音を立てて崩れるのを聞いていた私は

「え、ええ、そうですよね(あんなに作戦とかいろいろ立てたのにもうやだ〜(悲しい顔))」
と答えるのが精一杯であった。

ハプニングとかそういうの、こちらは必要としてないんですが、イシバシさん

さらにイシバシの説明は続き
「スタートの合図は今年の福男の粂さんにやってもらいますが、スタートラインには白い板を立てて、合図と同時にその板をパタンと倒すというやり方をします」

と言ったのを、放心状態の私は殆ど聞いていなかった。

しかし、この一言がレース上、決定的な意味を持つことに、このときはまだ思いもよらなかったのである・・・・・・。

こうして、イシバシの説明が終わり、会場に入ると、巨大なグルミットが登場、ギャラリーやマスコミも結構集まってきている。
ギャラリー.JPG

グルミット(ビーグルらしい。微妙)
グルミット.JPG

そして、コース上には仕掛けが点々と。
コース.JPG

ジャーキー発見!!
ジャーキー.JPG

そんな下見をしているうちに、いよいよスタートの時が迫り、各犬が入場して、スタートラインに着く。
Mはおやつでパンパンになった上着のポケットをハルさんに見せびらかせながら、ゴールに位置取る。

さあ、ハルさん、ついに来たよこの時が。
飼い主の胸も高鳴る。

うん?
しかし、どうも周りの飼い主さん達の様子がおかしい。

ついさっきまで「誘われたんで、何となく参加しちゃいました」みたいな雰囲気を醸し出していたはずなのに、みんな眼が血走っているようにしか見えない。

冷静さを失った飼い主さん達のせいで、各犬のスタート位置もバラバラである。

だが、ここで、スタート位置が下げられ、目の前に白い巨大な板が渡される。
なるほど、これで公平なスタートが切れるわけだ。
イシバシもなかなかやるじゃないか。

と思ったのも束の間、

あれ?

ハルさんの様子がおかしい。

突如として出現した巨大な板に対して明らかにびびっている!!

そういえば、ハルさんはゴミ袋とか大きな物が苦手だった・・・・・・。
こんな土壇場でハルさんがパニクるなんて想定外である。
勝負事はスタートラインに立った時点で勝敗がついている」という言葉が頭の中をぐるぐると回りだす。

必死にハルさんを持ち上げて、Mの姿を確認させようとするが・・・・・・、ハルさんの眼が泳いでいる

そうこうしているうちに時は過ぎ、無情にも「用意、スタート!!」の号令と共に、巨大な板がパタンと倒される。

もうこうなったら四の五の言っていられない。
作戦どおり、

「ロォケットスタート!!」

と心の中で叫びつつ、一気にハルさんのケツを押し出す!

ん?
手が重い。

ふと眼を上げると、そこには足に根が生えたように動かないハルさんの姿が。
板が怖くて前に進めないんやね。

2、3匹の犬は板など物ともせず、走り出している。
このまま終わったのでは、あまりに悲しすぎる。

「走れ、ハル。走るんや!」

と必死に叫ぶと、何を思ったのか、スタートラインから逆走し、ギャラリーの後ろへと消えていったがく〜(落胆した顔)

終わった。
何もかも終わった・・・・・・。

姿の見えなくなったハルさんの行方など、もはやどうでもよくなって、呆然と立ち尽くす。

レースのほうは、コーギーのリュウ君が素晴らしい足でゴールに迫るが、ゴールエリア内で愛犬を抱き上げないとゴールと認められないルールのせいで、リュウ君はなかなかゴールできない。

それもそのはず、血走った眼で愛犬の名前を叫び続ける飼い主さん達のところへ飛び込んでいくのは相当な勇気がいる行為である。

リュウ君がゴール前で躊躇している間に、一匹のビーグル(ルルちゃん)がリュウ君を追い抜きゴールインしようとしたそのとき、私の体に衝撃が走った。

なんと、ギャラリーの後ろから、

ひょっこりとハルさんが出現したのである。

驚いたことに、ギャラリーの裏を激走して、ゴールに飛び込んだのだわーい(嬉しい顔)

しかし、「Mよ、早くハルさんを抱き上げるんや!」
との願いもむなしく、Mはハルさんを抱き上げることなく、リュウ君を抜いたビーグルのルルちゃんが優勝した。

Mが言うには
「ちゃんとコースを走ってないのに、抱き上げて優勝を主張しても、ねえ」とのこと。
まあ、そりゃそうだ。

それに、「ウォレスとグルミット」にはコーギーが出てこないので、主役のビーグルが優勝してよかったのではないか、と負け惜しみを言ってみる。

こうして優勝犬が表彰され、レースは終わったわけだが、会場の注目を浴びていたのは、一匹だけ参加したブルドッグ。

コース上のジャーキーをむしゃむしゃと食いつくし、
ブルドッグ.JPG

グルミットに絡み付いて会場の笑いを誘っていた。
グルミット対ブルドッグ.JPG

試合に負けて勝負に勝った、というやつである。

一方、一匹で裏街道を走り誰にも見られることなくゴールインしたハルさん。
試合にも勝負にも負けたといえるわけだが、きちんとMのところまで走ったというところは褒めてやらねば。

帰り際、グルミットと挨拶をしてみる。
ご対面.JPG

ああ、それにしても悔しいふらふら


posted by 飼い主YとM at 23:30| 兵庫 ☔| Comment(8) | TrackBack(3) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月11日

決戦前夜(Y)

いよいよ、レース前夜である。

しかし。
しかしである。

今週は雨が多かったのと相変わらず帰りが遅いこともあって、ハルさんの特訓はほんの数分しかやれていない。

こんな準備不足で果たして大丈夫なのか、不安が募る。

ハルさんも不安なのか?
不安?.JPG


そんなことより。

果たして参加できるのか?
そこが大きな問題だ。

今日、ドッグランへ電話して聞いたらよかったのかもしれない、と今さら気づいたがもう時既に遅し。

とりあえず、明日行ってみるしかない。

どうせレースがあってもなくてもドッグランには行くんやし、ま、いっか。


うん?
というより、あちらから誘っておいて、当日になって参加を拒否するなんて

非人道的な行為が、

この民主主義国家で行われるはずがない。

そうだ。そうに決まっている。

そうと決まった(勝手に決めた)からには、作戦を立てねば。
うーむ。


作戦その1 「ロケットスタート」

レース会場はドッグランの半分を使って行うとのことだから、距離的にはそんなに長くない。
およそ20メートルというところか。

そうなると、スタートの重要性は否が応でも増す。
スタートダッシュを成功させるには・・・・・・。

「スタートと同時にハルさんのケツを押し出す」

これしかない。

これでロケットスタートの完成だ。素晴らしい。


作戦その2 「ラストスパート」

ハルさんは爆走犬だが、飼い主に突撃してくるような犬ではない。
飼い主がゴール間際で待ち構えていると、スピードを緩めてしまうと思われる。

よって、ゴールより遠い位置で待ち構えるのがベスト。
ハルさんが向かってきたときに、逃げるそぶりでもすれば、さらに加速するのではないか?


作戦その3 「メンコ」

競走馬がかぶっている覆面みたいなやつのことを「メンコ」というらしい。
これを被ると気性の荒い馬も大人しくなるとのこと。
飼い主にとって一番の心配は、ハルさんがレース途中で併走している他の犬と遊ぼうとすることであるが、これを被れば防げるのだろうか?
しかし、都合よくハルさんサイズが手に入るとは思えないので、断念するしかないか。


作戦その4 「ニンジン」


ハルさんの頭に棒をくくりつけ、その先に、ニンジンならぬ肉を吊り下げて走らせるという、いたって古典的な作戦である。
会場の笑いを誘えるのかもしれないが、どう考えても勝てるとは思えない。
却下。


ようし、作戦はバッチリ。
やるぞハルさん。

笑う犬.JPG


笑ってる場合ではないんですよ。
飼い主は本気モードに入ってるからね。
posted by 飼い主YとM at 00:20| 兵庫 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月10日

大腿骨と脛骨の比率(Y)

また、レースの話で恐縮ですが。


トラックバックより


足の速さ、それは大腿骨と脛骨の比率できまるらしい。

その黄金率がどの値なのか、よく分からないが、大腿骨のほうが脛骨より長いとNGとのこと。

どうやら、足が短いからといって必ずしも足が遅いと決まったわけではないようだ。

なるほど、これはいい話を聞けた。


敵を知り己を知れば百戦危うからずともいうし、

どれどれ、ハルさんの足の長さは・・・・・・。

比率.JPG

???

何が何だかよく分からんよ、ハルさん。


ちょっと立ってみ。

横からのアングルだとよく分かるかも。

サイド.JPG

うーむ。

やっぱり短すぎてよく分からん。

ま、いっか。


そんなことより、レースのパンフレットでも吟味するとしよう。

どれどれ。

「第78回アカデミー賞長編アニメーション部門ノミネート作品「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」の公開を記念致しまして、戌年である今年、福犬選びレースを宝塚ガーデンフィールズ内「ドッグ・ラン・ド」にて実施する運びとなりました。」

なるほどなるほど。

「参加条件」
1 中型犬の愛犬をお飼いの方
2 当日、飼い主様お二人以上でご参加が可能な方
3 マスコミ取材にもご対応が可能な方

OK。
条件ばっちりクリア。

ん?下に注意書きがあるな。

※ご参加当選に関しましては、厳正なる抽選の上、こちらから決定のご通知をご連絡いたします。

え?

えええ?


抽選って何!?

レースは明後日。

まだ連絡なんてものは来てないんですがもうやだ〜(悲しい顔)

どうしよう。

スカウトされたんじゃなかったのかexclamation&question








posted by 飼い主YとM at 01:17| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ハル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月09日

新しい服(Y)

昨晩の話になるのだが、帰り際、ポストを開けてみると、見慣れない紙袋が入っていた。

荷物が来るなんて聞いていないし、何やろ?と思って開けてみると、「A.O.V dOg」の服が。わーい(嬉しい顔)

諸事情があり、ポストに入れておいてくださったようだ。

ありがとうございます。


帰宅後、早速ハルさんに着せてみた。

最初に頼んだ物とは、様々な変遷を経て、だいぶかわってしまったが、うーむ、なかなかお洒落だ。

後姿
バック.JPG
しかし、ケツ毛がすんごいことになってるな


裏地はメッシュ生地でこれからの季節にもぴったりだな、ハルさん。

すまし顔.JPG


・・・・・・あまり感慨はないようだもうやだ〜(悲しい顔)
posted by 飼い主YとM at 00:29| 兵庫 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 犬グッズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする